『足元を見られる』
『オシャレは足元から』
などと言われるくらい、足元(靴)って大事なのだ。
ということはどんな靴を履いているかで、
- どんな人か値踏みされたり、
- オシャレかどうか分かるくらいなのだ。
ちなみに僕が10代から20代、いや30歳前後でも履いていたのはこんな靴だ。
まだ捨てられずに置いている。
特にジョージコックスのラバーソールは本当によく履いていた。
なのでソールがすり減り過ぎて2回ソールの交換した。
さらにその後、まったく同じ色とサイズの新品をもう1回買ったくらいだ。
1回のソール交換が1万円くらいかかって、新品だと2万少しだった。
当時彼女だった嫁に、
「ソールの交換なんかせずに、新品買ったら?」
と言われていたのを覚えている。
なぜそんな事を思い出したのかと言うと、
ウェーディングシューズのフェルト貼り替えに関しての嫁とのやり取りが、デジャブだったからである。
それは今シーズン終盤、9月の出来事だった。
ウェーディングシューズのフェルト張り替え失敗。
僕のウェーディングシューズは、恐らく渓流用で1番売れているリトルプレゼンツのフェルト底だ。
フェルト底の交換について、リトルプレゼンツのフェルト交換用接着剤(フェルトグルー)の箱にもこう書いてあった。
なので初めて古いフェルトの上から、新しいフェルトを貼ってみた。
作業としては、前回の古いフェルトを剥がしてから新しいフェルトを貼るよりはかなり楽だった。
(前回の古いフェルトを剥がして貼った参考ブログはこちら)
しかし古いフェルトの上から新しいフェルトを貼ったのが、今回の失敗の原因だった。
フェルトを交換したにも関わらず時々コケたりしていたのだ。
原因には薄々、心あたりはあった。
下記写真のように、片減りした古いフェルトの上に新しいフェルトを貼ったことだ。
それを決定的にしたのは、嫁だった。
普段は外に置いているウェーディングシューズを、たまたま家の中のテレビの近くに置いていた時のことだ。
嫁は首をかしげながら、僕のウェーディングシューズを見ていた。
そして、
「あなた、最近コケてあばらを痛めたとか言ってたよね?」
「自分のシューズ、平らなところでちゃんと見たことある?」
そう言われて、嫁と一緒にシューズを見た。
シューズを見ていると、僕の頭も自然に斜めになってしまった。
要は、傾いているのだ。
そして嫁は畳みかけるように続けた。
「こんなに斜めになってたら、そりゃコケるでしょ!
というか、どう考えてもまっすぐ立ててないでしょ!」
「あなたは不器用なんだから、自分で交換とかするとロクなことにならないでしょ!
だから新しいの買いなって言ったでしょ!」
そして嫁のよく言う決め台詞が出た。
「あなたはいつもいつも、
何がわかってないのかすら、
わかってないのよ!」
さらに、
「今日すぐにシューズ買いなさい!
今日買わなかったら、私に罰金5,000円払って!」
嫁に怒られまくって、まったく何の根拠もない罰金まで言い渡された。
嫁は僕の『買い物』という仕事に対しての苦手さと動きの遅さを知っているので、罰金まで言ったのだと思う。
なんだかんだと、僕がコケて怪我をするのを心配してくれているのだ。
欲しいウェーディングシューズは考えていたが、まだぼんやりとしていてその日に購入できる状況ではない。
なので嫁に謝って、なんとかその日にシューズを買わなくても罰金にならないようにしてもらった。
しかし嫁に、このシューズの使用禁止を宣告された。
そこでシーズン終わりの2回の釣行に白羽の矢が立ったのが、ダイワ ハイパーVソールだったのだ。
ダイワ(Daiwa) DS-2301HV フィッシングシューズ
僕のハイパーⅤソールだ。
去年の誕生日に、海釣り用(防波堤、沖一文字、磯)用に買って貰っていた。
だけど僕は年々渓流ルアーにばかり傾倒していて、海釣りの出番はほんの少ししかなかったのだ。
グリップが良いと評判のハイパーVソール。
実際、少しだけ行った海釣りではかなりのグリップ力を見せてくれた。
すごく安心感があったのだ。
日進ゴムさんが開発したハイパーVソール。
そのHPから引用すると、
滑りにくさ従来の2.5倍
すり減りにくい外底
静摩擦から動摩擦への移行がスムーズで転倒しにくい
動画はこちらだ。
渓流釣りでも、フェルトソールではなくラバーソールの靴がある。
源流釣り師の方は、ラバーソールを使用されている方も多いようだ。
なので初めて渓流でラバーソール(ハイパーVソール)を履いてみることにした。
今シーズンのラスト2回の釣行は、渓流をハイパーVソールで歩いたのだ。
結果は悪くない。
というか、良い感じだった。
実際にハイパーⅤソールを渓流で使ってみた感想。
Vソールのデメリット
- 川の中のコケなど付いているぬるっとした岩。
- これはよく滑った。フェルトの勝ちだ。
- 陸の岩でもコケが付いていたり濡れている場合。
- これも滑りそうだった。フェルトの勝ちだ。
だけど良いところも沢山あった。
Vソールのメリット
- ラバーソールは濡れても軽い!
