あまり言いたくないのだが、
僕は渓流ルアーが今年で10年目だ。
(実力は2~3年目なので言いたくない)
で、
今更かも知れませんが聞いて貰えますか?
というのが今回のブログの話なのだ。
いや真剣に教えて欲しいというか、アドバイスを頂きたい話なのだ。
先日釣行した小渓流のヤマメの話で、
この場所は昨年見つけた放流されていない場所だ。
放流されてないので、僕が釣り荒らす訳にはいかない。
なので毎月行ったりせずに、間隔を空けて釣行している場所なのだ。
で、
ここのヤマメがすごく釣りにくいのだ!
他に釣り人は入って無さそうなので、
- スレてはないのに警戒心が強いのか、
- ミノーに反応して追っても喰わずに終わる事が多く、
- ヤマメの姿を何匹も見ても、
- 1回の釣行で1匹も釣れない事もある場所なのだ。
過去最高の釣果で1日3匹くらい。。。
昨年から何回か釣行したが、いつも釣りにくい。
だけどそういう場所のヤマメほど釣りたくなるのが渓流釣り師なのだ!
それに、、、
小渓流なのに尺越えヤマメも居るという素敵な場所なのだ!
↓昨年釣った尺ヤマメ。ブログはこちら
今年初めてこの渓流に釣行してきたのが今回のブログなのだ!
ネイティブヤマメとトゥイッチ
とある週末の早朝。
僕は今年初めてその渓流の前に立っていた。
この渓流のヤマメは釣りにくい。
それはわかっている。
だから気合いは十分で、いつもより距離も取るつもりだ。
(いつもは渓魚の反応が見たいからすごく距離近いです)
入渓して釣り上がる。
恐らく、この渓流のヤマメが今年初めて出会う釣り人は僕だと思う。
なのでプレッシャーがかかってスレている訳ではない。
なのに、
なのに、
やっぱり釣りにくいのだ!
僕は渓流では自作の不器用ルアーでの連続トゥイッチという馬鹿のひとつ覚えだ。
トゥイッチに時々、緩急を付けるくらいの工夫しかない。
しかしここのヤマメはそんなトゥイッチをあざ笑うかのように、
反応して追っても喰わないのだ!
放流の無い渓流のヤマメだから、トレースレーンなどもシビアだとは思う。
だけどそれだけではない気がする。
なんというか、、、
ヤマメがトゥイッチに違和感があるような追い方なのだ!
違和感があれば当然喰わない。
それにミノーを追っていたヤマメが、
- ミノーに強いトゥイッチ(ヒラウチ)をさせたら、
- 驚いたようにミノーから距離を取る姿を何度も見たりした。
(注:その様子が丸見えの時点で近付き過ぎという点はあると思う)
あくまで僕の推測なのだが、
放流されていないこの場所の警戒心の強いヤマメは、
「ミノーのトゥイッチという強いアクション(波動)に違和感があるのでは?」
そう感じるような追い方や反応なのだ。
僕はかなりのハードトゥイッチを多用するし、
「トゥイッチはヤマメにミノーを喰わす時間を作るための口実」
だと思っている。
だけどここのヤマメにはそのトゥイッチが通用しない(またはしにくい)。
昨年から何度か釣行しているので身に染みてわかっているのだ。
そんな僕が諦め半分のミノー操作をしていて気付いた事があるのだ!
ナチュラルドリフトに好反応!?
連続トゥイッチに反応はしても喰ってくれないヤマメを目にしながら釣り上がって、
「これはミノーが悪いのか僕の腕が悪いのか?」
とかなり悩んでいた。
悩んでいる僕をあざ笑うかのように追っても喰わないヤマメ。
心が折れかけた僕はミノーの操作を放棄した。
「トゥイッチに違和感があるなら、流れに任せてみよう」
と思ったのだ。
すると驚くことが起こった!
流れに任せて一切アクションをしていないミノーに、
岩陰からすうっと出て来たヤマメが喰ってきたのだ!
しかしミノーを喰ったヤマメに針はかからなかったので、ヤマメは元の岩陰に戻って行った。
この一連の流れが全て見えているのは水がクリアな小渓流ならではだ!
(だから小渓流は楽しい!)
僕はこの出来事にすごく驚いた。
フローティングでもなくて、アクションもさせていないミノー。
この渓流の警戒心が強いヤマメが、ただ漂っているミノーに反応した!?
