シマノ

リールの性能の差 シマノナスキー、ストラディックCI4+

リール性能

 

リールの性能の差がわかるのは、1度上のランクのリールを使用してから、下のランクのリールを使った時である。

そして、1度値段が高くて性能が良いリールを使うと、元のリールには戻りにくいのである。

例えば、生活レベルを1度上げると、下げるのは難しいのと同じだと思う。 続きを読む

シマノ リール ナスキー を分解、メンテしたら生き返った

 

さて、前々回のブログ 持つべきものは自分が釣れる釣り場の数(ストック)なのだ。  の中でリールの調子が悪いことを最後に触れた。

僕の愛機、シマノ ナスキー 1000Sだ。

 

僕が使っているのはこの新ナスキーではなく、シルバーで前の型のナスキーだがこの新ナスキーの値段とスペックは魅力的だ。

 

 

このナスキーなのだが、僕が最初に揃えた釣り道具の中で生き残っている数少ない奴なのだ。

 

2年前に渓流ルアー釣りを始めてから、ロッドを買い替え、また折れ、ウェーダーは水漏れし、ルアーはロストし、残っているのは偏光グラスとビク、そしてナスキーくらいなのだ。
(参考ブログはHP左のカテゴリー  渓流ルアー入門シリーズ
参考 渓流ルアー入門5回目  リールの選び方 (ナスキー) )

 

しかしこのナスキーも3年目である。

さらに、1年目は10回以下の使用だが、2年目は短時間がメインとは言え40回前後使用している。

 

今年ももう20~30回くらい釣りに行っている気がする。(ただしほとんど出勤前釣行の1~2時間)

すべて淡水での使用とはいえ、かなりの回数を使用していると個人的には思う。

 

ここまで不具合がなかったのか、あったとしても気付いていなかったのか。。。

 

しかし前回の釣行は増水気味でダウンクロスで投げるとルアーに抵抗がかなりかかった。

するとナスキーを巻いていると途中でひっかかるというか、カクッとなるというか、まあ巻き心地に違和感があった。

 

家に帰って初めて、リール メンテナンス と調べたりすると、通常リールは半年に1回ほどメーカーにオーバーホールに出したりするのを推奨されているらしい。

 

知らんかった。。。

 

ちなみにナスキーは3年目を迎えているが、1度もメンテされていない。

 




 

このあたりが釣りの素人で、製造業に勤めてはいるが、元々営業マンで機械に弱い不器用らしいところである。

ここで僕は悩んだ。

 

不器用な僕が分解などすればナスキーを死に追いやるのでは?

ネットで調べたりしながら1時間は悩んだが、僕は車のキーを手にとりその日のうちに釣具屋に向かった。やってみなはれのサントリー的精神である。

 

そこで買ったのがこれだ!

 

 

このグリス&オイルセット、結論から言うと買って良かったのだ。

このセットには、グリスはここに塗って、オイルはここに塗るといった説明書が付いているのだ。

 

これはとてもありがたかった。

というのも、僕はグリスとオイルの違いがまずわからないという音痴ぶりなのだ。

 

ほっといたらグリスを塗るべき所にオイルを塗る可能性がある。逆もまたしかりなのである。

しかしこの付属説明書は、青はオイル、赤はグリスと示してくれているのだ。

 

説明書と、ネットサーフィンで得た知識のみで不器用がリールを分解しました。

ドラグを緩めて外す。

 

 

写真がぼけたがちょっとだけ小さなゴミが付いている

 

 

取り外した部品は写真に撮っておく。こんな小さいワッシャみないなものにも少しゴミが付いている。

 

 

どんどんネジを外してラインローラーも外してキレイにする。

 

 

実はビールを飲みながら初めての分解をするという馬鹿者加減で、この写真では小さなバネがあまり、なんとなく付けたまんまである。

 

 

下の写真まで行くと、オイル不可と黒い樹脂に書いてある。

後に、この樹脂も外したことにより分解は2日間に及ぶ。。。

 

 

さらに外した。

 

 

個人的に不器用が行ってはいけないところまで行った気がした。。。

しかしシマノすごい!?

 

3年前に買ったリールのメインシャフトなどにはグリスがまだ大量に付いていた。

(これは普通なのだろうか?)

 

そしてこのグリスたっぷりのギアを取る。

 

 

とってグリスを落としてキレイにした。

 

 

そして手順を巻き戻すかのように組み立てる。

 

しかし組みあげると、リールの逆回転を抑えるスイッチを切り替えると巻くことができなくなる。

これはスイッチが逆に作用してしまっている。

 

この段階で数時間経っており、だいぶ酔っていたのもあったので、イライラを物にあたってから寝た。

そして翌日、仕事から帰ってきてすっきりとした頭で色々調べる。

 

すると、下記の黒い樹脂の蓋を外すと現れる小さいバネが沢山あるのだが、それらがポロリと落ちた時に逆向きに付けたりしていたらしい。

2日目もここの蓋を外すまで分解する。

 

 

そして組み上げなおしてナスキーを回す。

 

シャーーーーーー!

 

きれいな音がする!

めっちゃ軽くなってる!(当社比)

 

微妙にカタカタ小さな音がなっているが、まあ気にならない程度だ(大丈夫か?)

いや本当に軽くなった。3年間ほっといたリールが生き返った感がある。

 

1日目の分解の途中には、最悪買い替えかと思ったが。

実際に釣り場で使っても、とても軽い。

 

実はナスキー1000Sについては、流れがある程度あり、本流に近い川幅のところでアップに投げる時には、1000Sではなく、2000番くらいは欲しいと思うこともある。

買い替えの誘惑もよぎる。

 

でもそれはそれとして、僕はナスキーと3年目である。その間文句も言わず、尺アマゴも釣り上げてくれた。ドラグもちゃんとしている。

そのナスキーが復活したことはとても嬉しいのだ。

 

メンテナンスって大切なのね。

 

最後に書くが、分解整備、オーバーホール(OH )をやっちゃうとメーカー保証が受けられなくなるのでご注意ください。

あくまで自己責任でお願いします。

 

しかし、やっちゃだめと言われるとしたくなるのは僕がまだ大人になってないからなのだろうか。。。

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