今シーズン使い倒したミノーを禁漁中に煮詰めようと思った。
約50㎜の3.5g前後のミノーなのだ。
(g数はフック込みです)
↓約50㎜、3.5g前後。
このミノーは、
- 渓流・小渓流用で、
- アップやアップクロスで、
- ひたすら連続トゥイッチ。
- (たまに間を空ける)
というシンプルな使い方のミノーだ。
(僕の腕の無さというか引き出しの少なさも影響している)
大場所の深場狙いではなく、浅い場所や小場所で動かして誘って釣るイメージなのだ。
(シンキングなので沈られるがそんなに重くはない)
意識したのは、
- トゥイッチでのヒラウチの切れと、
- 使っていて気持ち良い感じと、気持ち良い手応え、
- 普通に使って普通に使いやすい。
と言う点だ。
(その代わりタダ巻きの動きは控え目)
今シーズン使い倒した結果、自分的には良い感じだと思っている。
(注:親馬鹿です)
↓尺ヤマメも何匹か釣ってくれた!
だけど他に試したい事が2点ある。
- 同じサイズで、
- もう少し重くしてみたら?
- 後方重心にしてみたら?
50㎜で3.5g前後はそんなに重くないから、もう少し重くしても良いかもしれない。
トゥイッチ的には、ウエイトが後方重心の方が良いかもしれない。
それらを試してこのミノーを煮詰めるために、
重さや重心を変えたパターンを作ってみたのだ!
渓流用50㎜ミノー4種類
バルサから切り出して製作開始。
↓右です。一つは見本として残す。
アルミを貼るのだが、自分用なので細かい事は気にせず作業する。
そして塗装完了!
ジョイントミノー製作と比べると全ての作業が早く進む!
リップ付けてすぐの綺麗な状態での写真を撮り忘れてしまったので、
- 何度かリップ位置調整した後の、
- 口が広がった写真しかないです。。。
少しウエイトを重くしたり後方重心にした。
↓4種類製作!
お風呂や目の前の川でスイムテストをしていたのだが、
やっぱり自然の渓流で、
出来れば渓魚の反応も見たい!
という気持ちが抑えられなかった。
それに面白そうな管理釣り場を発見したので行ってきたのだ!
管理釣り場で試作ルアーのテスト!
向かったのは管理釣り場だが、自然渓流を活かした場所である。
(値段も安かった!)
なので久し振りのウェーダーを装着!
ウェーダーを履くだけで気持ちが上がるの、ネイティブトラウト好きなら頂けますよね?
下の写真ような場所にうっとりしながら釣り進む。
(自然渓流まんまなのが嬉しい)
肝心の渓魚の反応は、
- スレていてルアーを見ると逃げる子が居たり、
- 時期的なものもあるのか中々渋い反応だ。
なので普段より距離をとって遠距離攻撃を試みる。
試作ルアーの動きや渓魚の反応を見たいので本当は近距離が良いが仕方がない。
遠距離からのアプローチの効果か、今シーズン使っていた50㎜プロトで1匹目が釣れた。
1匹釣れたので試作ミノー4種類を試す。
ぽつりぽつりだが、試作ミノーでも渓魚が釣れた。
↓後方重心で約4gピンクアマゴ
禁漁後に運動もしていない、なまりきった体に鞭打って釣りを続ける。
(遡行の足取りが驚くほど重かった)
続けて試作の脹雀(フクラスズメ)カラーでも釣れた。
↓少しウエイト増の脹雀。
もっと大きな渓魚も居たりしたが、水もクリアで中々に難しかった。
何匹か渓魚の顔も見れたので、渓流の流れの中での試作ミノーの動きをじっくり観察しようと思った。
だけど試作ミノーの前に、
- 他の市販ミノーや、
- ハンドメイドミノーの動きを、
勉強のためにじっくり観察する事にした。
↓ミノーというか教材
↓背中にこれ貼ると視認性アップします!
幾つかのミノーの動きを見て改めて思った。
- ミノーの動きの正解は一つじゃない。
- 釣る場所(川の規模など)や、
- 釣り人の釣り方や考え方。
それらで求める重さや動きは変わるのだ。
特にハンドメイドミノーは、
- 見た目も個性的だが、
- 動きなどもビルダーさんの個性が出ていて、
どう考えて何を思って作られたのかを考えるのも楽しい。
色んなミノーの動きを楽しんだ後に、試作ミノーの動きをじっくりと観察した。
結論から言うと、、、
禁漁後に作った試作ミノー4種類より、
今シーズン使っていた50㎜プロトの方が良い感じなのだ!
↓下の50㎜プロトの方が少し軽い。
禁漁後に作った試作ミノー4種類は、
トゥイッチで体勢崩しての戻りの反応と、
ロッドでの操作感が重く感じるのだ!
