夏の渓流で、悲しくてやりきれない

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7月31日、まさに7月の最終日なのだ。

もう、誰がどう言おうと「夏」なのである。

そして去年はもう止めていた渓流ルアーを今年はまだ続けているのだ。

 

7月31日は、嫁と子供がポケモンの映画を見に行くというので、映画館に送っていって、そして映画が終わってお昼までの間釣りをしてもいい時間となったのだ。

大体、8:30から11:30くらい釣りをしてもいい時間が出来た。

 

移動時間含めて3時間ほどの釣りの時間なので、あまりうろうろもできない。

以前に行ったことがあるがまったく魚の姿が見えなかったところに行ってみることにした。

 

久しぶりにポイントに立つと、周りは背の高い葦だらけである。

パッと見た感じ、最近誰かが入った形跡はない。

 

葦を漕いで川に降り立つ。

少し進むと、渓相としてこんな感じの小渓流である。

 

 

そんな中を、今年導入したウェットウェーディング、ゲータースタイルで進む。

 

 

やはり快適である。水温は20度あり、むしろ川に浸かりたくなる温度だ。

ウェットウェーディングスタイルの参考は下記ブログ
ウェットウェーディング、ゲータースタイル入門 写真付!

 

釣り上がると、数は少ないが釣れる。

わりとヒレピンの20cm弱のヤマメである。

 

 

だいぶ自然のヤマメに近づいているのか、引きが強い。

釣り上がっていくと、数匹釣れた。

 

1匹、20cm後半はあろうかというサイズを目視したが、僕が目視した瞬間逃げて行った。。。

すごい浅いところにいたのだ。

 




 

そんなこんなでウェットウェーディングスタイルで快適に釣り上がっていたのだが、ショックな出来事があった。

例のごとくAR-Sスピナーを使っていたのだが、1匹、思い切りルアーを飲み込んでしまったのだ。。。

 

出来るだけ傷つかないように取ろうとするが、僕はフォーセップ的なものも持っていなくて中々取れない。

やっと取れた頃には、もうヤマメはぐったりとしていた。

 

リリースしても、恐らくというか、確実に死んでしまうだろう。

僕はとても嫌な気持ちになった。

 

AR-Sスピナーは良く釣れる。僕のエースルアーである。

しかし小さな魚まで引き寄せ、魚へのダメージもあるので、シングルフック化は以前も検討していた。

参考ブログ AR-Sスピナー(エーアールエス・スピナー)は釣れすぎるのでシングルフック化するのだ

 

一度はシングルフック化したのだが、フッキング率の低下によるストレスでもとに戻してしまったのだ。。。

これは、僕が後回しに後回しにしていた宿題である。

 

リリースするなら、出来るだけ魚にダメージを与えずにリリースしたいのだ。

なんてたって今回のは後味が悪すぎる。。。

 

僕は趣味で渓流ルアーをしているので、楽しくないと意味がない。

魚を見殺ししたような、嫌な気持ちになるのはもう沢山なのである。

 

以前のシングルフックブログでも、ダブルフックにされた方のメッセージなども頂いた。

とにかく試してみよう。フッキング率も下がらず、リリースもダメージが少なくできる方法を。

 

季節は夏だ。

「大人の、夏休みの宿題」

というような大袈裟なものではないけれど、取り組んでみようと思ったのだ。

 

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コメント

  1. サバオ より:

    私もしばらはフォーセップやプライヤーをもたずに釣りをしてましたが、ある時40cmのニジマスにルアーを丸のみされたことがあります。
    悪戦苦闘してリリースしましたがニジマスはプカリと浮いて流されいきました。
    今も嫌な気分になる思い出です。
    あの時は「リリース」したのではないのです。
    「捨てた」これが正しい見解でした。
    美しいニジマスを自分の準備不足と不手際で「釣った」のではなく「殺して」「捨てた」のです。
    ついさっきまでキャアキャア言いながらやり取りしてた生命を捨てました❗
    自分の恥を隠すかのように。
    翌日、プライヤーを買い、すぐに取り出せる位置にとりつけ、全てのルアーをシングルバーブレスに変更しました。
    写真も一発勝負で、「一回で撮れなければリリース」というマイルールに変更しました。
    私のホームリバーはまず他の釣り人に会わない独占状態です。
    つまりは「自分の川」
    リリースが下手だと自分が楽しくなくなる
    道具で解決できる事案があるならそれに越したことはないと思うのです。
    と、いうわけでぜひフォーセップを装備してください❗

  2. しげる より:

    サバオさん
    フォーセップ、やっぱり必要なんですね。
    プライヤーはスラッシュというブランドのを持っているのですが、重たいので渓流には持って行っていませんでした。
    サバオさんと嫌な気分になる思い出と今回の僕はほとんど同じです。捨てたという感覚です。
    後味が悪いです。 
    アマゴが食べたいから釣りあげてビクに入れたのとはまったく別次元の気持ちになりました。
    サバオさんほど徹底できるかわかりませんが、あの後味の悪さはもう経験したくないです。
    僕の川も解禁日と放流日以外はほぼ釣り人に会いません。
    僕の釣り方が僕の川に影響するという思いを再認識します。
    コメントありがとうございます。

  3. せざも より:

    いつも楽しみに拝見しています。
    初めての書き込みで恐縮ですが、そこが今後どういうアングラーになるかの分岐点だと思います。
    事故に慣れてしまうか、新しい道を行くか。
    私はシングルバーブレスはリリースのためではなく、一匹でも多く釣るための必須のフックと信じて使っています。
    2度3度の釣行で結論を出さずに坊主上等で半年使ってみてはいかがでしょうか。
    必ずいい結果が出ると思いますよ。

  4. しげる より:

    ぜざもさん
    シングルバーブレスはリリースのためではなく、一匹でも多く釣るためのフック。。。
    ただリリース前提のためではなく、多くかけるためと考えると、『攻め』のシングルバーブレスですね。
    前から特にAR-Sスピナーについては思ってはいたのですが、今回、改めて強く思いました。
    コメントありがとうございます!

  5. 岬めぐり より:

    はじめまして、大阪在住の岬めぐりと申します。渓流ルアー一年生で、こちらのブログで勉強させて頂いております。
    僕の場合マチュー持針器を使っています。http://www.ydm.co.jp/dental/post-116.html
    持ちやすいので力も入れやすいです。
    ブログの更新を楽しみにしております。

    1. しげる より:

      はじめまして!
      専門的な道具を使われていますね!
      恐らく歯医者さんが使われる道具ですね。
      専門的な道具なので、確かに使いやすそうですね(^^)
      コメントありがとうございます(^o^)

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