すごく気持ちの良い釣りが出来た。
こんな気持ちになれるのは年に何回かしか無い。
釣れなくて凹む日が続いても、時にはこんな良い日があるから渓流釣りはやめられないのだ。
前回ブログに書いたが、
- フィッシュマンの、
- ブランシエラ4.8ulを買って、
- 3回実釣した。
その3回目の釣りがすごく気持ち良かったので釣行ブログなのだ!
↓ブランシエラ4.8ul
フィッシュマンのブランシエラ4.8ulでの釣行!
とある日曜日の話だ。
- 早朝から地域の草刈りに参加した。
- その後に娘と二人でスーパーに行って買い物して、
- 帰宅してから皿洗いをして、
- 新聞と段ボールとビールの空き缶を処分して、
嫁に向かって「本日のミッション完了!」と言い残して釣りに行った。
10時半を過ぎての出発なので近い場所を選ぶが、それでも釣り場に着くのは昼前になる見込みだ。
時間も遅めなので、とある小渓流のイワナを狙ってみる事にした。
釣り場に到着して先行者の車が無くてほっとしたが、朝一釣ってすでに帰っている可能性もあるので油断は出来ない。
まず足先が濡れないゲータースタイルを装備する。
(参考ブログは『新ウェットウェーディングスタイル!足先が濡れないのだ!』です。オススメです!)
(↓本流の時の写真です)
タックルの準備をしてから入渓。
↓ルアーは50㎜ちょい3.5g
入渓すると、先日の雨のおかげか珍しく少し増水気味だ。
(今年はこれまでずっと渇水でした)
すぐにイワナが反応してくれた。
直近で釣り人が入っていない事が、イワナの反応でわかる。
15㎝~20㎝のイワナは何匹も何匹も釣れる。
あまりに反応が良いので、途中からは写真を撮らずに針を掴んでクイッと外してリリースした。
(全部写真撮ってたら釣り上がるのがすごく遅くなるから)
イワナを釣り上がりながらしみじみと思った。
プレッシャーのかかっていない無垢なイワナの反応。
最高に気持ちが良いのだ!
何の疑いも無く、純粋にルアーを喰ってくれる。
そんなイワナの反応は何物にも代えがたい。
小渓流なのでイワナがルアーに反応している姿も丸見えなのだ。
(サイトフィッシング好きな僕は超嬉しい)
年に何回かある、自分の釣りが上手になったように錯覚する日なのだ。
(注:渓魚の反応が良いだけである)
すごく小渓流なので、
- 15㎝~20㎝のイワナは沢山釣れるが、
- 大きなイワナの姿は見えない。
- この渓流は大物は居ないのかな?
そう思いながら釣り上がった。
(これまでも20㎝ちょいが最大)
大物の姿は見えないが、15㎝~20㎝のイワナはどんどん釣れる。
この日の活性の高さに気持ちが良くなった僕は、これまで引き返していた場所を通り越してどんどん上流に向かった。
すると、
イワナのサイズが大きくなってきたのだ!
↓20㎝半ばのイワナ
この子は斑点がはっきりとしていて目を惹いた。
なので同じイワナのアップ!
↓顔がデカい。(ルアーは50㎜ちょい)
もしトラウト検定があれば、
- 『テストに出る問題』なのだが、
- ヤマメアマゴの大きさは、
- 川の大きさに比例しやすいと思う。
だけどイワナは小渓流(小場所)でも大物が居たりするのだ。
(なので期待して釣り上がって行くと帰る踏ん切りが付かなくなる)
50㎜プロトの脹雀(フクラスズメ)カラーでは十分釣ったので、ピンクパーマークにルアーチェンジした。
↓少しだけウエイト位置が違う。
ルアーチェンジして釣り上がると、良いサイズのイワナが釣れてくれた。
↓25㎝前後の太いイワナ
続けて色が濃くて太いイワナ!
↓ちょっと手ブレしています。
そして小場所だが、明らかに良い雰囲気の場所を発見した!
ブランシエラ4.8ulをしっかり曲げてキャスト!
狙ったところに着水!
不器用ルアーの連続トゥイッチで大きなイワナが反応したのが見えた!
イワナがルアーを喰って、ロッドがグンっと曲がる!
大きく曲がったロッドの感触を楽しみながら寄せて、ネットイン!
釣れたイワナは30.5㎝はあるのだが、31cmはない。
ぎりぎり尺の、
(1尺は30.3㎝)
ぎり尺イワナなのだ!
↓今シーズン4匹目の尺イワナ!
鼻先の形が良い感じでヒレの色も綺麗!
ぎり尺イワナリリース動画!
↓YouTubeで見るならこちら
リリースしたイワナが泳いでいく姿を見ながら、胸の中は充足感に包まれていた。
ブランシエラ4.8ulのキャストの楽しさと、イワナの無垢な反応。
その相乗効果で、
『イワナ無双状態』
を楽しんでいた僕。
そんな僕に持病の『中二病』のスイッチが入ってしまった。
(注:ここからは僕の妄想垂れ流しです)
僕は何かの物語の主人公になったような気持ちになっていた。
ふいに頭に浮かんだ言葉は、
「トラウト無頼」(ぶらい)である。
(注:意味は僕にもわかりません)
下記は舟木一夫さんの『銭形平次』のリズムで読んで下さい。
(古くて知らない方、すみません!)