連続トゥイッチをしている時のリズムというか間隔がなんか違う感じがした。
今シーズン使っていた50㎜プロトと試作ミノーの重さの違いはせいぜい0.5g程度だ。
重さとしてはそんなに変わらない。
その重さの差に比べると、使用感の差がかなりあった。
今シーズン使っていた50㎜プロトは使い慣れているから、そのせいもあるかもしれない。
深い場所や大場所なら、
- ウエイトを重くしたり後方重心にした、禁漁後製作の試作ミノー4種類の方が、
- 沈めやすくて底にも届きやすいかもしれない。
だけど僕はそんな大場所より小渓流で釣る事が多い。
完全に僕の好みなのだが、
- 重すぎるミノーより、
- 軽めのミノーのアクションや操作感の方が、
使用感が気持ち良くて楽しい。
僕は僕が使って楽しい、気持ちが良いミノーを作りたいのだ!
と言う事で、、、
- 試作ミノー4種類を作ってはみたが、
- 結局は今シーズン使っていた50㎜プロト。
それを元に製作しようと思った。
↓リップ位置を色々試したので口が広がっている。
禁漁期間に製作をして、
- それが上手く行けば、
- この50㎜ミノーを、
- 他の方にも使って頂きたい。
そんな事もぼんやりと考えている。
今年販売した縁(えにし)も販売まではそうだったが、
- 僕はずっと自分が使いたいミノーを自分で作って、
- 自分一人で使っていた。
だけど前述の通り、色んな川があって色んな釣り人がいる。
この50㎜ミノーを他の方が使ったらどう思うのか?
他の釣り人の意見を聞きたいと思っているのだ。
50㎜とはタイプが違う45㎜ミノーも製作しているので、そちらのブログもおって書きます。
50㎜ミノーの製作タイプは決まったが、ここからが大変でもある。
50㎜プロトミノーを製作して、動きなどをちゃんと再現出来るのか?
ミノーの動きの再現って、不器用(僕)には結構難しいんだよなぁ。。。
(使用タックル)
ロッド:ブランシエラ4.8ul
ライン:アーマードF+PRO 0.4号
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
ルアー:不器用ルアー50㎜プロト(フック込み3.5g)、試作ミノー4種類
「製作タイプが決まっても、それをきちんと再現するのは難しいよね!」とブログ応援クリックお願いします!(^O^)/↓
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新しい子たちはどんな泳ぎをするルアーになるか今から楽しみです!私も大場所よりも小さい渓流で投げることが多いので3.5グラムくらいが1番使いやすいと感じてます(^^)途中でちらっと写ってた『拾ってくれたらお礼します〜』がいいですね!来シーズンからマネして導入しようかな(笑)ルアーのインプレは苦手で子供並みの感想しか伝えること出来ないですが争奪戦に勝てたら精一杯インプレしますよ!
あざらしさん
新しい子を楽しみにして頂けて嬉しいです(*^_^*)
小渓流だと3.5gくらいって良いですよね(^^)
『拾ってくれたらお礼します~』に目を付けて頂けて嬉しいです!(^^)!
実は僕もマネなんですよ!
某右脳派釣師さんという方がルアーケースにこの台詞と電話番号を書いているのを知ってからマネしています(^o^)
ルアーケースの中のルアーたちはかなりのお金がかかっていますし、ハンドメイドミノーなどがあればお金だけではない気持ちの部分もがっつり入っています。
『拾ってくれたらお礼~』を書けば落としたり無くしたルアーケースが戻ってくる確率がどれだけ上がるかはわかりません。
ですが少しでも戻ってくる確率が上がるかも!?と、藁(わら)をも掴む気持ちで書いています(^^)
もし自分がルアーケースを拾ってこのメッセージを見たら、よほど大事なものだと思うし連絡してあげようと思いますよね!
是非マネしてみて下さい(^^)
(あと、無くさない対策としてルアーケースはコードでフィッシングベストと繋いでもいます)
あざらしさんには新しい不器用ルアーも是非使って頂きたいと思っています(*^_^*)
楽しみです!(^o^)
ラオウのご主人様さん
嬉しいお言葉ありがとうございます(*^_^*)
50㎜プロトの動きを再現出来るように頑張って製作します!(^^)!
ルアーのアクションの正解は1つじゃないって名言ですね!。フィールドやその人の好み本当その通りだと思います!。
僕の作るルアーは重めで、リップも長めこれだけでしげるさんのルアーとは違いますからね(^^;。アクションの再現……難しいったらありゃしない。もぉ僕は半ば諦めてしまってます(笑)
名言認定、ありがとうございます(#^^#)
ルアーのアクション、本当にそう思います。使う場所や人の違い、流れの強さや深さやどう使うかなどなど、、、
人によって好みがあると思いますし、場面や状況によって正解は違うと思いますし。
いちろーさんのミノーはとても個性的で素敵だと思います(^O^)
アクションの再現、ほんとに難しいんですよね。。。(>_<)