渓流釣りの禁漁中にするべき事は沢山ある。
今年の僕にとっては、まずはリールのメンテナンス(修理)である。
リールのベールアームの戻り
今年の渓流ルアー釣行最終日(9月末)の午後の事だ。
キャストしてルアーが着水後にリールを巻いた。
するとなぜかラインが巻けずにリールが空回りしたのだ。
リールを見ると、ベールアームがきちんと戻っていなかった。
帰宅して家で撮った写真。
ちなみに正常な位置はこのくらいである。
キャスト後に手でベールアームを最後まで戻せばラインは巻けた。
僕はキャスト後に手でベールを戻す習慣はある。
だけどバネの力を使わずに最後まで手で戻す習慣はなかった。
なのでこの日はルアーが着水してからラインを巻き出すまでに、どうしても少しタイムラグが出てしまった。
だけどベールアームが戻らなくなったのは、今シーズン渓流最終日の午後なのだ。
僕は強く思った。
「最終日の午後に故障とは、なんて持ち主孝行なリールなんだ!」
僕のストラディックCI4+C2000HGSは、荒い使い方や多い釣行回数に耐えて、最終日までは故障せずに頑張ってくれたのだ。
シーズン途中じゃなくて渓流最終日に故障するなんて、すごく空気が読めるリールである。
確実に持ち主(僕、KY)より空気が読めている。
シマノ(SHIMANO) 16 ストラディックCI4+ C2000HGS
すごく空気が読める僕のリールです。自分的には奮発して購入しました。
リールをバラして修理!
自分で修理せずに、修理兼オーバーホールに出すという方法も考えた。
ちなみにリールのオーバーホールはまだ出した事がないので興味はある。
だけど以前に他の方のブログで、
- オーバーホールの見積もりの結果、
- 新品買うより高い金額だった。
というのを見てからビビっているので今回は出さない。
特に僕のストラディックCI4+C2000HGSは、
- 3シーズン使った結果、
- 100釣行以上はしていて、
- 僕は使い方が荒いと言うか、
- よくコケたりもする。
なのでオーバーホールに出したら交換部品だらけで新品より高くなる可能性が大なのだ。
それに今回のベールアームの戻りについては思うところもあった。
今年の夏前に、アーム回りにすごく砂が入ってしまったので一度バラしたのだ。
それからベールアームの戻りが少し悪くなったのは感じていた。
それが気にはなっていたし、今回の修理のためにもリールを再度バラしてみた。(アーム回りのみ)
僕は不器用で機械音痴だが、このあたりをバラすのは何度か経験している。
(参考ブログ:シマノ リール ナスキー を分解、メンテしたら生き返った)
バラした結果、ベールアーム戻りの不調の理由はすぐに分かった。
バネが折れていたのだ。。。。
夏前に一度バラしてからベールアームの戻りが悪くなった理由も分かった。
やはり僕(不器用)のせいだったのだ!
折れたバネ部分の正しい取り付け方はこうだ。
それが夏前に一度バラした時に、僕はこうやって取付けてしまっていた。
こりゃバネが折れた原因も僕のせいだな。。。
アーム回りをバラすのは何度か経験して少しは分かったつもりだったが、ものすごい間違いをしていた。。。
ベールアームの戻りを修理するには、折れていたバネを手に入れる必要がある。
シマノさんのHPを見て、どうやったらバネが手に入るのか調べた。
そしてリールの詳細図と部品の価格が載っているものを見つけた。
シマノさんHPから引用。
なんと、僕が欲しいバネは150円だった!
早速バネを取り寄せて修理にかかったのだ
(この部品取り寄せの事は次回ブログで詳しく書きます!)
ベールアームの戻りを修理する!
バネは150円と消費税だけで、なぜか送料は無しだった。
バネを取付ける場所は事前にグリスなどを拭き取って綺麗にしていた。
そこにバネやその他の部品を取付けてグリスなど塗る。
そして蓋をして修理完了!
僕(不器用)の修理でベールアームの戻りは直ったのか?
バッチリ直ったのだ!
