
まず最初に断っておくのだが、今回は『不器用な僕が』作った渓流用ハンドメイドルアーの歴史と写真カタログである。
どこかのメーカーが作ったり、有名なビルダーさんが作ったルアーは一切出てこない。
ただ、「こんなレベルのルアーでも釣れているの?」というような勇気は出るかもしれない。
渓流用ハンドメイドルアーを始めてから約1年少し、シーズンなのに足にヒビが入って釣りにいけない今、ちょっと自分の作ったルアーを整理しようと思ったのだ。
ちなみに皆さん、渓流ルアー釣りをするときってルアー沢山変えて使いますか?
僕は結局1~3個か、せいぜい5個以内の同じルアーをローテーションするくらいなのだ。
にもかからずルアーを作り出して楽しくなって沢山作ってしまった。
数えると、使えるルアー、使えないルアーを含めて約50個ほど作っているのだ。
僕(不器用)の作った全てのルアーご紹介
写真をご覧下さい。こちらが僕が作ったルアーたちです。
左上から1列毎に右に行くに従って新しいルアーです。
大体僕は1回で同じようなルアーを3~4個作るのでそれくらいが1グループである。
不器用ハンドメイドルアー第一期生
とくに左から1列目は最初に作ったルアーたちである。
最初は仕上げのトップコートにウレタンを使っていたので非常に黄変している。
作った当時はこんなだったのだ。(まだウレタンコート前の写真です)
ちなみに塗装が下手なの分かっていたので昔ながらのレッドヘッドなどに逃げた。
1番下は嫁にお願いしたら金色ライン塗装に『お花マーク』を書かれた。
ウレタン黄変後の現在。
ウレタンは漬けた当初はすごく高級感あるような仕上がりになるのだが黄変する。
なので今は色流れに注意してセルロースセメントでトップコートをしている。
参考ブログ トップコートにウレタンで黄変は避けられないのか?
ちなみに始めてハンドメイドルアーを作った時のブログはこちらである。
参考ブログ 初めての渓流ハンドメイドルアーその1バルサ材を買う。
そして、2個目の作品は、気合い入りまくりのアワビ貼りである。
ハンドメイドルアー熱が上がっていたのと、自分で塗装が下手なのをわかっているので全身アワビ貼りルアーにすれば塗装しなくてもいいのでは?という安易な考えでアワビに逃げたのだ。
これもウレタンで、かなり黄変している。
黄変のおかげ(?)で一番下のアルミテープ丸出しがシルバーからゴールドっぽくなったのだ。
ただこのシリーズは、最初に作ったわりにはプリプリとアクションは悪くない。
アワビ貼りシリーズはリップの角度が分かっておらずすごく浅い角度になったので潜りまくるのがたまに傷である。
1番最初のはバルサの削り加減というか、見極めが付けれずにかなりおデブちゃんに作ってしまっている。
隣がDコンタクトである。倍以上ある。力士ルアーとでも名付けようか。
不器用ハンドメイドルアー二期生
2期生は左から2列目である。
この辺りは、今でも現役で使っているルアーも一部ある。
そして、始めてのフローティングミノーにチャレンジしたのだ。
参考ブログ フローティングミノーをスペアヘッドリュウキを見本に作る!
この辺りは、Dコンタクトやスペアヘッドリュウキなどから型をとってなんとなく真似した風で作っている。
まだウレタン仕上げである。
下の写真の中で使えそうな動きは上の2個で、下の3個は没である。
まだ僕が、シングルフックバーブレスに目覚める前に好きだった赤針である。
塗装のことは言わないで下さい。。。
ちなみにフローティングミノーはこちらである。
塗装が下手なので塗らずに済ませようとアルミテープむき出し仕様である。
これもウレタンの黄変で金色になった。
こいつは何匹か釣ってくれた。
そしてこの2期生あたりから釣れるルアーも作れだした。
下の写真の上から1番目、2番目と一緒に作ったルアーは非常に良い動きをして、泣き尺アマゴをゲットした。ただ、デカいニゴイに持って行かれてしまった。。。
参考ブログ
早朝、川のぬしがかかってエースハンドメイドルアーが持って行かれる。。。
そして上から2番目のグルグル塗装のルアー。これもどうせ上手く塗装出来ないから簡単な柄で、しかも上手くいったら和風っぽいテイストのルアーになるかもと思ったが、当然のようにまったくそうはならなかった。
しかし、泣き尺近いのを釣ってくれた。
参考ブログ
夏の終わりに尺かと思ったら泣き尺。。。でも自分の作ったルアーで釣れたのだ☆
そして、上の写真のルアー、下3つは僕が始めてエアブラシで塗装したルアーである。
知る人ぞ知る(?)ルアー、上から『挫折』、『落胆』、『戒め』と名付けられたルアーである。
ちなみに名前の由来は僕がエアブラシ塗装に失敗したことからとられた。
しかし、『戒め』については、最近脚光を浴びていたのだ。
その呪われたカラーからか、トリッキーな動きからか魚の反応が良く、最終兵器的ルアーになっていた。なにが幸いするかわからないものである。
参考ブログ 呪われたルアーにアマゴをどうしても釣らせたいのだ!
