西日本豪雨後、被災地から少し遠い川を歩く渓流ルアー病患者

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渓流ルアー

 

先日の7月16日(海の日)は西日本豪雨後、初めての釣行だった。

川の状況はどうか心配しながら、隣県に向かった。

 

僕が行ったところだけかもしれないが、隣県の渓流部は水量なども思っていたより落ち着いていた。

水はクリアで普通に釣りが出来たし、釣り人も何人か発見した。

 

隣県がそんな状況だったので淡い期待をしながら、7月18日(水)に豪雨後初めて自分のホームで出勤前釣行をした。

 

その状況を書きたくて、あまりしたくないブログの順番飛ばしをする。

隣県釣行よりも、ホームの釣行を先に書きたくなったからだ。

西日本豪雨と僕

 

西日本豪雨に関係することを書くので、はっきりさせておくことがある。

住まいやその他の情報はあまり書きたくないのだが、実は岡山県北部に住んでいるのだ。

 

そしてもう1つ。

今回の西日本豪雨で、

 

僕は被災してはいない。

だからタイトルも、被災地から少し遠い川なのだ。

 

少し前のブログにも書きましたが、ご心配下さった皆様ありがとうございました。

 

被害が特に酷かったのは、岡山では岡山南部の1部地域だ。

全国的にニュースでご覧になられている被害の他に、漁協の被害では高梁川漁協では鮎15万匹が流出した。

 

当然、僕の近辺も大雨は降ったし避難するよう指示もあった。

僕の近辺でも場所によっては、川が溢れたり家に浸水などの被害があった。

 

ただ僕は豪雨の翌日から、豪雨前と同じような日常を暮らしている。

少しの不便や影響はあるが、基本的には同じ日常だ。

なので被災して日常が変わってしまった方々とは決定的に違うのだ。

 

なのでこれから書くのは、

  • 西日本豪雨の被災地から少し離れた、
  • とある川や渓流を、
  • ただ渓流釣り好きが見てきた。

というだけの話なのだ。

それ以上でもそれ以下でもないのだ。

 

また、被害が大きく報道された倉敷市真備町から僕のホームリバーだと、

同じ県内だが車で1時間強から2時間弱くらいかかると思う。

 




 

最初に、豪雨後の自宅前の川

 

僕の住んでいるところでは、7月8日(日)の午後に雨が止んだ。

これからブログ中で何日後と書くのは、雨が止んだ7月8日から何日後という意味なのだ。

  • 7月8日に雨が止んでから、
  • 10日間ほど1~2度の夕立ち以外は雨が降らず、
  • 猛暑が続いている状況だ。

 

7月8日、僕の自宅前の川だ。

あと1mほど水位が増せば、僕の家も浸水したかもしれない。

 

写っているのは家じゃなくて誰かの無人の倉庫です。

写真1~3は同じ場所で日を変えて撮っています。

 

写真1 7月8日

渓流ルアー

 

2日後の7月10日。近くの通学路の1部が崩落していた。

自宅前の川は、かなり水の引きが早くて2日でだいぶ少なくなった。

どの川も共通だが、水が引いた後は緑が無くなって石が多くみられる。

 

写真2 7月10日

渓流ルアー

 

10日経った昨日、7月18日。

奥に細く見えているのが川で、これがいつもの水量なのだ。

 

写真3 7月18日

渓流ルアー

 

豪雨後のホームリバー

 

そして僕のホームリバーの状況だ。

僕はあることを考えていて、川幅広めの場所の状況を確認したかった。

 

最初に様子を見に行ったのは、

雨が止んでから4日後の7月12日(木)の出勤前だ。

 

いつも走っている側道が土砂の影響で通行止めになっていて遠回りして到着した。

ちなみにこの日、岡山県の下流部はまだ濁流の状態だったらしい。

 

僕の川は濁流ではないが、釣りをするにはまだ確実に危ない水量だった。

けっこう無鉄砲な僕でもそう思うくらいだった。

なので、この日は様子だけ見て会社に向かった。

 

いつもは背丈より高いような葦がある陸地に緑が無い。

 

7月12日

渓流ルアー

 

下の写真、葦は流されていつもは陸地の場所が川になっている。

写真1~写真4は同じ場所で日を変えて撮影したり破線を書きました。

 

写真1 7月12日

渓流ルアー

 

上と同じ写真だが、普段は水が無い陸地部分を破線で示す。

ブロックがその後の写真と見比べるポイントだ。

このブロックはシングルベッドくらいの幅がある。

 

写真2 7月12日

渓流ルアー

 

上と同じ場所で、雨が止んでから10日後の7月18日の状況。

10日経って少し水量は減ったが、まだ平水ではなくて水の勢いは強くて少し濁っている。

 

写真3 7月18日

渓流ルアー

 

上と同じ写真だが、いつもは陸地の場所を破線で示す。

10日経ってもまだいつもは陸地の場所に水が流れている。

 

破線の奥のすごく細く見える川が、僕の中での川幅広めの川なのだ。

 

写真4  7月18日

渓流ルアー

 

