いきなりだが、
僕のロッドは短いのである。
これは夜のロッドは、、、という下ネタではなく、
実際に僕のロッドは短いのである。その経緯はおってご説明するが、
この写真をご覧ください。
僕は身長約172センチ 右の長いほうのロッドが今回説明する僕が最初に購入したロッドである。
左が僕の2本目のロッドだ。左のロッドの短さがわかって頂けると思う。
渓流ルアー釣りを始めた僕が悩みながら購入したロッドは、シマノ、ルアーマチック S56SUL なのだ。
ルアーマチック このロッドの特徴は、、、わりに安いのである。 当時は3,848円で購入した。
ただ安いだけなら他にもあったが、『シマノ』 である。
釣りに詳しくなかった僕でも知っているブランドなのである。
ロッドとリールで1万円以下で考えていたお小遣い制サラリーマンの僕に優しかった。
しかも、メーカーHPに、
[S56SUL] トラウトフィッシングとライトなソルトフィッシングに最適
とあるのだ。
僕はこのロッドを購入し、ブログの渓流ルアー釣行記1年目カテゴリを一緒に過ごし、その中で25センチのイワナを釣り上げたのだ。参考人の行かない場所に釣りに行こうと決めた(2014年5月12日)
このロッドの特徴は、非常に柔らかく、軽いルアーが投げやすいのだ。
しかし、ロッド全体、バットからぐにゃっと曲がる、いわゆる
ウルトラライトアクションロッドのスローテーパー(胴調子、ロッド全体が曲がる)なのだ。
渓流ルアー1年目の僕は、スピナーを中心に釣りをしていた。ミノーはあまり使用しておらず、トゥイッチングはほぼしていなかったのだ。
1年目はそんなに不満なく、数回の釣行をともに過ごした。
しかし、渓流ルアー釣行記2年目になって僕にも変化が見えた。
その転機は、渓流釣り解禁日 Dコンタクト (2015年3月1日) の日に訪れる。
この解禁日、最初は餌釣りをしていた僕は、足元にルアーマチックをセットして置いていた。
そこに、釣果を聞きにきたTさんが近づいてきて、ルアーマチックを踏んだのだ。
パキッ
と乾いた音を立てた。 2ピースロッドの繋ぎ目が割れたのだ。
薄暗い間から、足元に無造作においていた僕も悪いが、気持ちは凹んだ。
しかし器用なTさんは修理してくれることになり、その間Tさんの予備ロッド貸してくれたのだ。
このロッドとの出会いが、僕の転機だった。
借りたロッドはたしかオリムピックものだった。トラウト用でもなかったかもしれない。
そして僕のルアーマチックと比べるとかなり硬く、先調子ファーストテーパーだった。
長さも少し短かった。
このロッドを数日使わせてもらったぼくは、ある事に気づく。
「なんか使いやすい。ミノーのトゥイッチがし易いし、
スピナーもこっちのほうがいいかも」
それは僕が初めて使った先調子 ファーストテーパーのロッドだったのだ。
特にミノーイング、トゥイッチのやり易さが全然違うのだ。
それもそのはずで、ルアーマチックは、胴調子に近いと思っている。
根元近くから曲がるロッドなので、
ラインを張って、ルアーにアクションする、トゥイッチをするときにも、ロッド全体が
グニャッと曲がるのだ。つまり、ロッドアクションがロッドに吸収され、
ルアーにかけたいアクションが伝わりづらいのだ。
写真で見るとルアーマチックの曲がり方はこうである。
見事に半円、弧を描いている。
それにくらべてファーストテーパー、先調子のロッドでは、
ロッドが曲がったとしても先端だけなのと、張りがあるおかげで、ピッピッと自分のアクションがルアーに伝わる感覚がある。
ごく、当たり前のことである。 しかし、実際に使ってみるまでわからなかった。
ルアーマチックS56SULは、自然渓流向けではなく、どちらかというと管理釣り場用(エリア用)だったのだと思う。
適合ルアーウエイトも1.5~4.5と軽い。
メーカーHPにもスローテーパー、ファーストテーパーの記載はない。。。
柔らかいロッドは軽いルアーを投げるに適していて、ぐにゃっと曲がることも魚と止水域で
ファイトする分には魚の勢いをロッドで受け止められる。
釣り味という点では、ロッドが曲がり、気持ちが高鳴る。
しかし、流れのある渓流向きではなかった。
スピナーをダウンで流しても、かなりグニャッと曲がる。
少なくとも、ミノーのトゥイッチに向いているロッドではなかったのである。。。
その2に続く。
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