もう梅雨が来るのだ。
となると、雨が降るようになる。
そして、釣り人の思考回路というのはかなり難解なのだ。
晴れていれば釣り日和だと釣りに行きたくなるし、曇りだと晴れより警戒心が無くなりそうで釣りに行きたくなる。
雨だと増水や濁りや活性があがってそうで釣りに行きたくなる。
難解ではなく単純だった。いつでも釣りに行きたいのである。
そこで梅雨入りもしたし、今回は雨カッパの防水性能を復活させるのである。
僕の左足首からすねにヒビが入ってちょうど1ヶ月ほど経ったが、まだ釣りにいけない。
なので必然的に釣りに行きだしてからスムーズに釣りが出来るように、釣り道具のメンテナンスくらいしかすることがないのである。
ちなみに皆さんは釣り用の雨カッパにはブランドなどにこだわったり、扱いやメンテメンテナンスにこだわったりされるのでしょうか?
僕はまったくこだわりがなかったし、扱いというかメンテナンスも特にしていなかった。
釣りで使用中の雨カッパ
僕の雨カッパの情報は以下である。
- 3年前に購入。
- 金額は上下で約5000円。
- 釣りにしか使わない。
- 釣り場で雨が降っていなくても、防寒着代わりに着ている。
そして、
- 使用頻度は年間で大体20回~30回くらい。
- 海釣りにも着ていくことがある。
- 裏側の生地や目地シール部に破れなどあり
こんなところである。
渓流釣りを始めて、雨カッパがいるので購入した。
その際に考えたのはこれくらいである。
- 値段が安いほうがいい
- でも雨は弾いて欲しい
- 渓流釣りに使うので派手な色じゃなく地味系
あまり考えがないのが透けて見えてしまう。
そこで購入したのが下記である。
もう1部内側が破けたりしている。3年経っているのだ。
Doqment(ドキュメント) エントラントレインスーツII 7250 66781
僕は172㎝で、サイズはLで問題ない。
特に釣り専用とか言うわけでは無く、有名なブランドでもない。
これまで特にメンテナンスをせずに着てきた。
最初は蒸れがある以外は非常に雨も弾いて快適に過ごしていたが、直近の釣行で雨に降られてカッパの下まで濡れてしまった。
参考ブログ スト-カーの成果!? 泣き尺アマゴを釣り上げる!
なので今回、撥水性能を取り戻すべくメンテナンスを行った。
雨カッパのメンテナンス方法
ちなみに僕は知らなかったが、雨カッパも使用したら洗った方がいいらしい。
雨カッパを雨の日に使ってから洗うなんて!?と思ったが、以下、モンベルのHPの引用である。
生地に付着する汚れは、目に見えにくいものが多く、特に雨天使用時は、大気中のさまざまな汚れが付着します。理想的には、使用するたびに洗濯したいものです。適切にこまめに洗濯することでレインウェアの寿命を延ばすことができるのです。
マジか!? 洗ってないよ。
海釣りから帰った後に、時々外側にだけ庭のホースでさっと水を流すくらいである。
小まめに洗うのが大事らしい。
雨カッパのメンテナンス方法まとめ
雨カッパのメンテナンス方法は下記である。
防水スプレーや洗剤は専用の物もあるが、今回は使用していない。
- 洗濯(中性洗剤で手洗いか洗濯可能な物は洗濯機)してよくすすぐ。
- 上記でダメならカッパにドライヤーかアイロン(低温)で熱を加える。
- さらにダメなら防水スプレー(フッ素系)をかける。
- もしくは防水スプレーをかけてアイロンもかける。
- それでもダメなら専用の洗剤、防水スプレーか買い換え。
1~5にしたがって最終手段になっていく。
通常は1の洗濯か、選択後に2の熱を加えるで撥水性能が戻るらしい。
理由は、
果物の桃の表面に小さな毛が生えていて水をはじくように、カッパの表面は繊維レベルではケバだっている。
ただ、長く使用しているとそのケバだちが寝る。それが熱を加えると起きるので撥水性能が戻る。
ということらしい。
なので通常は1と2で十分戻るらしい。
ただ僕のカッパは3年経過しているし、防水スプレーもまるまる1本家にあった。
また極端な性格でもあるため、最後の4まで一気にやってみたのだ。
実際にメンテナンスしてみる。
まずは洗濯である。
家にたまたま中性洗剤のエマールがあったので、エマールを使ってお風呂で洗う。
ついでにフィッシングベストも洗うことにした。
僕のフィッシングベスト参考ブログ フィッシングベストをリアクションバイトで購入!
お風呂にぬるま湯をためて、カッパとフィッシングベストとついでに帽子を入れて洗った。
そしてすすぎを入念に行う。
このすすぎがポイントで、普通の洗濯物よりすすぎを多めにして洗い流す。
洗剤や汚れが残っていたら防水スプレーも浸透しにくいのだ。
そして、しっかりと乾燥させる。
乾燥が終わったら、下記を準備する。
アイロン、アイロン台、フッ素の防水スプレー、当て布である。
防水スプレーは2~3年前にスノーボードの服を買ったときに一緒に買った物が1本新品で残っていた。
フッ素系である。
防水スプレーを雨カッパにかける。
そして素早く当て布をして、アイロン(低温設定)をかける。
これを繰り返す。
【注意事項】
アイロンを使うので室内での作業になると思うが、防水スプレーはけっこう臭うし吸い込むと体に悪い。
窓をきちんと開けて、さらに奥さんや子供からブーイングを受けないように留守の際にしたほうがいいと思われる。
また、僕は今回防水スプレーの新品1本が、カッパの上だけでかなり少なくなった。
一緒に洗ったフィッシングベストにもかけたら本当に残り少しである。
上下するなら確実に新品1本は必要だ。
ついでに、カッパのフードの裏側の目地部分など破れていた部分を補修する。
ダイソーで下の写真のナイロン補修シートを買ってきた。
色は白もあったが、今後他の部分や表側の補修もするかもしれないので黒を買った。
それをはさみで切って貼るだけである。
ちなみに補修シートは色々ある。
【洗濯、防水シート、アイロンの結果】
そして、今回のメンテナンスの結果発表である。
・使用前
僕の印象としては、思ったよりまだけっこう弾いているやんと思った。
・使用後
ちょっと嬉しくなってしまった。
水の弾き方が違うのである。水滴が一瞬で丸くなるのだ。
ちなみに、僕は家にあった防水スプレーを使ったが、ゴアテックスなどに使ったりする専用の防水スプレーや漬ける洗剤のようなものもある。
メーカーものや、ちゃんとしたレインウェアを買っている方はメンテナンス用品もきちんとした物を使うのも必要かもしれない。
レインウェアも最近はお洒落なものも多い。
ダイワとか、お洒落なのをけっこう出している。
まだ来週くらいまでは釣りに行けないので、最近釣り道具ばかりを触ったり考えたりしている。
理由は、釣りに行った時や、釣りに行けるようになってからメンテナンスなどしている時間がないからである。
それに、釣り道具をメンテナンスしている間は、「よし、これを使ってこんどはあの場所であの魚を。。。」的な釣りのことを考えて楽しくなっているのだ。
釣りに行かない日は釣り道具のメンテナンスをして、釣りに行った時により快適に。
これが理想なのだ。
まあ、今は強制的に釣りに行けないのでマメになっているだけかもしれないが。。。
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