2024年の渓流シーズンが終わった。
今回は今シーズン最終釣行日のブログなのだ!
秋ヤマメは難しい!
『女心と秋の空』ではないが、
『女心と秋ヤマメ』と言いたくなるくらい、秋のヤマメは釣りにくくなる。
産卵を意識しているからか、毎年秋ヤマメには苦戦する。
SNSなどで、
- いかつい鼻曲がりの婚姻色ヤマメの釣果を載せている人は、
- 何かしらの超能力でもあるのだろうか?
例年そう思うのだが、最終釣行も秋ヤマメに苦戦したのだ!
秋ヤマメを求めて釣行!
私的最終釣行日、早朝から狙いを付けていた渓流に向かった。
到着して釣り上がる。
狙いを付けていた小場所の前でロッドを構える。
落ち込みの白泡に不器用ルアー小走り改をキャスト!
わりと良いサイズのヤマメの魚影が小走り改を追った!
次の瞬間、ブルッとロッドに手応えが!
と思った次の瞬間には手応えは軽くなっていた。。。
(バレていた。。。)
狙いの場所にちゃんと魚は居てくれた。
だけど釣れなかった。。。
バラした後に何回もルアーを投げたが、当然反応は無い。。。
僕はヤマメが戻って行った白泡を未練がましく眺めていた。
すると小場所で浅くてクリアなので、戻っていったヤマメの姿がちらりと目に見える時がある。
そこで僕は思いついた!
「このヤマメ、ランディングネットですくえるんじゃないか?」
僕がバラしたヤマメがどんな子なのか見たくなったのだ。
ちなみに昨年もイワナをすくった実績があります。
(昨年のブログはこちら)
僕のランディングネットは大きくて内寸で37.5㎝くらいあるので可能なのだ。
(本流と渓流兼用)
ネットを構えて小場所に立ちこんだ。
しばらく格闘していると、ネットに何かが入った重さを感じた!
「ヤマメ、とったど~!」
すくったのは、25~26㎝ほどの太い源流ヤマメだったのだ!
↓注意!釣ってはないです!
動画も撮りました!
(釣ってはないです)
↓YouTubeで見るのはこちら
うん。やっぱり釣ったのに比べると、すくって捕まえたのはなんだか虚しい。。。
(一瞬の達成感はありました)
この子をリリースしてから続いての最後の実績場所で、
尺近いサイズを見るもかけられず。。。
この渓流では可愛らしいサイズだが少し色付いた子を釣って終了した。
そして別の渓流に移動することにした。
移動先の秋ヤマメ!
移動先はイワナもヤマメもいる場所だ。
最初にイワナが挨拶してくれた。
(心なしかイワナの喰いも浅かった)
頭の先まで虫食いがあるイワナ!
続いてもイワナ!
そして小さなヤマメ!
続いてもヤマメ!
しかし良いサイズは目に出来なかったので再度移動する事にした。
渇水クリアに苦戦して最後にイワナ!
移動した先では良いサイズは目にしたのだが、結局釣れなかった。
秋のヤマメで、さらに渇水クリアでヤマメが逃げたり追っても喰わなかったり。
↓このくらい渇水クリアでした。
自分なりの木化け石化けも試したが大苦戦。。。
この渓流では小さなヤマメが1匹だけで終了して退渓したのだ。。。
最後にイワナ狙い!
2024年の最後に良いサイズの渓魚が釣りたい。
そう思った僕はくたくたになった体に鞭を打って、とある支流に移動した。
ここは今年2回来ていて、一回は尺ありそうなイワナをかけたが即バラシしたのだ。
「なんでこんな小場所にこんなサイズが?」
と思うような場所だ。
最後にそこに行って、以前バラしたイワナを釣り上げたい。
尺あってもおかしくないサイズなので有終の美にもふさわしい。
そう思った僕は移動してその小場所の前に立ってロッドを握りしめた。
不器用ルアー小走り改をキャスト!
着水して少し沈めて、トゥイッチ!
次の瞬間、ルアーに向けてひるがえったイワナの体が見えた!
そしてロッドへの重い手応えがあり、同時に17カルコンbfsのドラグが鳴った!
僕のドラグが出るという事は尺クラスか!?
と思った次の瞬間、ふっと手応えが抜けた。
またバラした。。。
同じイワナを2回バラした。。。
またも未練がましく小場所を眺めていた僕は、バラしたイワナの姿が見える事に気付いた。
「このイワナ、尺あったのかな?どんな子か顔が見たいな」
そう思った僕は、
本日2度目のネットすくいにチャレンジした。
5~10分ほど格闘して、、、
ネットですくったのは、
29.5㎝の泣き尺イワナだったのだ!
↓(注:釣ってないです)
いかにも釣ったかのように動画撮りましたが釣っていません。
↓YouTubeで見るのはこちら
という事で、
僕の最終釣行は、
- 小さなヤマメイワナを釣って、
- ランディングネットでヤマメイワナを2すくいしたのだ。
(2すくいって単位がもうおかしい)
良いサイズのヤマメとイワナの顔は見られたが、、、
釣った時の嬉しさとは全然違うのだ!
(すくったので当たり前だ)
良型の顔は見られたが複雑な気持ち。
何とも言えないシーズン最終釣行だったのだ。
本当に一瞬だが、
- 釣った事にしてしまおうかと、
- 脳内で黒しげると白しげるが戦った。
- 結果は白しげるの圧勝。
僕はブログで嘘は付けないのだ。
ランディングネットですくった泣き尺イワナが、僕が今シーズン最後に目にしたイワナになった。
まあ僕らしいと言えば僕らしいかな。
ちなみに嫁からは釣行中に、ひらがな多めのこんなLINEが来ていました。
よ、嫁の塗装した不器用ルアーを使っていたら釣れたのかな?
嫁の塗装したルアーで、
- 夫婦善哉パワーでなら、
- 婚姻色秋ヤマメが釣れたのかも?
「来年の秋ヤマメのシーズンは嫁塗装ルアーを使うか」
そんな事を呟きながら家に向かって車を走らせた。
シーズン中に何度も何度も通った道。
その道が何だか特別に見えるのは、今シーズンが終わったからかもしれない。
渓流も道路も、釣りに関わるすべてに、
「ありがとうございました!」
と感謝感謝の僕なのであった。
(使用タックル)
ロッド:ブランシエラ4.8ul
ライン:アーマードF+PRO 0.4号
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
ルアー:不器用ルアー小走り改、縁(えにし)
「渓流にも渓魚にも道路にも家族にも、今シーズンのありがとうございました!」と思っている僕にブログ応援クリックお願いします!(^O^)/↓
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