2018.06.23

尺アマゴの次は尺イワナ!？渓流ルアーの殺気と幸せの〇〇。

前回ブログで、今週尺アマゴを釣った事を書いた。

その事が嬉しすぎて、普段はしない釣行ブログの順番飛ばしをした。

しかし、嬉しい悲鳴なのだ。

昨日の釣行も、順番飛ばしてでも先に書きたい釣行結果が出たのだ。

リフレッシュ休暇で平日釣行！

僕の会社には年に3日の有給取得の奨励日(リフレッシュ休暇)がある。

そして僕は年に3日のリフレッシュ休暇を、5月と6月に取っていた。

なぜか？

当然、渓流ルアーの楽しい時期だからだ。まあ仕事も暇な時期だ。

そしてリフレッシュ休暇は、土日休みの僕が平日に1日中釣りが出来る貴重な日である。

ちなみに今回の釣行で今年分の3日間を全て取得した。

1回目　さんず。さんとのコラボ釣行で奇跡
2回目　まだブログ書けて無い釣行(紅ほっぺデビュー)
3回目　今回釣行

と予定通り全て釣行に使っているのだ。

隙がない。釣り以外に使う時間の隙がないのである。

イワナと戯れよう

人間の心理として、アマゴを釣ったら次はイワナに会いたくなるものである。

だから僕は決めていた。

『リフレッシュ休暇の1日は、とにかくイワナと戯れよう』と。

イワナの顔が見たくなったし、試釣もある。

紅ほっぺシリーズを使った結果、改善が必要なルアーのリップを付け直したのだ。

そして釣行開始。

2018年6月22日(金)　晴れ。少し寝坊して7時前スタート。

前々日に少し雨が降ったくらいで増水はしていない。

1日中釣りをしていい時間があるので、イワナ狙いは昼前からにする。

まずはアタリを付けていた本流筋を新規開拓で釣り上がる。

しかし2~3時間まったく反応無し。

稚鮎はいました。

そして退渓しようとした場所の近くに、階段やロープがあるのを発見する。。。

アクセスし易いところだったのか。。。

まあ新規開拓なので仕方無いのだ。

でも、この繰り返しが結果に繋がると信じている。

イワナの渓に到着

そして移動して午前11時前、目的の場所に入る。水温13~14度で水はクリアだ。

夕方18時まではひたすら釣り上がるつもりなのだ。

ここはイワナの渓流で、イワナに会いたくてやってきた。

小渓流でのイワナの反応を1ヶ月振りに見たい。

正直、数やサイズよりイワナに会えればもう満足なのだ。

と思っていたら、いきなり28㎝くらいのイワナが出た。

小場所で思いもよらずドラグを出されて小気味良い。

そして釣り上がりながら思った。

｢今日、めっちゃ活性高いんじゃない？｣

というのが、イワナが次々と出てくるのだ。

小場所にルアーを落として、イワナがさっと反応するその姿が見たかった。

そして見られた。思う存分見られたのだ。

人が入っていない訳ではない。

僕は源流には行ったことはないし、ここも漁協エリアである。

色褪せていない真新しい『ミミズちゃん熊太郎』のゴミが捨ててあった(持って帰れよ)し、人は入っているはずだ。

だけど反応が良い。見たかったイワナの反応だ。

いつもだと思うがこの日は特に、イワナたちの捕食ポイントにルアーが通った時の反応が顕著に出ていた。

逆に、捕食ポイントを通らなければ出てこない。

当たり前のことだと思うが、すごく分かりやすく出たり出なかったりした。

どんどん釣り上がる。

バンバン釣れる。

しかもサイズが良いのだ。

すわ尺か!？と思うようなサイズが何匹も出た。

こんな泣き尺イワナ29㎝や、

またまた28㎝くらいのイワナが釣れて、

そしてまた違う泣き尺29㎝が釣れたり、

全部でたぶん20匹以上は釣れた。自己最高記録だ

何十匹もイワナを釣ったような話を他の方のツイッターやブログで読んだことがある。

すごいなあと思っていたが、今回ちょっとだけ気持ちが分かった。

魚がいて、プレッシャーが低くて、活性が高い。

そんな楽園を求めて、源流釣り師は山奥まで入るのかなと思った。

ルアーはリップを付け直した不器用ルアー紅ほっぺで目力のＰＧ45Ｆである。

ＰＧ45Ｆはプロト源流用45㎜フローティングの略だ。

