1ヵ月振りに渓流ルアー釣りに行けたのでバラしまくりでも楽しい!?

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渓流ルアー

 

僕は1ヶ月ほど、色の無い世界に住んでいた。

それは、釣りに行けない世界である。そんな世界は白黒なのだ。

昨日、1ヵ月振りに釣りに行った。

やっと風景に色彩がついたのだ。

 

例えば、釣りに行く前の世界である。

 

渓流ルアー

 

釣りに行けるようになって見えるようになった世界である。

 

渓流ルアー

 

この写真は、釣りに行く気満々の僕がラインとリーダーを新品に巻き替えた後に取った写真である。

左足の足首からスネの近くまでヒビが入ってから37日が経った。

 

参考ブログ 廃人決定!?僕の2017年渓流ハイシーズンは始まりもせずに終わった。

 

そして、予定ではそろそろ松葉杖が外れて、歩いていいと許可が出るはずである。

病院診察結果

 

病院ではレントゲンではなくCTを取ってからリハビリ室だった。

松葉杖無しで歩く。まあ数日前からフライングで足を引きずりつつは時々歩いていた。

 

ただ、約1ヶ月以上歩いていないので、左足に体重をかけるのが少し怖いのだ。

かなりぎこちない感じで歩く。きちんと歩こうとすると膝と足首に少し違和感がある。

 

医師の診察は下記だった。

  • とりあえず歩いても大丈夫
  • CTを見たらまだヒビは最初と変わらないくらい入っているが少しずつくっついている
  • ヒビがちゃんとくっつくのは3ヵ月くらいかかる。
  • なので5月頭にヒビが入った僕は7月末か8月頭である。
  • ランニングしてもいいのはいつ?という質問には8月からと言われた。

ちゃんと治るのけっこう先やん。。。

 

足首からスネの近くまで、また骨の断面図では半分くらいまでヒビが入っていたので中々らしい。

ただ、走ってはダメだが、釣りに行ってはダメとは言われていない。

 

まあ、聞いたらダメと言われそうなので聞いていないのだ。

こちとら病院受診で1日有休を取っている。

 

なんのためか、、、釣りに行くのだ!

もう我慢の限界なのだ。

1ヶ月振りの渓流ルアー釣り

 

とはいえ、松葉杖無しで歩く許可が出たところである。

 

なるべくハードルの低い釣り場に行く必要がある。

  • 足に負担をかけないようにアップダウンなどないところ
  • キャストも久しぶりだし、どこかに引っ掛けても取りに行くのが行けるか不安。
  • なので平場で障害物が無さそうなところ
  • でも久し振りなので魚は釣りたい。

上記を満たす場所を考えていた。

 

本流とまではいかないが渓流とも言えない、以前尺アマゴを釣り上げた場所を選択した。

参考ブログ 渓流の中心で、尺アマゴを叫ぶ!

 

ここは上流の放流魚が流されてきて、川幅も広めだしおそらく餌も豊富だし、デカくなる。

しかも釣り人と出会ったことはない。渓流釣りという場所ではないから地元のおっちゃんたちは気付いてなさげなポイントである。

 

今年、この場所に行くのは初めてである。なのでプレッシャーもないはずだ。

車を降りて100m以内で行けるのも今の僕には嬉しい。

 




1ヶ月振りに釣り場に立つ

 

時刻は14:00。気温23~24度。晴れで水温は18度と思ったより高い。水量はかなり少ない。

釣り場に立つ。それだけで嬉しい。

 

足跡を1つ発見して不安になるが、それが帳消しになるくらい嬉しい。

キャストする。ルアーが飛んでいく。

 

ラインが出ていく音や、着水音、川の流れる音も心地良い。

「やっぱこれやでぇ~」と関西弁になる。

 

水温がかなり高かったので流れのあるところを探る。

最初の数投で2回も反応がある。

 

1ヶ月振りの魚の手応え。しかも割とでかい。

しかしバレる。

 

思い出した。僕のシングルフックバーブレスのバラシ病は何も解決してないのだった。

そして釣り上がる。しかし、平地で歩くのも久し振りなので川を歩くと足が痛い。

 

