前回釣行で新規渓流の開拓をした。
結果、そそりたつ壁とかつてそこを登ったであろう強者(つわもの)。
その存在に敗北感を覚えた。
一方で、渓流釣りに必要な遡行能力について考えた。
あの壁を登る遡行能力は渓流釣りに必要なレベルを遙かに超えている。
渓流釣りと一口に言っても、
- 源流に向かう人、
- 渓流で釣る人、
- 本流で釣る人。
それぞれ必要な遡行能力は違う。
僕はこれまで源流には行った事が無い。(と思っている)
だけど2~3年前から源流に行きたいとは思っていた。
「今年こそは!」
と思いながら一歩踏み出せずにいた。
行きたい山もあるし、少しずつでも源流に近付きたいと思っている。
前回釣行で「ロープがあれば、、、」と思った場所もあった。
思い立ったが吉日でまずはロープを買ってみた。
↓カラビナ付きなのでロープが結べなくても使える。
届いたら意外と大きくて重かった。。。
↓20mのロープ。10mの方が良かったかも。
今回はロープを買ったのだが、実は2年ほど前から縄ばしごが欲しいとも思っていたのだ。
渓流でも本流でも思った事がある。
人間って垂直に数メートルの落差があれば降りられないのだ。
(少なくとも僕は降りられない)
なので降りられない落差を見る度に、
「ここを降りられたら渓魚パラダイスなのかな?」
と思いながら悔しい思いをしていた。
落差が垂直に2m~3m弱なら、
- 降りる時に両手で体を支えて、
- それで身長分の172㎝が稼げる。
- あとの数十㎝~1mは、
- 飛び降りる。
という技が使える。
だけど降りられても登れなかったらどうしようもない。
次回釣行では縄はしごの代わりにロープを試してみようと思った。
(最初は軽く試します)
地形図を読む
源流に行きたい僕は地形図を読めるようになりたいとも思っていた。
なのでこんな本を読んだりしていた。
(オススメの本などあれば教えて下さい)
↓登山初心者用だけどわかりやすい。
源流に行くにはある程度地形図を読む必要があると思っている。
(違っていたらすみません)
地形図とは下記のような色んな事がわかる地図だ。
↓Honda釣り倶楽部HPより引用。
なんと地形図は、
- 国土地理院のHPで、
- 全国の地形図を、
無料で見ることが出来るのだ!
文明の利器に感謝!
(地形図を3Dにしたりも出来る!)
ただし地形図なら全ての川の支流が載っているかというとそうでもない。
経験の浅い僕ですら、地形図に載っていない小さな支流(沢?)があることを知っていたりする。
たぶん源流釣り師さんは自分だけの地図に色んな支流を追加(書き込み)しているのだろう。
前回釣行で壁にはばまれた僕は、なんとか壁の上流から入渓出来る場所がないか地形図を睨んでいた。
地形図初心者の僕が読み取れる事はたかがしれている。
しれているのだが、Googleマップだと木というか森で渓流の様子なんて全然見えない。
なので地形図からヒントを得ようと必死なのである。
僕(素人)が地形図を見た結果、行きたい川は入渓するにはかなり厳しい落差がある。
普通に考えると降りられない(入渓出来ない)と思う。
だけど同じように考えた地元の釣り人が何か入渓地点を作っている可能性はある。
次回はアタリを付けた場所に実際に行って探ってみようと思ったのだ。
地形図を眺めていると、源流釣り師さんの気持ちが少しわかるような気がした。
地形図を眺めて次に行く(探索する)場所を考えるのはとても楽しいのだ。
もちろん実際に釣行したら渓魚がまったく居なかったなんて事もあると思う。
だけど釣り人というのはとても楽観的な生き物だ。
- 「あの場所なら釣れるはず」
- 「次の淵には魚がいるはず」
- 「明日こそは、次こそは」
そんな思いが釣り人を足繁く渓流に通わせるのだ。
フェルトかラバーか。
渓流釣りのシューズは、
- 絶対にフェルト!
- フェルトでも滑ってコケるのに、
- ラバーなんてとんでもない!
というフェルト信者である。
ずっとフェルトを信じて、文字通りフェルトと一緒に歩んできた。
だけど前回釣行で、
- ラバーで林道を歩いて、
- そのまま試しに川に入って、
- ラバーで通したら、
- 意外とラバーで釣行出来たのだ!