- フェルトだと濡れたら水を吸って重くなる。
- 退渓後や移動するのに、ラバーソールだと足取りが軽いままだ。
- 乾いた岩などはグリップ問題なし。
- すり減りがフェルトに比べて少ない気がする。
- つまり長持ちか?
下記写真のような乾いてコケが付いてない岩場とかは、まったく問題じゃなくて快適だった。
フェルトのように水を吸って重くならないのも良い。
源流釣り師さんにラバーソールが多いのが分かる気がした。
よく歩いたり移動するなら、ラバーソールはとても快適だ。
また渓流の上流部だと、川の中の岩でも極端には滑らなかった気がする。
ぬるっとしていないからか。
アユ釣り師さんがいるような本流近くとかは、岩にコケが付いていたりぬるっとしているので思い切り滑ってしまう。
なのでそういう場所はフェルトに軍配があがる。
しかしフェルトは距離を歩くと消耗(すり減り)が激しい。。。
要は、適材適所なのだ。
僕は今シーズン、フェルト底の交換を2回した。
だけど、人によってはフェルト底なら1ヶ月持たないとか、シーズンで3回は交換するという豪の方もいらっしゃる。
今シーズン、2回フェルト底の交換をして感じたこと。
- 古いフェルトを剥がして新しいのを付けるのは結構大変だった。
- 古いフェルトの上から新しいのを貼ると傾くという問題点が出てきた。
- 上から貼るとフェルトが2重になるので濡れたらけっこう重くなる。
ただラバーだとフェルトほどのグリップはないと思う。。。
フェルトにするべきか、ラバーにするべきか、それが問題だ。。。
まあ来シーズンまではまだ時間があるので、色々調べてみようと思う。
断っておくが、僕はハイパーⅤソール以外の渓流用のラバーソールを履いたことがない。
ハイパーⅤソールはグリップの良いシューズだと思うが、渓流釣り用のラバーソールのシューズと比べてはわからない。
なのでハイパーⅤソールの感想は、あくまで参考程度でお願いします。
渓流釣り用や沢登り用のラバーソールのグリップも気にはなっている。
だけど確実に言えることは、フェルトとラバーだとお互いに長所と短所はある。
どちらも持っていて釣行する場所によって選ぶのが1番良いとは思う。
あとは予算、お財布、台所事情と相談なのだ。
そして僕はど田舎在住の、釣り道具買い物難民だ。
ウェーディングシューズを置いている店がないので、試し履きして買えないというネックも出てくるのだ。
シューズは出来れば履いてサイズを試して買いたいけど、通販でしか選べないんだよなぁ。。。
ランキングにご協力下さい!
押してくれるとブログ更新するやる気が上がります(^O^)/↓
ちょっと…いや…かなり斜めですね(笑)
自分はリトルのラバーソールを使ってます。
キャラバンの渓流シリーズのラバーソールも使いましたが自分の扁平足に合わず、リトルに落ち着きました。
長時間歩きでも、水を吸う量が少なく疲れないです!摩耗も少ない!
ノロなどにはめっぽう弱く、転びそうになるので
低水温の時期や源流域に向いていると思います。
フエルトは夏や下流域で使います。
使い分けているので長持ちしますね。
源流域ではモンベルのサワートレッカー等も良いと聞きますが自分は履いた事がありません。
グリップはフエルトの勝ちだと思います。
安全重視ならフエルトが間違いないです
右脳派釣師さん
見ていると自然に首が傾いてしまうくらいには斜めになっていました(^_^;)
リトルのラバーソールなんですね。
ラバーソール、移動が多かったり歩くのがよかったら良い感じですよね(^^)
使い分けされているんですね。参考にさせて頂きます。
モンベルのサワートレッカーって評判良いみたいですね!
フェルトのグリップは魅力的です。
すり減りがもう少しなければ。。。
悩みます(>_<)
足首やっちゃいそう(°∀°)
フェルトかラバーか悩みますね。
源流行くのですが今年はDAIWAのF1シューズって鮎のシューズでほぼ釣行してました。(ピンフェルトで軽くて丈夫です)ただ帰路が登山道なのでリュックに登山靴入れて履き変えたりしてました(*_*)
フェルトは苔やヌメは大丈夫ですが砂が付いてると乾いた石とかでズリズリ滑るのと高巻きの時の土肌の斜面は怖いです!時々登山靴のまま釣行もしてました。
来期はF1シューズがかなりくたびれてきてるのでモンベルのサワートレッカーのフェルトかラバーのどっちにするか悩んでいるところです。フェルトなら鮎でも使えるし。ならF1シューズの新しいやつでもいいかとも考えるし。多分ずっと悩んでいますよ(笑)
鮎師さん
こんな靴で山に釣りに行くなとすごく怒られました(^_^;)
ピンフェルトもグリップ良さそうですね!
