渓流自作ミノーのリップ調整後に尺イワナ!

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渓流自作ミノー

 

お盆休みが終わってから初めての週末の事だ。

僕は釣りに行きたくて仕方が無かった。

 

一方でお盆休み中に降り続いた大雨の影響で、1週間が経ってもまだかなりの増水が続いていた。

 

本流はまだ厳しい気がする。

(あくまで僕の見解です)

 

渓流なら少しは増水がおさまっているかも?

 

釣りに行けないお盆休みの間に、

  • 不器用ルアー縁(えにし)の
  • リップ調整をした。

その感触も試したい。

(前回ブログを参照下さい)

 

という事で渓流に行ってきました!

 

増水の渓流

 

水が早く引きそうな渓流を選んで到着した。

 

しかし水量は、、、

 

僕の予想よりまだかなり水位が高い!

 

まだこんなに水量があるのか。。。

 

お盆休みに降った雨は西日本豪雨級だとは思っていた。

 

思ってはいたけど、1週間経って渓流の水量がまだこんなにある。

 

本当に沢山の雨が降ったんだと改めて実感した。

 

しかしこうも思った。

  • 水位が高いので、
  • あと5㎝ほど下がって欲しい。
  • でもそれ以上は下がらないで欲しい。

そんな事を考えた自分にこう思った。

 

釣り人ってワガママだ!

 

そう。

釣り人はワガママなのだ。

 

雨が降らなければ降ってくれと願い、逆に降りすぎたら少し水位が減ってくれと願う。

 

だけど川の状況は雨やその他に左右される。

良い状況の日に釣りに行けるとも限らない。

 

そんな風に思い通りにならないから釣りは面白いのかも知れない。

 

釣り上がるとイワナが釣れてくれた。

 

渓流自作ミノー

 

この日は色んな個性のイワナが釣れてくれた。

 

こんな色白イワナに見えて、

 

↓ピンぼけです。。。

渓流自作ミノー

 

お腹がすごくオレンジだったり。

 

渓流自作ミノー

 

色が濃くてオレンジも鮮やかなイワナとか。

 

渓流自作ミノー

 

良く目にする感じのイワナとか、

 

渓流自作ミノー

 

すごく色白のイワナがいたり、

 

渓流自作ミノー

 

もう一度色の濃いイワナが釣れたり。

 

渓流自作ミノー

 

イワナの個性を目にするのは嬉しくて楽しい。

 

色んなイワナを目にしたが、

  • 色が濃くてオレンジも鮮やか。
  • そんなイワナはサイズのわりに引きが強くて警戒心も強そうに感じた。

(注:僕の思い込みかもしれません)

 

イワナの体色によって引きや警戒心の強さの傾向とかあるのかな?

 

そんな事を考えながら釣り上がった。

 

リップ調整結果!

 

リップ調整した2つの縁(えにし)は、

  • 動きが少し激しくなった。
  • その結果、引き抵抗も少し増した。

これは平水時を想定しての調整だった。

 

今回のような増水時だと多少話が違う。

 

激しくなった動きや引き抵抗が少し過ぎるように感じたりするのだ。

 

増水の流れの中をサイドからダウンで釣ると、

  • ルアーが強い流れの抵抗を受けて、
  • 動きや引き抵抗がさらに強くなる。

 

せっかく調整したのだが、増水の川でサイドやダウンで釣るにはもう少し動き抑えめでも良いかもしれない。

 

リップ調整は2つの縁(えにし)にしたが、この日の増水具合だと1つは✕で1つは〇になった。

 

↓バツの方は重さが少し軽め。

渓流自作ミノー

 

○の方は増水のアップやクロスでもわりと使いやすい。

調整して良かったと思った。

 

イワナを釣ったりルアーの調整結果を見ながら釣り上がる。

 

少し小腹が減ったので栄養を補給する。

 

渓流自作ミノー

 

僕の釣りの時のご飯は栄養補給という感じである。

 

バナナかおにぎりかゼリー系飲料(アミノバイタルとか)をさっと食べてまた歩き始める。

 

↓釣り前と釣り中はこれ。

 

↓釣り中や釣り後にこれで翌日以降の疲れが少しマシになりました。

 

うちの嫁は時々、

 

「川辺でバーナーとかでお湯を沸かして豆から挽いたコーヒーをコポコポと淹れてくれるなら一回一緒に渓流に行ってみても良いよ」

 

と言う事がある。

 

だけど前述の通り僕の食事はまったくお洒落ではない短時間の栄養補給である。

 

嫁の思っている渓流でのお洒落な飲み物や料理などとは真逆の方向だ。

 

僕が川辺で余裕を持ってコーヒーや料理を楽しめるような人間になるにはあと何年かかるのだろうか。。。

(年月の問題ではない気がする)

 

縁(えにし)で尺イワナ!

