台風3号が僕の住んでいる田舎にも影響を与えて、川が半端なく増水していた。
ずっと空梅雨だったのだが、台風が去った後も雨が降っていた。
増水が釣りになるくらいに収まれば、今年初の増水釣行に行ってみたいと思う。
さて、バラし検証、アルバイト職漁師、と楽しい(?)日々を送っているのだが、また先日釣行してきたのだ。
釣行前に、ほんの、ほんの、ほんの気持ちフックまわりをいじった。
スプリットリング交換 サイズアップ
ハンドメイドミノーに付けているスプリットリングなのだが、極小のものを付けていた。
お腹とお尻のフックがかみ合ってしまうのを避けるために、細かいことだがスプリットリングを極小にしていたのだ。
これまで使っていたのは、下記写真右の♯00である。
それを左のバレーヒルの♯1に変えるのだ。ぱっと見で少し大きさが違う。
ナチュラムサイト
というのも、前回歴史的な(?)バラし4タテを喰らった。
参考ブログ バラし検証その5 アルバイト職漁師の憂鬱
もうスイミングフックにしようかと思いながら下記対策を考えたのだ。
- スイミングフックはバレにくいとされている。
- それは紐の部分があそびというか、トラウトのローリングに対応してくれるからだ。
- 同じような考え方を適応してスプリットリングに注目。
- 現在ハンドメイドミノーに、極小スプリットリング♯00を付けている。
- そのため、あそびが少なくなってバラしているのでは?
- スプリットリングのサイズを大きくしよう。ほんの少しはあそびも増えるかも。
ということで、スプリットリングを交換してみました。ついでにフックも新品に交換した。
いや、字はふざけてちゃら書きしている訳じゃ無いんです。壊滅的に下手なんです。
「そんな細かいことで変るかよ!ケツの穴の小さい男だな!」
と思われるかもしれない。
ただ、絶賛バラしセール中、さらに4匹釣って食べさせてくれという依頼のアルバイト職漁師中なのだ。
お釈迦様が地獄に垂らした、細い細い蜘蛛の糸のようなものにもすがりたいのである。
アルバイト職漁師釣行その2 バラし検証その6
2017年7月3日 月曜日 晴 早朝5時30分で水温18~19度。気温25度。暑い日だった。
アルバイト職漁師として気合いの入っている僕は、自分の中でベスト3に入る川幅広めの場所に降り立った。
数回前の釣行で、25㎝以上のアマゴを2匹釣り、1匹のお腹からは小魚が出てきたポイントである。
この場所はニゴイがいるため、ラインも前日にナイロン3.5lbから6lbに巻き替えた。
参考ブログ 検証釣行!スイミングフックとシングルフックバーブアリ?
ちなみにネットも、写真下のデカい方を持ってきたのだ。サクラマスでもすくえる大きさだ。
意地でもすくってやる。写真写りなどどうでもいいという気持ちの表れである。
川辺に立つ。
ゆるやかだが押しの強い流れの場所である。
1投目を投げる。
ラインが出るのが途中で止まり、ルアーが思っていた半分以下の距離で落ちた。
リールを見ると、なぜかスプールの下、リールのシャフトにラインが絡まっていた。
前日、ラインを6lbに巻き替えている時にビールを飲んでいたのが原因か。。。
ライントラブルを直してからの2投目(実質1投目)、対岸近くにキャストして、サイドで引いてくる。
途中でダウンになるU字のあたりでギラッと光ったような気がした。
次の瞬間手応えが!
3m~4mほど先で、かかったアマゴが目に入った。
スレでかかっている! デカい! 尺あるか!? 泣き尺はカタい!
ロッドの力を出来るだけ抜く。
このデカさでスレなら、走り出したらやばい。
ゆっくりと誘導するような形で寄せてくる。
大きさの割にすんなりと寄ってきた。
特に抵抗らしい抵抗はなかったが、残り2mほどで一暴れした。
軽いジャンプも見せた。ティップを水面に突っ込んで耐える。
なんとかバレず。
デカいネットに手をかける。
するとバシャバシャともう一度暴れた!
次の瞬間、ジャンプした!
「ぴょーん!」という音が聞こえそうな大きなジャンプだった。
水面から跳ねた魚はフックを外して、川に立ち込んで釣りをしていた僕の、本当に足下近くに着水した。
そしてもう姿は消えていた。。。
代わりに、僕の叫び声が響いた。
「もぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~!」
朝の、実質1投目で、本日終了なくらいのダメージを受けた。
デカかった。尺はあるかわからないが、尺近いのはカタい。
でも、後から考えると全てアマゴの作戦通りに思えてきた。
以下、僕の想像である。
- スレでかかってすんなり寄ってくる(油断させた)
- 2mほどの距離で一暴れ、軽くジャンプ(これで終わりと思わせた)
- ネットに手をかけた瞬間に、暴れて大ジャンプ(全てこのジャンプへの布石だった?)