二期生あたりから、自分の作ったルアーで魚が釣れることもわかり、面白味もわかってきたのだった。
不器用ハンドメイドルアー三期生
三期生は左から三列目で、去年(2016年)のオフシーズンに作った。
三期生は個性豊かだが、不遇である。ほぼ使われていない。理由は各ルアーでご説明する。
まず一番上の4つほどは、僕の好きな『イトウクラフト』の蝦夷を元に型をとって作った。
参考ブログ イトウクラフトというメーカーを知っていますか?
蝦夷を1つだけ持っているのだ。
ナチュラム
去年から、アップストリームで使いやすいルアーを作るのを目指してはいたのだ。
やっと最近、かなり理想に近付いたのが作れたのでブログに書いた。
参考ブログ 渓流ルアーで使い方が楽しいバルサハンドメイドミノー
写真の蝦夷コピールアーたちは、ルアー自体を少し細く削り過ぎたのか、実際の蝦夷より細くなってしまった。
そのためか抵抗をあまり受けなくなってしまい、最初は全然プリプリと泳がなかった。
しかしアイをいじったりして修正。水流にあまりぶつからないので、ダウンで浮き上がらずに使えるルアーにはなったように思う。
ただ、川でのスイムテストをした後、あまり使われていない。使ってあげなくてはと思うルアーである。
そして続いては、僕が作った中で1番大きいルアーである。
写真の1番下は大きさの参考に、最近作った動きの良いルアーである。約45㎜。
とにかくデカい。
このルアーは、僕がオフシーズンの時にトラウト関係の本を色々と読んでいて知った『ハンクルルアー』のコピーである。
ハンクルルアーの作り方は、下記本に載っている。
本の真似をして作ったら、だいぶ良い感じの動きのルアーは出来た。
ただ、デカい。なのでまだ使えていない。オフシーズンならではの、時間があるから作るのは作ってみたいという気持ちだけが前に出てしまった感じである。
そして下記写真の上3個は本を見て作ったのと、下3個はボトムノックスイマーⅡを真似て作った。
ボトムノックスイマーⅡは、皆さんご存じのすごく売れていて釣れるというルアーである。
去年品薄で、ヤフオクなどでプレミア価格で高く売っていた。
そんなに釣れて買えないルアーがあるなら同じように作ってみては? という安易な考えからスタートした。
ナチュラム
僕は当時定価で1つ買えた。ちなみにまだ使いこなせていないが、去年使っていたところ確かに魚の反応は良かった。
真似して作ったは良いが、当然だがアクションに納得が行かず、ウエイトを増やすかどうするかで止まっている。
参考ブログ ボトムノックスイマーⅡを買ったのだ!☆噂のルアー☆
ちなみに、本を見て作ったルアーは下記を参考にした。
セッパリとか言うルアーも載っていた。
しかし、このルアーは動きがイマイチというか、スイーッと動くが、プリプリではないというか、あまり好みではないので実戦投入すらしていない。
ただ、本が悪いわけでは無いと思う。僕の腕の問題と好みもあるかもしれない。
この第三世代を昔のプロ野球の『野村再生工場』のようにどう使うかが課題なのだ。
長くなってしまったので次回その2に続きます。
去年の僕のように、渓流でのハンドメイドルアーを作ろうか悩んでいる人や、作り始めた人の参考になればいいなと思ってだいぶ以前書いたブログとのリンクも貼ったのだ。
僕くらいのレベルや、塗装でも、ヤマメ、アマゴ、イワナ、釣れることもあるのだ。
続きの2017年5月の現在までの不器用ハンドメイドルアーカタログは、明日必ずアップします。
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好きこそものの上手なれ。フィギュア造形師顔負けのルアーに驚かされる日が来るのを楽しみにしています(笑)
好きなのですが、造形師顔負けは厳しいですね~(^^;)
キワモノルアー、またはおもしろルアーのほうが近いところがあります(^o^)
コメントありがとうございます!