自分の記憶の中では平場でも、やっと歩けるようになった今のレベルでは岩や石、川の流れなど思ったよりハードルが高い。

ちなみにこんな場所を歩く。ちょっと無理があったかもしれない。

 

渓流ルアー

 

左足首と、膝が痛い。

しかし釣り上がる。

 

足跡があって気になっていたのだが、晴れの日中にしては魚の反応はいい。

しかしバレるのだ。

 

14:00から16:30くらいまでの結果が、、、7回かかって、1匹だけ釣れた。

バラす率が異常だ。

 

以下、僕の心の動きである。

  • 1匹目のバラシ→久しぶりに魚がかかって嬉しい。
  • 2匹目のバラシ→まあしょうがないね。手応えが楽しい。
  • 3匹目のバラシ→今日釣り上げれるんかな?と不安になる。
  • 1匹釣り上げて心が落ち着く。
  • 4匹目のバラシ→1匹釣れたので、、、と自分に言い聞かせる。
  • 5匹目のバラシ→うん、うん。と誰にともなく頷いてからフックをしばらく眺めて眉間には皺。
  • 6匹目のバラシ→「ええかげんにせぇよ!」と自分で自分にツッコミを入れる。放置できない問題と認識し、足も余計痛く感じる。

 

1ヶ月振りに、魚がバレた時の「あぁっ!」という声を何度も出した。

アマゴってこんなにローリングしたっけ?というくらい元気に動かれてハネられたり、まあバレまくった。

 

フックはわざわざ前日に新品と交換しているのに。。。

しかも、釣れた1匹もバレてもおかしくなかったのだ。

 

釣れたのは22cm~23cmくらいである。尾っぽが少し欠損していた。

サイズはまずまずだし、1ヶ月振りの魚である。正直超嬉しい。

 

渓流ルアー

 

しかし素直に喜べない部分がある。

これを見てください。

 

キャッチするまで一応フックはちゃんとかかっていたが、ラインが下顎に巻き付いたので途中で抵抗がすごく弱まったのだ。

 

じゃなければバレていた可能性は否定できない。

ラインの後が付いている。

 

渓流ルアー

 

このラインが絡んだ結果、大人しく釣られてくれた。

ということは、絡んでなければ7ヒット7バラシでもおかしくなかったのだ。

 

ちょっとバラシ率がひどすぎる。

久しぶりなので持ち帰って食べようと思っていたのだが、魚を見るとその気持ちはしぼんだ。

 

「ありがとう」とつぶやいてリリースする。

その後、夕マヅメまで粘ろうかと思っていたが、左足首と膝の痛みがだんだんと強くなったので引き上げることにする。

 

やはりただ歩くだけと川の釣行は負担がかなり違う。

ここで無茶をしてなにかあれば、また釣りに行けなくなるという恐怖で夕マズメを諦めて釣行2時間半ほどで帰宅を決意した。

 

久しぶりの釣行。バラシまくりなのに楽しかった。

やっと白黒の風景に色彩が戻ったのだ。

 

足が痛いのでゆっくりと歩いて車に戻り、エンジンをかける。

川を眺める。

 

7ヒットで1匹しか釣り上げられていない。まあ惨敗である。

川に向かって心の中でつぶやく。

 

「今日はこのくらいにしといたるわ」

 

吉本新喜劇の名台詞である。

バラシは悔しいし、足は痛い。

 

でも、ハンドルを握る僕の顔は笑っていたのだ。

 

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コメント

  1. かわし より:

    こんにちはー。
    結果はともかく、久しぶりの渓は最高ですね!
    悪化させないように、ストレス発散をしてくださいね(^_^)v

    1. しげる より:

      渓流に立って、生きている心地がしました!(^^)!
      というと言いすぎかもしれませんが。
      しばらくは無理しないように楽しみます☆

  2. せざも より:

