渓流ルアーロッドの硬さと柔らかさと感度について感じた事。

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渓流ルアーロッド感度

 

前回ブログで渓流メインロッドのファインテール3.8ftベイトを折った話を書いた。

 

メインロッドを折って、その後に予備ロッドを使って気付いた事がある。

 

それが今回のブログなのだ!

 

使用した渓流ルアーロッド!

 

まずは僕が使い比べたロッドについてご説明する。

 

昨年の渓流ベイトデビューから渓流メインロッドとして使っていたのは、ファインテール3.8ftベイトだ。

 

 

予備ロッドとして車に積んでいたのはトラウトアンリミテッドTUST-454UL(テレスコ)だ。

 

 

ファインテール3.8ftはベイトで、トラウトアンリミテッド4.5ftはスピニングである。

 

レングスも3.8ftと4.5ftという違いがある。

 

この2つ渓流ルアーロッドを1日で使った事によって、

  • ロッドの硬さや、
  • 柔らかさ、
  • 感度など。

その違いや感じた事を書くのだ。

 

渓流ルアーロッドの硬さと柔らかさ

 

渓流ベイト用のロッドは柔らかいロッドが多いと思っている。

(僕の思い込みかもしれません)

 

ロッドの曲がりがベイトのキャストに大きく影響するからかもしれない。

 

そんな中、ファインテール3.8ftベイトは硬いロッドだと思う。

  • というのもスピニング用の、
  • トラウトアンリミテッドTUST-454ULの方がかなり柔らかい。

 

下記はジャクソンさんHPの画像です。同じリミテッドでも型で調子は違う。

 

↓赤丸が僕の。HPはこちら

渓流ルアーロッド感度

 

柔らかいトラウトアンリミテッドTUST-454UL(以下リミテッド)を使ってみて、

  • キャストという点では、ロッドはある程度柔らかい方が良い。

と感じたのだ。

 

柔らかいリミテッドは、

 

軽いキャストでもロッドの反発で十分な飛距離が出るのですごく投げやすい!

 

これはスピニングとベイトの、リールの問題ではないと思った。

 

ロッドの硬さの違いが影響しているのだ。

(長さも影響しているかも)

 

軽く穂先を曲げて、その反発だけでルアーがビュンッと飛んで十分な距離が出る。

 

それはすごく気持ちが良い。

 

僕は渓流ベイト用の柔らかいロッドを使ってみたいと思っていた。

 

ずっと憧れているのはブランシエラ3.9だ。

 

↓憧れている。

FISHMAN フィッシュマン ビームス ブランシエラ 3.9UL FISHMAN Beams blancsierra3.9UL LIMITED
FISHMAN

 

前回釣行で柔らかいリミテッドを使ってみて、改めて柔らかいベイトロッドを使ってみたいと思った。

 

キャストの面では柔らかいロッドの方が有利なのだ。

 

以前のブログのコメント欄に、

 

「渓流ベイトでロッドを変えたら飛距離がすごく出るようになった」

 

と書いて頂いていた。

 

それを思い出しながら深く頷いたのだ。

 

また僕は以前はスピニングのフリップキャストが出来なかった。

 

だけど今回久し振りにリミテッドを使ったら、下手なりに少しは出来るようになっていた。

 

昨年1年間はずっと渓流ベイトでフリップばかりしていた経験が活きたのかもしれない。

 

なので以前出来なかったのは練習不足もあると思う。

 

一方で硬いロッドを使っていたのも理由の一つかもしれない。

 

柔らかいロッドの方が軽く振っても反発で飛ぶのでフリップもしやすいと思った。

 

試しに僕のスピニングフリップの動画を載せます!

