渓流ルアーで尺アマゴ!その3 決戦は日曜日

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前回の、渓流ルアーで尺アマゴを釣るのだ!その2では尺アマゴかわからないが
大きな魚を目撃しつつも出勤前釣行のため切り上げざるをえなかった。

その日から数日間、僕は悶々(もんもん)としていた。

数日間の間に雨も降り、僕は出勤前釣行に行っていなかった。

しかも土曜日は年に数回の土曜出勤にあたっていた。

やっとこさの日曜日の午前中、僕は釣りにあてることが出来た。

僕の気合いの入り方は尋常ではなかった。

 

さらに、友達夫婦からも『アマゴを食べたい』というリクエストを貰っていた。

普段はキャッチしたりリリースしたりというスタイルなのだが、
『友達夫婦からの依頼』という大義名分も出来た。キャッチするのだ。

 

釣って、釣って、釣りまくってやる!  尺アマゴを釣るのだ!

前日の土曜日の夜、僕はフックシャープナーでルアーのフックと闘争心を研ぎ澄ましていた。

決戦は、2015年5月31日、日曜日なのである。

朝は4:00に起きた。

僕は迷わず前回のポイントに向かった。

5:00にはすでに釣り場に着いていた。

その日の僕は鬼神のように釣った。

 

三国志でいうと、呂布奉先、ファイナルファンタジーでいうと、バーサク状態なのである。

 

僕は前回のポイントで、前回のように釣った。

川は雨のせいか増水気味だった。

前回のポイントに辿り着く前にアマゴは釣れ、その手応えはさながら返り血のように僕を興奮させた。

くり返して言うが、気分は呂布奉先なのである。 赤兎馬はロッドとリール、ルアーだ。

前回のポイントではアマゴは釣れた。

いい型のアマゴである。

 




 

 

しかし、僕の狙いは尺アマゴなのである。

僕はそれから同じポイントを入渓地点まで戻り、釣り下った。

前回の出勤前釣行では時間が無く、入渓地点から釣り下るのは試せなかったのだ。

すると、釣り下ってもアタリがある。

 

釣り上げる。

心地良い引きが続く。

すると、釣り下った途中で、これまでとは違う手応えを感じた。

心地良いと感じる隙がなく、その手応えは潜水艦のように重く、そして動いている。

 

僕は緊張した。

確実に並ではない手応えだ。

そしてすぐにその潜水艦は暴れ出した。

僕は振りまわされた。

そしてそのまま、手応えはなくなった。。。

もう、呂布どころの騒ぎではないのだ。

呂布は呂布でも、虎牢関で劉備、関羽、張飛を相手にした呂布ではなく、
曹操に掴まって殺される呂布なのだ。。。
(三国志ネタ引っ張ってすみません)

 

僕は、肩を落とした。

本当にがっくりと肩を落としたのだ。

しばらく佇んでいたと思う。

何気にルアーのフックをチェックしたりしていたと思う。

だが、フックはしっかりと爪に掛かる具合だった。

どのくらいぼうっとしていたろう。

それでも昼には帰る約束を嫁としていた。

日曜日なのだ。 子供たちとも出かける用事がある。

僕は力を振り絞って、さらに釣り下った。

すると、

 

『グンッ』

 

と手応えが伝わってきた。

さっきほどではないが、かなりの手応えだ。

僕は落ちていた肩をいからせ、なんとか取り込んだ。

そのアマゴは27センチほどあった。

 

 

尺アマゴ

 

 

アウトドア&スポーツ 

 

 

自己最高記録更新である。

しかし、僕の頭の中には、このアマゴが27センチだったら、
さっきバラしたアマゴは。。。

バラした魚はデカイのである。

結局この日は、20匹ほど釣り上げた。

 

 

尺アマゴ

 

 

 

これまでで最高の数、最高のサイズである。

しかし僕は悔しかった。

逃した魚は尺アマゴ。

そう思っていたのだ。

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