渓流釣りの歩く距離は人によって違う?僕とフライマンの場合。

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渓流ルアー歩く距離

 

僕はいつも一人で渓流釣りをしている。

  • 一人釣行なのは、
  • 僕の性格に難があって、
  • 一緒に行ってくれる人が居ない。

という訳ではない。と思いたい。

(と思いたいが、性格に難はある)

 

渓流の一人釣行は僕だけではなくて、渓流釣り師全般に言えると思う。

 

色んな理由から、一人釣行になりがちな釣りだと思う。

 

僕は一人で釣行するのは楽しいし、まったく苦ではない。

(コロナ禍になってから3年目だが、その間は誰とも釣行していない)

 

だけどずっと一人で釣行していると、

 

渓流釣りの普通がわからなくなるのだ!

 

普通も何も気にせず、

  • 自分が自分のスタイルで、
  • 思うように楽しく釣行すれば、

それでいいと思う。

 

思うのだが今回の釣行では、

 

『渓流釣りで歩く距離』

 

の釣り人による感覚の違いに気付いたのだ。

 

最初の渓流は先行者あり!

 

最近はアマゴニジマスを釣っていたので、イワナに会いたくなっていた。

 

なので早朝からイワナの渓流に向かった。

 

向かった場所は『釣り人はよく入るが良い場所』なのだ。

 

午前5時に到着すると、、、

 

すでに別の釣り人の車が駐車していた!

 

しかも車には人がおらず、しばらく前に釣り上がっている感じだ。

 

今時期の午前5時はもう明るいとはいえ、釣り人の朝って早いなぁ。。。

 

あと30分~1時間は早く来るべきだったか。。。

 

この場所の人気と釣り人の情熱を舐めていた事を反省した。

 

という事で急遽別の釣り場に行く事にした。

 

まだ早朝なので深い渓流が良い。

  • 去年初めて開拓して、
  • その1回釣行してから、
  • 行っていない場所。

そこを釣り上がろうと思った。

 

去年初めて行った時には餌釣り師さんの仕掛けが絡まっていたり、直近で人が入っていた。

 

今年はどうだろうか?

 

それに去年は途中までしか釣り上がれず、まだまだ上流があった。

 

せっかく早起きしたので今日はこの渓流を釣り上がろうと思ったのだ。

 

釣行2回目の渓流!

 

移動してから準備をする。

 

かなり上流まで続いているので気合を入れる。

 

去年はウェーダーでの釣行だったが、今回はゲータースタイルだ。

 

動きやすい(歩きやすい)ので遡行距離も伸ばせるはずだ。

 

足先が水に濡れないゲータースタイル、おススメです!

(参考ブログ:新ウェットウェーディングスタイル!足先が濡れないのだ!)

 

初心者用ゲータースタイルブログはこちら

渓流ルアー歩く距離

 

入渓して釣り上がるとすぐにイワナの反応があった!

 

渓流ルアー歩く距離

 

サイズは大きくないが、次々に釣れてくれる!

 

こんなイワナや、

 

渓流ルアー歩く距離

 

ちょっと虫食い模様っぽいイワナや、

 

渓流ルアー歩く距離

 

少しサイズアップして22~23cm前後のイワナ!

 

渓流ルアー歩く距離

 

と、ここまでは良かった。

 

だけど釣り上がる途中で足跡など発見してから極端に反応が悪くなった。

 

どうやら最初の短い距離は竿抜けだったようだ。

 

僕の入渓場所じゃないところから入渓出来る場所があるのかな?

(新規開拓あるあるだ)

 

でも今日はここを釣り上がると決めている。

 

渋い反応にもめげずに釣り上がる。

 

その途中でふと気付いた。

 

不器用ルアー縁(えにし)のアクションが、少し違ってきているような気がしたのだ。

 

引き抵抗が少ないというか、なんというか違和感があった。

 

なので縁(えにし)の脹雀(フクラスズメ)カラーをよく見ると、、、

 

リップが削れたのか、少し短くなっていたのだ!

 

ほぼ未使用の縁(えにし)と比べるとリップが短くなっているのがわかった。

 

渓流ルアー歩く距離

 

今シーズン始まってから、渓流ではこの縁(えにし)しか使ってないというくらい使い倒した。

 

しかも僕はルアーチェンジせずに丸一日同じルアーで釣行する事がほとんどだ。

 

浅場でハードトゥイッチしてリップが川底に岩に当たりまくったりもしている。

 

だからリップが削れたのかな。。。

 

リップは強度を考慮して0.6㎜ではなく0.8㎜を使っている。

(0.6㎜の方がルアーの切れ味は良くなるが)

 

だけど削れるのは削れるんだ。。。

 

リップ削れるの、基板リップあるあるなのかな?