しかもヤマメは岩陰からすごく自然に出て来た気がしたのだ。
ここで僕の頭で結びついたものがある。
- トゥイッチしているミノーに違和感があるように喰わないヤマメ。
- そのヤマメがただ漂っているミノーには喰ってくる。
その結果から思った事は、、、
警戒心の強いヤマメには、
ミノーをナチュラルドリフトさせるのが効果的なのかも!?
(フォールとは近いが少し違う)
逆に言うと、トゥイッチの波動は強すぎて違和感があるのかもしれない。
そう思った僕は、トゥイッチをやめてミノーを流れに漂わせるのを試してみた。
そこで気付いたのだが、
流れの中でミノーを自然に漂わせるのはすごく難しいのだ!
流れの強さにもよるが、
- ミノーが重すぎると沈み過ぎるし、
- ミノーを流れの中でコントロールしようと少しツンツンと動かすとまた不自然になる。
渓流の流れの中でナチュラルにドリフトするには、
流れの強さとミノーの大きさと重さがあっていないとナチュラルじゃない!
と思ったのだ。
(ナチュラルに流すの、僕にはすごく難しいです)
そう思ったので、軽めのミノーを何個か試してみた。
試したのは小法師や、
少し軽い小法師プロトや、
レイチューンのバルサハイブリッドなどだ。
↓レイチューン
だけど中々上手くいかない。
苦戦しながらナチュラルドリフトを試していると、もう一つ気付いた事がある。
「ナチュラルドリフトをしていると、ライン張ってない事もあるしアワセが難しい!」
恥を忍んで正直に言いますが、僕はトゥイッチしている時はアワセは意識していません。
連続トゥイッチの緩急のどこかで渓魚が喰ってくれれば、次のトゥイッチでアワセにもなる。
なので渓流ミノーでのアワセはあまり意識していませんでした。
(渓魚がミノーを喰ってライン張ればアワセになると思っていた)
「それがナチュラルドリフトだと、ライン張ってなくてアワセが決まらないのでバレるのだ!」
それに気付いたのは、
- この日ナチュラルドリフトを試して、
- ヤマメの反応はあったが、
- 針にかからなかったりかかかってもすぐバレる。
という事が4回ほど続いたからだ。
だって、
「自然に流すイコール、ラインは弛みがあるか差し引きゼロの張り具合なのでアワセにくいのだ!」
だけどナチュラルドリフト的な感じを試してわかった。
「自然に流れているものには、ヤマメは警戒心無く出てくるのだ!」
不器用で下手な僕は、上手にナチュラルドリフト出来ている訳ではない。
しかしそんな僕の漂わせ方で、、、
トゥイッチの時とは違うヤマメの反応が見れたのだ!
なんというか、自然にスーっと出て来てくれる。
なんの疑いもなくバクッと喰ってきてくれる。
これは僕にはすごく新しい発見だった。
なんの味も臭いもしない50㎜ほどのミノーを流してこの反応なら、
「餌釣りや毛針ならもっと反応が良いのでは?」
と真剣に思った。
それくらい、
50㎜のミノーが漂っているだけでヤマメがスーッと喰いに来たのだ!
この日、ナチュラルドリフトを試して4匹ほどかかったが全てバラした。
アワセに課題はあるし、まだまだ流し方も下手だ。
だけど僕にとってはすごく目新しい発見だった。
最後にかけた場所では、尺越えサイズのヤマメの姿も目にした。
そこでは小さい方の25㎝くらいのヤマメがかかったが、ローリングして数秒後にバレた。。。
すごく悔しかったけど、ナチュラルドリフトでかけた事が嬉しかった。
結局、この日は1匹も釣れなかった。
だけど僕は満足だった。
僕の渓流ルアーの引き出しが増えたからだ。
『警戒心の強いヤマメにナチュラルドリフト』
これを実戦されている方が居たらコツなど知りたいです。。。
ラインを緩めていたらアワセが出来ないし、張ると不自然な流れ方になる。。。
流れの強さやルアーの重さにもよると思うのだが、自然に漂わせるのはすごく難しく感じる。。。
いっそ餌釣りか毛針で試してみようか?
(餌も毛針も、ど素人です)
新しい流し方と自分の腕の無さに悩んでいる僕なのであった。。。
(使用タックル)
ロッド:GFS47CUL-5J
リール:17カルカッタコンクエストbfs左
ライン:アーマードF+PRO 0.4号
リーダー:バリバストラウトショックリーダー 1.5号
「渓流ミノーでナチュラルドリフトって使っています?」と思っている僕にブログ応援クリックお願いします!(^O^)/↓
にほんブログ村
アタックして咥えていたら、定位置に戻るまでワンテンポ待ってから合わせてみて下さい。
ルアーにもよりますが咥えてから0.5〜1秒いかないくらいのタイミングかな…
あとはテールフックを逆向きにしてみるとか。
おおっ!具体的なアドバイスありがとうございます!(^^)!
