新ウェットウェーディングスタイル!足先が濡れないのだ!

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新ウェットウェーディング

 

「恥の多い生涯を送って来ました 」

これは小説『人間失格』の有名な一文である。

 

小説『人間失格』の良さは言うまでもないが、古屋兎丸さんの漫画『人間失格』も良い。

 

新ウェットウェーディングスタイル

 

 

恥の多い僕の告白

 

ブログ冒頭で有名な小説の一文を引用したのには理由があるのだ。

 

僕も恥や失敗の多い生涯を送ってきた。

そんな恥耐性(?)のある僕でも恥ずかしながらの告白をするのだ!

 

大きな声では言えないが、昨年の夏~秋くらいから足の水虫になってしまったのだ。。。

 

足の指の間の皮膚が初めての感じになったので病院に行った。

そこで水虫と診断されたのだ。。。

 

理由は色々あると思う。

だけど1番の原因かもしれないと思っているのがウェットウェーディングなのだ。

 

僕は6月~9月半ばまで、渓流シーズンの約半分をウェットウェーディングスタイルで釣行している。

  • 動きやすいし、
  • 暑い時に水に濡れるのも、
  • 気持ち良くて快適だ。

なのでウェットウェーディングスタイルはとても気に入っている。

(ウェットウェーディングスタイルブログはこちら)

 

しかし一方で、僕は釣行時間が長いし釣行頻度も多い。

 

そしてウェットウェーディングスタイルで一度水に入ると、釣行中や移動中もずっと足先が濡れている。

 

8時間釣行していたら、8時間ずっと足先が濡れているのだ。

 

長時間足先が濡れっぱなしだと皮がフニャフニャになったり、なんだかじゅくじゅくして気持ち良くない。

 

病院で聞いたところ、足先がずっと濡れているのは良くないらしい。

(蒸れも良くないらしいが)

 

だけど僕の地域で夏にウェーダーはきつい。

透湿ウェーダーでも暑さがきつくて釣りにならない。

 

だけどウェットウェーディングで足が濡れた結果、

  • 薬を塗ったり飲んだりして、
  • 綺麗になってきている足の皮膚が、
  • またボロボロになるのは嫌だ。

どうしようかなぁと、人知れず悩んでいた。

 

それがあるアイテムの導入で、 その悩みを解決する事が出来たのだ!

 

新ウェットウェーディングスタイル!

 

少し前にとある方とやり取りをしていた時の事だ。

『カスケット』というお店の名前を聞いたのだ。

 

『カスケット』は以前からヤングさんがブログのコメントでも書いて下さったりしていた。

 

今回のふとしたきっかけで、再度カスケットさんのHPをまじまじと見ていた。

 

カスケットさんはすごくお洒落で素敵な商品を揃えていらっしゃる。

  • シムス、
  • カーディナル、
  • アンバサダー、
  • ボロンハンドル、
  • ベゼルグリップなどなど。

正直、ボロンハンドルやベゼルグリップとかは理解出来ていません。

 

たぶん僕なんかだと、お店に入るのに少し緊張するような、そんな高級感のある雰囲気である。

 

なんというか、

  • 粋で洒落ている、
  • 大人のトラウトアングラーの、
  • お店なのだ。

そんなお洒落なお店でピンッと来た実用的な商品があった。

 

それが、

 

防水ネオプレンソックスⅡ

 

なのだ!

 

足先が濡れない仕組みになっている!

新ウェットウェーディング

 

これを履く事によって、足先が濡れない(濡れにくい)ようになるのだ!

(詳細はカスケットさんHPで!)

 

ウェットウェーディングの足先のじゅくじゅく感と、個人的な水虫治療に悩んでいた僕は飛びついた。

 

まさにリアクションバイトで購入したのだ!

 

新ウェットウェーディングスタイル!

 

購入した防水ネオプレンソックスⅡが届いた!

