最近非常にスプーンに興味が出てきた。
そんなところだが、ホームリバーが禁漁になり平日の朝に釣りに行くことが出来ないのだ。
そんな鬱々とした気を紛らわすために、自分のタックルボックスからスプーンを出してみた。
上から、
①コータック 岩魚(イワナ)スプーン
タックルベリーワゴンセールで去年安く購入。
②スミス ピュア 5g
ダム湖のアマゴを狙おうと今年購入。
③ハスルアー 3.5g
本山博之さんが使っていたので去年購入。去年自分でトレブルフックに替えた。おっかけシングルに戻します。
④スミス バック&フォースダイヤ 4g
なぜ買ったのか不明だが最初の方から持っている。
⑤スミス ピュア 3.5g アワビ張り
スプーンを使ってみようと思って去年購入。
⑥スミス ピュア 3.5g
理由は同上。
⑦シマノ カーディフエリアスプーン ロールスイマー2.2g
渓流ルアーを始めた時にサイズ感覚も重量もエリアスプーンの意味もわからず購入して今に至る。ホンマ素人でした。
⑧コータック ヤマメルアー 8g
写真にはないが、ハスルアーのようなルアー。タックルベリーワゴンセールで去年安く購入。
実はわりにスプーン持っているじゃないか俺。と思った僕はまだまだ甘いのだろうか。
ちなみに、①、④、⑦、⑧のスプーンについてはまだ魚を釣り上げてすらいないのだ。
どれだけ使っていないのかは推して知るべしである。
ちなみに今気になるスプーンは、イトウクラフトのスプーンとスミスのヘブンである。
スプーンに興味を持つと、何の変哲もない金属片で魚が釣れるというのが楽しくなってくるのだ。
ただ、同じスプーンと言っても、ハスルアーやバック&フォースとスミス ピュアはかなり性質の違うものでもある。
僕はまだ駆け出しなので偉そうなことは言えないが、使い方も違うと思う。
各スプーンの特徴を書いていくと長くなるので別の機会に書く。
僕のタックルボックスは『ド素人』が何もわからないままに購入して使ってみた結果でもある。
これからスプーンを使ってみようと思われる方の参考には多少なると思う。
その中でもオススメを上げるなら、
オールマイティなら スミス ピュア である。
このスプーンで僕はスプーニングに目覚めたのだ。
そして使いこなせてはいないが、魚を引きつける能力が非常に高いのは、ハスルアーである。
僕より年上のルアーマンの中では定番らしい。
まずスプーンを選ぶなら、(あくまで僕の意見だが)この2つで良いと思う。
そしてこの2つを使ってみてもっと違うアクションや求めるものがあれば他のスプーンを試してみれば良いと思うのだ。
僕はスミスのピュアは個人的な経験からオススメ出来るし、ハスルアーは昔から(1980年代?)の定番でもある。
昔からの定番というものには、それなりに理由があるものなのだ。
ルアーで言うと、釣れるから残っているのである。
村上春樹の『ノルウェイの森』の中での話だ。
登場人物の永沢さんは非常な読書家だったが、死後30年を過ぎた作家の本しか読まない読書家だった。
永沢さん曰く、
「現代文学を信用しないというわけじゃない。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い」
なんというか、定番ルアーとして残っているものも、『時の洗礼』を受けているルアーだと思うのだ。
この台詞を渓流ルアー用に変換すると、
「新発売のルアーを信用しないというわけじゃない。ただ俺は評価が定まっていないルアーを投げて貴重な釣りの時間やチャンスを無駄にしたくないんだ。魚が釣れる瞬間は短い」
でしょうか。
作家なら死後30年ですが、ルアーなら発売後5年、または10年かな。
Dコンタクトが2003年発売だからもう10年以上経っている。
それを考えると発売10年以上経っていないルアーは使わないしばりでも問題なく釣りになる気がするのだ。
ハスルアーなんかは1980年前後からだし、ラパラのルアーしかり。
昔から残っているということは、どの時代でも魚を惹きつけてきた証だと僕は思っている。
スピナーでいうとブレットンとかメップスとか。
だから僕は個人的に時間が経っても定番と呼ばれるルアーは好きである。
そのルアーに普遍性のようなものがあると思ってしまうのだ。
約60年まえの太宰治の人間失格が現代でも面白いように。
約100年前の夏目漱石のこころが今でも読まれるように。
古くからあるルアーも釣れるから、色んなルアーが毎月、毎年出てきている中で淘汰されずに残っているはずなのだ。
うん。スプーンについて書こうと思ったがおおいに脱線したのであった。
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