さて、8月末の禁漁まで、タイムリミットは迫っているのだ。
去年はほぼ6月末で渓流ルアーをやめて海にシフトしてしまったので、夏渓流は今年が初めてなのである。
いつもの通り出勤前釣行 1時間半。
足元は例のごとく、今年導入したゲータースタイル(ウェットウェーディングスタイル)である。
参考ブログ ウェットウェーディング、ゲータースタイル入門 写真付!
夏渓流、最近の釣行のテーマは、まだアマゴは残っているのか? どこにいるのか?
要は、『アマゴの着き場を探せ、2016年夏』 なのである。
春から梅雨にかけてお世話になったポイント。もう2ヶ月くらい行ってない場所にアマゴを探しに行った。
するとどうでしょう? (ビフォアーアフター風)
川の周囲の草が、わりに刈られているのだ。
僕は葦がぼうぼうに伸びているのを想像していたのだけれど、超歩きやすかったのだ。
川辺の草を刈って利益がある人がいるとは思えない。
役場とかから補助金が出るから刈っているのか、もしかして近所の釣り人が自分が釣りやすくするために刈ったとか?
まあ、考えていても答えは出ないので釣り始める。
すると、やはり着き場の違いがあるように思う。
淵のようなところよりも、流れがわりとある落ち込みや、白泡が立つ付近に集中していたような気がする。
いるだろうと思って投げたところにはおらず、白泡が立つようなところにはいるのだ。
シングルフックDコンタクトで、3mほどの近距離にアップキャストしたらとたんに喰いついてくれた。
20cm弱のアマゴである。
この8月後半まで生きているということは、少なくとも5月の最後の放流日から3ヶ月は経っている。
3月からだと約半年近く生き抜いてきているのだ。
なので、シーズン初期とは違って瞬発力と力がある。嬉しいね。
早朝というのも関係あるのかも。
そして、最近シングルフックとともに導入した道具を初めて使ったのだ。
それは、フォーセップである。
渓流釣りを初めて初期のころは、海釣り用に買ったスラッシュのごついプライアーを持って行っていたが、重さに耐えかねて持って行かなくなった。
しかし最近、ルアーを外すのに手間取って悲しい出来事があったのだ。
参考ブログ 夏の渓流で、悲しくてやりきれない
なので、まだ1部だがルアーをシングルフックバーブレスにしたし、出来るだけ早く的確にルアーを外すためにフォーセップを導入したのだ。
購入したフォーセップの落とし(失くす)防止に百均のグッズを付けてベストと繋げたのだ。
ナチュラム
シングルフックバーブレスでもフォーセップを使う機会があるのかなと思っていたが、いきなりあった。
かかっていたのは口の端だがかなりがっつり喰っていて、外すときに僕の手とアマゴがかなり触れそうだった。
そうなるとフォーセップの出番である。
アマゴと人間の手は、触れないに越したことはないのだ。
実際に使うと、先曲がりのフォーセップのほうが使いやすい気がする。
そして次のポイント。珍しく写真を撮ったのだ。
この左の大きな岩と、右の沈み石、そして奥は実は流れ込み的になっているのだ。
ここ、中学高校の先生的に言うと、「テストに出る所!」 なのだ。
ここにスプーンを放り込んだが、追っかけて追っかけて最後に喰ったのは小さなウグイだった。。。
いそうな感じしたのにな~。
しかしめげずに釣り上がり、落ち込み的なところでもう1匹ゲット。
こいつも20cm弱だが、結構引いた。
今年初めての夏渓流を釣っているが、結構楽しいのである。
自分的には、シーズン初期の下手したら雪が残っているような時期よりよっぽど楽しい。
アマゴも(早朝だからか)けっこう元気で引きもいいのだ。
ゲータースタイル(ウェットウェーディングスタイル)で行けばそんなに汗だくにもならない。
いいじゃないか夏渓流。
というのが僕の感触である。
この勢いをかって、秋渓流に。と思う。
しかし、ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
世の中は無常なのだ。
僕の漁協の禁漁は8月末。
秋渓流は鑑札を買った隣県に行くしかないのだ。
婚姻色の化粧をしたアマゴ。釣りたいのだ。
しかしそんなアマゴ(身重など)は特に丁重にリリースなので、やっぱりフォーセップ買って良かったと思うのだ。
ランキングにご協力下さい!
押してくれるとブログ更新するやる気が上がります(^O^)/↓