 

僕は普段履きが25㎝なのでそのまんま25㎝を注文した。

 

足が小さいんです。。。

新ウェットウェーディング

 

防水ネオプレンソックスIIのみを買ったので送料がかかった。

約4,000円のソックスに対して送料約800円は痛い。(地域によってはもっとする)

 

カスケットさんも不憫に思ったのか、シムスのカタログを入れてくれていた。

お心遣いが嬉しかった。

 

僕には高嶺の花のシムス。シムス童貞です。。。

新ウェットウェーディング

 

前述の写真の通り、防水ネオプレンソックスIIの肝の部分は素足じゃないとダメなのだ。

 

だけどこれまで数年間履いている安いタイツはここまである。

 

新ウェットウェーディング

↓これです。

 

なのでハサミでジョキジョキと切った。

 

新ウェットウェーディング

 

そしてワークマンで買った短い丈の靴下を履く。

 

すね毛については何も言わないで下さい。

新ウェットウェーディング

 

防水ネオプレンソックスⅡを履く。

赤丸の部分が水の浸入をシャットアウトする肝の部分だ。

 

ワセリンは家にありました。

 

 

僕はわりと足首が細い方なので、折り返している部分にワセリンを塗ってから肌に密着させる。

 

カスケットさんは防水ソックスの上に重ね履きで、シムスのネオプレンウェーディングソックスを履くのを進められていた。

 

僕もカスケットさんで初シムスを買おうかと思った。

だけどその時に僕のサイズは売り切れていた。。。

 

なのでシムスの代わりにリトルプレゼンツのウェットソックスを買った。

 

新ウェットウェーディング

 

 

このソックスは大きめに作られているようなのでSサイズ(24㎝~25㎝)を買った。

結果、ちょうど良い感じだった。

 

カスケットさんの防水ソックスの上に、リトルプレゼンツのウェットソックスを履いた写真。

 

新ウェットウェーディング

 

そしてウェーディングシューズを履いた。

不器用(僕)がタイツを切ったので少し隙間がある。。。

 

新ウェットウェーディング

 

この上に装着するゲーターもカスケットさんのを買おうかと思った。

 

だけど欲しいグレー色が売り切れていたので、結局ウェーダーの時に付けているゲーターを流用する事にした。

 

これの有り無しでウェーダーの寿命がまるで違う。

新ウェットウェーディング

 

 

装着したらこうなる。

 

新ウェットウェーディング

 

この装備にしてみて、意外な恩恵を受けたのはウェーディングシューズのサイズだった。

 

前述した通り、僕は足が小さくて普段履きは25㎝くらいだ。

 

だけど試着して買ったコーカーズはUS10(28㎝)なのだ。

これはリトルプレゼンツのソックスウェーダーに合わせたサイズだ。

 

なので夏のゲータースタイルで、爪先まで一体型の下記を裸足で履いただけだとかなりブカブカだった。

 

新ウェットウェーディング

 

 

ブカブカなのをBOAシステムで無理やり締め付けてなんとか履いていた。

 

それが今回、

  • 防水ネオプレンソックスⅡに、
  • ウェットソックスの重ね履きで、
  • ゲータースタイルでも、
  • シューズのサイズがぴったりになった!

これが想定外の恩恵なのだ。

 

靴のサイズがぴたりと決まると歩きやすいので気持ちが良いし疲れも軽減する。

 

釣行した結果!

 

渓流や本流で何度か釣行した結果、

  • まったく濡れない訳では無い。
  • 少しは水が入るが、
  • 不快になる程度では無く、
  • 足が濡れっぱなしよりは、
  • すごく快適だ。

という結論になった。

 

水が浸入しない歩き方のコツもあるらしいが、僕は気にせずにガンガン普通に歩いている。

 

というか、無茶な体勢や遡行もしながら歩いている。

 

それで本流の分厚い流れの中を歩いたりして3~4時間ほど釣行しても、下記程度の水の浸入ですんでいる。

 

新ウェットウェーディング

 

渓流で無茶な動きをしなければ全然水が入らない事もある。

歩き方も気を付けたらほとんど水が入らないのではないだろうか?