男だったら、渓流にかける~♪
かけて通って渓魚を求め~♪
誰が呼んだか、
誰が呼んだか、
トラウト無頼~♪。
花の渓流は、イワナ無双~♪
そう。人は僕をトラウト無頼と呼ぶのだ。
(注:誰も呼んでない)
トラウト界最後の無頼派である。
(注:最初も最後もない)
無頼派なので飲み物はトリスのポケット瓶のウイスキーをストレートでラッパ飲みなのだ。
(嘘です。ポカリかアクエリアスです)
無頼派なので3年近くずっと一人で釣行しているのだ。
(注:コロナ禍なのと性格に難があって人と接するのが苦手なだけです)
まるで昭和の文豪のような無頼派な気持ちで釣り上がる。
すると良いポイントでまた大きなイワナがかかった!
ブランシエラ4.8ulの曲がりを気持ちよく感じながら、ネットイン!
体形が細いので最初は気付かなかったが、またもぎり尺イワナだったのだ!
↓今シーズン5匹目の尺イワナ!
ぎり尺イワナのサイズを測定し終わり、動画を撮ろうと思った瞬間に、
ぴょんっとジャンプしてネットから脱走していったのだ!
イワナは脱走名人なのは知っていたけど、ジャンプするとは思ってなくて油断した。。。
しかし今の僕はトラウト無頼だ。
ぶ、無頼派なので、動画撮る前にぎり尺イワナに脱走されたくらいでは動揺しないのだ。
(かなり無理して無頼派ぶっています)
さらに釣り上がると、
- 浅い小場所で、
- 20㎝後半のイワナが2匹、
- ペアリングしているように、
- 一緒に並んで泳いでいたのだ。
これには無頼派の僕も驚いた!
まだ7月なのにもうペアになっているのか?
ペアじゃなくてたまたま一緒なのか?
でも泳いでいる感じが仲良さげなのだ!
動画も撮ろうとしたのだが、水面の反射があるので水中のペアのイワナはちゃんと映らなかった。
写真にも見えないが、この場所に居たのだ。
僕は思った。
この場所はそっとしておこう。
仲良く泳いでいるペアのイワナを邪魔するのはやめておこう。
僕は無頼(ぶらい)だけど、無粋(ぶすい)ではないのだ!
そう思えたのは、この日はもう尺イワナを釣って満足していたからかもしれない。
全然釣れていなければ、目を血走らせてペアのイワナを釣ろうとしていた可能性も否定できない。
(釣り人というのはそういうものである)
この場所から少し釣り上がると、もうイワナの姿は見えなくなった。
退渓を決めた僕は、無頼派らしく両切りのピースを取りだして火を付けた。
(妄想です。タバコは子供が産まれてから辞めました)
今日は良い釣りが出来た。
もう帰ろうか。
そう思ったが、まだ少し体力と時間がある事に気付いた。
車に戻ってから移動して、天然と思われるアマゴがいる渓に向かった。
そこでバラしたり苦戦しながら、何とか1匹だけ23~25㎝くらいのアマゴを釣ったのだ!
このアマゴも下の写真を撮った次の瞬間に脱走された。
↓各ヒレの先が赤くて綺麗
退渓して家に向けて車を走らせながら思った。
お昼前から始めたこの日の釣りがこんなに楽しめるなんて、家を出る前には想像もしていなかった。
楽しかった理由は、
- この日の渓魚の活性の高さと、
- 新しいロッドでのキャストだ。
渓流ベイトはキャストしているだけでも楽しかったりするのだ。
新しく買ったブランシエラ4.8ulはキャストが楽しめるベイトロッドなのだ。
渓流釣りの楽しみの中には、
- 渓魚を釣るだけじゃなくて、
- 憧れていた、使ってみたかった、
- ロッドやリールやルアーを使うという楽しみもあると思う。
ずっと言い続けているが、
「僕は渓流釣りが上手な人より、渓流釣りを楽しむのが上手な人になりたい」
憧れていたブランシエラ4.8ulを購入して使った事で、渓流釣りがより楽しめた事は間違いない。
こんな気持ちになれるから、釣り人のロッドやリールやルアーは増え続けるのだと実感した。
僕はしばらく、新しい相棒のブランシエラ4.8ulと渓流釣りを楽しもうと思う。
↓プロト50mmミノーも良い感じ!
ブランシエラ4.8ulのブログ3部作、
は今回で終わります。
ロッド購入ブログ3部作にお付き合い頂いてありがとうございました!
