渓流釣りの場所は竿抜けが良いに決まっているので新規開拓!

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渓流釣り場所

 

渓流釣りの釣果を決める大きな要因。

それは『場所とタイミング』だと思っている。

 

例えば何日も釣り人に叩かれ続けた後の場所では釣りが上手な人でも苦戦すると思う。

 

逆にそんなに上手じゃ無くてもプレッシャーのかかっていない渓魚だと釣りやすい。

 

僕なんかは釣りの腕がないので、

  • 渓魚が居そうな場所を探す目と、
  • 歩き回って渓魚に出会える確率を増やす足。

目と足をすごく活用して釣っている感が強い。

 

なので僕は出来るだけ他の釣り人が行かなさそうな場所を探す。

 

だけど探すのは他の釣り人が誰も行ってないような場所では無い。

 

今の時代にそんな場所は無い可能性が高いし、あっても遡行技術が必要な源流とかだと思う。

(僕は源流未経験です)

 

例えば釣り場を3つに分ける。

  1. よく釣り人が行く場所。
  2. あまり釣り人が行かない場所。
  3. 全然釣り人が行かない場所。

上記だと2番が僕が探す竿抜けである。

 

1つの川の中でも釣り人が入りやすい場所と入りにくい場所がある。

  • 釣り人がよく行く場所は、
  • 入渓や退渓がしやすかったり、
  • 車を停めてすぐに釣りが出来たりする。

釣り人が入りやすいからいつも足跡があって渓魚が抜かれていたりスレていたりする。

 

なので僕は逆を狙う。

  • 入渓や退渓がしにくかったり、
  • 車を停めて釣り場までにしばらく歩かなきゃいけなかったり。
  • そんな場所を狙う。

イメージ的には、

 

「あそこに渓魚居そうだけど行くのは面倒だな」

 

と思うような場所だったりする。

 

人間は楽をしたがる生き物である。

ほんの少しでも楽をしたがる。

 

だから逆に楽じゃない場所を狙えば竿抜けにあたる確率は増える。

 

入渓や退渓がしんどい代わりにプレッシャーの少ない渓魚に出会える確率が上がるのだ。

 

1つの川がまるごと竿抜けなんて事はありえない。(と思う)

 

だけどある渓流の下流と上流はよく釣り人が来るけど中ほどはあまり来てないとかはままある。

 

『よく釣り人が来る場所』と『あまり来ない場所』だと渓魚の反応がかなり違ったりするのだ。

 

(注:あくまで田舎在住の僕の釣り場の話です。首都圏や激戦区には当てはまらない可能性が高いです)

 

で、なぜ僕は偉そうに釣り場や竿抜けについて語り出したのか?

 

新規開拓場所で気持ちが良い釣りが出来たからなのだ!

 

9月に新規開拓!

 

釣行日を前に僕は釣り場を考えていた。

 

9月も後半で先日は3連休まであった。

ほとんどの場所は叩かれた後だ。

 

そんな時にどこに行けば良いのだろうか?

 

考えた結果、以前から目を付けていた新規場所に行く事にした。

 

初めての場所なので渓魚が居ない可能性もある。

 

だけど僕は先日35㎝の尺ヤマメを釣った。(ブログはこちら)

 

そのおかげで気持ちに余裕が出来て「坊主でもまあいいや」とすら思っていたのだ。

 

気持ちに余裕が出来た結果の新規開拓なのである。

 

朝一は既存場所

 

釣行日の早朝。

車を走らせたのは新規では無く既存場所だった。

 

なぜか?

 

釣行直前になって新規場所で丸坊主が怖くなったのだ!

(ヘタレ丸出しです)

 

なので朝一に既存の実績がある場所に行って渓魚の顔を見てから新規場所に向かう予定に変更した。

 

しかしその結果、既存場所で2~3時間釣り歩いて釣れたのは、、、

 

10㎝前後のヤマメ3匹だけだったのだ!

 

こんな可愛いサイズでも少し秋色がかっていたので驚いた。

 

渓流釣り場所

 

実は既存場所もかなり狙い澄ました場所だったがこの釣果だ。。。

 

9月の渓流は難しい。

 

既存場所から移動して新規場所に向かった。

 

新規開拓!