フライも嗜まれて釣り歴も長い3110tkjさんの経験を元にした方法ですね!
テールフック逆向きの発想、無かったです!
アドバイスありがとうございます!
鋭い気づきがあるのは、実経験年数と腕がつり合ってきたからではないでしょうか。
23ヴァンキッシュが手元に来れば、更に変化、レボリューションが起こるのでは⁉️
私なんて2年近くも管釣りやっておりますが、釣果低空飛行のノー感じを継続中…
最近気づきがあるのですが、たいてい釣行終盤の方で、次の時に試しても釣果を伴った再現性が無いので、正解なのかを検証出来ないのが悩み。
渓流ルアー10年目ですが、まだまだ腕は2~3年目です(*^_^*)
23ヴァンキッシュ、発売延期で4月~5月になりそうです。。。(涙)
仕方が無いので21アルテグラを全バラシメンテしました(^_^)v
21アルテグラと23ヴァンキッシュの違いを早く感じたいです(^o^)
再現性が無い事への悩み、すごくわかります!
管釣りの釣行終盤で気付いた事を次回の釣行で試しても前回の終盤と魚の状況など違うと思いますし難しいですよね(>_<) 渓流でもまったく同じ場所や状況というのは難しいです。。。 そんな中、今回気付いたナチュラルドリフト的な感じは他の渓流でも試して効果を感じれそうなのでやってみます(^_^)v
私の中では渓流ルアー=トゥイッチってくらい多用してるので今回のブログは勉強になりました!特にフローティングはただ巻きでも良い動きしてくれますが、ヘビーシンキングとなるとトゥイッチしないと釣れないだろうみたいな感覚になって強めにやってました(笑)エサ釣りやテンカラでは自然に流すことを心がけてます。ここ数年は渓流ルアーの装備をしてテンカラ竿もバッグに忍ばせてたまにやりますが毛鉤には迷いなく下から食いつく感じはルアーとはまた別の楽しさがあっておすすめですよ!
渓流ミノー=トゥイッチってイメージありますよね!
僕も渓流ではトゥイッチジャンキーのように多用していました(^^;)
(本流ではスプーン使いでトゥイッチはほぼしません)
特にヘビーシンキングは動かしてなんぼみたいなイメージありますよね!僕もトゥイッチ強め派でした(^^;)
ですが警戒心が強かったり活性が低いと、明らかに強いトゥイッチを嫌がる渓魚が居るんです。
そう!エサやテンカラでは自然に流すのが必要なイメージがあります!(注:僕はエサは素人、テンカラ未経験です)
今回の発見は僕も勉強になりました!
というか、毛針には迷い無く下から食い付く、、、
僕は水面好きなのでテンカラには興味あるんですよ。
テンカラ竿をバッグにって楽しそうですね(*^_^*)
個人的に、魚の活性問わずドリフトはルアーを餌に見立て、脈釣りの要領で流して誘う事が多いです^ ^
ルアーはより自然に流せるよう
水馴染みの良いものを
ジョイント系やスプーンも多用します(^ ^)
アワセは状況によりますが、
ラインの変化で合わせたり
重さを感じたら合わせたり
軽くさびくようにテンションをかけて合わせたりと様々です^ ^
シーズン中何度かはお持ち帰りも兼ねて、脈釣りでトレーニングしてます(^ ^)
魚太郎さんもドリフトされているんですね!
脈釣りってエサを自然に流すイメージなので、脈釣りの要領ってわかる気がします!
選ぶルアーも大事ですね!
ジョイント系、、、不器用ルアー縁(えにし)で今度試してみます!(^^)!
アワセ、すごく難しく感じました。。。
皆さん、フライされたりテンカラされたりエサ釣りされたりしているのがわかったのが新鮮でした!