 

いや僕の釣行回数で使い倒したせいでリップが削れたのかも。

 

僕の手元の縁(えにし)はいいのだが、購入して下さった方の縁(えにし)が気になった。

 

「リップが削れてしまったりされていませんでしょうか?」

 

もし使っていて何かあったら教えて頂けたらありがたいです!

 

縁(えにし)のピンクアマゴカラーにルアーチェンジして釣り上がる。

 

↓僕が使っているのはリップ付け直し品ばかり。

渓流ルアー歩く距離

 

どんどん釣り上がっていくと、渋い中でもぽつりぽつりとイワナが釣れてくれた。

 

渓流ルアー歩く距離

 

小さいけどアブラビレまで赤いイワナが釣れたり、

 

渓流ルアー歩く距離

 

少しサイズアップもした!

 

渓流ルアー歩く距離

 

どんどん釣り上がって、

 

「あと少しでこれ以上釣り上がれない場所になるかな?」

 

と思った。

 

しかし最近よくあるのだが、

 

左膝が痛くなってきた。。。

 

しばらくは膝の痛みを我慢して釣り上がったが、引き返すことにした。

 

時刻はまだ12時前だが、釣り上がってきた場所を引き返した。

 

フライマンと僕

 

かなり戻ったところで、釣り上がってくるフライマンに出会った。

 

僕は釣り場で釣り人に出会ったら逃げるような人間である。

 

だけど今回はどう考えても気付かれる場面だった。

 

フライマンと距離が近付いて、目があったのでぺこりとした。

 

すると年上のフライマンが声をかけてこられた。

 

フライマン:「どこまで釣り上がりましたか?」

 

僕:「かなり上流までです」

 

フライマン:「○○あたりまで?」

 

僕:「そこは越えてもっと上まで行きました」

 

フライマン:「遡行が速いね!○○から入渓したの?」

 

僕:「えっ!?○○から入渓出来るんですか?もっと下から釣り上がって来ました」

(これも新規開拓あるあるだ)

 

フライマン:「もっと下、、、もしかして、○○のあたりに置いてあった○○色の車なの?」

 

僕:「そうです。そこからずっと釣り上がりました」

 

フライマン:「・・・すごいな!かなりの距離だね」

 

僕:「○○から入れるのを知らなかったので、、、」

 

フライマンとこのような会話をした。

 

フライマンは僕と会話をしている間、

  • (僕の遡行距離が)「すごいね!」と、
  • (遡行速度が)「速いね!」と、

いう言葉を各3回くらい言われていた。

 

そんな会話をしてからフライマンと別れた。

 

その後に数年前の出来事を思い出した。

 

魚太郎さんと一緒に釣行した際に、釣り場の地図を見ながら話していた時の事だ。

 

僕:「前にここからここまで釣り上がったんですが、あんまり良くはなかったです」

 

魚太郎:「えっ!?ここからここまで通しでですか!?かなり距離ありますよね?」

 

あの時の魚太郎さんの、『ちょっと引いたような顔』は忘れられない。

 

僕にとっては普通の距離なのだが、他の誰かにとっては普通では無いのだ。

 

距離を測った事はないが、

  • 僕の歩く距離は、
  • 源流域に行かれる方なら、
  • 何でもない距離だと思う。

(源流釣り師さんの歩く距離はすごいと思う)

 

だけど人によっては僕の歩く距離は「すごい!」という表現になるらしい。

 

『普通』というのは人によって違うのだ。

 

そんな事を考えながらこの日は帰宅した。

 

翌日、目覚めたら足腰がすごくだるく筋肉痛のようになっていた。

 

今年から特にだが、釣行日の翌日と翌々日は体がすごくだるい。。。

 

嫁にその事を言うと、

 

「もう年なんだからそれが普通でしょ!当たり前よ!」

 

と言われた。

 

今年41歳になる僕は、

  • 釣行日の翌日と、
  • 翌々日まで疲れが残る。

これは普通なのだろうか。。。

 

数年前までは2日連続釣行なんか平気だったのにな。。。

 

今年41歳かそれ以上の皆さん。

 

疲れが2日ほど響くのは普通でしょうか?

 

何か対応策があったら教えて欲しいです。

(食べ物?トレーニング?)

 

20代の時なら、疲れが翌日以降に残らないのが普通。

 

今は、疲れが2日ほど残るのが普通。

 

やっぱり『普通』というのは流動的で、人や年代によっても変わるものなのだ。

 

じゃあ僕の渓流釣りの腕は『普通』レベルなのだろうか?

