さて、先日放流日があったので、数日後に釣りに行った。
放流後のアマゴたちは僕の先生である。
自分の作ったルアーをアマゴが追ってくるか、どんな反応を見せるか。
どんなコースを引いたら反応したか、速度は、アクションは、どこにアマゴは居着くのか。。。エトセトラ
放流後すぐなので、川に馴染んだアマゴたちとは違うとは思っている。
だけど魚のいない川に投げるのとは当然違って、数がいるし、追ってきてくれやすいのでそれはそれで楽しいのである。
川を歩くと、少し魚のたまっているところを発見した。
そうなると、僕の作ったルアーの出来映えをアマゴ先生に教えてもらいたい。
要は、作ったルアーに魚を釣らせたいのだ。
僕はルアーというのは神様仏様的に、信じる者は救われるという風に思っている。
というのが、このルアーが釣れると思えば釣れるし、自分が釣れないルアーだと思うと釣れないような気がする。
この話は長くなるのでまた書こうと思う。
たまっているプールのアマゴ先生に、僕の作ったルアーを投げた。
すると、釣れる!
釣れる!
釣れたけどネットに空いた穴から逃げられた。。。
まあそんな感じで数匹釣れた。
そんな中、思い出したルアーがある。
最近新しく作った、少しは塗装のできが良いルアー(あくまで僕としては)を使ってしまいがちで、使えてなかったあるルアーである。
それは、初めてエアブラシを使って塗装した3つのルアーの1つ。
『戒め』(いましめ)と名付けられたルアーである。
(参考ブログ 不器用が、初めてエアブラシを使ってハンドメイドルアーに塗装をするとこうなる。。。)
写真で出すのもはばかられるが、仕方ない。
僕の塗装失敗によってこの世に生を受けた、呪われた3つのルアーである。
望んでこんな姿で生まれた訳では無い。
上から、
落胆
挫折
戒め
と名付けられたルアーである。
1番下の『戒め』 を使うことにした。
呪われたルアーをこの世に送り出した張本人としては、なんとかこのルアーたちにアマゴを釣らせてあげたいのである。
それが責任というものなのだ。
僕は『戒め』を取り出した。禍々しいルアーである。
キャストする。着水。
引いてくる。
アマゴの反応は?
悪くない。というか、けっこういい反応をしている。動きが少しトリッキーだからか?
1投目は釣れず。しかし可能性は見えた。
2投目。
キャストして、着水。
やはりアマゴの反応はけっこういいのだ。
トゥイッチ、トゥイッチ!
バクッ!
喰いついた! バレるなバレるな。。。
ネットイン! 釣れた~!
『戒め』とアマゴ。
色が良いのか(んな訳ないが)、動きが良いのか、けっこう良い反応だった。
なんか、釣れて嬉しいのもあるが、肩の荷がおりたというか、責任を取ったというか、大きな仕事が終わったような感じだった。
これで呪われたルアーが成仏してくれれば。。。 違う!
これからも、『戒め』と名付けられたルアーでアマゴを釣るのである。
まだ、『落胆』と『挫折』もいるんだよな。。。
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なんでしょうね、流行りに疎くて申し訳ないのですが、ランディングネットのオートリリースホールが2017の最新トレンドなんでしょうか。
確かに魚には優しそうですが、無知を承知で言わせて頂ければ画面左下のもう一つの穴は必要ないのではと。
でもとりあえずおめでとう!
せざもさん
ランディングネットのオートリリースホールですが、米国タ〇ム誌では『もっとも魚に優しい次世代のリリース法』として特集が組まれる予定になっております(^^)
とにかくありがとうございます!