僕の渓流釣り2年目は今年の出来事だ。
本当に色々あった。だけど全てのものごとは順序立てたほうが整理がしやすい。
まずは解禁日のことを書こうと思う。
昨年、初めて渓流ルアー釣りをして、7月に個人的に終了してから半年以上経っていた。
僕は燃えていた。
自然の猛威によって自分でシーズンを終わらせてから何もしていなかった訳ではない。
渓流魚をルアーを釣る。 このことに沸々と気持ちを滾らせていたのだ。
今年は、自分の地元の、近くの川の鑑札を買った。
3月1日は日曜日で、会社が休みだったので、解禁日から釣りに行くことにした。
同じ会社の釣りの先輩Tさんと行くことにした。
待ち合わせ時間は朝の5時だった。僕は単純に驚いた。釣り師は朝が早い。
待ち合わせ場所に向かって車を走らせていると、さらに驚いた。
車が川の近くにたくさん、たくさん停まっていた。
釣りという病にかかっている人は僕が想像していたよりもたくさんいた。
季節は3月1日で、僕の住んでいる街ではまだ雪が残る場所もある。
しかも当日は小雨も降っていた。
それでも暗いうちから場所をとり、明るくなるのを待ちわびている釣り師がいるのだ。
僕は解禁日を舐めていた。
解禁日の釣りは、最初は餌釣り、後でルアーと決めていた。
どこの川もそうかもしれないが、僕の川も餌釣りのほうがルアーに比べて圧倒的に多い。
Tさんはルアーを楽しむが、餌もする人で僕にアドバイスをくれていた。
「餌釣りの人はほとんどがルアーを嫌がるんや。それに、解禁日は殺気立っているから刺激しないように最初は餌釣りをして、しばらく経ってから人が少ないところを探してルアーをしよう」
解禁前には、殺気立っているというのは大げさかと思ったが、実際にTさんの話は当たっていた。
だんだんと明るくなってくる中で、僕は餌釣りの準備をした。
3月1日の雨はとても冷たく指はすでにかじかんでいた。
明るくなり、イクラを針に通し、送り出す。
解禁日の一匹目は、手が震えた。元気のいいアマゴだった。
何匹かアマゴを追加する。
写真がこんなのしかない。。。
しかし気温は低く、水温も恐らく低い。
Tさんや、他のベテランの人たちは車に入って体を温め出した。
僕の指も糸が結べないくらいになっていた。
しばらく車で体を温めて、場所を移動することにした。
比較的人がいない場所を探した。
そこでルアーを使おうと思ったのだ。
そして、上に木が覆いかぶさった、川幅5メートルほど、水深は数十センチの浅瀬を見つけ、僕はスピナーを選び、水面を引いた。
一発目からアマゴがスピナーを追う姿が見えた。 僕は半年以上、この姿が見たかったのだ。
さすがに解禁日は魚影が濃い。
しかし、追っては来るが口は使わない。 何投かして、僕はルアーをミノー、D-コンタクトに変えた。
初めて使うミノーだが、釣りをしていない間の情報収集でこのルアーの評判を目にしていた。
D-コンタクトを投げる。簡単に思ったよりも飛んだ。
そしてトゥイッチになっているかわからないがとにかくトゥイッチした。
その瞬間、D-コンタクトの横っぱらに喰い付くアマゴの姿が目に入った。
今年初めてルアーで釣ったアマゴだった。
Dコンタクト
それからD-コンタクトでバラしもあり、僕のタイムリミットもすぐに来て、解禁日の釣りは終わった。
寒い中で、釣果としては10匹にも満たないが、僕は満足だった。
この日は同じ病いを抱えたみんなが苦戦していたようで、漁協の方も困り顔だった。
でも僕は満足だった。
何はともあれ餌とルアーでアマゴを釣りあげ、僕の長い渓流ルアー2年目がスタートしたのだ。
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