僕にとっては革命的な出来事だった。
↓コーカーズのクリングオンラバー
僕のシューズはコーカーズのデビルズキャニオンだ。
(一度BOA使ったら紐に戻れません)
↓フェルトとラバーが最初から付いている。
なのでこれまでは、
- 入渓前や退渓後の歩きはラバ-。
- 釣りをしている時はフェルト。
- というように使い分けていた。
コーカーズのシューズはソールをすぐに交換出来るのだ。
↓ソール交換とボアシステムの脱ぎ履き実演。
僕は渓流にも本流にも行く。
その経験から言うと、
「ぬめった岩にはラバーは無力!フェルトじゃ無いと滑るコケる!」
と思っていた。
だけど先日の釣行で、
- 1日中ラバーで通したら、
- ラバーだと滑る岩もあるが、
- 滑らない岩もある。
- ラバーで釣行も可能では?
と思ったのだ。
しかもソールはコーカーズのクリングオンラバーだ。
- 僕にとってこのソールは、
- 釣りでは使えないレベルで滑る。
- 入渓前や退渓後にフェルトの減りを防ぐために履き替えるソール。
という認識だったのだ。
今年で3年目のクリングオンラバー。
下の写真のようにボロボロだ。
ゴムのバンド部分の劣化はリスクに繋がるので要注意です!
グリップ力ではフェルトなのだが、ラバーの利点もある。
- 歩きやすくて濡れても軽くて疲労感が少ない。
- 斜面の落ち葉や土でも滑らない。
- フェルトに比べると磨り減らない。
クリングオンラバーで遡行可能なら、
- モンベルのアクアグリッパーや
- FoxFireのNon-skid Rubber。
そんなソールならもっと快適に釣行出来るのでは?
↓FoxFireのNon-skid Rubberは楽天やYahoo!ショッピングで売っています。
もしくはコーカーズには色んなソールがある。
ビブラムアイドログリップを試してみようか?
プロショップオオツカさんHPより引用。
たぶん源流に行く方はラバーで、本流はフェルトという方が多いのだと思う。
じゃあ渓流はどうなんだろう?
フェルト派とラバー派はどちらが多いのだろうか?
僕はラバーはまだ素人だし川によって岩の滑り方も違う可能性もある。
しかしここまで書いて、以前にハイパーVソール(ラバー)を試したブログを書いていた事を思い出した。
(僕は成長してないのかな。。。)
とにかく次回の釣行ではラバーソールをもう一度試してみようと思う。
渓流シーズンが始まると、
- 週末には釣行して、
- 平日には前回釣行を踏まえて、
- 次回釣行までに色々と考える。
平日に家で考えている時間も『釣りをしている時間』だと思う。
そんな時間がとても楽しく、愛おしく思う。
結局は毎日渓流釣りの事を考えている。
そんな僕なのであった。。。
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しげるさんーまたまたご無沙汰ですーー(^^) コーカーズだいぶ使い込んでますねーーー! ボクは今年からラバーにしました! 島根とは違って埼玉は釣り場まで歩く距離が長くてフェルトより楽だと悟りましたーー笑 未知の世界にはロープが必要ですけど気をつけてくださいねーー!!
し、しげさ~ん!
ご無沙汰です~(^o^)
お元気そうでなによりです(^_^)v
ラバー派になられたんですね!
釣りする環境が変わると釣り場までの距離も変わるんですね!
入渓までの林道歩きや退渓距離が長いとフェルトだと疲れますよね。
特に退渓時には疲れているし水を吸ってフェルトも重くなるし。。。
ロープは軽く試してみます!(^^)!
FoxFireのラバーシューズを愛用してます。
確かに茶苔が生えた場所ではフェルトソールの方が滑りませんが、苔さえ生えていなければ濡れた岩、土などの上ではフェルト以上のグリップ力があり、岩盤をよじ登ったりへつったりする時には有利です。
苔が生えた場所でも「滑るかも」と注意していれば割と大丈夫ですね。
怖いのは滑るとは思っても無いところで滑ることですから。
イェーガーさん
おおっ!FoxFireのラバーですね!
源流釣り師のイェ-ガーさんはラバーだと思っていました(^o^)
ぬるっとした岩以外だとフェルトの利点って多いんですね!(^^)!
落ち葉があったり土の斜面を登る時などフェルトだとずるっと滑ったりしますよね(>_<) フェルトソールだとラバー使う方より滑る岩、滑らない岩の見極めが緩い気がします(^^;) (僕が緩いだけかもしれませんが) きちんと足元の岩を見極めて、滑りそうなところでは『心と体の事前準備』があれば大丈夫なのかも知れませんね。 思っても無いところで滑るとリスク高いですよね(>_<)
本流、渓流、源流、フィールドに合わせてソール何をチョイスするか?レースのタイヤ戦略みたいで楽しそうですね。 素材や生産の技術進歩で多様な世界かと思います。使う側も過信することなく限界を理解しながら楽しむのが良いのかもしれないなぁーと。 赤い人みたいにリミッターを外し過ぎない様に(笑) また白い人みたいな超感覚を持ってないのは普通だから、「あの人は私たちとは違うの」って奥さまに言われない様に(笑)
色々選択肢あって楽しい悩み羨ましいです!