 

下の写真の赤丸あたりにルアーが着水します。

 

渓流ルアーロッド感度

 

左手でiPhone撮影、右手でロッド操作は難しいし緊張もしています。

 

反発だけではなくて、手が投げようとしているあたりが下手ですが参考にどうぞ。

 

↓大きく見るならYouTubeから。

 

軌道は見えないかもしれないがそんなに天ぷらキャストにはなってない(はずです)。

 

柔らかいロッドを使って見て、スプールやベアリングよりキャストにはロッドの影響が1番かも?と思った。

 

ミノーの操作性

 

飛距離については柔らかいロッドに分がある。

 

一方で柔らかいリミテッドでトゥイッチなど、ミノーへのアクションをして気になった事がある。

 

僕はかなりハードトゥイッチをするのだが、

  • トゥイッチなどの操作性で言うと、
  • 硬いロッドの方がビシバシ操作できる。

操作性では硬いロッドに分があると思った。

 

リミテッドでハードトゥイッチをすると、

  • ビシッというロッドの動きが、柔らかいロッドに吸収されて少しふにゃっとなる。

なので最初はトゥィッチにかなり違和感があった。

 

僕が柔らかいロッドに慣れてないだけかもしれないが、

  • 釣り人の意向をロスなくルアーに伝えるためには、
  • 硬いロッドの方が良いと思った。

曲がりにくい分、直接的に伝わるのだ。

 

前回釣行で不思議だったのだが、

  • 柔らかいロッドのビヨンビヨンという反発のせいか、
  • ジョイントミノーの不器用ルアー縁(えにし)に、
  • 何度かラインがこんな絡まり方もした。

 

渓流ルアーロッド感度

 

こんなラインの絡まり方はファインテール3.8ftではほとんどした事が無かった。

(たまたまかもしれません)

 

僕は昨年ずっと縁(えにし)の完成を目指していた。

 

その間ずっと渓流ベイトでファインテール3.8ftを使っていた。

 

つまり硬いロッドを使い続けていて、柔らかいロッドでは縁(えにし)を使っていなかった。

 

色んな方や色んなロッドで試してもらう(テスターさん的な)、そのような重要性も感じたのだ。

 

縁(えにし)を購入頂いた方で柔らかいロッドで使われている方、使用感はどうでしょうか?

 

僕はしばらく使ってリミテッドに慣れてからはトゥィッチの違和感は少なくなってはいる。

 

だけどロッドが硬い方がルアーの操作感というか指示が直接伝わる感じがするのだ。

 

ロッドの感度

 

ロッドの感度は硬い柔らかいという問題だけではないと思う。

 

そうは思うのだが、

  • 前回釣行でファインテール3.8ftベイトと、
  • リミテッドを使った僕は思った。

リミテッドの方が感度が良い。

 

リミテッドの方が柔らかい事もあると思う。

 

またロッドのお値段的にも、

  • ファインテール3.8ftは実売14,000円。
  • リミテッドは20年当時26,000円

とかなり違う。

 

良い値段のするロッドはやはり感度なども良いのだろうか?

 

そう考えたのは先日売却した天龍レイズRZ65MLを使っていた時の事が影響している。

 

レイズRZ65MLを使っていると、

  • 本流スプーンのサイドやダウンで、
  • アマゴがスプーンを追っている、スプーンの後ろにいてもう喰ってくる。
  • その時の「ゆらぁ」というような感じ。

それがわかるような気がしていたのだ。

 

詳細は下記のブログ参照。

(参考ブログ:本流尺アマゴ33㎝!スプーンとミノーと「ゆらぁ」について

 

このアマゴが喰う前の「ゆらぁ」については、

  • 残念ながらここ2年使っている、
  • トラパラ7.6ft(実売8,000円前後)では感じたことがない。

なので「レイズの感度なのか?」と思っている。

 

この事もあって僕はレイズにすごく良い印象を持っている。

(ただし値段が。。。)

 

世の中なんでもそうだが、高いロッドは理由があって高いのだと思っている。

 

なので高いロッドは感度なども高いはずだ。

 

高いロッドの良い感度が僕の不器用な釣りのレベルを引き上げてくれるかも?