バネが新品で取付け方も正しく出来たからか、すごい勢いで正常位置まで戻るようになった。
ストラディックCI4+は分解禁止の場所も多く、自分でメンテナンス出来る場所は少ない。
だけどメンテナンスが出来る部分は、禁漁の間にもう少しメンテしてみようと思った。
ストラディックCI4+には、まだまだ頑張って貰いたいのだ。
最後に今回の修理に使った道具をご紹介。
まずシマノリールメンテナンススプレー(オイル&グリース)だ。
3年前に買ったけどまだ中身は沢山残っている。
余程リールをイジる人以外は、一度買ったらかなり持つと思う。
ベールアーム回りをバラすのには、下記のような六角レンチも必要だ。
今回使ったのは、あとはパーツクリーナーくらいだ。
リールが直ったり綺麗になると気分もすっきりする。
だけど本当はリールの前にメンテナンスや修理が必要なものがある。
それは、
- くたびれかけた自分の体と、
- 汚れきった自分の心だ。
これを元気に綺麗にして、人生に備えたい。
出来れば部品交換したいくらいである。
しかしそれは中々難しい問題だ。
なのでまずはリールを元気に綺麗にして、来年の渓流釣りに備えるのであった。。。
結局リール不調の原因は自分(不器用)のせいだったな!とクリックお願いします(^O^)/↓
リールメンテナンスされたんですね!
やりだすと面白いですねー。
知ってらっしゃるかもしれませんが、
https://www.hedgehog-studio.com/
ここで分解時の便利ツールとか、色々買うこともできますよ。
ちなみに、以前に言ったと思いますが、イグジストをメンテナンスして、マグオイルを注入してもらっても、そんなに高くなかったですよ。基本料金以外は、修理方針を問い合わせてもらえましたし。
新しいものを買うか、愛着があるからメンテするか、難しいですよねー。
かわしさん
リールメンテナンス、やり出すと面白いですね!
ただ、僕は不器用で機械音痴なのでものすごく時間がかかるし難しいです(>_<) このサイト、知りませんでした!ありがとうございます。 リールにこだわりのある方はベアリングを変えたり色々とイジられますよね。 手をかけただけ愛着が増すと言う感じ分かる気がします。 オーバーホールのお金ってほんとに人それぞれかかり方が違うんですよね(^^;) そんなにかからない場合もあれば、新品買うくらいのお金になったり。。。 僕は今のところストラディックを長持ちさせたいのでメンテ頑張ります(^_^)v
僕のリールもシーズン真っ只中にベイルアームの戻りが悪くなると言う同じ症状になりましたよぉ( >Д<;)。全くKYなリールです(笑)。
僕の場合はベイルアームの根元のカバーの一部が内側に折れていて、その一部がバネの動きを阻害していたのが原因でした(^^;。
そして、バラす時に割れて歪んだカバーがなかなか外れずにバネを飛ばしてしまい、探すのにかなり大変な思いをしました( >Д<;)。
経験者は語る(笑)。
オーバーホール代が高額にならないように特に異常がなくても定期的にオーバーホール出すのをお勧めします。もし、高額な部品交換とかでも、一ヶ所程度ならリールを買うより全然安いですからね(^^;。
花屋のいちろーさん
シーズン真っ最中に調子が悪くなりましたか(>_<) 今度、僕のストラディックの爪の垢を送ります!(すみません冗談です(^^;)) わかります!バネって飛びますよね。。。 うちは部屋が散らかっているので、バネが飛ぶと大捜索になります(>_<) そうですね。何年も経ってからオーバーホールに出すといきなり高額になるのも仕方ないですよね(^_^;) 渓流ルアー6年目でリールは2台ですが、まだオーバーホールに出した事がないんですよね(>_<) どんな感じでリールが戻ってくるのか興味があるので、機会を見つけて出してみたいとは思います(^_^)v
全ばらしで洗浄、グリスアップで4000円弱、ベアリングを一つ交換して(数百円?)片道の送料(900円くらい)入れて6000円弱だったような気がします。
去年出した16ストラです。
参考までに!!
ラオウのご主人様さん
同じリールでのオーバーホールの金額、詳細を教えて下さってありがとうございます!
金額のイメージが付いて、すごく参考になりました!
私なんかですねぇ…
17650円も、かかりましたよ〜
ストラディック買えちゃいましたよ…
2012年製のヴァンキッシュを使い続け、7月に通算2回めのオーバーホール。
はっきり言って今時の中級機の方が性能良いですが、コイツじゃなきゃみたいな感じがして…
ちなみにオーバーホールの原因は、不器用ルアーのおかげで、魚とタックルの2ショット写真撮りすぎて、内部浸水して巻きがゴロゴロ。
しげるさんのせいです。
3110tkjさん
オーバーホールにかなりお金かかってしまったパターンですね(>_<) たしかにストラディック買えるくらいです。。。 だけど、コイツじゃなきゃと思えるリールがあること。 それは素敵だと思います(^^) そしてオーバーホールの原因が嬉し過ぎますね(*^_^*) ありがとうございます(^_^)v