新規開拓の小渓流の魚止めで夫婦(めおと)尺イワナ(!?)と反省点

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渓流魚止め

 

今シーズンは新規開拓に力を入れている。

 

その新規の場所でやっと会心(かいしん)の釣果を出せたのだ!

 

とある週末の釣行ブログです!

 

朝一はヤマメ!

 

狙っている訳ではないが、

  • 今シーズンの新規開拓は、
  • イワナと出会う率の方が高くなっている。

他の人が行かなさそうな場所を探すとイワナ率が高くなるのかも。

 

久し振りにヤマメの顔が見たくなっていたので、朝一は馴染みの場所にヤマメの顔を見に行った。

 

そこでさらっと良いヤマメが釣れたらカッコ良いのだが、かなり苦戦してなんとか小さなヤマメが1匹だけ釣れた。

 

渓流魚止め

 

続いてこの日のメインになる場所に向かった。

 

入渓して釣り上がろうとしたが、、、

 

トラブルがあったので早々に退渓する事にした。

 

この日のメインになる場所を手早く退渓したので、これからどうするか考えた。

 

と言っても新規開拓先はまだまだある。

 

考えた結果、イワナが居そうな小渓流を新規開拓することにした。

 

小渓流の夫婦(めおと)尺イワナ!?

 

到着した新規場所は、予想していたよりもさらに小渓流だった。

 

「イワナが居てくれるかな?」

 

と思いながら、水溜まりが出世したくらいの場所を釣り上がる。

 

釣り上がって早々に不器用ルアーに反応する魚影が見えた。

 

小場所だし、魚影のサイズは10㎝も無い。

 

だけど0と1は全く違う。

 

小さくても魚影があるのと無いのとは天と地ほど違うのだ。

 

途中で10㎝くらいの魚影がルアー喰ってくれた。

 

ネットイン前にバレたが、その魚影は間違いなくイワナだったのだ。

 

イワナが居てくれたので安心して釣り上がる。

 

10cm前後の魚影は時々見えたので、イワナが定着している事はわかった。

 

釣り上がって行く中で、少しでも水深があったり落ち込みがあったりする場所を狙う。

 

しばらく釣り上がると、20㎝くらいのイワナが居た!

 

しかしかけられず、、、

 

その後も釣り上がると、、、

 

27㎝くらいのイワナが釣れたのだ!

 

小場所の岩の下に隠れていて、岩の近くを通ったルアーを喰ってくれたのだ。

 

しかし撮影する前に脱走された。。。

 

場所は小場所のままだが、サイズは少しずつアップしているので期待が膨らむ。

 

釣り上がると、この小渓流では最大の大場所があった!

 

↓深場で喰わせたい!

渓流魚止め

 

大場所と言っても水深のある場所は縦1.5m×横1.5m前後。

 

深場で喰わさないと、イワナがルアーを追っても手前の浅い場所でルアーが木の枝や石にひっかかって釣れないパターンになりそうな場所だ。

(↑この失敗経験何度もあります)

 

この場所は落ち込みから垂直に壁(滝)のようになっていて、魚止めのように見えた。

 

期待出来そうな場所なので、慎重に近付いて不器用ルアー小法師(こぼうし)を出来るだけ奥にキャスト。

 

着水後に少しだけ沈めてからトゥイッチ!

 

するとグンッっと重い手応えが!

 

小場所なのですぐに魚影が見えた!

 

尺ありそうなサイズだ!

 

ドラグはきつく締めているので出ない。

 

ブランシエラ48ULの曲がりと溜めを使って寄せる。

 

尺イワナを寄せている途中に、さらに大きいサイズのイワナが一緒に近付いてきたのが目に入った。

 

この場所に一緒に居たペアのイワナなのかな?

 

と思いながら尺イワナをネットイン!

 

次の瞬間、僕はこう思った。

 

「この反応なら釣り人にスレてないイワナだ。続けてあの大きいサイズのイワナも釣れるかも!?」

 

ネットインした尺イワナから不器用ルアー小法師を外すと、ネットに入れたままの尺イワナを水に浸してからすぐに二投目をキャスト!

 

一投目と全く同じパターンで、着水後に少し沈めてからトゥイッチ!

 

次の瞬間、ゴンッと一投目より強い手応えがあった!

 

ブランシエラ48ULがぐにゃりと曲がって強い手応えを感じる!

 

強い引きだがドラグは出さずにロッドの溜めで耐えて、それからいなして寄せる。

 

1匹目の尺イワナが入ったネットに2匹目もネットイン!

 

釣れたのは36cmと31cmの、

 

夫婦(めおと)尺イワナだったのだ!