 

新規場所に到着して釣り上がる。

少し釣り上がると渓魚の反応はあった。

 

サイズは10㎝前後だけど渓魚が居ることがわかったのでほっとした。

 

この場所は渓魚が釣れている川の支流なので居るとは思っていた。

 

思っていたけど新規開拓は最初の一匹の姿を見るまでいつも不安である。

 

その後もしばらく釣り上がるが小さな渓魚の反応しかない。。。

 

もう退渓しようかとも思った。

 

だけど川はまだまだ続いているし今更移動しても良い場所は釣り人がもう居るはずだ。

 

今日はこの場所と心中だと思う事にした。

 

どんどん釣り上がるがしばらくは小さなサイズしか姿が見えなかった。

 

不安になりながら釣り上がる。

 

いくつかの難所を越えて奥に行くと反応が良くなってきたのだ!

 

まずは20㎝ちょいのヤマメが釣れた!

 

渓流釣り場所

 

続いて釣れたのは25㎝弱のイワナだった!

イワナは予想してなかったので驚いた!

 

渓流釣り場所

 

凄く綺麗なイワナだったのに僕の写真の腕が悪くてイワナに申し訳ない。

 

虫食い模様も大きくてなんだか好みだった。

(渓流釣り歴が長くなると渓魚にも好みが出て来ます)

 

↓同じイワナの写真。この後に脱走された。

渓流釣り場所

 

イワナをもっと釣りたくてこの後も釣り上がりながら色んな場所を探った。

 

だけどイワナはこの一匹以外は目にする事が出来なかった。。。

 

続いては15㎝くらいのヤマメが釣れた。

 

渓流釣り場所

 

さらに釣り上がって小さいけど綺麗なヤマメ。

 

↓少し朱点がある。

渓流釣り場所

 

続いては秋色が強めに出ている20㎝ちょいのヤマメ!

秋色が出ている渓魚が釣れると嬉しい!

 

渓流釣り場所

 

写真を続けて載せると釣れまくっているように感じてしまう。

 

実際は歩きまくって釣り上がりまくってポツポツ釣れている感じである。

 

この場所は魚影が濃い訳では無いが渓魚の反応が素直だ。

 

餌釣り師さんが落とした餌の箱の古いゴミが落ちていたりしたので誰も来てない場所では無い。

 

だけど直近では釣り人は入っていない反応だ。

 

僕はプレッシャーの少ない渓魚のまっすぐにルアーに向かってくれる反応を見るのが大好きなのだ。

 

それに新規場所なので次々に現れるポイント全てが新鮮でドキドキする。

 

次はどんな場所があるのかと思ってワクワクしながら釣り上がれる。

 

この日は渓魚の素直な反応や新規場所の楽しさを満喫出来た。

 

そして最後に魚止めのような場所でこの日一番の手応えが!

 

ネットインしたのは27㎝の太いヤマメだった。

 

渓渓流釣り場所流釣り場所

 

カッコ良いヤマメなのに僕の写真の腕が悪くてヤマメに申し訳ない。。。

 

なので同じヤマメの別写真です!

 

渓流釣り場所

 

顔もカッコ良かったので同じヤマメのアップ写真です!

 

渓流釣り場所

 

この日は不器用ルアー 縁(えにし)のピンクパーマークだけを使った。

 

渓流釣り場所

 

縁(えにし)はまだプロトなので、

  • もっと細くしたのと、
  • もっと体高を低くしたロット。

それらの製作を最近始めた。

 

今の縁(えにし)を使った感じとか渓魚の反応を見ていると「もう完成でも良いかも?」とも思う事もある。

 

思うけど気になったパターンは試作してみたいのだ。

 

この日の新規開拓はアタリで来年また来ようと思える場所だった。

 

新規開拓は時間もお金(ガソリン代などなど)もかかる。

 

貴重な釣りに行ける日に坊主リスクのある場所に行くのも勇気がいる。

 

だけど時間とお金と体力を使って色んな場所に行って自分の地図と引き出しを広げる。

 

その地図の広さや引き出しの多さって、特に釣り人が増える時期には大事だと思う。

 

それに渓流釣り師なら大なり小なり思う事だが、

 

「どこかのまだ見ぬ場所にパラダイスがあるのでは?」

 

この夢を追い続けたいとも思うのだ。

 

新規開拓にはそんな夢が詰まっているのだ。

 

ただし新規場所は坊主リスクの他にも初めての場所なので遡行のリスク(危険)も高まる。

 

それらの事に十分注意しつつ、

 

新規開拓は用法・用量を守って正しくお使いください!