 

そんな怖い事は考えないでおこうと思った僕なのであった。。。

 

(使用タックル)

ロッド:FSX-B382UL

リール:17カルカッタコンクエストBFS(左)

ライン:アーマードF+PRO 0.6号

リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号

ルアー:不器用ルアー縁(えにし)

 

『色んな感覚って人によって違うよね!自分が楽しめたらそれで良いのだ!』(^O^)/↓
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コメント

  1. あざらし より:

    リップの比較画像みると差が一目瞭然ですね!私はわりと表層の方を泳がせることが多いのでさっき自分の縁をみにいったらほぼ無傷でした(^^)私も40目前でほぼしげるさんと同世代ですが仕事の疲れがあまり抜けず最近は釣りに行けてないです(;_;)サクラマス・ヒラメ用に準備したタックル等も未だに未使用です(^^;来年から本気出します(笑)
    お互い体力と気力を充実させて楽しく安全に釣りを楽しみましょう!

    1. しげる より:

      リップの比較、差がわかりますよね!
      僕は浅場で川底にガンガン当てながらトゥイッチしたりもするし、今シーズンずっと同じ縁(えにし)を使い倒してきたので削れてしまったのかと思います(^_^;)

      あざらしさんの縁(えにし)が無傷で何よりです(^^)

      ものすごい使用頻度でなければ簡単に削れたりはしないと思うのですが、気になったのでブログに書きました(>_<) 同世代ですね!仕事の疲れが抜けないお気持ちもわかります! 気が進まない、体がしんどい時に釣りに行ったりもするのですが、やはり気力体力充実している方が楽しいです! タックル未使用!来年から本気出す!そういう時もありますよね(^^) お互いに楽しく安全に釣行しましょう(*^^)v

  2. 右脳派釣師 より:

    歩いてなんぼの西丹沢某水系だと20キロから25キロは普通です
    それを毎週行ってる70代後半のベテランもいらっしゃいますよ
    歩けるうちに行っとかないと、行きたくても行けなくなってしまうかもしれませんからね。
    縁のリップは大丈夫だぁでございます!

    1. しげる より:

      丹沢、歩かれているとは思っていましたがやっぱりすごいですね。。。

      70代後半で毎週!頭が下がります(>_<) 歩けるうちに行っとかないとっていうのは近頃よく思います! 今のうちに探索したり、行けるところに行っておきたいです(^O^) しかし特に今年から疲れが残るようになってしまいました(>_<) 縁(えにし)のリップ、志村けんさんでありがとうございます!(^^)!

  3. 3110tkj より:

    ルアーだと手返しが良いので、短時間で結構遡行出来ますよね。
    フライだと同じ時間で1/3も歩けません。
    私は渓流引退の危機!?

    1. しげる より:

      ご指摘の通り、餌釣りかフライかルアーで遡行速度は違いますよね!

      フライマンはご自身の遡行速度を基準に考えられたのかも。

      それならルアーの僕はかなり早い遡行速度になりますね!

      渓流引退の危機ですか!

      千代の富士は、

      「体力の限界、気力もなくなり引退する事になりました」

      と言われました。

      3110tkjさんの体力も気力もまだ無くなってないと思いますよ!

  4. ラオウのご主人様 より:

    林道歩き10キロ未満もありますが20キロ越える時も多いです。
    連休の時はガッツリ歩きまわりますが単発休みの場合は疲れが残ると仕事辛いのでほどほどに調整しています。
    一番こたえるのは肩ですね。
    長距離歩くとザックが肩に食い込んで辛いです。
    膝も釣行後に痛む時あります。
    登山道でアプローチする場合は入渓前にヘロヘロになってたり・・。
    スピードはフライの方が一日かけて楽しむ区域を3時間前後くらいで終わらせてるみたいです。
    20キロ以上歩きまわっる時は車から出発して車に戻るまで約10時間位です。

    1. しげる より:

      ラオウのご主人様さんは歩かれている印象でしたが、予想以上でした(>_<) やっぱり丹沢の方々は歩かれていますね! がっつりやると翌日の仕事に影響出ますよね(^_^;) 人によるとは思うのですが、フライの方とルアーだとそれくらいの差が出てくるんですね! 皆さんの遡行距離のお話をお聞きすると僕はまだまだだと思いました(^_^;) 深い渓流に行くの好きなのですが、こちらで今のところそこまで深い渓流に行った事がないので探したくなりました(^^)

  5. イェーガー より:

    リップが岩に当たってぐらついたり外れたりする前に削れていくとは…
    縁はずいぶんと頑丈に接着されているんですね。すごいです。

    距離で調べたことはありませんが、東京の奥座敷多摩川源流界隈も『釣り場まで片道2〜3時間』とかよくありますね。

    1. しげる より:

      リップ、以前に小法師の時に外れやすい可能性があったので、それからは見た目より接着重視で付けています(^^;)

      僕がお聞きできてないだけかもしれませんが、今の所は縁(えにし)でリップ取れたというご連絡は無いのでほっとしています(*^_^*)

      釣り場まで片道2~3時間!?