これからもお付き合い頂ければ喜びます。
(使用タックル)
ロッド:ブランシエラ4.8ul
ライン:アーマードF+PRO 0.6号
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
「渓流釣りの楽しみ方は渓魚を釣るだけじゃない!」とブログ応援クリックお願いします!(^O^)/↓
にほんブログ村
↓ブランシエラ4.8ul
↓クリックでナチュラムに飛びます。
無頼って、やべぇ人のイメージがあるんですが…
(僕も意味は分かりません)
無頼トラウトさんは
やべぇ属性の鱒人って認識で宜しいですか?笑
たまにありますよね^ ^
気持ちと結果が吊り合ってくれる日。個人的には
その良いイメージを引っ張りすぎて、次回落胆するまでがセットですが。笑
この時期になると
暑さで敬遠、鮎釣り、海釣りに移行する人が多いので
(こちらの地域の場合)
竿抜けポイントが豊富、水量さえあれば、良い意味でどこに行こうか迷うくらいなんですが、かく言う僕は海釣りに移行してます…。
でもそんないい渓魚見ちゃったら、渓流いいな〜ってなっちゃうじゃないですか!
近い内に、シエラ48の正式な入魂式をやりたいと思わせられました。笑
無頼はやばい人のイメージ、ありますよね(^^;)
『トラウト無頼』は太宰治や坂口安吾のような無頼派の作家のイメージです。
無頼派の意味は『第2次世界大戦終結直後の混乱期に,反俗・反権威・反道徳的言動で時代を象徴することになった一群の作家たちをいう』
といっても説明だけ読んでもわからないですよね(>_<) 僕と無頼派作家の共通点というと、過度の飲酒くらいでしょうか(^^;) はい!気持ちと結果が釣り合ってくれる日、たまにあります! 年に数回ある、超気持ち良いでした(*^_^*) 次回は落胆、あるあるですよね(^o^) この時期になるとあるあるのアブもいましたよ! 書かれている理由やアブなどで、他の人が渓流から離れてくれると人のプレッシャーが薄くなるので僕は嬉しいです!(^^)!(いっそ周辺の釣り人は僕だけになれば最高です) 海釣りに移行されているんですね!そちらは海、近いですしね。 ブランシエラ48で渓魚と遊んだら感想教えて下さい!
これは失礼しました。
なるほど〜
その当時の時代風刺が強めな作家の総称って感じなんですね。勉強になります(^ ^)
忘れてました( ; ; )
アブやハチの存在…
その辺りが渓流を敬遠する
個人的な1番の理由かも…
はい、入魂出来たら
ご連絡します(^^)
いえいえ、僕も中二病炸裂して何となく頭に浮かんだけですので(^^)
アブは1年ぶりに攻撃を受けました(^^;)
忘れていた感覚を思い出したような気持ちです(居ない方が嬉しいのですが)(>_<) アブやハチ対策の準備をして、ブランシエラ4.8ulに入魂をお待ちしております(*^_^*)
ベイトフィネス の楽しさは、なんといってもキャストの楽しさ! 快適に感じるロッドはきっと素晴らしいロッドでしょう。羨ましいです。
しげる、レベルアップ。ケーブル付きサイコミュシステムを手に入れる。
無頼と言えば、新谷かおる先生の「ファントム無頼」ですかね…
そうなんですよ!
狙っている場所にルアーが着水した時の楽しさってあります!
さらにその場所から渓魚が出て来たら狙い通りが二重の楽しさです!
ブランシエラ4.8ulはキャストしやすいロッドです(*^_^*)
ランバ・ラルに『見事だな!しかし小僧、自分の力でキャストしたのではないぞ。そのロッドの性能のおかげだという事を忘れるな!』と言われないようにキャストの腕も磨きたいと思います!
「ファントム無頼!」読んだ事はないのですがタイトルは知っていたんです!
トラウト無頼のネーミングに影響を与えたタイトルです(*^_^*)
今回のブログ読んでブランシエラで楽しい釣りをしてる光景が想像できて幸せな気持ちになれました(^^)しげるさんがブランシエラを購入してすぐに売ってたらきっとショック受けてたと思います(笑)画像をよくみるとやはりハイエンドの価格帯のロッドとリールは高級感があって良いですね!いつか私もハイエンドのロッドやリールを装備して渓流に行きたいです(^^)
僕のブログを読んで幸せな気持ちになって頂けて嬉しいです(*^_^*)
ブランシエラ、実釣2回目では感度に悩んで売却を検討しましたが、売らなくて良かったです(^^)
渓流タックルはとうとうハイエンドになりました(^_^)v
ハイエンドを使っていると「お、俺、こんな良いタックル使っちゃっている!」という気持ちの上がり方でしょうか(^o^)
良い値段がするものは良い理由があるとは思っているので、本流タックル(トラパラ、アルテグラ)は来シーズンの検討課題です(^^)
て、テンリュウとか欲しい。。。
やっぱり一度は売却を検討されたんですね。
しげふさんにとっては、感度はかなり重要そうと感じましたし。
でもそこからの、キャスティングのしやすさの猛追。
3回の釣行で慣れてくると、見えることもきっとあったんですね。
ご指摘の通り、僕にとって感度はかなり重要な部分です。
前回ブログで書いた通りオールカーボンと比べると素手と手袋くらいの感度の差で一度は売却を検討しました(^^;)
ですが3回目になると慣れてはきましたし、キャストのしやすさという点では素晴らしいロッドだと思います。
しばらくはブランシエラ4.8ulで渓流ベイトを楽しんでみようと思います(^_^)v