渓流でのルアーサイズは釣果に影響するのだろうか?
渓流ルアー歴9年目になるのに、今更そんな事を考えている。
渓流ルアーのサイズやカラー
僕はルアーのカラーやサイズに細かい方ではない。
カラーは視認性が良いカラーばかり使っている。
サイズは小渓流や小沢でもずっと50㎜を使っていたりする。
というのも、
ルアーのサイズやカラーより、
どこに行って、
どうやってアプローチして、
どのコースをどのレンジで通すか。
その方が大事だと思っている。
(注:僕は出来るだけ渓魚がスレてない場所で釣ろうとするので、常にスレている場所の激戦区の方だと違う意見になるのかもしれません)
だけど一方で、
- 渓流ミノーのサイズは50㎜と45㎜が多い。
- 多いのにも5㎜の差にも、何か理由あるはずだ。
理由があるからこその50㎜と45㎜だと思いたい。
ルアーのサイズやカラーの多さは渓魚を釣るためのもので、メーカーが人間を釣る(買わす)ためのものではないと信じたい。
(かなり疑ってはいます)
たかだか5㎜だが、
- 20㎝の渓魚から見て45㎜と50㎜の差は、
- 170㎝の人間から見ると38.2cmと42.5cmになる。
この差はけっこう大きいのかもしれない。
僕は年々、なるべく人が行かないような小渓流を求めて釣行する事が多くなった。
そんな小場所ではミノーサイズも小さくした方が反応が良いのかもしれない。
そんな事を考えて、約45㎜のミノーを作ってみようと思ったのだ。
単純に50㎜と45㎜と言っても、重さや動きはミノーによって違う。
作るミノーの狙い(コンセプト)によっては、50㎜の方が軽くて45㎜の方が重いという逆転現象も起きる。
僕が作ろうと思った45㎜ミノーは、
- 小渓流や小沢で使いやすいように、
- 立ち上がりが早く、
- ただ巻きでもきびきび動く。
- だけどウエイトはあってキャストしやすい。
- 沈めようと思えば沈められる。
そんなミノーなのだ。
ミノーのウエイト設定は、昨年から渓流ベイトフィネスを始めた事が影響している。
↓渓流ベイトタックル!
僕は軽いミノーがわりに好きなので、以前のスピニングタックルでは2.0gなども投げていた。
だけど渓流ベイトで僕の腕とタックルだと、
重さが3g以上ある方がキャストしやすいのだ!
だから45㎜でも3g以上ある事を前提に製作した。
自分が使わなかったり、使いにくいミノーなんて作る意味がないからなのだ。
45㎜ミノーを2種類製作!
45㎜ミノーは2種類を製作した。
1つは以前製作した『山椒』のようなスリムなミノー。
↓山椒は2.0gほどの軽いミノー
もう1つは扁平(へんぺい)な形のミノーだ。
(小法師が元になっている)
バルサの段階で写真撮り忘れたのでアルミ貼り後の写真。
↓アルミ貼り後。自分用なので雑。
スリムと扁平との動きなどの違いを感じたくて2種類製作してみた。
どちらも4個ずつ製作したが、全てウエイトの量や位置は違う。
↓目力(めぢから)まで進んだ。
紅ほっぺも塗って塗装完了!
仮リップ付けまで完成!
スリムも扁平もウエイト量と位置は全て違う。
(プロトなので)
↓スリムタイプ
そして扁平(へんぺい)タイプ。
↓ウエイト位置と量は全て違う。
お風呂スイムテスト後に、
近くの川でテストして、
実は前回ブログの管理釣り場でも、50mmと一緒にテストしていたのだ。
こんな渓魚が釣れてくれたりした。
45㎜スリムと扁平を使った結果、扁平を量産しようと思った。
(スリムも捨てがたいが、、、)
↓ウエイト量と位置はこのタイプに決めた。
50mmと45㎜のサイズ比較は下記だ。
(重さはほぼ一緒くらい)
来シーズンはこの2種類を使い比べてみようと思っている。
もし僕以外にも、
「不器用ルアーの50㎜と45㎜を使い比べしたい!」
という粋で酔狂な方がいらっしゃれば、
- 僕と同じミノーを、
- 色んな場所で使って頂いて、
- 良い所も悪い所も含めて、
- あ~だこ~だ言うような。
そんな事が出来たら嬉しいなあと思っている。
(その結果、もっと良い不器用ルアーになれば嬉しい)
でもそのためには僕が50㎜も45㎜も、ちゃんと動きを再現した上で数も製作しないと。。。
が、がんばって製作しますので興味のある方はよろしくお願いします。。。
(使用タックル)
ロッド:ブランシエラ4.8ul
ライン:アーマードF+PRO 0.4号
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
ルアー:不器用ルアー45㎜試作(スリム4種類、扁平4種類)
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ここ2~3ヶ月ほど、スパムコメントに悩まされていましたが、2週間ほど前からスパム対策を変えたらスパムコメントが来なくなりました。
下記の『新しいコメントをメールで通知』などを設定して頂いていて、スパムコメントもコメント通知メールなどが入ってご迷惑をおかけしてしまっていたらすみませんでした。
新しい対策で今のところはスパムが入らないようになりました。
コメント出来る様になったのにご無沙汰しております(^^;。
遂に45作るんですね(^^)d。僕は使うのが45が殆どなので自作ルアーも初めっから45で作ってます。まぁ、サイズのばらつきはあるんですが(^^;
45好きとしては不器用ルアー45がどんなアクションになってるのか気になりますねぇ(*^^*)
はい!45㎜作ってみます!(^^)!