僕はずっと渓流ルアーのみなので、見聞を広めるために他の釣り方をしてみるのも良いかもと思いました(*^^)v
こんにちは
興味深い内容でしたのでコメントさせてください&少しお聞きしてみたいことがあります。
ルアーフィッシングにおいての「ドリフト」ですが、渓流魚に限らずフレッシュ、ソルトウォーターに限らず「水の流れ」って重要だと思うのです。
自分がほんの少しだけ語れるとすればスズキ釣りですが、「ドリフト」メソッドってのがあります。クロスに投げてラインスラッグ取りながらそのまま流して喰わせたいポイントに差し掛かったら巻き始める、と簡単に書くとこんな感じですが、まあ難しいです。
使うルアーの特徴、流すレンジ(深さ)、流れの速さ、、、同じシチュエーションはまずないので毎回毎回考えながらで正直疲れます。
で、肝は極力巻かない、なのですがエキスパート曰く、流れの中で故意に動かさなくともルアーは微妙に動いている。その動いているか動いてないかぐらいがスズキに食べ物として認識される。人間が思っているよりも魚はずっと漂っている物体を観察してる。。。
らしいです。
話それましたが、ネット検索すると沢山出てくるので見ていただけるとしげるさんが良く行くフィールドに合ったヒントがあると思います。合わせはスズキと渓流魚は捕食の仕方が違うので参考にはならないかもしれません。
面白いのがトップでレインボーやってるのをみてるとバイトがあってからひと呼吸おいて合わせてます。これはスズキのトップも同じです。Fishmanの公式動画でも出てますのでまだ観てないようでしたらオススメです。
最後にお聞きしたいことですが、しげるさんは渓流でただ巻きってやりますか?あ、ミノーの場合です。スプーンとかスピナーはただ巻きでトィッチ入れてる人はあんまりいないですよね?
これは私の偏見ですが渓流やってる方見てるとトィッチ多用してる方々が多いなーと。
トィッチやジャークで食ってくる魚ってほぼリアクションバイトなんじゃないかなーと思ってるんですが、それとただ巻きの場合の反応の違いはあまり聞いたりしないし、私もやっててあまり分かってないです。
グダグダになってしまってますがよろしくお願いします。
南関東さん
「ドリフト」についてスズキの場合のお話やFishmanの公式動画、とても興味深いです。ご記入ありがとうございます。
頂いたコメントに対しての僕のご返答など記入しますが、僕は『釣り歴がほぼ全て渓流ルアー釣り』で、その他の釣りに詳しくないです。
そんな僕の思う事や、やっている事と思って頂ければ幸いです。
まずミノーでの渓流でのただ巻きですが、渓流ではあまりしません。
理由は渓流は釣り上がりがメインで、アップやアップクロスが多くなります。
流れの中でただ巻きでミノーが動く速度で巻くと、ミノーが自分の元に早く戻って来すぎるからです。
きちんとフィーダーレーンに通していると一瞬の通過点でも喰ってくるとは思うのですが、僕はやっていません。(または出来ていません)
逆にトゥイッチのメリットとしては渓魚への誘いもありますが、トゥイッチによって渓魚にミノーを見せる時間が長くなります。
結果、喰う間も与えやすくなると思っています。
なのでブログ本文では「トゥイッチはヤマメにミノーを喰わす時間を作るための口実」と書いています。
ご指摘の通り、渓流ではトゥイッチ多用の方が多いと思います。
(僕もその一人でした)
ですが今回のブログにあるように、警戒心なのか低活性なのか「トゥイッチに反応が悪い、むしろ嫌がる」ような渓魚が一定数居ます。
その渓魚への対応としてドリフトを試すと、全然動いてなく、ただ流れているように見えるミノーに自然に食い付いてきました。
ツイッター上で頂いたコメントですが、ある方は、
「トゥイッチに極端に反応が悪い場合、ただ巻き&デッドスローをされて、流れに上手く絡むと今までが嘘のように反応する事がある」
とも書かれていました。僕がドリフトで感じた事と同じかと思います。
ただ、渓流でもアップやクロスではなくてサイドやダウンならただ巻きで流れを受けて動いているミノーを流して、良さそうなところでトゥイッチをしたりもします。
サイドやダウンでただ巻きで流しているときに渓魚が喰ってくる事もあります。
渓流でのスプーンとスピナーですが、スプーンはすごく自由度が高いルアーなのでただ巻き以外にも色々と使い方があると思います。