 

なんだか薬の注意書きのような言葉になった。

 

もし釣り馬鹿につける薬があったら、、、

 

いやあっても釣り馬鹿を治したくないから飲まないな。。。

 

(使用タックル)

ロッド:FSX-B382UL

リール:17カルカッタコンクエストBFS(左)

ライン:アーマードF+PRO 0.6号

リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号

ルアー:不器用ルアー縁(えにし)

 

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コメント

  1. あざらし より:

    前回35センチを釣った男は気持ちに余裕があってかっこ良さ3割増ですね(笑)しげるさんは目と足だけではなく間違いなく「腕」もあるんだと確信してますよ(*^^*)場所バレしない環境で配信は難しいと思いますが、いつかはしげるさんのキャストからランディングの流れをみてみたいです!

    1. しげる より:

      前回35㎝釣った時に「もうシーズン終わってもいい」とすら思ったくらいなので余裕ありました(^^)

      ほんとに「腕」はないと思うんですが、あまり他の方と釣りに行かないので比べる相手もいなかったりします(^^;)

      それ!したいんです。
      僕の釣りの流れとかルアーの流し方とか色々見て欲しい気持ちはあるんです!
      どれくらいへっぽこキャストなのかとか(^^)(アドバイスも頂けそうだし)

      だけどYouTube的なのを撮ったら場所ばれしそうなので難しいですね(>_<) 場所ばれしてその渓流に人が多くなったらその川で釣りをしている他の釣り人にも申し訳ないですし、一番申し訳ないのはその場所の渓魚たちに迷惑や深刻なよくない影響が起こりそうで(>_<) やってみたい気持ちはあるんですけどね(^^;)

  2. くんじー より:

    しげるさんお疲れさまです!
    9月の激戦区で新規開拓しての釣果!さすがですねー(^。^)
    僕も新規開拓は大好きですが外れも多いです。
    支流を釣り上がっていて、チョロ沢を見つけたらちょっと覗いてみたり、魚止めの滝があったら、その上に矢口高雄さんの「釣りバカたち」に出てきた「マタギの移し岩魚」みたいなイワナが居るんじゃないかと滝上に登ってみたり(^_^*)
    結果釣れなくても探検しながら宝探ししてるみたいで楽しいですね!

    1. しげる より:

      くんじーさんも新規開拓好きなんですね(^^)

      僕もそんなチョロ沢や魚止めの上に夢を見てしまう一人です(^o^)
      遡行出来そうな場所ならついつい寄り道してしまいます(*^_^*)

      そうなんですよ!
      以前にブログに書いたのですが、渓流釣りの楽しさって探検とか冒険の楽しさも大きいと思います(^o^)

      だから新しい場所の新規開拓は余計に楽しいんだと思います(^_^)v

  3. 花屋のいちろー より:

    どのヤマメもパーマークが丸に近く、不揃いなワイルド感たっぷりですねぇ(*^^*)。個人的に好きな感じのヤマメ達です(*’-^)ノ
    新規開拓で気になる支流は結構あるのに、おっしゃる通りせっかくの休みに坊主がこわくなかなか手をだせないでいます(汗)。
    そんな僕に比べ、禁漁間近にも関わらずチャレンジするとは。素晴らしい!。広げた地図の分だけ魚と出会う確率が高くなり、選択肢がふえるので大物への可能性が増えますね(^^)d

    1. しげる より:

      僕もこの場所のヤマメはパーマークが変わっていると思っていたので目の付け所が嬉しいです(^o^)

      いやいや僕なんかはいちろーさんと比べると釣行回数が多いですから新規開拓チャレンジもしやすいだけです(^^;)

      はい!広げた地図の分、色んな夢も広がります(^_^)v

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