渓流ルアー入門5回目 リールの選び方 (ナスキー)

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渓流ルアー入門は前回でロッドが終わり、今回はリールである。

なんか、初心者向けの釣り道具選び方というよりは、単純に僕が使っている道具の
感想になっている。

 

でも、こういう感想こそ、僕が購入を考えてネットの荒野をさまよっていたときに

聞きたかったことじゃないか? と自分で自分を鼓舞して続けます。

 

ちなみに渓流ルアー用リールは、1個しか買ったことがないのでこと渓流に関しては比べようがありませんのであしからず。

 

ご紹介の前に、これまで僕が買ったリールについてお知らせすることで、渓流ルアー用のリールをどうやって選んだかが参考になるかもしれない。

海釣りでここ2~3年買ったリールはこちらだ。

 

①ダイワレブロスMX3000

定価9000円  主に海のルアー ショアジギングもどきと、サゴシ、シーバス用。

 

②ダイワレガリス 3000

定価11000~12000円? タックルベリーで中古購入 6000円前後だったような

海釣り全般 サビキからぶっこみなど

 

③シマノ エアノスXT5000

メーカーHP上、バリュープライス 確か5,000~6000円(あやふやです)

海上釣り堀用に購入。 その後、カゴ釣りにも使用 ヒラマサ56センチをゲット。

 

その他、ちょい投げセットやこどもサビキ用についているおもちゃの延長品のようなリール数個。

(たしかに壊れるが、それでもサビキなどに1~2年使ったりする。)

 

こんな感じです。 これは見る人が見たら、『素人やろ!』と突っ込まれるような品揃えである。

 

インターネットなどで見ていると、あまりちゃんとしたリールと認められていないような意見もある。

(あくまでネット上の個人の一意見として)

 

さらにネットで調べると、あくまで僕が受けとった感覚的な意見だが、

 

定価ではなく、実勢価格で、1万円以下のリールって低価格帯。

 

実勢価格1万円以上で初級モデル

実勢価格1万円後半から2万円前後で中級モデル

ということは、それ以上で上級モデル?

 

どう思いますか?

 




 

これから渓流ルアーを始めようと思っている、

既婚者子持ちサラリーマンアングラー(に限らないが)の方々。

 

リールだけでいきなり払えますか?

僕はノーでした。

 

それでも、リールってとても大事だという思いはあるのはあったのだ。

(だから結果としてロッドよりもリールが1.5倍くらい高いのを買っている)

 

当時の僕にしてはがんばって出した結論が、

 

1万円以下ならなんとかしよう!

 

シンプルかつ明快で、根拠は自分の懐具合しかない結論である。

 

そして僕はリールを選んだ。

 

渓流用のリールの選び方

①糸巻き量はいらない。(渓流では遠投しても20メートルとか 本流は除く)
②番手としては1000番~2000番
③スピニングリール
④個人的に1万円以下

また非常に範囲の広い検索になる。

 

しかし僕は決めたのだ。

 

決めた結果は、

シマノ、 ナスキー1000 なのだ。

ナスキー

 

 

今は新しいナスキーも出ている。

 

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー 1000定価 10,900円(税込11,772円)↓ ナチュラム価格7,630円(税込8,240円)

 

ナスキー1000は、定価10300円だが、実勢価格では約6700円だった。

僕のの予算内に収まるのである。

 

そして、初級用より下の、初心者用モデルではあるが、わりに評判が良かった。

このナスキーは丸2年間。 ほぼ渓流ルアー釣りにのみ使った。

 

僕は人のあまり行かない所に行こうとするし、扱いも正直荒い。

そして機械に疎く、メンテナンスもやり方がわからないと言った体たらくなのだが、

今までにナスキーが文句を言った(故障した)ことがないのだ。

 

川の中でルアー交換をしようとして、その間ナスキーはずっと川の水の中に浸かっていた。

なんてことも日常茶飯事である。

 