伸び放題で背丈より高くなっていた葦。

いつもは必死にかき分けながら、いっそ無くなればいいと思うこともあった。

 

その葦が流れてしまって、緑がない景色になっている。

勝手なものだが、なんだか寂しい。

 

そしてここより下流を見に行くと、やはり水量が多い。

濁って水量が増した川から逃げるように、脇のこんな小さな場所に鯉が10匹くらい固まっていて驚いた。

 

下記以降の写真は全て7月18日

渓流ルアー

 

雨が止んで10日経っても、川幅広い場所は増水状況だ。

川によっては平水より水が少なくなっている川もある中、僕が釣りをしようと思う場所は水量が中々減らない。

だから魚がいるのかもしれない。

 

なので渓流に向かった。

ダムの下は10日間ほとんど雨が降っていないのに、まだこんなに濁っていたり増水気味。

放流があるからか?

 

渓流ルアー

 

また、葦がぼうぼうに育っていた川の周囲は、

まばらな緑と岩だらけになっている。

 

渓流ルアー

 

上記の濁っているダム下の川から、ダムに移動する。

途中何カ所か、土砂が道路にかかっていたりする。

下は復旧で通れるようにしてくれた後だと思う。

 

渓流ルアー

 

ダムに、上流から流れてきた流木が大量に浮いている。

 

渓流ルアー

 

下記はダムの流れ込み部分で、上流は小渓流になっている。

こちらも流木が大量に浮いている。

 

渓流ルアー

 

ダムの上流に向かうと、石垣が崩れたり、

 

渓流ルアー

 

普段は段差のない砂利道に大きな段差が出来ていたり、

 

渓流ルアー

 

土砂崩れで、車で先に行くのは難しくなっていたりした。

もう重機が近くにあったりしたので、ここも復旧作業は開始して下さっていると思う。

 

渓流ルアー

 

ダムの下流は濁っていたが、上流の水はクリアだった。

まだ少し増水気味だが、印象としては『いつもの少し増水した渓流』という程度になっている。

 

渓流ルアー

 

どうしても確かめたかった事

 

僕には確かめたい事があった。

それは西日本豪雨後、何人かに言われたこんな言葉だ。

 

「こんな大雨が降ったから、もう魚は流れて居なくなっているだろう?」

 

こう言われる度に、僕は否定してきた。

時には軽く聞いてきただけの相手に、色んな理屈をつけて説明したりもした。

川の水面と底での流れの速さの違いや岩の後ろの緩流帯など、少ししか無い知識をフル稼働した。

 

魚が流れて居なくなっているなんか、僕は信じたくも考えたくもなかったのだ。

だからかたくなに、自分に言い聞かせるように、魚はいるはずだと答えた。

でも、こんな大雨は初めてだった。

 

確かめたくて、ダムの上流に慎重に入渓した。

入渓してすぐに、真新しいタバコの空き箱が捨ててあった。

 

大雨で荒れた渓流を、さらに踏みにじられた気がして怒りを覚えた。

3連休もあったし釣り人か、または林業従事者か復旧作業に来られた方しか考えられない。

 

釣り上がると川の脇は所々崩れていたり、増水時に流れたであろう大きな流木があった。

 

渓流ルアー

 

魚はいるはずだと信じてルアーを投げる。

 

いるか?

 

どうだ?

 

いた!

 

 

サイズは15cm少しだが、アマゴが居てくれたのだ。

 

渓流ルアー

 

釣れたのはこの1匹だけだった。

だけど十分だった。

 

その後、沢山の稚魚サイズや、釣れなかったが20cm前後も3匹~4匹の姿は見えた。

魚は居るんだ。

流されてなんか無い。

 

もし被災されて今は渓流に行けない状況の方が、このブログを見て下さっていたらご安心下さい。

魚や渓流は、釣り人を歓迎はしていないかもしれません。

 

でも、魚は居ます。

魚は逃げたりはしません。

 

今年が無理なら、来年。

色んな大変なことが落ち着いたり、片付いたら。

 

必ず魚は居ますし、少し様相が変わっていたとしても渓流も残っています。

繰り返します。

 

魚は釣りに来るあなたを、歓迎はしないかもしれません。

でも、逃げたりはしないです。

なので、必ず出会えますよ!

 

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コメント

  1. ラオウのご主人様 より:

    しげるさん、こんにちは。

    まずは西日本豪雨で被災された方へ心からのお見舞いを申し上げます。

    自然現象って人間の力が及ばないうえ予測不能なのが恐ろしいですね。
    川の画像が解りやすかったです。
    増水も恐怖感を覚えます。

    僕も魚って凄いなと以前から思ってました。
    台風で沢や本流が濁流になっても岩の下や地形の変化のある場所で耐えてるんでしょうね。
    生き抜くって大変!!
    僕も魚が釣れない事と仕事の忙しさでメンタル的に病んでいて毎日を生き抜く事に苦労しているので魚達に共感できますよ!!