着水音も考慮してルアー本体で2.2gのフローティングミノー。

源流や小渓流をイメージして作ったルアーで、イワナの結果が出て嬉しい。

他のルアーも使って釣ったが、1番反応が良かったのがPG45Ｆだった。

そしてこの日のハイライトの場所はこんな感じだった。

文章で説明しきれないので、絵を描いた。

僕の絵なので逆に混乱させたらすみません。。。

要は、

岩を登ってから、大きな岩に隠れてイワナを狙った。
なのでイワナには僕が見えていない
かけ上がりの最後の辺りでイワナが喰ってきた。
どこでイワナがルアーを発見したのかは見えてないのでわからない。

なのだ。

この岩に隠れていたのが功を奏したのだ。

いつもの僕なら魚の姿を見たいから身を乗り出しがちだ。

そして魚にバレるというど素人なところがある。

だけど岩があったのでちょうど隠れていた。

逆に岩があってかけ上がりが終わるとすぐにカタなので、喰わせられる距離が少ないのだ。。。

僕はフローティングミノーなのでかけ上がりになっているが、

沈めるルアーだとかけ上がりより前に喰わせられている可能性はある。

1投目。

隠れている岩を過ぎたかけ上がりの終わりで、

ルアーを追っている3匹のイワナを目視する。

2投目。

同じコースをたどって、喰わせの間を意識してルアーを操作。

そして泣尺イワナヒット！しかし一緒にルアーを追ってきたもっとデカいイワナを発見。

泣尺をすぐに抜いて下流に降りてからリリース。(焦っているので写真無し)

3投目。

恐らく僕の存在はバレていないと思い込んで、もう一度同じコース。

かけ上がりでデカいイワナがかかった瞬間を目撃！

そこからドラグを鳴らして深場に戻ろうとするイワナとファイト！

目線と水面が近い位置なのでイワナの抵抗をバッチリと目にする。

尺はカタい。

バレるなバレな。。。

ドラグが鳴って鼓動が高まる。

ネットイン！

尺イワナ、34㎝！

イワナの自己最高記録だ！

嬉しいのでまた動画撮る。

しばらく尺イワナを眺めた。

なんとも言えない充実感、達成感だ。

そしてリリース。

結局この日は、

イワナ20匹以上釣れた。
28㎝以上5匹、内3匹泣き尺
バラシは10匹近く。。。
自己最高尺イワナ34㎝が釣れた。

バラシは相変わらずだが、僕にしては出来過ぎの日だった。

今週の2回の釣行は2回とも尺アマゴと尺イワナが釣れた。

そして共通点があることに気付いたのだ。

殺気と幸せの〇〇

今週の2回の釣行には、共通点が2つあった。

1つは、気持ちだ。

尺アマゴの時はあることを考えながら半分調査のつもりだった。
(結果がっつり釣りモードにはなったが)
今回は数やサイズとかではなくて、イワナと戯れようと思っていた。

つまり『釣るぞ！釣るぞ！』という気持ちがあまり強くなかったのだ。

逆に、普段は『釣るぞ！釣るぞ！』と入れ込んでいる。

僕は思った。

｢いつもは釣りたい気持ちが強すぎるのでは？

だから『殺気』でも出ていて、渓魚にバレているのでは？｣

釣りキチ三平で言う『木化け石化け』などまったく出来ていないのである。

でも、釣りに行って気持ちを抑えるのって難しいな。。。

そしてもう1つの共通点。

嫁が父の日(6月17日)に新しい釣り用の帽子をくれたのだ。

その結果、新しい帽子がデビューしてから2回釣行して2回とも尺が釣れた。

もしかしてこの帽子が、運を上げるレアアイテムなのでは？

ドラクエでは、歩くだけで経験値が上がる『幸せの靴』がある。

もしかして『幸せの帽子』なのでは？

尺イワナを釣った後、その『幸せの帽子』をかぶったまま帰宅した。

すると嫁に｢買ってあげたばかりなのに、もう蜘蛛の巣だらけにしてる！｣と怒られた。

でも僕は思うのだ。

釣り人はドラクエの『幸せの靴』なんて履かなくても、

渓流を釣り歩けば釣り歩くほど、

経験値が増えてレベルアップするのだ。

ドラクエのようにレベルが数値で目に見えないから、時々不安になるけれど。

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