フェルトは確かに土肌の斜面はすごく滑りますよね(>_<)僕も何度か滑りました(>_<) モンベルのサワートレッカー、気になります! 鮎師さんも悩んでますね(^^) 僕も悩み中です(>_<)
しげるさん~♪ こんばんは! 奥さんに手玉に取られてる様子が手に取るようにわかりました~(笑) すみませんーーー! 変なこと言って。。。 でも前回ブログの続き?のハイパーVソールの話が見えてスッキリしましたーー♪ 僕もフトコロと相談してラバー体験してみたいです!!!
しげさん
僕と嫁は西遊記で例えるなら『お釈迦様の手の上の悟空』って感じですね。
手玉に取られて、手のひらで転がされている感じで(^_^;)
夫婦というのはそのくらいが良いんです。(と強がってみます)(^^)
覚えていて下さったんですね(^^)
やっとハイパーVソールの話をかけました(^_^;)
ラバー、場所とか使い方によっては良い感じです(^^)
機会があればラバー体験してみて下さい(^O^)
おはようござぃす。
僕も右脳派さんと同様リトルプレゼンツのラバー使ってます。
基本的にラバーは源流、フェルトは下流と使い分けています。
苔やヌメは気を付ければ対処出来るのでそこまで気にしていません。それよりも山道を快適に歩ける方を源流いでは重視しています。
花屋のいちろーさん
おはようございます!
右脳派さんと同じリトルのラバーなんですね!
使い分けも同じような区切り方で(^^)
皆さん使い分けされているんですね。
勉強になります。
苔やヌメより山道を快適にですね。釣行スタイルによって色んな考え方がありますね。
参考になります(^O^)
モンベルのウェーディングシューズと夏のゲータースタイル用にサワートレッカーラバーを使用してます。
サワートレッカーは沢靴として最高性能だと確信していますが唯一の欠点はネオプレン素材で足首が開放されないので履きにくい事です。
それを改善しているのがサワークライマーのリールアジャストです。
だいぶ履きやすくなってました。来春はサワークライマーリールアジャストを購入しようか考えてます。
アウトドアブランドの沢靴はゆとりや遊びが少なくきつく感じる事もあるので履いてみないとなんとも言えない部分はありますね。
ラオウのご主人様さん
モンベル、皆さんからブランド名が出てくるってことは良いシューズの気がします!
サワートレッカーも改善されたサワークライマーのリールアジャストも良さそうです!
個人的にはモンベルHP商品紹介の各ソールでのコケ、岩、草付でのグリップ力の目安の表が分かりやすかったです。
モンベル票がかなり集まっていますし気になります(^^)
靴はサイズが気になりますよね(>_<)田舎在住なので中々試し履きが難しいので遠出するのも検討します(^_^;)
皆さん悩まれていますね。ハイパーVソールは、防波堤釣りでは信者がいる程、グリップも耐久性も信頼があります。ヌメがなければ最強かも。
私は皆さんが羨ましいです。
私の場合足が大きいので、選べません。
サワートレッカーなんて、最初から対象外です(笑)
楽しく悩んで、解禁前くらげ亭訪問で、試し履きして回ってゲットしてください(*´艸`*)
かわしさん
ハイパーVソールはグリップ力あると思うのですが、渓流用とか沢靴と履き比べてみたいですね。
テトラにのぼる方とかに信頼されていますよね(^^)
実際渓流でもかなりのグリップを見せてくれました。
かわしさん、足が大きいと言われていましたよね。
僕は小さいの羨ましい部分もあるのですが(^_^;)
くらげ亭は行けたらいいですがまだわかりません(>_<)
図々しいですが…話題に上がっていましたので…
今シーズン、モンベルのサワトレ履いて現場を練り歩きましたがほとんど滑ることがありませんでしたよ!
渓流はいつもダイワのフェルトタイプのウェーダーでしか歩いたことがなかったですが、サワトレは軽いし、フェルト部分も少しやわらかめでいい感じでした(^^)
ただ、ラオウのご主人様さんがおっしゃられていたように履きにくいことは確かです。
素人がすいません。
しゃっくさん
全然図々しく無いですし、僕も素人です(^^;)
それに、新しい釣り道具に接する時はみんな素人です(^^)
コメント、すごく嬉しかったです。
実際に使用された感想を書いて下さって、とても参考になります。
僕が参考になりましたし、僕以外にもウェーディングシューズが気になっている方の参考になったと思います。
そういうご意見ってとても貴重でありがたく思います。
色んな方の色んなご意見が、僕やどこかの誰かの参考になればとても嬉しいです。
そんなきっかけになるようなブログやコメント欄なら素敵な事だと思います。
ありがとうございました。