きんくまさん
レースのタイヤ戦略に似ているかもしれませんね(^^)
僕はずっとフェルト派だったのですがラバーの利点も少し感じ始めました。
まだラバー素人なのでもう少し試してみます。
フラウ・ボゥの名台詞ですね!
白いあの人のように、
「見える、見えるぞ!踏んだら滑る場所が見える!」
というニュータイプになりたいです!(^^)!
言われて見れば楽しい悩みですね(*^_^*)
地形図なんて便利なものがあるんですね!いつもGoogleマップで調べてましたが木が邪魔だなぁっと思ってました(^^;シューズは高くてまだ安物しか使ったことないですがいつか良いもの使ってみたいです!ロッドやリール、ルアーにお金使いたくなるけど装備にも投資したいしでお金たくさん必要です(笑)
あざらしさん
地形図、便利ですよね(^^)
僕はまだ素人の読み方しか出来ては無いですが(^^;)
そうなんです!Googleマップは本流などの開けた場所は良いんですが渓流は全然見えなかったりします(^^;)
わかります!ついついロッドやリール、ルアーに投資しがちですよね!
僕もまだ出来てい無くて目標でもあるのですが、レインウェアやシューズなどにきちんと投資してイイモノを使う。
そういう方を見るとちゃんとした釣り人さんだと思います!
まあそういう方はタックルも良いの使っていたりするんですが(^_^;)
雨の日に快適に釣りに行けるための良いレインウェア。
憧れでもありお金をかけたい装備でもあります!
やっぱりお金、必要ですね(^^)
私もイェーガーさんと同じくフォックスファイヤー
(廃版になっちゃったエアリスタ)のラバーです
源流までの林道はトレイルランニング用シューズで
釣りするときにザックから出して履き替えます
横浜の佐々木さん
佐々木さんもラバー派なんですね!
フォックスファイヤー人気ですね(^^)
ェアリスタ格好良かったですしね!
ラバーでも林道は歩かずにトレイルランニング用シューズ!
参考になります(^o^)
しげるさんが思ってる程ラバーでも滑らないですよぉ(^-^)。そして慣れてくると滑る石、滑らない石がだいたい分かる様になります!!。流石にヌメ石は滑りますがちゃんとしたメーカーの沢登の靴なり、ウェーディングシューズであれば登山靴とは比較にならないくらいグリップします!!。逆に見た目は似た様な
感じですが登山靴だとめっちゃ滑ります。横着して登山靴で行って怖い思いをしたので(^^;
花屋のいちろーさん
源流釣り師のいちろーさんはラバーはですよね(^^)
滑る石と滑らない石は今はまだ何となくです(^^;)
僕のコーカーズのクリングオンラバーは釣り用のラバーとしてはあまり信用していないので、他のちゃんとしたウェ-ディングシューズのラバーならちゃんとグリップするんだと思います!
登山靴だと滑るんですね!
登山と渓流釣りは近いものがあるような気がしますが、近くても似て非なるものだから作りも違うのかな。
やっぱり渓流釣り用か沢登り用に限りますね(^^)
お久しぶりです。サバオです
私もエアリスタのラバー愛用してます。フェルトも使用したことありますが間違いなくラバーの方が使い勝手いいと思います。エアリスタのラバーって源流系の岩場でも走れるんですよ。ピョンピョンとジャンプして走ってハットリ君ごっこが普通にできます。足裏で地面を掴む感覚なのでトレランシューズと同じ感覚です
個人的には「滑らない」よりも「転ばない」=「姿勢をコントロールできる」ということが重要でフェルトウェーダー愛好の妻は割とよくコケそうになってます。
あとロープ20mは長すぎですよー!その長さが必要なところへは訓練されて無い限り行ってはいけない!エイト環とか使わないなら余すだけというか危険が増すだけですよー
サバオさん
お久しぶりです(^o^)
エアリスタのラバーは人気ありますね!
使っている方が多い気がします(^^)
岩場でも走れる!?ハットリ君ごっこ!?すごいですね!
ラバーの足裏の感覚は分厚くて重いフェルトとは違いそうですね(>_<) 「滑らない」よりも「転ばない」=「姿勢をコントロールできる」ってすごくわかります! というのが僕がフェルトでよくコケそうになっているからです(^^;) ラバーも良さそうですね。。。 ロープは10mか20mか悩んだんです。。。 悩んだ結果、持ち運びを考えずに大は小を兼ねる的な買い方をしてしまいました(>_<) たしかに10mの壁を見て登れないし今は行かないと判断しているので長すぎましたね。。。 ブログにロープ欲しいと書いてから買えば良かったかな(^^;)