ウェーディングシューズの修理とフェルト貼りをしたのだ。
僕のブログの熱心な読者の方なら、こう思うだろう。
「おいおい、ちょっと前にフェルト新しく貼り替えてなかったか?」
その通りなのだ。
正確な日付で言うと、約3ヶ月前の2018年3月31日のことだった。
僕はウェーディングシューズのフェルト底を、自分で新しいものに交換したのだ。
古いフェルトを剥がして、新しいフェルトを貼った。
その時のことは下記ブログ参照です。
参考ブログ:ウェーディングシューズのフェルト交換、張り替えをしたのだ
ちなみに僕のウェットウェーディング、ゲータースタイル装備は下記をご参照下さい。
参考ブログ:ウェットウェーディング、ゲータースタイル入門 写真付!
ウェ-ディングシューズは、たぶん1番売れている下記シューズを履いている。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ライトウェイトWDシューズ
僕は足が小さいのでUS7だ
そしてフェルトを新しく貼ってから約3ヶ月少し経った。
現在、ウェーディングシューズの踵部分はこうなっているのだ。
フェルトがすごい片減りしている。
僕の歩き方の問題だと思う。
これを発見したのもあったし、他にも修理したいところもあったのでやってみることにした。
ウェーディングシューズの修理を接着剤で失敗
フェルト底を貼る前に修理したい場所があった。
それはかなり広範囲にぱっくりとなってしまっている。
最近またよくコケるようになった原因を考えていた。
- このぱっくり開いているのがダメ
- フェルトが磨り減ったのがダメ
- 僕が太ったのがダメ
あたりが思い浮かぶ。
3は毎晩発泡酒を飲むので対策が厳しいのだが、1と2を何とかしようと思ったのだ。
なので前回フェルトを貼って残っていた下記接着剤を使う。
不器用な僕がフェルトを貼って、3ヶ月間まったく剥がれていないので接着力は実証済みだ。
それとヘラと養生テープだ。
手順は、
- ぱっくりと開いたところに、
- フェルトグルーⅡを塗り込んで、
- 靴の中に新聞紙などの詰め物をして、
- 塗ったところがくっつくまで養生テープをぎゅっと貼る。
そして下記のようになんとかくっついた。
しかしこの方法は、
2回ほど釣りに行くと1部がまた開いてきた。。。
こんな感じだ。
うすうす思っていたが、接着剤だけでは無理があったのだ。
次の対策として、縫ってみることにした。
ウェーディングシューズの修理で縫ってから接着剤
縫おうと思って、嫁に黒っぽい糸を所望すると、
「新しいの買いなさいって言ってるじゃないの!」
と言われた。
ちなみに我が家は、嫁が釣り道具を買えばいいのにと言って、
僕が買わずに今ある道具を何とか使うという、一般家庭と逆の現象が起こっている。
そんな嫁から、新品の中々良い糸が出て来た。
普通のミシン糸とかが出てくると思っていたので、出足好調である。
そして針は娘(小4)に借りた。
そして、針に糸を通してから、遙か昔に家庭科で習った玉結びを思い出しながら縫う。
縫い始めると結構固い。
素手だと針が指に食い込んで痛くて、押せないくらいになる。
しかし縫う。
縫う。
最後の糸の止め方が分からないし嫁は出かけてしまったので聞けず、
ぐちゃぐちゃに結ぶという結果になった。。。
しかも縫っている距離が開きすぎだ。。。
下記の小さい部分はわりとマシに縫えた。
そして力を込めて縫っていると、、、
針が折れた!