    1. しげる より:

      ラオウのご主人様さん
      自然現象、本当に凄かったです。
      僕の家の自宅前の川ですが、これまでに1度も水が超えてきたことはないそうです。
      でも、これまでに無かったからこれからも無いとは言えないのが最近の気候だと思います。
      魚、大雨の増水に耐えて居てくれました(^^)
      釣れないのは、釣れるまで行くという僕が使う手段がありますが、お仕事は大変ですね(>_<) 魚だけじゃなくて、人間も生き抜くのは大変ですよね。 仕事のストレスは仕事で解消しないと中々難しいですが、生き抜くために、ストレスも上手く抜ければいいですね(^^)

  2. 丹沢極釣会 より:

    今回の西日本豪雨被害は心が痛みますし今も被災している人達が一日も早く日常に戻れる事を祈ります。
    しげるさん達が無事なのは丹沢で釣りをする人達の中にも気にしていた方は沢山いました。29日は反省会がありますから話しには出ると思いますが無理しないで過ごして下さい!

    1. しげる より:

      丹沢極釣会さん
      ご心配も頂きましてありがとうございます。
      丹沢の方々は特に、遠く離れた僕のことなどを気にして下さってとても嬉しかったです。
      大説明会、29日ですね(^^)
      皆さんお会い出来るのを楽しみにされたり、素敵な会だと思います。
      無理ない程度に、日々を楽しんで釣りなどして過ごします(^^)

  3. 花屋のいちろー より:

    自然災害が起こるとつくづく思うのですが、自然の前では人間は無力なんだなっと…普段は管理しているつもりでいますが、一度暴れだしたら、手のつけようがなぃ。人とは小さい生き物ですね。
    残っていたアマゴの方が余程強い生き物けもしれないですね。

    にしても、自宅前の川溢れないで良かったですね。ギリギリで踏み止まってくれて。

    1. しげる より:

      花屋のいちろーさん
      僕もそう思います。人間は無力だなぁと。
      そして、自然やアマゴたちは強いなぁと。
      ものすごい雨や増水にも負けずに、渓流にいてくれましたから(^ ^)
      自宅前の川溢れたらパソコンショートしてブログ書けなくなっていましたσ(^_^;)
      ってそれより大変なことたくさんありますがf^_^;

  4. sun より:

    お久しぶり&遅いコメント&長文で失礼します。

    魚は流されない!
    流される魚はいるかもしれませんが、皆んな流される事は無い、と断言できます。

    私の地方でも、4年前と2年前くらい?に1時間に80〜110mmという、規格外の大雨が降りました。
    どの位すごいかというと、家の裏の川(川幅約10m、コンクリート2面護岸)の水位が、モノの1時間で4〜5m上昇するという、恐ろしいものでした。
    あと30cmで床上浸水待った無しという豪雨。
    下流は床上浸水でした。

    その後私も気になって、しげるさんと同じように渓流に行ったわけです。

    やっぱりいましたね、魚は。
    流れの形なんかはすっかり変わっていましたが…
    決定的なのは、未放流の堰堤上。
    数は少ないものの、ちゃんといたんですよねー、当時は涙出そうになりましたよ(笑
    あれから4〜5年経つわけですが、今では復活、と言って良いくらい魚の数は戻っています。
    自然は恐ろしいですが、すごく強いです、人間の想像力なんて及ばないくらいに。

    だって今の地形は何千万年前にはほぼ今の形で、こんな事は何百回と繰り返されてきた事なのでしょうから。
    川の形が戻るのは、きっと私が生きている間は無理だろうな…なんて思いつつ、何百年、何千年すれば、元の形に戻るのかと思うと、その川の貴重な姿を見られたかと思うとちょっとラッキーかもって思ってしまいます(笑
    いやこれは、地理マニア的な考えですが…

    ともかく安心してください(してるでしょうけども)、2〜3年後には元に戻りますよ^_^

    長文失礼しました。

    1. しげる より:

      sunさん
      お久しぶりです!
      sunさんは大学が地理学科でしたよね(^^)
      渓流に魚、居たんです。
      嬉しかったなぁ。
      自然、魚、強いですよね。人間なんかより余程強いです。
      当時のご状況、詳しく教えて頂いてありがとうございます!
      sunさんの地方のお話、とても参考になりますし、安心が増しました。

      1. sun より:

        たまにしかお邪魔しないのに覚えていて下さって嬉しいです^_^
        「ダメかもしれない」なんて人間の浅はかな想像力を簡単に壊してくれる現実が嬉しかったです。
        当時の状況は、概ねその通りだとは思いますが、記憶の中なのでなにぶん。
        大きく違わないと思いますが、いやまあ、少し違った所で大差ない豪雨だったので(笑
        参考になって、安心して下さって何よりです!

        1. しげる より:

          sunさん
          色んなアドバイスや新しいことを教えて頂いたりしているので覚えています(^^)
          今回の豪雨は本当に「ダメかもしれない」と思っていたので嬉しかったです。
          また、sunさんのところも近い形で魚がいてくれたことで安心が増しました(^^)
          ありがとうございます!

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