 

それに歩きやすさも一体型ゲーターより良いと思った。

 

昨年まで履いていたリトルプレゼンツの爪先まで一体型のゲーター。

 

それよりも今回のように、

ゲーターとソックス部分が分かれている方が歩きやすい気がした。

 

近い感覚としては、

  • ブーツ一体型ウェーダーより、
  • ソックスウェーダーにウェーディングシューズの方が歩きやすい。
  • それと同じように、
  • 一体型ゲーターより、
  • ソックスとゲーターが別れている方が歩きやすい。

そんな風に感じた。

 

この防水ネオプレンソックスⅡの防水性が、どこまで耐久性のあるものかはまだわからない。

 

だけど足先がじゅくじゅくにならない快適さや、歩きやすさも含めて買って良かったと思った。

 

だって渓流釣りは歩く釣りなのだ。

遡行が快適になるに越した事はない。

 

それに僕に限らず渓流釣り師の皆さんは、

  • 仕事や家族に使う時間、
  • それらをやりくりして、

何とか渓流に立つ時間を作っている。

 

だからその渓流に立つ時間は出来るだけ快適な時間でありたいと願う。

 

買い物が苦手な僕でも、快適な時間のための実用性のある買い物ならポチッとしやすい。

 

調べてみたら防水ソックスという名前の商品は数多くある。

 

だけどウェットウェーディングを想定して浸水も少ないものは、僕の知る限りではカスケットさんの防水ネオプレンソックスⅡくらいだ。

 

足先が濡れない(濡れにくい)ウェットウェーディング。

快適でオススメです!

 

大雨の影響で釣りに行けない週末なので、久し振りの渓流釣り装備の紹介ブログを書きました。

 

参考になれば幸いです!

 

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コメント

  1. ヤング より:

    自分もゲータースタイルを一新したのでカスケットの防水ソックス買いました(笑)

    モンベルのライトネオプレンタイツ&同ソックスにゲーターはキャラバンのケイリュウスパッツPRO2を(月)に試着して購入予定です!

    ウェットスタイルを早くに取り入れて色々使ってきた先輩からのアドバイスで、ソックス付きのゲーターよりスパッツ型の方が動きやすいし膝のズレがないので快適みたいです!

    膝当てが必要なら購入する感じみたいです。

    確かに足が濡れる濡れないの冷えや気持ち悪さは防水ソックスで少し解消されますね^ ^

    自分も次回から快適スタイルで釣行してきます!

    1. しげる より:

      ヤングさん
      おおっ!!防水ソックスお揃いですね(*^_^*)

      キャラバンのケイリュウスパッツPRO2、ネットで見ました!良さそうですね!

      膝のズレがないのは快適だと思います!
      渓流を歩いていて膝のマジックテープがパンッと取れるの、ストレスなんですよね(^^;)

      キャラバンってウェーディングシューズ以外はあまり見た事が無かったのですが、ケイリュウスパッツPRO2も膝当て付きの渓流 ニースパッツプロも良い感じがします(^^)
      いつも参考になります!

      快適スタイルで気持ちの良い釣行をして下さいね(^^)

  2. あざらし より:

    しげるさんのゲーターをみると釣行回数の多さと時間の長さを感じます!防水ソックス良さそうですね(^-^)私もリバレイというメーカーのものを昨年末に買ったのですがまだ使ってませんでした。北海道もそろそろウェーダーは暑くてしんどい時期なのでそろそろゲータースタイルに移行しようと思います!しげるさんほど長時間の釣行はないですが水虫には気を付けますね(笑)

    1. しげる より:

      あざらしさん
      ウエーダー用ゲーターは今年で3年目、爪先まで一体形のウエットゲーターは今年で5年目です(^o^)

      ウエットゲーターは今年買い換えを検討していたので、今の防水ソックスにウェーダー用ゲーターになったのはちょうど良かったかもしれません(^^)

      防水ソックス、水がまったく入らない訳では無いですが、けっこう良い感じです(*^_^*)

      リバレイも有名ですね(^o^)
      北海道だとゲータースタイルの期間はこちらに比べたら短いかもしれませんね。

      いやほんと、水虫になるなんて思っても見ませんでした。。。

      長時間足先が濡れたまんまにはご注意下さい(>_<)

  3. 3110tkj より:

    しげるさん、スネに流血跡が…
    私もよく、おんなじとこケガします。
    私もゲーターの足先のウエット感があまり好きではないので、参考にさせていただきます!