いちろーさんは源流が主なフィールドなのでルアーサイズ45㎜なのわかります(^^)
45㎜作ろうとしてもサイズのバラツキあるの、わかります(^_^;)
50㎜はただ巻きだとふわふわした感じですが、45㎜はただ巻きで激しく動く感じをイメージしています(^O^)
再現できるかが問題なのですが、、、(>_<)
扁平もスリムも魅力的な動きしてくれそうな感じですね!最近メインで使用してるミノーはほとんど50㎜なので45㎜の感覚忘れてしまいました(笑)激戦区ではカラーや大きさの違いがきっと出るんでしょうね!どちらを購入希望するか要検討します(^^)
スリムも捨てがたかったんですが、量産するのは扁平にしました(^^)
扁平の形のミノーってメーカーさんも出されていたりして、扁平の良さがあると思うので試してみます(^O^)
僕もあまり小さいミノーを使う事がなかったのですが、反応の違いがあるのかな?と思ったので45㎜を作ってみます!(^^)!
嬉しいお言葉ありがとうございます(#^^#)
激戦区?とか渓流銀座?とか言われる丹沢のメジャー沢だと
50より45、最近さらに浅くなってしまった場所では45よりも40
ただ針に掛けたく無い小さいヤマメまで掛かってしまうので
やたら小さくはしませんが。
例えばルアーの引き代が100センチあるポイントでは50は1000ミリ÷50で20等身
40なら1000ミリ÷40で25等身
トゥイッチのターン幅がミノーのサイズ分の動きとしたら
同じ100センチのポイントで50が20回アピールするところ40なら25回な訳です。
キラキラさせたりするのもターン毎な訳ですし
かなり違うアピールだと思います。
ただ側線が発達してる魚なので
50のほうが気がついてもらえるかもしれないし
落パクもあって、上を良く見てる時もあるなぁって思うし。
※偉そうに書きましたが等身理論は丹沢の有名ビルダーさんから聞いた受け売りです
小さなルアーは小さなヤマメがかかりやすくなるのはあるかもしれませんね!
大物狙いで小さい子はかけたくないなら大きめルアー、小さい子もなんとか釣りたいなら小さめルアーというのもあるかもしれません。
う、右脳派さんが左脳派さんかと思うような論理的、計算的なご説明に驚きました!
ちゃんと受け売りとかかれるところが素敵です!(^^)!
書かれている数字でいうと、確かにかなり違いますね!
僕も渓魚は視力以外に側線でルアーを感じている部分も強いのではないか?と思っています!
落ちパク、絶対上を見ていると思います!
あまり小さいルアーは使ってこなかったので、来シーズン試してみようと思います(^O^)
5センチと4.5センチの違いは使う人間のメンタルなんではないかと最近思い始めました。
自分は4.5センチ前後が多いです。
スレてる魚には小振りなほうが釣れるのではと思ってましたがそんな事はなく小さめな魚でも5センチ以上のミノーに食いつくし3.5センチのミノーでも簡単に見切られます。
要するに小さいサイズで見切られたら仕方ないと諦めて納得できるサイズが自分の場合は4センチや4.5センチなんだと悟りました。
釣りって奥が深いです・・。
不器用4.5センチ楽しみで仕方ないです!!
使う人間のメンタルの違いですか!新しいご意見です!
自分が諦めて納得出来るサイズという考え方、良いと思います(^O^)
ちょっと違うかもしれませんが、僕は釣り人にとって1番釣れるルアーは、
「自分が1番釣れると思っている(信じている)ルアー」
と思っています。
それぞれの釣り人が1番釣れると思っているルアーが、その人の1番です(^^)
不器用ルアー45㎜、ご期待ありがとうございます(#^^#)