 

この日は釣れたイワナの個性(体色)に楽しませて貰っていたがサイズは出ていなかった。

 

そんな中、とある浅くて小さいけどいかにもなポイント。

(以前に大きな影を見た事がある)

 

縁(えにし)を投げる!

 

着水してすぐに動かして連続トゥイッチ!

 

縁(えにし)を追う大きな影が見えた!

 

バイトの瞬間が見えて、続いてロッドに手応えが伝わる。

ドラグも鳴った。

 

浅場での近距離戦なので取り込みまでは早かった。

 

ネットインしたのは、

31㎝の尺イワナだ!

 

↓今シーズン6匹目の尺イワナ!

渓流自作ミノー

 

顔が大きくて良い面構えをしている。

顔に比べると体は細い。

 

渓流自作ミノー

 

写真撮ってからサイズも測り終わって油断していたら動画撮る前に脱走されました。。。

 

↓イワナは脱走が得意。

渓流自作ミノー

 

釣ってくれたのは先日リップ調整をした不器用ルアー 縁(えにし)の脹雀(フクラスズメ)カラーだ。

 

渓流自作ミノー

 

リップ調整後に尺イワナが釣れた。

 

釣れたけど、これがリップ調整の成果と言うつもりはない。

 

今回の釣れ方だとDコン投げても釣れた可能性は高い。

 

使い心地を良くするためにリップ調整して、実際に使い心地は少し良くはなった。

 

それでもまだ改善点は沢山ある。

 

不器用ルアーは、

  • 僕が使いたい、
  • 釣りやすい、
  • 使いやすいルアー。

そんなルアーを目指している。

 

リップ調整した縁(えにし)で釣ってみて、

 

「次は少しリップを小さくして試してみようかな?」

 

とも思った。

 

まだプロト段階の縁(えにし)。

次回プロトも製作を進めている。

 

僕の作っている一つのルアーが、

 

「完成した」

 

と言える日は来るのだろうか?

 

たぶん100%の完成なんてものは無くて、その時のベストを作るしかないのだ。

 

数々の名作映画を生み出した喜劇王チャップリンでさえ晩年に至るまで、

  • 「あなたの最高傑作は?」
  • と聞かれると、
  • 「NEXT ONE (次の作品さ)」
  • と答えたそうだ。

 

これを僕に当てはめると、

 

「あなたの最高傑作は?」

 

「NEXT 不器用」

(次の不器用ルアーさ)

 

となる。

 

うん。次だろうがいくら作ろうが、

 

根っから不器用な僕が作っているのには変わりはない。

 

そんな不器用ルアーなのであった。。。

 

(使用タックル)

ロッド:FSX-B382UL

リール:17カルカッタコンクエストBFS(左)

ライン:アーマードF+PRO 0.6号

リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号

ルアー:不器用ルアー縁(えにし)

 

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コメント

  1. あざらし より:

    やはり大雨の影響はおおきかったんですね(^^;増水しすぎても渇水しすぎても嫌なのはよく分かります!しげるさんのルアーは既に不器用を名乗ってはいけないレベルだと思うのですが不器用以外の名が思い浮かばないです(笑)こちらは近くで熊が何度も出没したので渓流ルアーは控えめにして海で鮭をメインにしようと思います!

    1. しげる より:

      大雨の影響は僕が思っていたより強かったです(>_<) 釣り人のワガママ、わかってくれますか! 増水し過ぎも渇水も嫌ですよね(^^) まだまだ不器用ですが、嬉しいお言葉ありがとうございます(*^_^*) 僕も不器用以外の名前は思い浮かびません(^o^) 熊、怖いですよね(>_<) しかも北海道だとヒグマですよね。。。 海で鮭! 良いですね! 鮭もいつかは釣ってみたいです。 鮭、イトウ、オショロコマ、ニジマス、いつかは行きたいトラウト王国北海道です(^_^)v

  2. ヤング より:

    ナイス尺イワナ^ ^ ミノーのフロントアイのワイヤーをリップに近づける、遠ざけるでアクションの大きさ(激しさ)が変わるので付け直す前に試してみるのもいいかな?と思います! 自分のハンドメイドミノーも、このやり方でアクションの大きさ(激しさ)を微調整してます。フロントアイを作る時に加工しやすいように作るようにはなりますが… ご参考までに(。-_-。) 久しぶりに明日、釣行してきます!

    1. しげる より:

      ありがとうございます(*^_^*)
      フロントアイの方法もありますね!(^^)!