皮用とかではない、普通の縫い針には辛い相手だったようだ。。。
針が折れたと同時に、僕の心も折れたので縫うのをやめた。
そして縫った糸が剥き出しだとすぐ切れそうなので、
少しでも保護するためにフェルトグルーⅡを上に塗ってみる。
美的センスのかけらも無いのが一目で分かる塗り方だ。
続いて少しだけ縫ったところにも塗る。
これで修理は(一応)完成。
続いてフェルト底を貼る。
ウェーディングシューズのフェルトを貼る。
前回の3ヶ月少し前は、ちゃんと古いフェルトを剥がしてから新しいのを貼った。
なのでそのやり方や細かい工程はこのリンクをご参考下さい。
しかし、フェルトを剥がして交換するのがわりに大変だったので、
今回は、もっと簡単にした。
古いフェルトの上から新しいフェルトを貼るのだ。
リトルプレゼンツ、フェルトグルーⅡの箱にも書いてある。
このフェルト貼りのためにナチュラム祭りでフェルトグルーⅡを買ったのだ。
そして前回使ったフェルトシートの余りでもう1回取れる。
下部の余った部分を使って、
前回作らなかった踵部分の段差をなんとなく作ってみる。
理由は、踵の磨り減りがひどいからだ。
そして貼り付けて養生テープして、ブロックなどで重しをして1日待つ。
そして完成!
踵部分は余ったフェルトでは長さが足りなかったので、縦に2個繋げた。
そして踵部分を見て、フェルトの磨り減りに改めて驚いた。
下記、
- 1がフェルトを貼る靴底
- 2が3ヶ月前に新品で貼ったフェルト
- 3が今回貼ったフェルト
- 4が今回貼った踵部分だ。
そして完成したシューズを手に持った時に気付いた。
というか問題が発覚したのだ。
それは、
シューズが前より重くなっている!
考えれば当たり前だ。
- 前回は古いフェルトを剥がして新しいのを貼った。
- 今回は古いフェルトの上から新しいのを貼った。
- 当然、フェルトを重ねた分だけ重たくなる。
乾いた状態でこれだと、
川で水に浸かったらフェルトが増えた分、余計に重たくなるのでは?
いや、絶対重たくなる。
リトルプレゼンツ ライトウェイトWDシューズは、乾いた状態だと凄く軽い。
だけど水に浸かるとフェルトが水を吸って重たくなる。
それが今回のフェルト重ね張りで、重さ倍増するのでは?
僕は思った。
- 最初に楽をせずに手間暇かけると、後で楽が出来る。
- 最初に楽をすると、後でしっぺ返しがくる。
まさかフェルトの貼り替えで、人生における教訓のようなものを頂けるとは。。。
ちなみに僕のリトルプレゼンツ ライトウェイトWDシューズの使用状況は、
- 2年前、2016年5月末に購入で3年目
- 16年、17年はゲータースタイル6月~8月に使用
- 今年は3月解禁からずっと使用
- なので釣行回数としては100回はないが50~70回くらい釣行
上記の使用頻度だが、まだ使えている。
去年まで、フェルト交換をする発想がなかったので交換したのは今年が初だ。
ブログの最初でぱっくり開いたところを縫ったが、開いたのは僕のせいかもしれない。
というのが、今年買ったストッキングウェ-ダーを履いてこのシューズを履くとすごくキツいのだ。
キツいのが分かっていたが、釣り始めてシューズが濡れるとマシになるので、無理矢理ギュッと履いていた。
シューズがぱつんぱつんになっていたその負担からぱっくり開いてきたのかもしれないので、
適正サイズだったらぱっくりなってなかったかもしれない。
僕がそうだったのだが、初心者の方の最初の一足としてはオススメします。
値段的にも、使った感じとしても。
ただ僕に関して言うと、釣行回数が多いのもあるのか交換したフェルトの磨り減りが激しい。
僕は基本的に釣行したらほぼブログには書いているので、釣行ペースはブログ参照です。
このペースで交換するのが普通なのかそうじゃないのか分からない。。。
なので来年以降は違う靴も検討したいと思っているのだ。
ゴムのソールとかも気になるなあ。。。
(2018年10月追記)
やはり古いフェルトの上から新しフェルトを貼るのは止めたほうがいいかと思いました。
詳しくは下記をご参照下さい。
参考ブログ:渓流でハイパーVソール!フェルト底の交換失敗の結果。。。
ランキングにご協力下さい!