 

最近はそう思っていて高いロッドに興味津々なのだ。

 

ロッドの折れやすさ

 

前述した通り、値段の高い良いロッドに活性が高くはなっている。

 

だけど渓流ルアーは他の釣りに比べてロッドを折る確率が高い。

(注:人にもよります)

 

僕の中でファインテール3.8ft(2ピース)は折れにくい。

 

だけどリミテッドはテレスコのせいか、1回折った時は「これで折れるか?」という場面で折れた。

 

なのでテレスコは折れやすそうで扱いが怖いのだ。

(僕の先入観かもしれません)

 

僕が高いロッドを買えないのはロッドをよく折ってしまう事も影響している。

 

だけどまたブログに書くが、ロッドが折れた時に使える保険に入ったのだ!

(車の保険のオプション追加)

 

保険が使えるならよく折ってしまう僕でも高いロッドを買っても良いかもと思っている。

 

と、ここまで色々書いてきた。

 

今回使い比べた2本のロッド、

  • ファインテール3.8ftベイトと、
  • トラウトアンリミテッド4.5ftスピニング(テレスコ)

 

この2つを使った感じで次に使いたいロッドは、

  • レングス4.3ft~4.5ft前後。
  • ファインテール3.8ftより柔らかくて、リミテッド4.5ftより少し硬め。

いやレングスはもっと長めも使って見たい。。。

 

色んなロッドを使ってみたいという病にかかりそうだ。。。

 

やはりロッド選びは難しいのだ。

 

いや、幾らでもロッドを買えるなら、ロッド選びは難しくないのだ。

 

限られたお小遣いの中から、ロッドにどれだけお金を使えるか。

 

実はそれが1番難しい問題なのだと気付いた僕なのであった。。。

 

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コメント

  1. きんくま より:

    前回のブログでは、タイトル見た途端に反射的にツッコミ入れていましたw
     ロッド選びは難しいです。実際にリールをセットしてキャストしないと分からない事が多いですよね。
     ロッドに何を1番仕事させるかで選び方変わるですかね?
     キャスト重視(投げやすさや飛距離)であれば柔らかいロッドというのは分かる気がしますし、トゥイッチなど操作性であれば硬いロッドの方が優位性ありそうな気がします。
    正直自分でもよく分からないのですが、結局は組合せによるバランスかと思うので、試すしかないですかね。同じリールを使っている方に聞くのが良いかもです。 
     追伸 同じロッドでもリールでキャストフィール変わります。手持ちのロッドではカルコンbfsよりアルデバランbfs の方が投げやすかった(※フィーリング)です。 

    1. しげる より:

      前回ブログのタイトル、折れたではなく折ったですね(^^)

      ツッコミありがとうございます!(^^)!

      ロッドを選ぶの難しいです(>_<) 僕なんかは田舎の僻地在住なので実物を手にせず買う事が多いのも影響しているかもしれません。 ただご指摘の通り、リールをセットしてキャストしないとわからない部分もすごく大きいと思います! 硬さや柔らかさはロッドに1番させたい仕事は何かで選び方が変わると思いました! (ただし他の仕事もそつなくこなしてくれるロッドが良いと思うのが釣り人のワガママです(^^;)) 書かれた通り、ロッドだけでなくリールとのバランスも重要だと思うのでますます難しいですね(>_<) ロッドやリールを色々と持たれている方は違いに気付きやすく敏感なのかもしれませんが、僕は今回比べてみてかなりの違いに驚きました! ロッド折ったのは今回の『勉強代』だと思うようにします(^^;)

  2. しげる より:

    しげるです。僕のトラウトアンリミテッドTUST-454ULの曲がり具合が少しでも伝わればと、ブログ本文にジャクソンさんHPのロッドの調子の図を添付しました。アンリミテッドでも型によって調子は違いますのでご注意下さい。

    図が見にくければ、ジャクソンさんHPからご覧下さい!

    またSNSで数名の方から、

    ①ファインテール、カワセミ、アンリミテッドを使ってアンリミテッドが良かった。

    ②トゥィッチ重視だと同じフィッシュマンでもブランシエラ3.9よりXPANか今年発売の4.8ulの方がオススメ!

    ③ロッドはフリップやトゥィッチをしていると1シーズン経たずに軟調になる。

    ④ファインテールからフェンイックの『GFS47CUL-5J』に変えてから縁(えにし)の写真の糸絡みが頻発するようになった。縁だけでなく他のルアーでも。投げ方などもあるかもしれないので今シーズン色々試してみます。

    ⑤テンリュウのロッドは感度が良くて好み!

