トラウト用スイミングフック自作でタイイングバイス購入

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スイミングフックトラウト

 

前々回、シングルフックバーブレスなどについてブログで書いた。

今回はスイミングフックを初めて、実際に作成してみたのだ。

フック製作のために買ったものも一緒にご紹介します。

 

やって見ると、想像よりは簡単だった。

 

トラウト用スイミングフック自作のために購入した道具

 

色々と他のブログやHPなどを調べて、僕が購入したのは下記だ。

  • タイイングバイス付きのセット
  • パッキングライン30ポンド
  • セキ糸1号
  • ヘッドセメント
  • スレ針

である。

 

ちなみに器用な人は100均の道具を使ってバイスの代わりを作ったりするし、ヘッドセメントも普通の接着剤を使う方もいる。

僕は不器用だし、これからたぶん大量に巻くだろうからバイスやヘッドセメントを買った。

あくまでご参考です。

 

タイイングバイス

 

タイイングバイスは悩んだ末、バイスと他の道具がセットになっているものを買った。

具体的には下記だ。

 

 

同じブランドでもう少し安いセットもあったけどこのセットにした。

 

このバイス単体で買おうとすると3,600~3,800円くらいしたと思う。

バイス単体と他の必要なものをバラで買うと結局セットより高くなると思ったのでセットにした。

バイスは机などに挟むタイプもあるが、自立するタイプのほうが便利そうだと思って買った。

初心者用らしいが、僕は初心者なので試してみることにした。

 

届いた写真がこちらだ。

木の箱は、作りは値段相応に粗い。

でも片付けるときに箱が便利だと思ったのだ。

 

スイミングフックトラウト

 

中にはこんなに色々と入っている。

下がタイイングバイス、上がその他道具だ。

 

スイミングフックトラウト

 

バイスを出して組み立ててみる。

重量があり、金と黒の色も悪くない。

 

スイミングフックトラウト

 

そして使う道具だけを箱から出した。

左から、

  1. シザーズ(ハサミ)
  2. フィニッシャー(スレッドの最後の締めをする)
  3. ボビンホルダー(ボビンをセットしています)
  4. ボビンスレッダー(ボビンに糸を通す)

下記写真に番号振っています。

 

スイミングフックトラウト

 

これだけあれば作れるし、他のフライを巻く用の道具は使わないので眠らせておく。

 

シザーズ(ハサミ)は切れるけど切れ味が良いとは非常に言いにくい代物である。

必要最低限な感じだが、安めのセットなので仕方ない。

逆に言うと必要最低限は満たしているので良いのだ。

 

パッキングライン、セキ糸、ヘッドセメント

 

あと、針以外で買ったのは3点だ。

 

スイミングフックトラウト

 

参考に、

 

 

 

20ポンドでも行ける気がするが、僕は30ポンドを買った。

理由は30ポンドが即納で20ポンドが時間がかかったからである。

 

参考だが、ケプラートを使う方もいる。

だけどパッキングラインより値段が高いのだ。

 

 

セキ糸は下記を買った。もう少し細くても良かった気がする。

 

 

ヘッドセメントは100均接着剤にしようか悩んだけど買った。

買って良かった。キャップについているニードルで液を垂らしやすいのだ。

 

スイミングフックトラウト

 

 

これらを揃えた僕は、早速巻いて見た。

参考にしたのはYouTubeのこの巻き方だ。

 

 

フィニッシャーの使い方はこちらを参考にした。

 

 

最後にヘッドセメント(接着剤)を垂らすのだ。

それでは初めて巻いたフックのご紹介です。

 

初めての不器用スイミングフック完成!

 

僕が初めて巻いた『不器用スイミングフック』が下記である。

スレ針は100本で600円前後のところで買った。

見た目は何となく巻けている気がする。

太いのは太いし、太さも均一では無いのが気にはなる。

 

スイミングフックトラウト

 

不器用な僕が初めて巻いたのだ。

強度のほうは大丈夫なのか?

 

心配になったので、かなり荒っぽい強度テストを行った。

準備したのは、たまたまあった太めのクリップと小さな釘である。

 

スイミングフックトラウト

 

これをこうして、思い切り引っ張るのだ!

 

スイミングフックトラウト

 

結果、巻いたところは大丈夫で、針が破壊されてクリップから外れました。

 

スイミングフックトラウト

 

ちなみに、持っているスミスのシェア-フックで同じ実験をしてみた結果、、、

 

 

ほぼ同じ結果に。

ほぼというのは、針の折れ方が少し違う。

針の形によって、同じように引っかけても力のかかるところが違うということか。

 

スイミングフックトラウト

 

この2つのフックはいわゆる丸軸である。

なのでもう1つ、僕ではない人が巻いたスイミングフックを持っているので試してみた。

針は伊勢尼のスレ、丸軸では無く平打ちである。これまでの2つよりは太いようだ。

 

結果、折れずに曲がってクリップから外れた。

やはり太いので強度があるのか。

 

スイミングフックトラウト

 

針は細いほうが刺さりやすいだろうし、太いほうが強度はあるし。。。悩むな。

とにかく、僕の巻いたスイミングフックは針が壊れるまでは大丈夫ということがわかった。

あとは、どんな形の、大きさの針に巻くか決めて、巻いていくだけだ!

解禁までに間に合わすのだ!

 

2024年追記。スイミングフックの巻き方など動画にしました。

(参考ブログ:スイミングフック自作の道具や巻き方を動画とブログでご紹介!)

 

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コメント

  1. 新横浜の佐々木 より:

    しげるさん、こんばんは。
    私はフライもかじるんで、たまにフライ巻きますが
    ウィップフィニッシュで挫折し仕方なく
    ハーフヒッチでフィニッシュしてます。。。
    私こそ不器用だと思います

    1. しげる より:

      こんばんは!
      フライもされるんですね!
      フライを自分で巻くのも楽しそうです(^^)
      僕もフィニッシャーを使うの苦戦しています(>_<) 不器用でもモノを作る、不器用同盟でも結びましょう(^o^)

  2. かわし より:

    ついに始まりましたね、スイミングフック作り!

    やっぱり巻きよりも、一番負荷のかかる針がダメージを受けるんですね。
    参考になりました。

    細軸と太軸、永遠のテーマになりそう。
    太軸にしてコーティング加工のあるものとか、限界ギリギリの細さを狙うか、針選びも悩みますね(^^)

    1. しげる より:

      やっと始まりました(^^)
      解禁までに巻きますよ~(^o^)
      巻いているところがすっぽ抜けるのかと思ったら違いました。
      ヘッドセメントも付けているし、針のほうが弱かったです。
      細軸か、太軸か、それが問題だ。になりそうです(^^;)
      1本破壊してしまってすみませんでした(^^;)

  3. かわし より:

    いえいえ。
    どんな形でも、有効活用されたなら幸いです(^^)
    強度テストは、私の中ではこういう結果になるだろうなと思っていたので、納得できました。
    ということは、接着剤は外れなければ何でもいいんですね。
    あと、私のセキ糸は安かったのでNo.2です。細い方が仕上がりは綺麗です。

    1. しげる より:

      そう言って頂けるとありがたいです。
      強度テストは予想通りでしたか^ ^
      No.2は僕より太めですね。
      僕は取り急ぎ買った1号で、巻きますが、
      細い糸が欲しいです(><)

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