スピナーは基本はただ巻きですが、ar-sを作った本山さんは時にトゥイッチでバランスを崩して誘うとも言われていました。
(僕は本山博之さんのDVDとar-sに渓流ルアーを教えて貰いました。参考ブログです。)
また、僕は本流に関しては釣り方がガラッと変わります。
本流はスプーン使いで、サイドからダウンがメインの釣り方です。
水流を常に受けられるメリットがあるので、本流ではラインを張ってスプーンが水流を受けて動いているのを感じながらポイントに誘導して魚の反応を待つような釣りです。
ラインを張ればスプーンは水流を受けているだけで十分動いていますし、水流の強さによってスプーンの動きが変わるのも感じる事が出来ます。
ご記入頂いたスズキのドリフトメソッドにかなり近い釣り方かと思いました。
僕もとりとめなくなってしまってお答えになっているかわかりませんが、上記をご返答とさせて頂きます。
よろしくお願い致します。
しげるさん、
こんにちは。
はじめに私のしょーもない釣り歴もお伝えしますと子供の頃は淡水、海で餌釣り、たまにルアーで雷魚やウグイ、ニゴイ。
ブランク挟んで社会人になってから大鯉、クロダイにハマり、再びブランク挟み今から7年前にまた釣りの世界に戻ってきて
スズキメインで海川でルアーオンリーで楽しませてもらってます。
トラウトは仕事の関係で中禅寺湖が比較的近いところに居たのがきっかけではじめました。
止水の釣りが苦手で2年かけても残念な事に「一本」と言える魚には出会えませんでしたが。。
そんな私のつまんない且つ失礼な質問に詳細にお答え下さって有り難うございます。
私からしたら渓流トラウト大先輩の回答はとても参考になりますので、むしろ色々書いてもらった方が有り難いです。
ただ巻きとトィッチの使い分けの理由については自分が見えてないというか言われてみれば自分も無意識にやってるじゃん、といい気づきになりました。
>トィッチは〜喰わす時間を与える口実〜
自分の場合はトィッチしたのにヤマメは喰ってくれないんですよ、みたいな言い訳になってますね。。。
>サイドやダウンならただ巻きで流れを受けて動いているミノーを流して、良さそうなところでトゥイッチをしたり
これに近い事は良くやります。あるポイントでアップまたはダウンで反応得られなかった場合に立ち位置変えてドアップまたはドダウンでただ巻きからトィッチというかその場で縦横のシェイキングやる、みたいな感じで反応得られる事が有ります。
スプーンやスピナーについても有難うございます。スピナーのトィッチで故意にバランス崩して誘うは初めて聞きました。
バランス崩した時のイレギュラーな動きがなんかしら魚のスイッチ入れるんでしょうか。
サクラマスでもミノーが根掛かりして外れた瞬間に食ってくることがあるというのを聞いたことがあります。
本流でのスプーンの使い方もドリフトに似てますし、言及されている通りもしかしたら最も汎用性高いルアーはスプーンなのかもしれませんね。
フローティングミノーを水面浮かばせて流すドリフト好きなのですが、渓流、本流で特に羽虫が飛んでいて
ライズしているような所で水面割って出てくれないか試していますが今のところ反応得られた事が無いです。
改めて今回質問させて頂いて良かったと思ってます。
今後もこれは!という内容がありましたらコメントさせて頂きますのでこれに懲りずにお願いいたします。
追)記事の中でドリフトの時のフッキングどうすれば?という内容に答えてなくてすみません。
合わせのタイミングもあるものの個人的には刺さり優先で可能な限り細軸フックで準備しておくのはどうかなと。
それに絡んでフックの話になっちゃってまたグダグダ話が長くなってしまいそうなのでこれで終わりにします。
有難うございました。
南関東さん
釣り歴、ありがとうございます。
中禅寺湖!超有名ですね!
僕も止水の釣りや同じ場所で立っている釣りが苦手です(^^;)
渓魚を求めてさまよい歩く方が性に合っているみたいです(^^)
『スピナーのトィッチで故意にバランス崩して誘う』は本山博之さんのDVDで知りました(^^)
ご指摘の通りイレギュラーな動きに反応するようなので意図的な誘いになるようです。
スプーンは使い方が色々とあって汎用性が高いと思います!僕もまだ使いこなせている気は全くしていません(^^;)
水面好きなので水面ドリフトって興味そそられます!(^^)!
こちらこそ今後ともよろしくお願いします!
