僕のお盆休みは、8月16日(木)まで終わった。
17日、18日と仕事をしているのだ。
8月11日から16日まで、6日間のお盆休みは下記のようなスケジュールだった。
- 11日 嫁の友人数家族とデイキャンプ、BBQ
- 12日 ニジマスに完全敗北。(ブログ参照)
- 13日 子供が熱を出して1日休み。。。
- 14日~15日 僕の実家に1泊2日で帰省。
- 15日~16日 嫁の実家に1泊2日で宿泊
上記でお盆休み終了!
お盆休みと嬉しい鱒の森No.47
既婚者の方なら僕のお盆のスケジュール、すごくわかって頂けると思う。
ちなみにお盆も正月もだが、僕と嫁の実家にそれぞれ1泊2日で帰るとする。
するとお盆も正月も、各4日は潰れる。
今回で言うと、6日間のお盆休みの大部分(4日間)を占めてしまうのだ。
まあ本当に行きたくないなら、泊りに行かずに釣りに行けばいいだけの話だ。
自分の優先順位がダントツで渓流釣りだとすると、お盆休みの6日間の全てを渓流釣りに費やしても法律違反ではないのだ。
その結果、色んな軋轢が出来るかもしれない。
だけど自分の行動を決めるのは、自分の意志なのだ。
僕はそう思っているので、納得の上での自分の実家や嫁の実家への宿泊である。
そんなお盆休み中に嬉しいことがあった。
発売されたばかりの『鱒の森No.47』中の写真に、
1枚だけ不器用ルアーが写り込んでいたのだ!
鱒の森No.47
載っていたのはP86~87の新横浜の佐々木さんが書いて下さった記事。
断っておくが、『渓流ルアーと家事と育児と尺イワナ』の記事である。
なので不器用ルアーはまったく関係ない。
たまたま佐々木さんのタックル紹介写真に、不器用ルアーが写り込んでいた。
白黒写真なので、アンバサダーと写っていてもそんなに破滅的な事にはなっていない。
(と思っている)
赤丸が僕の作った不器用ルアーなのだ。
僕は自分の子供にも、自分のルアーに対しても親馬鹿と言うか、馬鹿親である。
なので記事とはまったく関係なくても、不器用ルアーが写ってくれていたのが嬉しかった。
佐々木さんの『育児と家事と尺イワナ』の記事は、是非下記の鱒の森No.47でご覧下さい。
不器用ルアーが写ってくれていたこの機会に、書けていなかったことを書くのだ。
かなり前に不器用ルアーの追加釣果報告を頂いているにも関わらず、ブログでご紹介が出来ていないお三方がいらっしゃるのだ。。。
書けてなくてすみません!
そして、釣って下さってありがとうございます!
ちなみにこのお三方は、不器用ルアーで最初に釣って下さった釣果報告はすでに下さっています。
なので追加での釣果報告です!
釣って下さった日付順にご紹介します。
お一人目は右脳派釣師さん。
右脳派釣師さんの、不器用ルアーで釣って頂いた日のブログはこちら!
『丹沢に春が来た』です。
4月にヤマメを釣って下さいました!
お二人目は、花屋のいちろーさんです。
4月に不器用ルアーで釣って頂いた日のブログは、
ブログ本文、同じ日に尺越えイワナ釣られています!
そしてお三方目は、丹沢極釣会さんです。
7月に不器用ルアーで釣って頂いた日のブログはこちら!
『のんびりイワナ釣り』です!
お三方、いつもありがとうございます!
遅くなってすみませんでした!
そして鱒の森No.47のP19に、非常に興味を惹かれるこんなタイトルの文章があった。
ハンドメイドミノーで有名な方の記事だ。
ハンドメイドミノーと『起き上がり小法師』についてだった。
僕も少し前に下記のようなブログを書いていた。
参考ブログ:起き上がり小法師のようなヒラウチミノーを作りたい!
なのでなんだか嬉しくなったのだ。
そして話は実家に帰った時のことに移ります。
嫁に怒られた渓流釣行
1泊2日で実家に帰省した僕には、作戦があった。
それは泊まった日の翌日、早朝だけでも渓流釣りをするという作戦だ。
まあ作戦でも何でも無い。渓流釣りがしたいだけである。
今年年券を買った親父と息子と3世代釣りに行くために、僕も実家の川の年券を買った。
参考ブログ:パパと一緒にマス釣りに!
