3月の渓流はトレーニングのつもりで歩いて小さなサビアマゴが嬉しい

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3月の渓流釣りは半分トレーニングだと思っている。

 

いや、釣れない釣り師の言い訳ではありません。

 

禁漁期間の間に、

  • 体はなまるし、
  • お肉はたるむし、
  • 体重は増えるし、
  • 体力は無くなる。

そんなあれやこれやを渓流釣りの遡行に耐えられる体にしたい。

 

解禁当初の3月は雪も残っていたりしてかなり体力を使うし、

 

トレーニングにはもってこいなのだ。

 

そう思っていれば渓魚が釣れなくても、

 

「半分トレーニングのつもりで来た」

 

と誰に言うでもない言い訳も出来る。

(本当は何より先に釣りたい)

 

という事で半分トレーニングのつもりで釣行してきたのだ!

 

3月の渓流と小さなサビアマゴ

 

とある日の朝の事だ。

 

どうせ雪が積もっていて寒いからと、午前8時に家を出発した。

 

雪が積もっているような場所を釣り場に選んだのだ。

 

到着して雪道を見ると、人の足跡があった。

 

足跡は一人分で、前日かそれ以前に入っているようだ。

 

「こんな雪道を一人で歩いて行くなんて頭は大丈夫なのか?」

 

と思ったが、自分も同じ穴のムジナだと気付いた。

 

足跡があるのは気持ち良くないが、今日はこの釣り場と心中だと思って来た。

 

足跡の主が引き返した場所よりさらに奥に行ってやると思った。

 

かんじきを履いて雪道を歩く。

 

しばらく歩いてから入渓。

 

 

釣り上がるが、やはり渋い。

 

魚影もまれにしか確認できない。

 

なんとか一匹イワナが釣れてくれた。

 

釣ってくれたのは不器用ルアー小法師だ。

 

 

この時期の一匹はすごく嬉しくて価値がある。

 

渓流釣りの一匹の価値は、時期や場所やタイミングによって違うのだ。

 

どんどん釣り上がっていくと、途中から少し魚の反応が変わった。

 

足跡の主はここから上は行ってないのだろう。

 

イワナの反応は増えたが、時期的に反応しても口を使わない事も多い。

 

施策の50㎜ジョイントミノーで何とか小さなイワナを釣って、

 

 

続いて小さいがお腹のオレンジが濃いイワナが釣れて、

 

 

サイズアップしたイワナも釣れた!

 

 

自作の不器用ルアーで何匹か釣れたのでルアーチェンジをする。

 

「トラウトミノーの到着点」がキャッチフレーズの、

 

レイチューンのDP50RS Mark3を使う。

 

 

↓これです。

 

DP50RS Mark3を使って釣り上がるとイワナが釣れた。

 

しかし、写真を撮る前に脱走された。。。

 

続いてあるポイントでイワナとは少し違うような動きの渓魚がルアーを追った。

 

もう一度キャストすると、今度は喰った!

 

釣れたのは、サイズは小さいがサビたアマゴだった!

 

 

小さくても今シーズン初のアマゴでサビていたらやっぱり嬉しい。

 

その後も釣り上がるが、反応は厳しい。

 

行けるところまで釣り上がるが、雪にはばまれたあたりで退渓。

 

雪の中をなんとか林道まで戻り、かんじきを履いて退渓する。

 

体は疲れているが、疲労感がとても心地いい。

 

帰ってきた。

 

渓流釣りに帰ってきたんだと強く感じた。

 

今のうち、今のうちだ。

 

まだ渓魚の活性が低い今の時期に、

 

トレーニングも含めてたくさん歩いて、

 

たくさん釣行して体力をつけよう。

 

その努力は暖かくなった時に、

 

きっと実を結ぶのだ。

 

と思った僕なのであった。

 

(使用タックル)

ロッド:ブランシエラ4.8ul

リール:17カルカッタコンクエストBFS(左)

ライン:アーマードF+PRO 0.4号

リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号

ルアー:不器用ルアー(試作)、レイチューンDP50RS Mark3

 

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