      やっぱり僕はまだまだです(>_<)

  6. くんじー より:

    しげるさんお疲れさまです!
    今回の釣行では6時間くらいでどれくらい遡行されたんですかね?
    6~7kmくらいでしょうか?フライマンが驚かれたくらいだからもっとですかね(°▽°)
    僕はこれまでで一番の遡行距離でも、6~7時間釣り上がって帰りの林道が4~50分くらいだったので4kmくらいでしょうか。
    それくらいでも、しげるさんよりずっと歳上の僕にはかなり足腰にきて、帰りの車で運転中に脚が痙攣したり、夜中に脚が攣って悶絶したりします。
    あと何年元気に渓流釣りが出来るか分かりませんが、毎週20km以上釣り歩かれる70代の方がおられる話には勇気をもらえました。

    1. しげる より:

      お疲れ様です!(^^)!

      普段、距離を測る習慣がないので、今Googleマップで入渓地点から釣り上がった場所までの直線距離を測りました。

      点と点の直線距離でほぼ4kmジャストでした!

      やっぱり他の皆さんの方が歩かれてますね!

      測り方によって違うかもしれませんが、くんじーさんと僕は同じくらいの距離かもしれませんね!

      運転中に足が痙攣、僕も時々あります(^^;)

      僕も毎週20km以上釣り歩かれる70代の方に勇気を貰いました(^_^)v

  7. ヘルクライマー より:

    Guten Abend!
    なんか面白い記事を発見…
    渓流釣りは、他者との技量比較が困難なのは以前にコメントした通りですが、
    考えてみれば、歩行距離&速度も比較し辛いですよね。
    ちなみに自分の場合… (ホームグラウンドを基準として)
    <イワナ狙い>
    渓相:山岳渓流(源流)
    車停めから4kmの林道歩行ののちに入渓し、魚がいない場所まで遡行したら、
    そのまま小尾根を越えて隣の谷へ。ここに登山道があるのでそれを使って下山。
    全行程(往復)15kmで標高差が950mあり、所要時間は約9時間。
    <ヤマメ狙い>
    渓相:里川と落差の少ない山岳渓流(短い支流群を1日に複数攻める)
    それぞれが2km~4kmの区間で、攻め終えたら林道もしくは車道で車に戻り、
    次の支流へ車で3分~5分。(撃つ支流は毎回ローテーション)
    日の出直前から日の入り直後まで、今なら約13時間あり、
    この間に復路込みで20km程度。ただし車内で休憩することもあり、
    単純に釣りのみの時間ではない。
    (ある行程2.5km(往復5km)の所要時間は、毎回ほぼ3.5時間です。)
    ただし、これが速いのか遅いのか分かりかねていたのですが、
    しげるさんの記事を読む限り、やや速い部類になりそうですね。
    <追記>
    本来は山岳渓流のイワナ狙いがメインだったのですが、
    最近はヤマメのアウトレンジ戦法にハマっています。
    (アウトレンジ戦法=ヤマメが人間を察知出来ない遠距離からの狙い撃ち)
    山岳渓流のイワナ狙いは、釣果よりも、攻略困難な滝やゴルジュ帯のクリアが
    主眼で、47.5cmのレコードサイズを釣った日よりも、
    落差約50mの斜瀑をクリアした日の方が思い出となっています。
    このようなスタイルだと数は期待できず、
    20本に届かないことも珍しくはありません。(15kmで20本以下とはね…)

    1. しげる より:

      渓流釣りは一人釣行が多いので他の人の釣り方もわかりにくいですが、遡行速度もわかりにくいですよね(>_<) 僕はこれまでに釣行した方(4名しかいないですが)の中では、1~2位の遡行の早さだと思います(^^;) 早ければ良いという訳では無いので難しいところですが。 イワナ狙いの遡行距離や標高差に驚きました! 僕とヘルクライマーさんの遡行距離はすごく差があると思いました! ヤマメ狙いでも距離がすごい、、、 イワナの47.5のレコードサイズがすごいですが すごく共感したのは、 『釣果よりも、攻略困難な滝やゴルジュ帯のクリアが主眼で、47.5cmのレコードサイズを釣った日よりも、落差約50mの斜瀑をクリアした日の方が思い出となっています』です! ヘルクライマーさんには全然及びませんが、僕も今シーズンはジオグラフィカを見て、「ここまできた!」とか、「この滝を巻けた!」というところに達成感を感じています(*^_^*) 渓流源流釣り師はどんどん奥に向かう習性があるんですかね。。。 安全に気を付けつつ、渓流源流を楽しみたいと思います(^_^)v

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