渓流の中心で、尺アマゴを叫ぶ 第一部完

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渓流ルアーで尺アマゴを釣るのだシリーズ最終章です。

第一部完 ということは、、、 なのだ。

最初に言っちゃいます!

 

僕は尺アマゴを釣ったのだ!

 

もう一回言います!

僕は尺アマゴを釣ったのだ!

ウザくてすみません。

 

でも、尺アマゴを釣ったことを思い出すだけで、アドレナリンやエンドルフィンが脳内に
湧き出てきて、幸せになれるのだ。

しかもその効果は釣りあげてから半年以上経った今でも持続しているのだ。

渓流ルアーで尺アマゴを釣るのだシリーズその3までは2015年5月末のことだ。

6月頭には1回だけ、どこまで下流にアマゴがいるのかを調べるために
出勤前釣行を行った。

結果は1匹。 ただ、思っていたより下流にも居たので嬉しかった。

 

それから記念すべき日は、2015年6月10日 水曜日 平日である。

僕は当然のように会社に行く前に釣りをしていたのだ。

場所は、この尺アマゴシリーズでお馴染みの川幅の広い場所である。
本流というほどの規模では無い気がするのでいつも本流と呼ぶのか迷う場所だ。

上流部に比べればもちろん広いのだ。

前日は雨が降っていて、川は増水していた。

僕は少し寝坊して、川に着いたのが7:00前後だった。

1時間勝負だな。 と思ったことを覚えている。

僕にだって会社があるのだ。

この日は増水していたこともあり、ルアーの流し方に多少手間取った。

そして、びっくりするようなところからアマゴが飛び出してきたりした。

葦ぎわの僕が立っている場所から1~2メートルしか離れていない場所か飛び出してきたりもした。

今考えると増水しているから川の端っこの比較的緩い流れにいたんだと思う。

ポンポンと2匹釣れた。 20センチ前後のアマゴである。

僕はリリースした。 だって釣りを終えたら会社に向かうのである。

 

2匹釣った後、尺アマゴシリーズその2でブラックバスかと見間違えた魚がいたポイントへ足を進めた。

僕のar-sスピナーを吐きだした奴である。

しかし増水している。当然前のように川は澄んでおらず、サイトフィッシングは出来ない。

前回はアップクロスのように投げて目撃した訳だが、どうにも流れが強い。

なので、あいつが居ただろう場所の少し下流にダウンクロス気味に投げた。

投げたのはリベンジを誓うar-sスピナーである。

着水する。

表層は流れが強い。

少し沈めてゆっくりとりーリングする。

なにかがかかった感触があった。しかし、あまり動かない。

ラインだけは張っていた。 ゆっくり引いた。
ドンッ!

 

 




 

いきなりきた!

増水して流れがきつい川を暴れ出したのだ。

ロッドのコントロールはきかない。

左右に揺れるように暴れる。

次の瞬間、上流の僕のほうに向かって来た。

僕がリールを回し、魚を引いていたからかもしれない。

でも、僕の心境としては 『向かって来た』のだ。

少し恐怖すら感じた。

 

さらにそいつは僕を追い越した。 僕より上流に進んだのだ。

しかし僕は 『向かって来た』 ときにすでに腰からネットを取っていたのだ。

まったく弱ったように思えないが、それでも僕より上流に進んだそいつは、
下流の僕のほうに近寄って来たのだ。

今しかない! と思った

上流から近づいてきたそいつを一旦やり過ごし、僕より下流にポジショニングさせてから、
タイミングをみてネットを向けた。

入った。

持ち上げる。

重い。

 

僕はすぐに岸辺の中腹まで走った。 暴れてネットからオートリリースすることを避けたかったのだ。

ネットを覗き込む。

やはりデカい。

アマゴか?

アマゴだった!

サイズは35センチ前後!

 

尺アマゴ

 

 

僕は川原で歓喜の雄叫びをあげた!

朝の8時前だった。

完全に不審者である。

しげしげと眺め、 メジャーを再度あてる。

太い!

 

 

尺アマゴ

 

 

僕は何度目かのガッツポーズをした。

 

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しばらく尺アマゴを眺めていた。

こいつをどうしようか。

基本的に出勤前釣行ではリリースするのだが、あまりに惜しい。

そして僕は人間が出来ていないので自慢もしたい。

 

会社に持っていくことに決めた。

ビクは車に積んでいたので、ネットに入れたまま車まで進む。

ずっしりと重い手応えがことのほか嬉しかった。

そして車を走らせてコンビニに向かう。

氷を買った。

ビクに入れる。

会社に向かう。

8時15分くらいには着く。

早めに出勤していた社員に見せる。

これはアマゴなのか!

と驚いてくれる。 僕はほくそ笑む。

そして会社に百均で売っているような包丁が一本あった。
先が尖ってなく、丸いのである。

その包丁で何とか内臓をとって鱗も落とす。

会社の小さな台所(お茶くみ場?)で内臓を取っていると、
女性社員が、自分で処理ができるのが素敵ですね。と褒めてくれた。

処理後の姿である。

 

尺アマゴ

 

 

 

僕はひとしきり社員に自慢した。

釣りを知ってる人ほど驚いてくれた。

そんなこんなで会社が始まる時間になっていた。

僕はもう家に帰って友達や家族に自慢したくなっていた。。。
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