今週末は1泊2日で実家に帰省していたのだ。
なので釣りはしていない。
だけど釣りに関係する作業をしていた。
愛用しているリトルプレゼンツのウェーディングシューズのフェルト底を交換したのだ。
嫁は僕が不器用なのを知っているので、何度も何度も「新しいの買えば?」と言っていたが交換に挑戦した。
リトルプレゼンツ ウェーディングシューズ
愛用しているウェーディングシューズは、恐らく1番売れていて認知度も高いであろう下記商品なのだ。
僕は足が小さいのでサイズはUS7(24㎝~25㎝)だ
僕のウェットウェーディング装備などはこちらのブログを参照下さい。
このシューズを購入してから2年ほどになる。
去年まではウェットウェーディング、ゲータースタイルの時に履いていたが、
それでも釣行回数で言うと2年で40回以上は絶対にある。(釣行1回の時間は短い)
今年はストッキングタイプのウェーダーも購入して、シーズン開始当初からこのシューズを履いていた。
それで何の支障も感じていなかった。
だけど先日コケてロッドを折ってしまった。
コケた原因は僕の不注意であり、筋力低下であり、体重増加である。
だけどウエーディングシューズのフェルト底は、買ってから1度も交換していない。
それも原因の1つかもしれないと思ったのだ。
フェルトソールの寿命がどれくらいかはわからないが、
- 購入して2年経つ
- 釣行回数40回以上
である。
交換するのが遅いくらいでは?と考えたのだ。
今はロッドを修理に出しているので、戻ってくるまでの期間を有効活用するために、
フェルトソールの張り替えに挑戦した。
ロッドが戻ってきたら、フェルトソールが乾く暇も無いくらい釣りに行ってやるという思いも込めている。
ウェーディングシューズのフェルト交換準備物
フェルトソール交換のために購入したのはこちらの2点である。
接着剤はこれ。
パッケージにフェルトソールの交換方法が写真付きで載っているのが分かりやすい
フェルトの交換方法は上記フェルトグルーⅡにも書いてあるし、リトルプレゼンツHPにも載っている。
アフターサービスとしてシューズをリトルプレゼンツに送ってフェルト交換も可能だ。
だけど、フェルト交換の値段が下記だ。
6,000円 + 往復送料実費 + 消費税
シューズ自体の値段が10,000円前後だ。
送料も考えたらメーカー交換のうま味はないと思った。
それならばフェルトシートとフェルトグルーⅡを買って合計約3,500円~4,000円だ。
フェルトシートは上手くやれば2回交換出来そうで、接着剤のフェルトグルーⅡは1回使い切りなのでもう1本買うとする。
結果、1回2,250円~2,500円でのフェルト交換が出来るので、自分でした方がいいかと思う。
ちなみに初めて知ったのだが、透湿ウェーダーを送ってピンホールなどの修理もして頂けるようだ。
ウェーダー修理は良いかもしれない。
アフターサービスのHPはこちらです。
フェルト交換スタート
それではフェルト交換スタートなのだが、注意点を書いておきます。
- カッターの刃は新品に替えておく。
- 室外で行う。
- 接着剤フェルトグルーⅡを塗るヘラのようなものを準備しておく。
- フェルトの交換は1日で終わらないことを理解しておく。
- フェルト貼り付けてから圧着用のテープや重しを用意しておく。
上記注意点の理由は、
- フェルトはけっこう切りにくい、剥がしにくい。
- フェルトの小さな毛が散らかる。
- 接着剤フェルトグルーⅡの臭いもあるし、健康のためにも室外。
- フェルトグルーⅡにヘラが付いていないので事前に準備しないと塗ってから困る。
- フェルトを貼ってから24時間以上固定するので翌日も見据えて予定を立てる。
- 圧着用のクランプや板は我が家にはなかったので、重しとテープで対応した。
僕の2年使ったウェーディングシューズの状態だ。
ブラシで砂などは取っておいた。
下記のようなところにカッターの刃を入れて剥がしていく。
メーカーの説明ではフェルト先端を少し剥がしたらプライヤー等を使って剥がすようにも書いてあるが、僕のは接着が強固だったのかまったく無理だった。
結果、カッターをノコギリのように押切りしてやっと取った。
ちなみに無理にフェルトをひっぺがそうとしたり、
カッターの刃を靴底側に入れすぎるとこうなる。
中が見えてしまった。。。