(本当に夫婦かは自信無いです)

 

↓今シーズン2匹目と3匹目の尺イワナ!

渓流魚止め

 

雄(オス)と思われる方が36cmで、雌(メス)と思われる方が31cmでした。

(僕は渓魚の性別判断に自信ありません)

 

↓大きい方は体をまっすぐにして計ると36cmあった!

渓流魚止め

 

夫婦尺イワナをアップで撮った写真は、ピンボケなのか水面の反射かぼけている。

 

渓流魚止め

 

僕のランディングネットは尺でも余裕の大きなサイズだが、

 

それでも同じネットに尺イワナが2匹入っていると撮影しにくかった。

 

2匹の尺イワナを撮影前の脱走を防ぎつつ水に浸してなるべくダメージを与えないように、と注意するのは1匹の時よりかなり気を使う。

 

リリースは当然、夫婦尺イワナが釣れた愛の巣の魚止めのような場所に一緒に戻ってもらった。

 

↓リリース動画。YouTubeはこちら

 

反省点

 

夫婦尺イワナをリリースした後に反省した点がある。

 

同じ場所で釣った尺イワナにまとわりついていたもっと大きな尺イワナ。

 

それが見えていたとは言え、いくら大きなラバーランディングネットとは言え。

 

尺イワナを1匹入れた状態で、次の尺イワナをネットイン。

 

その後は尺イワナ2匹を同じネットに入れて撮影。

 

イワナに優しいネットインと撮影では無かったと思った。

 

ネットイン後は僕なりに気を付けてはいたが、イワナからしたらネットの中で狭かっただろう。

 

1匹目の尺イワナが釣れた瞬間は、

 

「もう1匹のもっと大きいのも釣れるかも!?」

 

と思ったのと同時に、

 

「最初に釣れたこの尺イワナを釣れた場所にリリースしたら、もう1匹の大きな尺イワナは釣れなくなる」

 

とも思った。

 

ペアなら余計に釣れた同じ場所にリリースしてあげたい気持ちもあった。

 

そう考えてのネットインしたままのとっさの二投目だった。

 

だけどそれは僕の都合であって、イワナの都合では無い。

 

今回のような場合は、

 

「1匹目が釣れたら1匹目をリリースして2匹目は諦める」

 

が正しい手順だったのだろうか?

 

夫婦尺イワナが釣れた瞬間は嬉しかった。

 

だけど後から色んな反省や疑問が湧いたのだ。

 

その後、夫婦尺イワナが釣れた魚止めのような場所からさらに釣り上がってみた。

 

だけどもう、イワナの姿を目にすることは出来なかった。

 

今回釣れた夫婦(めおと)尺イワナは、魚止めの主だったのだろう。

 

魚止めには尺が、主が、夢がある。

 

だから渓流釣り師はどんどん上を目指すのだ。

 

僕には釣りの『腕』が無いから、

 

渓魚が居る場所を見つける『目』と、

 

色んな釣り場まで歩く『足』で釣る。

 

新規開拓して釣れてくれた夫婦(めおと)尺イワナには、

 

「あなたの釣りは間違っていないよ」

 

と言って貰えたような気がした。

 

1番の間違っていない正解の釣りは、

 

「渓流釣りを楽しむ!」

 

それに尽きると、僕は思うのだけれど。

(出来るだけ渓魚にダメージを与えないようにもしたいです)

 

(使用タックル)

ロッド:ブランシエラ4.8ul

リール:17カルカッタコンクエストBFS(左)

ライン:アーマードF+PRO 0.4号

リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号

ルアー:不器用ルアー小法師

 

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コメント

  1. あざらし より:

    見事な夫婦尺イワナですね!他に魚がいると思われるポイントでは場を荒らしたくないのでリリース時に困ってしまいますよね。今回のように短時間でリリースできるのであればネットに入れたまま2匹目を入れるのもアリだと思いますよ!私は下流にリリースしてますが夫婦だったら引き離してしまうなという考えはなかったので今後リリースするときはそのことも頭をよぎり迷ってしまいそうです(笑)

    1. しげる より:

      ありがとうございます(*^_^*)

      そうなんです!最初の1匹をリリースするともう釣れなくなるんですよね。。。

      これまでにあんまり考えた事がない場面で、とっさにネットに入れたまま次のイワナを釣ってしまいました(^^;)

      僕も普段は下流にリリースしています!