しかしその1回だけしか行けていなかったのだ。。。
年券買ったのにまだ1回しか釣行していないのは辛いものがある。
なので午前11時には家に帰る約束で、出勤前釣行のような3時間ほどの釣りをさせてもらった。
ちなみに僕の親父は65歳で、週に2日ほど働いていた仕事も今年で完全に辞めた。
時間もあるし、昔釣りもしていて釣りキチ三平を60巻まで持っていた。
なので渓流釣りの鑑札を買って、今年通っている。
しかし、僕と一緒に行った時は5月のGWなのに、親父はまだ1匹も釣れていなかった。
さらにそれから10数回釣りにいって、1匹も釣れていないらしい。。。
親父:「年券分は十分遊んだ!」と言うが、
僕:「でも釣れてないだろ!」とツッコんだ。
身内なので発言に全く遠慮が無いのだ。
ちなみに親父は餌釣りとルアーである。
僕の地元の川は、僕が鑑札買っている中では間違いなく1番有名な川だと思う。
なのでプレッシャーもあるとは思うが、親父が1匹も釣れていないのが疑問だった。
なので、
- 年券を買った川で2回目の釣りと、
- 本当に魚がいないのか確認したい。
という理由で、僕は帰省した際に親父を置いて単独釣行をしたのだ。
だって親父はウェーダー持ってないし。
(買えとは言っています。全ての理由はここにある気がする)
実家に泊まった翌日の朝。
前夜親父とビールを飲み過ぎて、久しぶりに二日酔いである。
頭が痛くて気持ち悪い。一瞬釣りをやめようかと思った。
だけどなんとか釣り場に着く。
地元の川と言っても、僕は10代に川釣りをしていないので新規開拓である。
最初は上流の本流筋を狙うが、目を疑った。
濁りが酷いのだ!
ここ最近、雨は降っていないらしい。
でもこんなに濁っている。
僕はピンときた。
これは上流にダムがあるからだと。
だって、僕のホームのダム下も西日本豪雨から1ヶ月経ってもこんな感じだもの。
少し投げてみるが、反応がない。
濁った川に見切りをつけて、支流に向かった。
するとやはり、支流の水はクリアだ。
初めての場所なので適当に車を止めて釣り上がる。
少し釣り上がると、魚がいないことはないと分かった。
しかしプレッシャーはかかっていそうだ。
なんとか25㎝くらいのアマゴが釣れた。
ルアーは最近頂いたアルボルだ。
僕は親父に、「アマゴ釣った!」と写真付きのメールをする。
続けて20㎝くらいのアマゴも釣れた。
この写真も親父にメールする。
そしてタイムリミットの3時間がきて終了。
渓流から道路に出て、下っていると土砂崩れがあった。
舗装されていないところ。
続いて、舗装されているところでも土砂崩れ。
僕の実家は兵庫県なので、西日本豪雨の爪痕はまだ残っている。
釣りを終了して実家に戻って、親父に状況説明。
今年10数回釣りに行って1匹も釣れていない親父は、僕の釣果メールを見て地団駄踏んで悔しがっていたらしい。
お昼ご飯を食べて実家を後にする。
車を走らせている途中に、助手席の嫁がこう言った。
嫁:「二日酔いでも釣りに行った本当の理由、私は知っている」
僕:「年券買ったのに、まだ1回しか行ってなかったからね」
嫁:「違う。10数回釣りに行ってまだ1匹も釣れていないお義父さんに、あなたがサクッと釣ってみせて『どや!』って自慢したかったんでしょ!」
続けて嫁:「あなたのそういうところ、人としてダメなところだと思う!」
畳みかけるような嫁の発言。
僕は思った。さすが夫婦である。
僕の下記のような気持ちの割り振りを読み取っていた。
- 釣りがしたい(1割)
- 年券買ったので釣りしておきたい(1割)
- 親父が釣れてない川で、僕がサクッと釣り上げて自慢したい(8割)
実家から帰る道すがら、嫁に叱られながら車を走らせた。
嫁の中では完全に、
- 今年1匹も釣れてないお義父さんに対して、
- サクッと釣って上から目線で自慢したい、
- 人として最低の旦那。
という図式が出来上がっていたのだ。。。
しかも怖いことに、
僕はその図式を否定できないのだ!
