23ヴァンキッシュ2500SHGを、本流ルアーで2年間使用した。
渓流ほど激しい使用ではないが、2年経ったので初のメンテナンスをしたのだ。
↓23ヴァンキッシュ2500SHG
最初に書きますが、リールバラすのは自己責任でお願いします。
ビスの締め具合一つでもリールの巻きが変わる微妙な世界です。
またこれまでリールをバラした事が無い方は、いきなり高級機種じゃなく、
まずは古いリールで練習するのをおススメします!
ベアリング交換とメンテナンス
今回はベアリングも10個中8個を交換したので、備忘録として番号やサイズも書いておくのだ。
23ヴァンキッシュをお持ちの方のベアリング交換の参考になれば幸いです。
23ヴァンキッシュ2500SHGのベアリングの型番とサイズは下記を参照下さい。
(ブログの途中にそれぞれリンク貼りました)
ベアリングは合計10個です。
- DDL-1060ZZ(6×10×3) 1個
- DDL-1170ZZ(7×11×3) 2個
- DDL850ZZ(5×8×2.5) 2個
- DDL-1370ZZ(7×13×4) 1個
- DDL-1280ZZ(8×12×3.5) 1個
- DDL-520(2×5×1.5) 1個
- DDL-740ZZ(4×7×2.5) 2個
付属のパーツリストにサイズあり。
(型番はAmazonなどで買う際の一例です)
使用した道具は下記とパーツクリーナーとゴム手袋くらいです。
(リンク貼ります)
↓ヘックスはこれと、
↓これがあれば大体いける。
あとは小さなドライバーセットも必要。
↓僕のはこれ。
まずはハンドルをバラす。
↓これがあれば便利です。
ベアリングに砂が付いてました。。。
↓左右でベアリング2個。
↓DDL-740ZZ
続いてドラグ部分。
ドラグ部分のベアリングはDDL-1060ZZ。
↓DDL-1060ZZ
↓ドラググリスはこれ。
↓ドラグ以外のオイルとグリス
(1回買うとかなり持ちます)
続いてラインローラー関係!
バラしました。
ラインローラーベアリングは専用グリスDG18を塗る。
↓シマノのラインローラー専用グリスDG18
続いてバラしていきます。
ここは小さなヘックスでイモネジを取る。
↓僕のはこれ
ここは家にあった12のレンチで外した。
(逆ネジです!)
下の写真のDDL‐850ZZの方がローターベアリングシールが取れないので今回交換せず。
パーツリストでは22番になるローターベアリングシールの外し方がわかりませんでした。。。
(あと外して再利用出来るのかが不明)
↓DDL‐1170ZZ
↓DDL-850ZZ
気を取り直してバラシていく。
このあたりまでバラすと、
ローラークラッチ組が高確率でバラけますが、
僕は過去に何度もこれを組んでいるので慌てません。
(こちらのブログが参考になります)
外のビスを外して御開帳。
↓DDL-1280ZZ
中はこんな感じでした。
ここはDDL‐1370ZZ。
↓DDL‐1370ZZ
どんどんバラします。
↓DDL-850ZZ
↓DDL‐1170ZZ
なぜかここだけ開放ベアリング!
(理由があるのかな?)
↓DDL-520のこれです。
ここにバネがあるの初めて見た。
という事でバラした後は洗浄します!
今回は開放型ベアリング(DDL-520)はベアリングリフレッシュで洗浄して使います。
(なぜかこれだけ年末年始にすぐ届かなさそうだったから注文せず)
↓ベアリングリフレッシュ
洗浄後は、
- 前述した番号の新しいベアリングに交換して、
- グリスを塗ったり組み上げて完成!
見た目は変わらないですが全バラしメンテナンス完了!
結果、巻き心地はあまり変わりません。
(今回はそれでOK)
変に組んでしまうと逆に巻き心地が悪くなるかと思っていたので一安心なのだ。
本流用リールは渓流ほど激しく使用しないので、これでまたしばらくは大丈夫なはず!
僕的にはかなり思い切って買った高級リールなので長く良い状態で使いたいのだ。
最後にもう一回書きますが、リールのメンテナンスは自己責任でお願いします!
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↓これでラインローラー2B化出来るらしい。