釣り人としてうちわに何を書くべきだったのか?

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釣り人として何を書くべきだったのか?

 

それが試されたような気がしたのだ。

 

釣り人としてうちわに何と書くべきか!?

 

とあるイベントに出かけた時の事だ。

 

イベントの一角に、

  • 白いうちわに筆で字や絵を書いたら、書いたうちわが無料で貰える。

という書道のコーナーがあった。

 

せっかくだから参加してみようと部屋に入って席に座る。

 

若くて可愛らしい女の子が白地のうちわを僕に手渡して、

 

「ご自由にお書きください!半紙に練習して貰って大丈夫です!」

 

と言ってくれた。

 

 

ふと周りを見渡すと、

  • 書道経験者っぽい綺麗な字の人や、
  • 水墨画のような美しい絵を書いている人がいた。

対して僕は小学生の時に図画工作で1をとった絵心無しで、字も壊滅的に下手だ。

(だからルアーは不器用ルアーだ)

 

自分がアウェイに居る事に気付いた僕は冷たい汗をかいた。

 

字で勝負は出来ない。絵では勝負にすらならない。

 

という事は何を書くか、中身で勝負だ。

 

釣り人として、白いうちわに何を書こうか?

 

何を書くかで、

  • 人生やら生き様やら、
  • センスやらインテリジェンスやら、

色んな事が浮き彫りにされる気がしたのだ。

 

字も絵もダメなのに書道の部屋に入ってしまったが、せめて爪痕は残したい。

(関西出身なので出来れば笑いも欲しい)

 

うちわを手渡してくれた若くて可愛い女の子にも、ちょっとは良いところを見せたい。

 

釣り人としてしばらく悩んだ結果、

 

四字熟語をもじる事を思い付いた!

 

そんな僕がうちわに書いたのは、

 

一生懸命ならぬ、一釣懸命(いっちょうけんめい)だ!

 

 

裏には、

 

一期一会ならぬ、一魚一会(いちぎょいちえ)だ!

 

 

書き終わってから、うちわを手渡してくれたあの若くて可愛い女の子を見たが、

 

僕の事なんて見てはいなかった。

(当然である)

 

だけど僕は胸を張って書道コーナーを後にした。

 

釣り人として満点とは言えないが、及第点はとれた気がしたのだ。

 

何の準備もなく、ふいにこのような状況になった時に釣り人の皆さんはなんて書くのだろか?

 

すぐに書くことを決められる人はいるのだろうか?

 

皆さんは何を書きますか?

 

 

僕より上の世代の釣り人なら、

  • 開高健さんの、
  • 「漂えど沈まず」とか?
  • 釣りキチ三平の、
  • 「もっと魚を釣りたい」とか?

 

ふいに何か書いてくださいと言われて、僕はかなり悩んだ。

 

こういう時に気が利いた事が書ける大人になりたいと強く思った。

 

僕はもう、44歳なのだけれど。。。

 

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