なんとかカッターで切るというか剥がした。
靴底を紙やすりでサンディングしておく。
底に付きっぱなしになっているフェルトは、正直あまり除去出来なかった。
ルアー作っているので紙やすりは持っている。
踵あたり、かなりフェルトが残ってしまった。。。
そして剥がした古いフェルト底でフェルトシートに型を取る。
実は最初、ペンを用意していなくて下書き無しで切ろうとしかけていた。
すぐに無謀だと気付いて下書きしてよかった。
ペンは嫁のポスカをバレないように拝借。
2足分書く。
この時点で踵を作らなければフェルトシート1枚で2回分(4足分)取れそうだと判断した。
なので踵は無しにした。
フェルトってすごく丈夫だと思った。
この型通り切り抜くのもけっこう力が入った。
カッターの刃が新品でもノコギリのように押して切ってやっと切れた。
ちなみに新品フェルトの分厚さと、2年使ったフェルト底の分厚さはかなり違う。
まあ場所にもよるし、極端な差のところを撮ってはいるが。
切り取った新しいフェルト底と、靴底にフェルトグルーⅡ(接着材)を塗る。
フェルトの方は吸収されるので多めに塗る。
そして準備しておいたヘラで伸ばすというか全体に塗る。
そして1時間少し放置。
1時間少し放置後、再度フェルトグルーⅡを塗る。
今度は薄めに塗って20分ほど再度放置。
そして20分後に貼り合わせるのだが、1発勝負だ。
メーカーHPやフェルトグルーⅡの箱に書いてある説明にはポリ袋を挟んでうんぬんと書いてある。
たぶんそうした方が良いと思う。(僕は「えいやっ」と貼りました。。。)
そしてシューズを履いたりして圧着後、テープでグルグル巻きにした。
家に養生テープがあったのでそれで巻いた。
そして大きなクランプや板など都合のいいものはないので、
外にあったブロックを持ってきた。
シューズの上にダンボールを置いてからブロックを2個置いた。
家の中にそんな汚いブロックを持ち込むなと、嫁に怒られたので外に移動した。
そして24時間(1日ほど)放置。
24時間経ってからテープを剥がした。
前から見たらまあまあな出来栄えだ。
後ろから見るとなぜかものすごくはみ出ていた。
はみ出していたところをカッターで切る。
フェルト交換が上手に出来た方の靴の先端。
横から見たフェルト交換後の写真。
これで完成です!
ちなみに、フェルトを剥がして貼るのが面倒だと思う方には、違う方法もあります。
しかも、より確実、簡単と書いてある。
フェルトを剥がさずに、上から貼り付ける方法でもいいみたいだ。
次はそうしようかな。
まあ僕のフェルト交換は終了したのだ。
あとは実際に釣行して、フェルトが剥がれなければ交換成功である。
新しいフェルトソールで、少しはコケなくなるかな。
まあ、人生で最大の体重になっているのは確かなので、
痩せなきゃいけないのは分かっているのだが。。。
快適に渓流を遡行するために、シューズなどの道具も大事だし、身体作りも大事だ。
それらの準備をしている時間も『釣りをしている時間』だと思うのだ。
とかいいながら、実家に帰省した昨夜。
僕が高校3年生の時に1年間アルバイトしていた焼肉屋さん(超美味しい)で焼肉とビールをたらふく頂いた。
さらにコンビニで下記の美味しいビールたちを買って帰って全て飲んだ。
「わかっちゃいるけどやめられない♪
あ、それ! スイスイスーダララッタ~♪」
人間というのは様々な矛盾を内包して生きているのだ。
僕のような人間にも明日は来るし、魚は釣れると信じてフェルトソールの交換をした。
ウェーディングシューズのフェルト交換、参考になれば幸いです。
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張り替えお疲れ様でした。
いやぁ、思っていたよりソールの張り替えって大変なのですね(汗)。もっとサクッと簡単なのかと思っていました。
次の釣行は帰ってくるカワセミに、ウェーディングシューズにと楽しみですねぇd=(^o^)=b
張り替え、結構大変でした(^^;)
最後に書いた方法の、フェルトの上からフェルト貼るだとかなり簡単だったと思います。
フェルト交換イコール新品購入だとお金の問題もあるので経験できて良かったです(^^)
そうなんです!
カワセミが戻ってきて、フェルト張り替えたシューズ!
釣行が楽しみです(^o^)