    などなど色んなご意見頂いています!

    皆さんにも参考になればと思い記入致しました。

  3. かわし より:

    皆さん、天龍の評判がいいですね!
    今回グラスロッドを買ってみて、操作性はカーボンロッドに軍配ですが、投げやすさと掛けた後のやり取りの安心感は、グラスだなと感じました。

    1. しげる より:

      テンリュウのロッドは、僕は前回のレイズ6.5ftの感度で良いロッドだなぁと思いました。レングスのわりに飛距離も出ましたし。

      グラスロッド、曲がるのでキャストのしやすさとかかけた後のバラしにくさとかの利点がありそうですね!

  4. mura より:

    しげるさんこんにちは。
    ロッドの問題、いろいろありますよね
    どちらを最重要視するかだと思います。
    こちらのブログに出ていたロッドのうち3本所有
    しているので自分の感想を書きたいと思います。
    ①ブランシエラ3.9UL
     ティップがグラスなのでフリップしたときに
     しっかりとルアーの重さを感じることができキャストしやすいです。
     でもバットに張りがあるのでトゥィッチもしっかりできます。
    ②ビームスエXpan4.3LTS
     このロッドは全体的に張りが強めでトゥィッチはとてもしやすい
     ですがその分バイトをはじきやすく使いづらいです。
     トゥィッチと携行性に特化してようなロッドの印象です。
    ③GFS47CUL-5J
     今シーズンから使い始めたロッドですが、いまのところ一番
     気に入っています。このロッドは簡単に言うと柔らかいのに
     トゥィッチしやすいところでしょうか。この柔らかいのに
     トゥィッチしやすいというのは相反する特徴だと思うのですが
     さすがフェンウィックさん仕上げてきてるな・・と感じています。
     
    しげるさんが折ってしまったロッドは3.8ftなので感覚でいけば
    ブランシエラ3.9ULが一番近いと思います。
    ファインテールは使ったことないけど、硬いと聞きますもんね、
    ブランシエラはその点からいけば柔らかい部類に入ると思います。
    ロッドの特徴なんてたった2~3行では書けないけど参考になり
    ましたら。

    1. しげる より:

      自分にベストなロッドを見つけるのって難しいですよね(>_<) ご指摘の通り、最重要視するのがどれかという視点になりますよね! ①ブランシエラ3.9UL、憧れているカッコいいロッドです!トゥイッチもしっかり出来るんですね! ②ビームスエXpan4.3LTS 張りが強めだとトゥイッチしやすいです。硬めな分、乗りは柔らかいロッドの方が有利かもしれませんね。。。 ③GFS47CUL-5J 柔らかいのにトゥイッチしやすい!書かれて通り相反すると思うのですが、そう感じられるという事は良いロッドだと思います! ロッドの特徴、2~3行では書けないですよね(^^;) ですが参考になりました!ありがとうございます!(^^)!

  5. あざらし より:

    釣具屋でシルファーのXULやブランシエラ3.9を持たせてもらって軽く振ったらどちらも柔らかくフリップキャストしやすそうだなぁっと感じたことがあります!私はトラウト用のロッドはカワセミしか使ったことないのでよくわからないですが、カワセミは固くてミノーの操作性は良いのですごく好きです!フリップキャストはルアーの重さを乗せるのが難しいので今シーズンの課題にしようと思います(^^;カルコンの高級感に見合うハイエンドロッドを装備するしげるさんの姿が今から楽しみです!

    1. しげる より:

      釣具屋さんにシルファーとかブランシエラ3.9があるんですね!良いなぁ(*^_^*)

      カワセミでも型によるかもしれませんが、僕の使っていたTULN-502Lは硬めのロッドだと感じました。

      カワセミの操作性や、硬くてもキャストがしにくくはないところなど好きです(^^)

      フリップは柔らかいロッドの方がしやすいと今回やってみて思いました!

      僕とハイエンドロッド、馬子にも衣装のような感じですが、良いロッドを使って見たいという病が発病しそうです。。。

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