いや僕だって赤い血が流れている人間である。
親父に釣らせてあげたいのだ。
だから何度も何度も僕のところに釣りに来いと誘っていた。
来てくれたら1匹は釣らせてやると思っていた。
だけど来ないのだ。
いや、まあなんだかんだ言っても、
親父に「どや!」と言いたかったのは間違いない。
僕は嫁に叱られながら、『親孝行』という言葉について深く考えたお盆休みだったのだ。。。
タックルデータ
ロッド:カワセミラプソディ TULN-502L
リール:シマノ 16 ストラディックCI4+ C2000HGS
ライン:ARMORED(アーマード) F+ Pro 150M 0.6号
リーダー:バリバス ライトゲーム ショックリーダー 30m 1.7号
ルアー:ウッドリーム アルボル
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しげるさん! おはようございます~♪ 親子。。。夫婦。。。ほのぼのしていいですねーーーーー! お嫁さんは流石ですね~♪ でも親子で釣りの会話ができるのは羨ましいです(^―^)!! 話はかわりますが、禁漁まであとわずかですね(´Д`;)/ なんか焦ってきましたよーーーー!
しげさん
うちの嫁、「どや!」って親父に言いたかった僕の考えが手に取るように分かっていたようです(^^;)
確かに、親子で渓流釣りの会話が出来るようになって楽しいです(^^)
親父に1匹でも釣らせて上げたいのですが。。。
僕のホームは8月末が禁漁なので、もう黄色信号です(>_<) しげさんも限られた時間を楽しんで下さいね(^o^)
仕方ない仕方ない。
釣り人で尚且つブロガー。
それは間違いなく「釣れたら自慢したい」という人種ですから。(^_^;)
ましてや、他の人が釣れていない川で釣れようものなら、そりゃもう恍惚感が……
…ハッ!?
もしや私も人としてダメ!?
イェーガーさん
僕の気持ちを理解して下さってありがとうございます(^^)
今回は身内の親父なので余計に遠慮無く自慢しました(^^;)
考えたのですが、僕たちは『人』じゃなくて『釣り人』なんです。
『人』としてダメでも、『釣り人』としてはあるあるならば良しとしましょう(^o^)
そういう時に「女にはわからないだろうけど、男だから狩猟本能がさ」と言ってみてはどうでしょう?
炎上しても責任はおえませんが(笑)
自分もダメ人間ですね(笑)
右脳派釣師さん
せっかくのアドバイスですが、炎上する光景が見えてしまいました(>_<) なので僕の心にしまって置くことにさせて頂きます(^o^) 『釣り人』なので、みんな『人』ではないんです(^^)
お父さん、ホントはしげるさんが釣って喜んでいるのではないかと。
自分の息子が自分より釣ったら、ちょっと悔しいけど本当に嬉しいと思いますし。
結果的には、親孝行だと思いますよ~^^
新横浜の佐々木さん
自分に置き換えて考えると、息子が釣ったらかなり悔しいけど確かに嬉しいです(^^)
親孝行になっていれば良いのですが(^^;)
本当は僕の川に案内して、1匹でも釣らせて上げたいんです。
しかしウェ-ダー持ってないのもネックで。。。
鱒の森、素晴らしいタックルに挟まれて恐縮ですが嬉しかったです。
ありがとうございました(^^)
鱒の森見ましたよぉ(^^)d。こうやって知名度が上がってくんだろなぁ。
しげるさん、親父さんを立ててあげてください(笑)。そのうち一緒に釣りしたがらなくなってしまうかも!?(笑汗)。
うちも、小さい頃は親父に色々教わって釣りを覚えたのですが、大きくなるにつれ技術が逆転し、僕が親父に教える様に。
いつの頃からか一緒に行かなくなってしまいました。
今思うと、親父は父親のプライドから子供から教わるのを良く思ってなく、一緒に釣りしてくれなくなったのかな?っと…
甥っ子連れだと一緒についてきて、色々と甥っ子に教えていますが、それに僕が口を出すといじけてしまいます(笑)。
花屋のいちろーさん
鱒の森は、嬉しいですが不器用ルアーの話で載っている訳ではないので(^^;)
知名度だなんてとんでもないです(>_<) 親父を立てるの大事だと思ってはいるのですが、僕の性格がどうにもこうにも。。。(^^) 僕も昔は、ほんの数回ですが釣りを親父に教えて貰ったことがあります。 そのことは不思議と覚えています。 親父のプライドってのもあるのかもしれませんね。 うちの親父も僕の息子に釣りを教えている時、嬉しそうでした(^^) 女心だけじゃ無くて、人の心は難しいです(^^;)