押してくれるとブログ更新するやる気が上がります(^O^)/↓
しげるさん! ウェーディングシューズの修理、裁縫、フェルト貼りお疲れさまでした(≧∇≦)ノ! ブログを拝見しながらー裁縫のところなんかはー失礼ですが、吹き出しちゃいましたーーーー(●´艸`) すみません。。。
フェルトも2段になって、目線が高くなっていいような気がしますーーーーが!
アマゴちゃんたちに気づかれないようにしないとですねーーー♪♪♪
しげさん
いえいえ、自分でもなんじゃこりゃと思いました(>_<) 固くて縫いにくかったんです(^_^;) フェルト二段で重たくなるのがすでに気が重いです(>_<) また釣りに行ってみた感想は追記しときます(^^)
しげるさん♪ おはようございます! 感想は是非聞きたいです! 僕はしげるさんのウェーダー修理のブログを見て水漏れ解消しました! ありがとうございます♪
しげさん
僕の不器用なウェーダー修理のブログで水漏れ解消するとは、しげさん器用ですね(^^)
少しでも役立っていると思えて嬉しかったです。
ありがとうございました(^^)
ちょっと縫い方がアレでアレですね。。(^_^)
自分も同じメーカーのラバーソールの靴はいてますけど、そこまで開いてないですね
歩き方か足の形の問題なのでしょうか?
底の減り方は、しげるさんと同じ減り方をします
なのでフエルトシューズの類いは皿ビスを踵のみに打って使ってます
これだけでも踵が長持ちしますよ!
あまり打ち過ぎるとグリップが落ちるので踵で計5本(減るほうに3本)です。フエルト面イチ位まで打ってます。
右脳派釣師さん
そうなんです。
アレがアレな感じになってしまっています(>_<) ぱっくり開いたのはきついサイズを無理やり履いていたのも影響あるかもしれません。 フェルトソールに皿ビス! 踵の減りと片減りがひどいので、やってみたいと思いました。 ありがとうございます(^^)
こんばんは。
なかなか斬新な縫い方で(笑)。
水を含むとフェルトだと踵部にソールが増えた位でそんなに重さが変わるモノなんですね!?。
基本、ラバーソールなので知りませんでしたぁ(汗)。
花屋のいちろーさん
縫い方、今更恥ずかしくなってきました(>_<) フェルトソールは水を含むと重くなるのですが、今回はさらに、 1 前のフェルト、2 その上から新しいフェルト、 3 踵を付けた。 踵を付けたよりも、前のすり減ったフェルトの上から重ねて新しいのを貼ったのでフェルト2重のようになっています。 それで手に持ってわかるくらいに重さが変わりました。なので水を含むと。。。めちゃ重たくなります(>_<)
以前、ストラディックci4がリールの下にラインを巻き込みやすいとおっしゃっていましたが、その後の調子はどうですか?
私は気をつけていても毎回毎回リールの下にラインを巻き込んでしまい、別のリールに変えようか迷っています…。
エントリーモデルのリールではほとんど起きない現象だったので、もし改善方法などがあれば教えていただきたいです。
ひびきさん
その後、ライントラブルというか、下に巻き込む現象は続いていました。
大体、1釣行で1~2回はなりました。
僕の持論なので間違っている可能性大ですが、
ラインのたるみが出ると、巻き出しが早いので入り込みやすいのだと思っています。
キャストが天ぷらになってから焦って巻いたり、僕が不慣れなトゥイッチをしたらなることが多かったです。
解決策でもないのですが、渓流で初めてpeラインを使ってみました。
すると、2釣行してライントラブル無しでした。
ラインの伸びや硬さが関係しているのかもしれません。
ちなみに下記以前のブログに岬めぐりさんからも近いコメント頂いていますのでご参照下さい。
リール性能の差リールの性能の差 シマノナスキー、ストラディックCI4+
僕のpeラインで解決はまだ2釣行なのでわかりませんが、サミングなどで極力たるみを作らないようにすることが1番かと思っています。