    1. しげる より:

      3110tkjさん
      僕はわりとよく転んだり滑ったり怪我をしたりするのですが、スネのこの場所はほんとよく怪我しますよね(^^;)

      足先が濡れた最初は気持ち良かったりするんですが、ずっと濡れているのは好みがわかれますね。

      防水ソックスは全く濡れない訳ではないですが、ずっと濡れているよりは僕は気に入っています(^o^)

  4. 花屋のいちろー より:

    僕も釣り後のふやけた足を見て、水虫懸念してたんですよぉ(。>д<)。
    原因が釣りとは断定出来ませんが、可能性は十分にありますよね…。
    うぅーん。今回のギア、僕にはどぉだろぉなぁ?。浸水してきそぉな…(^^;。

    1. しげる より:

      花屋のいちろーさん
      懸念されていたんですね!

      僕はこれまでまったく水虫の気配がなかったのですがなりました(>_<) 釣りが原因の可能性はありますね(^^;) いちろーさんくらい激しく動かれると浸水の可能性はあるかもしれません。 僕はたまに浸水しながらも、ずっとじゅくじゅくに濡れている訳ではないので気に入っています(^^)

  5. ひろし より:

    こんにちは!
    ネオプレンということは、通気性がまったく無いと思うのですが、蒸れませんか?
    モンベルから出ているゴアテックスソックスとかのほうが「足先が濡れないウェットウェーディング」に向いていそうな気がしますが、どうでしょう? もしくはデックスシェルとか。
    あと、リトルプレゼンツのウェットゲーターは、中に紙糸を使ったソックスを履くとぐちゅぐちゅした感じが軽減されますよ!
    モンベルのKAMICOや、rootwatsocksから発売されています。

    1. しげる より:

      こんにちは!
      カスケットさんの防水ソックスは通気性は無いので蒸れはあると思いますが、足先だけなのであまり感じてはいません!

      ですが釣行を重ねると防水ソックスの中から、蒸れていたり汗をかいたりした結果の臭いがしてくるので、時々エマールで手洗いしています(^^)

      モンベルサンのゴアテックスソックスとデックスシェルのHPを拝見しました。

      このモンベルの靴下を履いたまま、渓流で膝や腰まで水に浸かって川の中を遡行して、それでも靴下の中に水が入らないのでしたら足先が濡れないウェットウェーディングに向いていると思います!

      逆に足首くらいまで濡れても防水だが、膝まで浸かると靴下と肌の隙間から靴下の中に水が入ってくる。という商品でしたら向いていません。
      (HPでは判断出来ませんでした)

      カスケットさんの防水ソックスは履いたまま膝や腰まで使って渓流の中を遡行してもほぼ水が入りません。僕が知る限りはそのような商品が他にないので、他社さんにも作って欲しいと思っています。

      ウェットゲーターのソックスのアドバイスもありがとうございます!

      足が濡れるとぐちゅぐちゅになるのと冷えや水虫の原因にもなるので、カスケットさんの防水ソックスにしてから釣行後も足が濡れて無くてさらさらなので快適です(^_^)v
      (注:完全に水の浸入を防げる訳では無く、歩き方や状況により少しは浸水しますが、靴下の一部が軽く濡れる程度です)

      コメントありがとうございました(^o^)

      1. 匿名 より:

        なるほど、カスケットさんの防水ソックス、素晴らしいですね。
        さすがウェットウェーディングに特化して作られているだけのことはあります。
        モンベルのゴアテックスソックスやデックスシェルは膝まで水につかると浸水すると思います。というのも、カスケットさんのソックスを見ると浸水防止のためのネオプレン部分がかなり幅広です。モンベル もデックスシェルもこんな作りにはなってないです。しかもワセリンを塗れば完璧ですね。
        使ってみたいけど、すべて売り切れ。入荷するまで気長に待ちます。(笑)
        渓流の禁漁まで残りわずかですが、安全第一で楽しみましょう。これからもブログの更新を楽しみにしています。

        1. しげる より:

          カスケットさんの防水ソックス、色々と考えて作られていると思います!(^^)!

          浸水防止の部分がきちんとしていて、ちゃんとワセリンを塗ると浸水もあまりないです。

          僕はすごく気に入ったので、最初に買ったのは補修してまだ使えていますが、今シーズンの始めに予備(2足目)も買いました。

          防水ソックス、売り切れになりがちなので来シーズンに向けて予約も含めて先手をオススメします!

          お互いに禁漁まで安全第一で楽しみましょう(^o^)

          コメントありがとうございます!

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