リールの性能の差がわかるのは、1度上のランクのリールを使用してから、下のランクのリールを使った時である。
そして、1度値段が高くて性能が良いリールを使うと、元のリールには戻りにくいのである。
例えば、生活レベルを1度上げると、下げるのは難しいのと同じだと思う。
ちなみに僕は基本的に車に興味が無くて、30代で田舎暮らしをするまで自分の車を持っていなかった。
今のミニバンハイブリッド車を買う前に乗った車というと、
実家にあった10年ものの軽自動車と、田舎暮らしをして初めて買った軽自動車である。
軽自動車しか運転していなかった時には特に不満を感じていなかったが、ミニバンハイブリッド車に乗り出してから感じるようになった。
どうしても、乗り心地、長距離運転の疲れ、音楽が聞こえにくくなるエンジン音などなど違いを感じてしまうのだ。
今のミニバンハイブリッドに不満はないのだが、もっと上の、例えば高級車なんかに乗ってしまうと不満が出てくるかもしれない。
リールでも、同じ事が言えると思うのだ。
僕の渓流用リール
- 初代 ナスキー1000s 定価10,300円くらい
- 2代目 16 ストラディックCI4+ C2000HGS 定価30,000円
初代は下記の銀のナスキーである。
参考ブログ 渓流ルアー入門5回目 リールの選び方 (ナスキー)
なぜかアマゾンで海外逆輸入(?)が高値で売っている。
同じナスキーだが、リニューアルして金色になって性能もアップしているのは下記ナスキーである。
色が違うのですぐにわかる。
ナチュラム
かなりコスパ良い! HAGANEギア、高い防水性能を誇るコアプロテクト搭載。ほかにもX-SHIP、Gフリーボディ、アルミ冷間鍛造ハンドル、大径ドラグノブ
あなたのナスキーは金のナスキー?それとも銀のナスキー? ではないが、僕は銀ナスキーである。
銀ナスキーを3年ほど使っていたが、あまり不満はなかった。
参考過去ブログにも書いているが、銀ナスキーの『実直さ』が好きだった。
唯一の不満は、「もっと巻き取りが早かったらいいのに」だった。
というのも、増水していたり、本流に近い川幅のところでアップの釣りをしていると、必死で巻かないとルアーがアクションするように引けないのだ。
要は、流れに巻きが追いつかない。
これは僕の銀ナスキーが1000番でハイギアでもないことと、そもそもそんな状況でアップで釣っていることに問題があるのかもしれないが。
2代目 渓流用リール
シマノ 16 ストラディックCI4+ C2000HGS
僕の中では高い値段のリールだったが、嫁がスイートテンダイヤモンドのお返しに買ってくれたのだ。
ナチュラム
シマノ(SHIMANO) 16 ストラディックCI4+ C2000HGS
NEWマグナムライトローター搭載。別次元の巻き出しの軽さ、優れたリーリング感度のクリックレスポンスシリーズ
ストラディックCI4+ C2000HGSに決るまでのブログは下記参照
渓流ルアー用リール選び ストラディックCI4+C2000HGS購入
この2台の違い、定価を見ると当たり前だろうとは思う。
定価約10,000円と30,000円である。
リールの性能の差
2つのリールで大きく性能の差を感じた部分は、素人でもわかりやすい下記3点である。
- リール本体の軽さ
- 巻き出しの軽さ
- 巻き心地(巻きのスムーズさ)
スプールの傷を修理している時に2つのリールを手にとって回して、思い切り感じた。
参考ブログ リールのスプールに付いて傷を修理する(凹凸を無くす)方法
ストラディックCI4+ C2000HGS はリール本体が軽いし、回した時の巻出しも軽いし、巻き心地はスムーズなのだ。
まあ決めた理由が巻出しの軽さや本体の軽さなので当然ではある。
巻いただけでは感じられないところでいうと、
- ドラグ性能
- ラインローラーの性能
- 上記と被るがベアリング
- リールの素材
- 防水性能(マグシールド、コアプロテクトなど)
だろうか。
ドラグとラインローラーに関してはまだなんとも言えない。
今年はまだドラグを鳴らしてくれる魚とは少ししか出会っていない。
それに、ラインローラーも、僕は右投げ左巻きに矯正などしていたし、今評価するのはフェアじゃ無い気がする。
ただ1点だけ困ることがある。
ラインがスプールの下にもぐって、リールのシャフトに絡んでしまうのが時々あるのだ。
銀ナスキーの時より回数は多い。