書きながら悔しくなってきた。
こいつ、絶対釣ってやる。
「カーン」
頭の中に、ストーキング開始のゴングが鳴り響いた。
その後はさんざんだった。
というか、釣り上がりながらも心は先ほどバラしたアマゴの事ばかり考えていた。
ネットに手をかけるまでに、色々と邪念があった。
「依頼主にこの魚をあげたら驚かれるぞ~」とか、「実質1投目からこれなら今日は6匹くらい行くか?」とか。
取らぬ狸の皮算用である。
そんなことを考えながら、先ほどバラしたアマゴが自分の頭の中でどんどん育って大きくなり、尺を越えているような気がしたり。。。
まあ釣りに集中出来なかった。
魚の姿も見れずに釣り上がる。
1時間半ほど釣り上がって、平場にでた。
アップとサイドで探って行くが、姿すら見えず。
途中、釣り上がってきたところをダウンクロスで遠投気味に投げる。
そしてダウンクロスからダウンになるようなコースを引いてくる。
「んっ?」
と思った時にはドラグが鳴っていた。
「ジィィィ~~~」っと2秒ほど鳴って、かなり先にアマゴの姿が見えた。
見えた瞬間、フッと軽くなった。。。
「おぉぉぉぉぉい!!」
遠目に見ても、またしてもデカかったよ。この場所は総じてデカいんだよ。。。
良い型を2連続バラし。。。
今のはかかっていることに2秒ほど気付いていなかったしな。
しかしアップからダウンか。。。
この間はダウンからアップで泣き尺釣ったな。。。
その後、ゾンビのように力無く、のたのたと釣り上がる。
違う場所でアップに投げる。
引いてきたルアーにアマゴが付いてきている。20㎝少しか。今日はデカいの2匹見てサイズ感狂っているのでデカく感じない。
近くになって、「パクッ」と反応して一瞬手応えがあったがのらず。。。
呆然と、じっと手元を見つめていた時の写真である。
僕のハンドメイドミノーとストラディック。
すごいピンク色が好きな人みたいな写真だが、そうでもない。
最後のパクッはノーカウントでいいや。
でも、前回釣行で4バラし、今回2バラし。6ヒット全バラしである。
6タテか。昔の阪神タイガースじゃないんだよ。
スプリットリング変えたのまったく意味がなかった。むしろマイナスか?
呪われてるのか?
書いててもう嫌になってきた。。。
たまには、
「思った通りのところにルアーを落としてアクション1発、尺アマゴゲット」とか、「狭いボサ下にルアーを入れ込んだキャストが勝因か?岩魚40㎝ありました」
とか書きたいなあ。。。
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2017年7月18日18:00まで
こんばんは!
検証お疲れ様です。
受け付けてないかもしれないですが、リクエストがあります。
フックサイズをかなり小型化の方向に倒して来たようですが、裏かいて大型化して検証してみてほしいです。
フックが小型化すればスロートが浅くなります。
これが原因なのか知りたいです。
小さいのは釣れなくなるかもしれませんが、その川なら#4でも十分行けるでしょう。
フック同士が絡むトラブルが頻発すると思われるので、フロントフックは無し、漢の一本フック仕様で。
まあ自分でやれって話ですが、人がやるのを見るのが面白いのです。
自分でやってバラシたら悔しいじゃないですか。
こんばんは!
リクエストは初です! 受け付けてはいます(^^)
確かにフックサイズは小型化に傾いています。下記で魚の口の外からかかる経験をしてから、小型化になりました。
バラし検証その3 シングルフックバーブレスのフックサイズ https://keiryuuluretrout.com/archives/single-hook.html
上記でも♯6ですが、♯4での検証!
しかも最後の、「自分だと悔しい」が光るコメントです。
そういう人好きです。リアル生活の身近に居たら別のコメントになるかもしれませんが(^^;)
♯4でベリーフックのみ。男じゃなくて漢の一本フック。アベレージがでかい川なら。。。ですね。
やってみたいと思います!
ただ、今回ブログでバラしたやつに対してゴングが鳴ってしまったのでなんとしても釣り上げたいと燃えております。
♯4も持ってないので、ちょっと預からせて下さい!
よろしくお願いします。
もちろん!
のんびり待ってますよ。
今は一匹でも釣りたい時であろうにろくでもないリクエストすいません。
上手く行ったら当方も採用させていただきます!
コメント、リクエストは非常にありがたいし、嬉しいです(^o^)
ちょっとゴングが鳴ってしまったので(^^;)
面白い試みだと思います!
しばしお待ち下さい(^^)