      今回は「この夫婦尺イワナの仲を僕が引き裂くわけにはいかない!」という思いが頭をよぎりました(>_<) 今後迷わせてしまってすみません(^^;) 新規開拓の渓流で結果が出て嬉しかったです(^_^)v

  2. ラオウのご主人様 より:

    尺イワナ連チャンおめでとうございます!
    尺イワナを二匹、ネットに
    入れてみたいです!!
    魚には優しくないかも知れませんが釣り人の願望だと思いますよ。
    ぼくなら三匹目を狙う可能性高いです!!
    リリース時にごめんなさいすれば大丈夫だと思います。

    1. しげる より:

      ありがとうございます(*^_^*)

      尺イワナを連投で釣って同じネットに入れたのは初めてでした(*^_^*)

      そうなんです。尺イワナを2匹ネットに収めたいという釣り人としての願望もありました!

      僕は三匹目は思い付かなかったですが、釣れた可能性はありますね!

      僕なりには気を使って撮影して、リリース時にはごめんなさいをしました(^^;)

      夫婦尺イワナ、元気に沢山子孫を残して欲しいです(^_^)v

  3. 魚太郎 より:

    新規開拓で尺上2本とは…
    羨ましい限りです、、( ; ; )
    魚の保管場所?なら
    ある程度水の流れを確保しつつ、水際を石で囲って小さなプールを作り入ってもらうのもイイと思いますよ^ ^ いつの間にか居なくなる事もありますが…笑

    1. しげる より:

      ありがとうございます(*^_^*)
      今シーズン、新規開拓を続けてきて、ようやく会心の結果が出ました!(^^)!

      石で囲って水が入っている小さなプールもありですね!

      ただイワナって脱走名人で、ジャンプしたり水があまりないところも歩くように移動したりしますよね(^^;)

      ヤマメアマゴと違ってイワナの撮影はいつも難しいです(>_<) あっ、魚太郎さんが予約された23カルコンbfs、また発売延期になっていましたね(>_<) 僕も触らせて頂きたいので残念です(>_<)

      1. 魚太郎 より:

        イワナはほとんど水がない場所でも
        (何なら陸でも)匍匐前進するように移動できますからね^ ^
        ほんと、脱走名人です笑

        カルコンbfsまた延期になりましたね…これ以上の延期がなければですが、おそらく5月後半になるかと( ; ; ) 予約当初、今年の渓流は解禁からカルコンで遊び尽くすつもりでいたんですけど、、
        梅雨入り前からが1番面白いのは分かってはいるんですが、他の釣りも楽しくなってくる時期なので、仮に6月前に手元に来たとしても渓流に向かう機会は減るし…正直言ってドキドキ、ワクワク感は無くなってます泣

        1. しげる より:

          イワナの脱走名人っぷりってすごいですよね!(^^)!

          そんなところも可愛い奴なんですが(^o^)

          カルコンbfsや僕が予約したヴァンキッシュなど、シマノさんのリールは発売が遅れていますね(>_<) 今シーズンの初めから23カルコンbfsを使われたかったお気持ち、わかります(>_<) ただ、僕は魚太郎さんの手元に届いた23カルコンbfsを拝見して触らせて頂くの、楽しみにしております(^_^)v あと少しです!あと少しだけ待ちましょう!

  4. まつあん より:

    こんばんは!僕はシンドラーさんとこのライブバッグを愛用してますよ~。
    送料を入れると2000円超えでお高いのですが、魚のことを考えれば安い出費と割り切ってます。

    1. しげる より:

      シンドラーさんのライブバック!

      目にした時に「これ良いな!」と思ったのですがまだ購入には至っていないです(>_<) 使われているの、インスタで拝見して流石と思いました!(^^)! 僕も購入検討します(*^^)v

  5. くんじー より:

    しげるさんお疲れさまです!
    新規開拓の小渓流の魚止めで夫婦尺イワナとは!
    ドラマチックですね(°▽°)
    2匹の尺イワナをネットに入れて撮影なんて渓流釣り師の夢です!
    しげるさんの釣行ブログはいつもロマンに溢れていてワクワクします
    (*^o^*)
    それにしてもしげるさんの渓魚に対する思いやりには尊敬します!
    渓流を愛し渓魚を慈しむ人こそ渓流王だと思います!

    1. しげる より:

      新規の小渓流の魚止めで夫婦尺イワナは僕もすごく驚きました(*^_^*)

      とっさに「あの追っていた大きな一匹も釣れるかも!?」と思ったら釣れました!

      僕も初めての事なので、尺イワナが2匹いるネットを見たら胸が充足感で一杯になりました(^o^)

      渓魚の扱いは僕なんてまだまだで、もっと出来る事があると思います(>_<) ですが自分的には出来るだけ渓魚を大事に扱いたいと思っているので、釣行ブログへのお言葉もですが、ありがとうございます(*^_^*)

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