だけどハンドルを巻くといつも通りに動いてくれる。

僕はこのナスキーで 昨年30回以上釣行した。尺アマゴも釣り上げた。

(参考 尺アマゴシリーズ 渓流ルアーで尺アマゴ!その1 (2015年5月後半)

 

結果から言うと、非常に満足しているのである。

ただ、ナスキーは何か物悲しい。

 

僕はナスキーを見るといつも思い出す。

学生の時、クラスにいた男の子を。

 

彼は勉強はそこそこ出来るほうだった。

部活動は年下の上手な子にレギュラーを取られてしまった。

 

しかし勉強も部活もふてくされずに真面目にやる。

逆に言うと、真面目にがんばってもそこそこの成績なのだ。

 

性格は真面目で、人畜無害である。

真面目なので冗談も言わず、ボケることも突っ込むことも特にない。

ちなみに毒も無いので面白くはない。

 

クラスでは目立たず、いじめられてもいない。

学校は休んだことがなく、毎日規則正しく行動して、一生懸命である。

 

家は会社員の父親とパートの母親で、貧乏というほどではないが、もちろん裕福ではない。

何か嫌な事があってもじっと我慢してやり過ごす。

人の悪口も言わない。

 

でも卒業したら同じクラスの子からも一緒のクラスだったことをすぐに忘れられる。

同窓会には呼ばれず、参加していないことが同級生の話題にもあがらない。

 

彼は、もう少し勉強が出来れば優等生タイプになれたのだ。

基本的には非常にいい子なのだ。もっと日の目を見てもいいはずだ。

 

人が嫌がる当番や係も頼まれれば受けてくれるのだ。

でも、あらゆる面でもう一歩だったのだ。

 

きっと、可もなく不可もない会社に就職して、可もなく不可もない奥さんと、

可もなく不可もない暮らしで、可もなく不可もない子供と毎日をつつがなく過ごすのだ。

(すべて勝手な妄想です)

 

僕のナスキーも、釣りを知っている人からしたら初心者モデル用かもしれない。

逆立ちしても中級モデルにかなわないし、初級モデルともレベルが違うのかもしれない。

 

それでも一つの数千円のリールとして評価すると、文句のつけどころがないのだ。

僕が単純に高いリールを使ったことがないからかもしれない。

 

でも、アマゴの力が強ければドラグを出してくれるし、僕のような荒い使用でも故障せずに文句を言わずに働いてくれる。

ライントラブルも、あまりない。(全く無いわけではない)

 

性能としてもまとまっている。

でも、ひどい言い方をすると、それは本当に小さく、小さくまとまっているので、面白味というか、個性はないかもしれない。

 

そんなナスキーに、僕は愛着を感じる。

僕は渓流ルアーを始めて2年で、ロッドは2本目だ。ランディングネットは3本目だ(1本は失くした)。

ルアーは失くしたからか、結構買ってしまった。

 

決して最初に買ったらずっと使うと決めている訳ではない。

だけど、ナスキーの買い替えは、あまり頭によぎらない。

優先順位としては高くないのだ。

 

僕の渓流ルアーのスタイルは始めた当初から少し変わった。

源流に近い上流志向のころもあれば、本流に近い、川幅の広いところに通ったこともある。

 

そんな中でナスキーに不満を抱いたことはない。

たまに思う。

 

一回くらいワガママ(故障)してみてもいいのに。

故障ではなくても、調子が悪くなるとか。

 

それを乗り越えてこそ、僕とナスキーの次のステップだと思うのだが、

それをしないのもまたナスキーで、僕はナスキーが好きなのである。

 

【2017年追記】

ナスキーを3年ほど使用して、今はストラディックCI4+ 2000HGS を購入して使っています。

高いリールには高いリールの使いやすさもありました。

参考ブログ 渓流ルアー用 ストラディックCI4+ 2000HGS 購入

 

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