      たしかにリップ付け直す前の微調整として試してみる価値はありますね(^o^)
      製作時の注意点もありがとうございます!

      久し振りの釣行されるんですね!

      楽しんできて下さい(^_^)v

  3. きんくま より:

    バーナーで昼食作ったり、お湯沸かしてコーヒーブレイクしたりと、余裕ある行動したらさぞかし奥行きある大人の趣味になるのではと妄想はするのですが、釣りたいが一心におにぎりなど頬張りながらと簡単な栄養補給になってしまうんですよね。
     簡単に済ませる派も、その人の流儀として極めればカッコ良いと思います(笑)
     奥さまを誘う時こそホスト役に徹しながら、サクッと釣るカッコ良さを見せつけるチャンスなので、入念なロケーション選びと行動計画が大切かと思われます。 あとペース配分もね。
     「最新のポルシェは最良のポルシェ」という格言がありますが、世に高性能車を送り出すポルシェ社ならではの心意気を表した言葉かと思います。
     「最新の不器用は最良の不器用」なんか言葉にすると?ですが、しげるさんの心意気(やる気)を込めた不器用ルアーで渓流魚たちを魅了し続けてください♪

    1. しげる より:

      渓流でのバーナー調理やお湯沸かしてコーヒーなど、ゆったりとした豊かな時間で素敵な大人時間ですよね(^^)

      僕は中二病なので精神年齢が14歳なので中々難しいです(>_<) 簡単に済ませ過ぎて僕の食事(栄養補給)は数分もかからないです(^^;) もし嫁と行く事があればその時だけは入念に作戦を練って、『嫁が僕をカッコ良いと思う気持ち』という大物を釣り上げたいと思います!(^^)! 「最新のポルシェは最良のポルシェ」ですか! そんな言葉があるんですね! 今回書いた事と同じですね(^o^) 「最新の不器用が最良の不器用」になるように、不器用ながら頑張ります(*^_^*)

  4. くんじー より:

    しげるさんお疲れさまです!
    盆休み後の休日、21~22日の釣行ですかね。
    僕も21日に近くの川の最上流部を覗いてみたんですが、濁りはわりと収まっているものの水位はまだかなりあり、川全体が白泡状態でとても釣りにならないと早々に諦めました。
    しげるさんはそんな中でも釣りの出来そうな川を探してのその釣果!
    すごい執念、と言うか鱒師魂ですね!さすがです(°▽°)
    リップ調整した「縁」もいい感じなんですね!
    イワナの個性は色々あって面白いですね。
    僕の地元の川ではあまり色白は居ないんですが、隣県の某飲料水メーカーの天然水の近くの川で釣れたのが色白のすごく綺麗なイワナばかりでした。
    水が綺麗で底石の色も白っぽい所に住んでいると色白になるんですかね?
    色が濃くて腹がオレンジ色のイワナは川底に潜んでいる引き篭りのヤツだから警戒心が強いのかなー?
    とかいろいろ想像するのも楽しいですね(^^)

    1. しげる より:

      ご指摘通り、盆休み後の21日~22日のどちらか1日の釣行です(^^)

      水が早く引きそうな場所を選んで釣行したのですが、それでも思ったより水量があって驚きました(>_<) やっぱりものすごい雨が降ったんだなと実感しました。 いえいえただの釣り馬鹿です(*^_^*) リップ調整した「縁」、増水の川でもわりに使いやすくて嬉しかったです(^^) イワナの体色とか個性って色々あって楽しいですよね(^o^) イワナの環境と体色については詳しくないのですが、日光のあたり具合や川の環境で変わってくるのかな?と思います。 色が濃くてお腹がオレンジのイワナは他にも何匹か目にしたのですが喰わせられず。。。警戒心が強そうに感じた理由です(^^) 色々想像したり調べるのも楽しいですね!(^^)!

  5. 花屋のいちろー より:

    手直し後に尺イワナ!。気持ちいいですねぇ(^^)d。
    調整した成果かわからないとありますが、全ての事柄に偶然はない。全て必然だなんて言われますが、きっと調整したおかげですよぉ(*’-^)ノ
    そしてチャップリンの言葉!。素晴らしいですね!!。僕もその時作ってるルアーが現時点での最高だと思って作ってます(^^)d

    1. しげる より:

      久しぶりの尺イワナ、嬉しかったです(#^^#)

      全て必然!良い台詞ですね(^O^)
      調整した成果だったら良いなぁ(^^)

      チャップリンの言葉、いちろーさんも同じ気持ちなのが嬉しいです(#^^#)

      お互いに今作っているのがベスト、さらに次に作るのがベスト更新となるよう楽しみましょう(*^^)v

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