家でカレンダーを眺めて釣行先を考えながら呟いた。
「婚姻色ヤマメに会いたい。。。」
そう。秋の渓流の目玉と言えば綺麗な婚姻色が出たヤマメである。
だけど一つ心配がある。
「地球温暖化ならぬ地球沸騰」
と言われたくらいの今年の暑さが気がかりなのだ。
9月後半になっても日中は夏のような日が続いたりしている。
(朝や夜はだいぶ涼しくなってきた)
ヤマメの産卵モード(婚姻色)スイッチが、
- 水温を基準にしていたら、
- 今年の暑さではまだ産卵モード(婚姻色)になっていないかもしれない。
それが気になっていた。
だけど「事件は現場で起きている」ではないが、
「渓流釣りも現場が命なので、自分が釣行して自分の目で確かめる!」
と言う事で珍しくヤマメ狙いの釣行に行ってきました!
婚姻色ヤマメに会いたい!
婚姻色ヤマメ狙いだが、9月の渓流は激戦区だ。
同じ想いの魑魅魍魎(ちみもうりょうと書いて釣り人)たちがさまよっている。
気合いを入れて早朝から釣りを始める。
今年はまだ暑いが、9月後半の早朝はさすがに少しは気温が下がっている。
気温は下がってきたが、出来るだけウェーダーではなくゲーターで釣行したい。
そんな時には身体が冷えにくい装備の方が良い。
僕のオススメ装備は、
- 足先が濡れないカスケットさんの防水ソックスと、
- 撥水力が強いモンベルのアクアボディタイツなのだ。
足先が濡れなくて足が水に直接あたりにくいので身体が冷えにくい。
防水ソックスの上にリトルプレゼンツのソックスを履いて、
モンベルのアクアボディタイツにモンベルのゲーター。
(タイツが重要です)
アクアボディタイツは撥水力が高いので体に水がまとわり付かず、水から出たときの冷えを最小限に抑えることが出来るのだ。
(暑い時は逆に濡れたいですが、こういう時期には素晴らしいです)
参考ブログは下記です。
②モンベルのアクアボディタイツでゲータースタイルが超快適に!
カスケットさんの防水ソックスは例年売り切れるので要チェックです。
(他メーカーさんも防水ソックス出して欲しい。。。)
そんな準備を完了後に入渓。
まずは不器用ルアー小法師で釣り上がる。
釣り上がるが反応はあまり良くない。。。
9月の渓流は釣り人のプレッシャーが強いのだ。
大場所は厳しいので見逃しそうな小場所を攻めると、、、
グンッと手応えが!
ほんのり婚姻色のヤマメが釣れた!
「今日は良い日か?」と思ったが釣り上がると反応は渋い。。。
来年以降が楽しみなヤマメは何匹か釣れてくれた。
ヤマメの反応は厳しいがどんどん釣り上がる。
途中のある地点を越えてから少しだけ反応が良くなった。
パーマークが細くて綺麗なヤマメが釣れたり、
逆にパーマークが小さくて丸いヤマメが釣れた。
途中で尺近いようなサイズも反応してくれたがかけられなかった。。。
追って喰わない事が何回かあったので、50㎜の小法師から45㎜のスリムタイプにルアーチェンジした。
(逆にルアーを大きくした方が良い場合もあると思います)
ルアーチェンジしてから少し釣り上がると、良さそうなポイントがあった。
慎重にキャストしてからアクションさせると、、、
追ってきたヤマメがルアーを喰った!
ネットインしたヤマメはサイズは20㎝ちょいだが、
婚姻色をまとってくれていたのだ!
↓顔が大きい。
地球沸騰と言われるような暑さで9月末になってもまだ暑い日が続いていても、
綺麗な婚姻色ヤマメに出会えたのだ!
すごく嬉しかったので動画撮りました。
↓YouTubeで見るのはこちら
その後はパーマークが縦長で綺麗なヤマメが一匹釣れてから退渓して移動した。
しゃくれヤマメとの出会い!?
移動して別の渓流を釣り上がる。
釣り上がるが、やはり9月の渓流は中々に厳しい。。。
そんな中で釣れてくれたヤマメと紅葉(もみじ)と不器用ルアー。
小さいがパーマークが個性的なヤマメも釣れる。
(パーマークの上側が無い)
釣り人のプレッシャーなのか秋のヤマメの釣りにくさか、反応はあまり良くない中で釣り上がる。
この小渓流では良い感じのポイントにルアーを投げると、、、
一匹のヤマメが素早い反応で不器用ルアープロトを喰ってくれた!
そのヤマメを釣り上げた僕は驚いた!
ヤマメの顔のフォルムがシイラに似ていたからだ。
↓シイラの参考写真
僕が驚いたヤマメ!
頭が出ていなくて受け口のようになっている。
しゃくれヤマメと名付けたくなるようなヤマメだったのだ!
上から見た写真。
しゃくれヤマメがしゃくれた理由は、先天的なのか後天的なのかわからない。
(先天的な気がする)
しゃくれた事が生存するのにどんな影響があるのかわからないが、餌が食いやすくはなさそうだ。
だけど生き抜いて、僕の不器用ルアーを喰ってくれて出会えた。
なんだかその出会いが嬉しく思ったのだ。
この日は、
- 婚姻色ヤマメや、
- 個性的なパーマークや、
- しゃくれヤマメなど。
色んな個性のヤマメに出会えた。
サイズだけではない渓流釣りの魅力を感じることが出来たのだ。
綺麗なヤマメに出会えて今シーズン終了か!?
いえ、違います。
僕の今シーズンはクワトロ・バジーナの名台詞で、
「まだだ、まだ終わらんよ!」です!
「最後にドラマがあるかも?」と思いがちだが、実際は中々良い事は起こらない。
だけど期待してしまうのが人間であり釣り人なのだ。
今シーズンを最後まで怪我なく楽しもうと改めて思った僕なのであった。
(使用タックル)
ロッド:ブランシエラ4.8ul
ライン:アーマードF+PRO 0.4号
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
ルアー:不器用ルアー小法師 プロト45㎜ミノー
「今シーズン終了を目前にして、ヤマメに行こうかイワナに行こうか悩んでいます!」という僕にブログ応援クリックお願いします!(^O^)/↓
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↓リトルプレゼンツ ウェットソックス
しげるです。インスタでしゃくれヤマメのようなヤマメは「狆頭」(ちんとう)と呼ばれると教えて頂きました。
『異型と奇形-鮭と鰻のWeb図鑑』HPの下の方に載っているのも教えて頂きました。
僕は初めて知りましたので共有します。
いろいろなヤマメが釣れると楽しいでしょうね。
みんな個性的で癒やされます。
この日の釣行では特に色んな個性のヤマメに出会えました(^^)
渓魚の色んな個性を目に出来るのは楽しみの一つです。
僕も癒されました!(^^)!