前の銀ナスキー1000番と比べると巻きが早いからか、それとも僕がラインをたるませてしまっているのか、両方か。原因が分からない。
巻いたり投げたりしている途中で止まってしまい、川でスプールを外して直すのが手間である。
今のところ不満なのはこの1点である。
ストラディックCI4+ C2000HGSの良いところ
ナスキー、しかもリニューアルした金ナスキーではなく、銀ナスキーであり、定価は約3倍である。
ただ、僕は最近都会に行くことがあったので、都会の釣具屋で高いリールを回したりした。
あの『ステラ』も触らせてもらった。
高いリールや、今回書いた金ナスキー、リニューアルしたアルテグラなどなど。
そんな中で、ストラディックCI4+ C2000HGSの特化した性能を再確認した。
やはり、『リール本体の軽さ』と、『巻き出しの軽さ』である。
この2つは渓流ルアーでかなり必要な部分だ。
リールが軽いのは歩く釣りであり、キャスト回数が多い渓流ルアーに向いているし、
巻き出しの軽さは、ルアーが落ちた瞬間から動きを付ける必要がある渓流ルアーに向いている。
これが、長い距離を巻くのなら、巻き出しよりも巻きの安定感という選択肢もある。
なので、巻きの安定というか、長い距離を巻くならCI4+ではないストラディックの方がいいし、耐久性もCI4+じゃないストラディックのほうがいいだろう。
ただ、渓流ルアーは基本的に短距離を引くし、いかに早くルアーを立ち上がらせるかである。
ほんの0.5秒、1秒のことが影響するから、僕は右投げ右巻きから右投げ左巻きに矯正したのである。
まあ何と言うか、軽いのは素敵である。
ただ、定価3万円、実売2万円前後になってくると選択肢がかなり出てくる。
ダイワ派、シマノ派、アブ派、などなど。
結局は自分の『君に決めた!』で選ぶしか無いのである。
今度映画が公開されるポケットモンスターのサトシとピカチュウのように、釣り人とぴったり合ったリールが出会えれば、それは素敵なのだ。
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こんばんは^^
わかりますわ~。
自分も新しいのに変えたら、巻き心地とかは前のにもう戻れませんw
ですよね(^^)
上を知ってしまうと元に戻れない。
じゃあ知らなきゃいいのですが、知りたくなる。
難しいところです(^^;)
僕も
ラインがスプール下に
巻き込まれてしまう事が
よくあります
カーディフ使用ですが
フェザリングが
不十分なのか
アクションした時の
ラインスラッグと
巻き取りのバランスが
取れてないのか…
ベール、その他の
問題なのか…
僕の場合は
巻き始めすぐに下へ
入ってしまう事が
多いです
ただただ練習不足だな…
と痛感してしまいます(・_・;
魚太郎さんはトラウト専用機、カーディフCI4+ですよね。
僕も最後までカーディフCI4+とどちらを買うか悩みました。。。
ラインのたるみを作ってしまっているのが原因なのでしょうか。
もっとロス無く、スムーズに動作ができるように意識してみます!
何度も過去ログにコメントして申し訳ありません。
こちらの記事に背中を押して頂きストラディックCI4 C2000HGSを購入しました。
同様のライントラブルを経験しております。
僕の場合、安物ナイロン4lbではあまり事故らず、お高級な4lbでは高確率で事故りました。現在は安物ナイロン8lbを巻いていますが、全く事故りません。
良く分かっておりませんが、ハリ?固さ?の有るラインであればトラブルに成りにくいのだと認識しています。
常にテンションを掛け、きちんと巻けばトラブルは減るはずなのですが、テク無しの根性無しなので8lbで逃げています。
おまけでしたが、ルアーのロスト率も下がりました。
トラブルの事しか書いていませんが、気に入って使っています。
記事で紹介して下さり、ありがとうございました。
買って良かったと思っております。
岬めぐりさん
いえいえ、過去ログ読んで下さって嬉しいです(^^)
ストラディックCI4 C2000HGSで同じトラブルをご経験されたんですね。
ラインはいつも同じものを使っていたので、値段によるトラブルの差は気付きませんでした。
釣り場所により、6lbを巻いておりましたが、その際にも同様のトラブルは少しはあったかと思います。
正しい使い方は、僕も出来るように訓練中です(^^;)
僕も使っていて、いいリールだとは思っております。
こちらこそ、コメントありがとうございました(^^)