渓流釣りは一人で釣行しがちな釣りなので、僕も他の方の釣り方や動かし方などあまり見た事がなく、色んな方のご意見頂けると参考になります(*^_^*)
ありがとうございました(^_^)v
度々失礼します。
スレていない小渓流で、連続トゥイッチのミノーを食わない…
それに対しての見解ですが、波動が大き過ぎるからだと考えております。
※自分の周囲では『撹拌流』と呼んでいます。
ミノーが動くときにリップが水を撹拌することで後方に渦が形成され、
この渦(=撹拌流)が魚へのアピールとなるのですが、
この撹拌流は、強ければいいというものではありません。
魚は、対象物の大きさを視覚による実像の大小だけでなく、
側線で感じる波動によっても認識しており、対象物が一定以上の大きさだと、
回避行動を取ることが知られています。
大きな撹拌流は、対象物をより大きな物として認識される可能性があり、
それによって『驚いたようにミノーから距離を取る姿』に繋がったと考えられはしないでしょうか。
ヘビーシンキングミノーの場合、ただ巻きでは極めて動きが小さく、
大きな撹拌流は発生しておりません。そのままではアピールが小さ過ぎるので、
連続トゥイッチにて、絶え間ない撹拌流を作る必要があるのです。
しかし通常のミノーの場合、
ただ巻きでも充分なアクション(充分な撹拌流)となるよう設計されています。
なので、これに連続トゥイッチを加えると、ルアーを実際以上に大きな物として認知させ、結果として回避行動に繋がるのではないでしょうか。
『不器用ルアー』のスペックを拝見しましたところ、
通常のシンキングだとのことで、ただ巻きでも充分な撹拌流が発生しているのは間違いないでしょう。
※ただ巻きの合間に単発トゥイッチを入れるぐらいが適正。
(是非お試し下さい)
記事後半の『ナチュラルドリフト』に少し関連しますが、
自分のミノーメソッドを書き散らかしますのでご参考まで。
<スローシンキングを使ったドリフトミノーイング>
例えば、流芯の向こう側に緩流帯があるポイントです。
魚は流芯の、最適流速となる場所に定位しているのですが、
アップクロスでその緩流帯(定位場所の1m程上流)にキャストし、
ラインスラックを取りながらナチュラルドリフトさせます。
魚は着水の瞬間から、フィーディングレーンをやや外れて流れるそのミノーを、
興味深く、そして注意深く眺めているのですが、捕食に至ることはありません。
しかし、定位場所の直前で急激に方向転換し、突然波動を発し始めたならば…
ネコの前にネズミ(のオモチャ)を通過させると、接近中は注意深く眺めるのみで、目立った動きはありません。捕獲行動は、そのネズミが通り過ぎた直後や、
目前でUターンした瞬間に多く発生している筈です。
逃げる(遠ざかる)獲物を捕獲する行動は肉食動物の本能であり、
トラウトとて例外ではないと考えております。
つまりドリフトミノーイングは、
①定位場所の上流かつフィーディングレーンの向こう側にキャストし、
②急激な方向転換&アクションで目の前を横切らせる。
③その動きで肉食動物の本能に火を点ける。
というメソッドなのです。
ナチュラルドリフトのみで狙う場合は、フィーディングレーンを直接狙うのですが、やはりフッキングに難があるのは否めません。
※トップウォーターで狙った経験からの話です。(出まくるけど乗らない)
ちなみにこのドリフトミノーイングですが、スレ度合いに関係なく、
とにかく釣れまくるイメージです。
先行者の直後であってもそれなりに拾えますし、
小スポットから魚を引き出す能力は、
ARスピナーですら及ぶところではありません。
※今シーズンはイワナ36本を除いて、他は全てこのメソッドによる釣果です。
※※イワナに最強の『アップダウンメソッド』は追ってお伝え致します。
ヘルクライマーさん
本日ちょうど、この釣りにくいヤマメに違うアプローチをしてみたブログを書いていたのでタイムリーで驚きました!
頂いたコメント全般がとても興味深く、また経験にもとづいた貴重な釣りや考え方のご説明ありがとうございます。
波動が強すぎる可能性については、少し考えていました。
フォールで近付いてきたヤマメがトゥイッチで逃げていく。
この沢のヤマメは波動が強いものから逃げる習性があるのでは?と考えていました。
書いて頂いた、
『※ただ巻きの合間に単発トゥイッチを入れるぐらいが適正。
(是非お試し下さい)』
は試してみたいと思います!
(ご指摘通り、不器用ルアーはヘビーシンキングではない書かれているイメージです)
『ナチュラルドリフト』のミノーメソッドも詳細のご説明ありがとうございます。
ARスピナーですら及ばないというドリフトミノーイング、頂いたご説明を元に咀嚼(そしゃく)して、試してみたいと思いました。
ナチュラルドリフトだとフッキングに難があるのも共感頂けて嬉しいです(*^_^*)
※イワナに最強の『アップダウンメソッド』、ご無理内容にまたお願いします!(^^)!