    呼ばれたような気がして来ました、どうもプロバラシストです。こんにちは。  シャバ復帰おめでとうございます。
    仮出所中の身ですのでお気をつけください。
    さて、ありとあらゆるバラシの使い手である私がしげるさんのブログを見て感じたことを。
    原因として何となく見えるのはリーリングスピードが早すぎる可能性があるような気がします。
    シングルバーブレスが信じられていないので、「一秒でも早くネットへ」と考えて自然と早くなっているのかもしれません。
    こっちが早巻きしなければヤマメはローリング出来ないので。
    加えてやり取りがダウンの立ち位置になってしまった場合はさらに流れの分がプラスされます。
    それともう一つ、現在左巻き矯正中かと思います。
    まだ慣れていないのでロッドを握る手にも力が入り、ぶれているかもしれません。
    全開で巻きながらロッドティップはトゥィッチかけるような状態になってるかもしれません。
    左巻き矯正が終わる頃にはキャッチ率大分上がるんじゃないかと。
    まあバラしのプロが偉そうに 笑

    1. しげる より:

      お呼びしておりました(*^^)v
      7ヒット6バラシなので僕がプロバラシストです(>_<) シャバの空気は激しく美味しいです。 ご指摘の、こちらが早巻きしないとヤマメはローリングできない。について考えていました。 早巻きになっていた可能性はかなり高いです。。。 シングルバーブレスへの不安から、「一秒でも早くネットへ」は思い切りあります。 現在左巻き矯正中ですので、自分では気づいていないのですが、ご指摘のぶれがあるのかもしれません。。。 アドバイスありがとうございます。 以前せざもさんに頂いた、シングルバーブレスのアドバイス、 【信じる心】 これがないとバラします。 何につけ大事なことです。 が特に抜けていた気がします。 シングルバーブレスへの不安から早巻きや無理なやりとり。 悪循環になっているかもしれないので、いつもコチコチの肩の力をできるだけ抜いてやってみます。 そして自分なりに悪あがきのフック交換を思いついたのでブログに書きます。 いつもありがとうございます!

  3. うるきち より:

    復帰、おめでとうございます!
    釣りもリハビリ中ってことで、良いじゃないですか。
    その足の状態で無理しすぎでは?と思う反面、バンバンいっときなはれ!とも思ってしまいますわ(笑)
    僕も、釣りという病に完璧に感染したもようです。

    1. しげる より:

      仮免のような状況ですがとりあえず復帰しました!
      僕もちょっとむりをしてしまったような気がしておりましたが、釣り場に行くとどうしても。。。です。
      しばらくは無茶しないようにできるだけ(できるかな?)落ち着いて釣ります。
      釣りという病に感染されましたか!
      お仲間が増えて嬉しい反面、うるきちさんの今後の闘病生活を思うと、、、胸が痛みます(;^ω^)
      この病は重症になりますよ~(*^^)

  4. sun より:

    復活おめでとうございます!
    バラしの病も、少しずつ直していきましょう(笑
    しかし決して無理なさらずに!

    私は先日我慢できずに渓流に行ってしまい…

    医「あー、筋肉傷付いてるねえ、今完治させないと一生癖になるよ?古傷になるんだから。今年我慢して、一生釣りした方がいいでしょ?」

    今年は…ダメかもしれません。

    1. しげる より:

      sunさん

      復活しました! 
      目下、バラし病の改善中です(^_^;)

      お医者さんの台詞、怖いですね!
      医師としてはまっとうな台詞ですし、僕も自分でなければその通りなのですが、我慢出来ずに釣りに行ってしまっているので耳が痛いです。
      僕も8月まで走ってはダメな、まだ平地をやっと歩けるところで緩めの場所を選んでいるとはいえ渓流に行っているので足のヒビの状況が怖くなりました。。。
      今年我慢して、一生釣りした方がいい!
      とは理屈では理解出来るのですが感情が、、、といったところでしょうか。
      辛いと思います。
      なんとも言えません(>_<)

      1. sun より:

        返信ありがとうございます^_^
        そこなんですよ、「理屈じゃない!」んです。
        いや、理屈では医者の言う通りなんですが…

        まあ、結局私も釣りに行ってしまうんですがね、お互い釣りながら治しましょうか(笑

        ではしげるさんもお大事に!

        1. しげる より:

          僕も足のヒビがくっつかないまま釣りに行っているので、自分に置き換えただけです(*^_^*)
          理屈じゃ無いんですよね。
          最近ブログにも書きましたが、釣り場に行って無理するなっていうのが無理なので難しいかも知れませんが、お気をつけ下さい。
          ありがとうございます!

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