渓魚の大きさの一つの基準(区切り)を『尺』にした昔の釣り人はすごいと思う。
今回の釣行で改めてそう思った。
尺という基準以外にも、昔の釣り人の基準や格言は令和の現代の釣りにも当てはまる言葉も多いのだ。
渓魚を取り巻く環境や世の中の流れはすごいスピードで変化しているが、
(残念ながら良くない方に)
渓魚の習性や季節との関係は基本的には変わっていないからだと思う。
例えば昔の釣り人の言葉で、
「藤の花が咲くと渓流釣りの時期」
という言葉がある。
これは藤の花が咲きだす時期から水が温んで餌になる虫が飛び始めて、
渓流が活発に動き出すので魚が釣りやすい時期になるという意味らしい。
特にテンカラ釣りでは「テンカラは藤の花が咲く頃から」という言葉もあるらしい。
(テンカラやってみたいです)
地球温暖化が進んで異常気象も多い昨今でも、『藤の花』という目安は変わっていないように感じる。
他にも頷ける言葉はあって、
- 「イワナは石を釣れ」
- 「川底を知らないで魚は釣れない」
- 「釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である」
最後の言葉は釣り方の格言ではないが1番頷ける。
それでは今回の『尺』について思った釣行ブログをどうぞ!
渓魚とサイズと尺
とある週末、僕はこう思っていた。
「そろそろ尺アマゴが釣りたい!」
今年はまだ尺ヤマメアマゴが釣れていないので、今年の1匹目を釣りたいなぁと思っていた。
という事で本流に向かったのだ。
早朝から釣りを開始。
23ヴァンキッシュ2500SHGがまだ届いてないのでタックルは下記だ。
(先日届いた!またブログ書きます!)
最初に釣れたのはこんなアマゴだ。
続いて実績のある場所で良い手応えが!
レイズをグンッと曲げる力強い引きだ!
「もしかして尺あるかも?」
そう思ったが、ネットインした瞬間に違和感があった。
良いアマゴなのだが、直感的に尺は無さそうだと思った。
測ってみて驚いたのは、
ジャスト30cmだったのだ!
尺は約30.3cmだから30cmは尺ではない。
それになんというか尺アマゴが釣れた時には、
「あっ、尺あるな!」
となぜかわかるのだ。
誤解の無いように言うが、
- 僕の目測は当てにならない。
- だからちゃんとメジャーで測る。
- なので渓魚のサイズの目測で尺がわかっている訳ではない。
にも関わらず尺アマゴはネットインした瞬間になんとなくわかるから不思議なのだ。
なんというか、尺アマゴのサイズ感というか雰囲気というオーラというか。
そういうものがあるのだ。
尺ヤマメアマゴはこれまで20匹少し釣ったが、ほとんどがネットイン前かした瞬間に尺だとわかった。
僕は度々思うのだが、
「渓魚の大物の基準を尺(約30.3cm)にした昔の釣り人はすごい!」
なんというか、絶妙な塩梅のサイズ感だと思う。
29㎝は違うし、32㎝もなんか違う。
それが尺という基準(サイズ)なのだ!
そんな事を考えながら釣りを続けて、
こんなアマゴが釣れた。
この子はヒレの上の方が無くなっていた。
続いてこんなアマゴ、
同じアングルだが違うアマゴ。
どうやらこの日は活性が高い日のようで次々とアマゴが釣れる。
尺の期待をしながらとあるポイントで良い手応えが!
さっきの30㎝ジャストより良い手応えという事は尺か?
間近まで迫ったその姿は尺ありそうに見える。
(尺オーラがあった)
と思ったら足元近くまで寄せてプルンっと針が外れてバレた。。。
僕は「むぉぉぉぉ~!」と叫んでからしばらく三角座りになって落ち込んだ。
↓イメージ
最近、獲りたい魚をバラす病にかかっている気がする。。。
(単に実力がないとも言える)
しばらく経ってから気を取り直して釣り進んだ。
ある大場所で2匹ほどアマゴを釣った。
この子がライトニングウォブラーで釣れてから、
続いてこの子も釣れた。
2匹釣った場所でさらにスプーンを何投かしたが反応が無い。
試しにプロトのジョイントミノーを投げてみた。
するとグンッと良い手応えが!
釣れたのは太ったアマゴだった。
プロトのジョイントミノーはこちら。
↓70㎜ちょいで約6.7g
同じ場所でスプーンで2匹釣ってスプーンに反応が無くなったが、アユカラーのジョイントミノーで釣れた。
やっぱりスプーンの波動とミノーの波動は違うのかな。
もしくは時期的にアユカラーに反応したのかな?
いつもは、
「カラーは視認性が1番大事!」
と思っている僕が珍しくそんな事を考えた。
続いてこんなアマゴが釣れたり、
すごく綺麗でタイプなアマゴが釣れたりした。
(長く渓流釣りをしているとアマゴにも好きなタイプが出来る)
↓慎重に写真撮り過ぎて上手に撮れなかった。
だけど結局、尺アマゴはもう出てこなかった。
この日は活性も高かったからか、珍しくあまりバラさずに10匹以上のアマゴを釣り上げた。
でも、
1番釣りたい尺アマゴは足元でバラしたのだ。。。
詰めが甘いんだよな。詰めが。。。
今回は『尺』について語っておいてなんなのだが、渓魚にはサイズ以外の魅力もある。
僕は出来ればサイズも個性も全て楽しみたい。
「トラウトを1番楽しんだ人がトラウト王なのだ」
と一人言を呟いた僕なのであった。。。
(使用タックル本流)
リール:21アルテグラC3000HG
ライン:ピットブルG5 0.8号150m
リーダー:VARIVAS スーパートラウト アドバンス エクストリーム ショックリーダー ナイロン 30m 8lb
ルアー:ライトニングウォブラー10g、プロトジョイントミノー
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↓神スプーン
↓やっと届いた23ヴァンキッシュ!
23ヴァンキッシュ届いたんですね(^^)インプレ楽しみにしてます!毛鉤を浮かせて釣るテンカラは喰う瞬間がとても楽しいので是非経験してほしいです!ついに先日小法師で30センチ前後のニジマスを釣ることが出来たのですが撮影中に脱走されてしまい画像を残せませんでした(+_+)また近いうちに行って次こそは画像付きで報告出来たらと思います!小法師のトゥイッチがキレがありつつフワフワした感じがすごく良くて好きになりました(^^)
つい先日届きました(*^_^*)インプレブログ、頑張ります!(^^)!
テンカラ、書かれている感じでしたら水面好き(サイト好き)の僕にはかなりハマる釣りだと思っています(^o^)
経験してみたいです!まずはタックルセット購入という壁を乗り越えたいです!
おおっ!小法師での釣果!(^^)!
画像惜しいですね!あざらしさんは特に魚に優しそうなので脱走されやすくなっちゃいますね(>_<) 小法師、お褒め頂いてありがとうございます(#^^#) 是非使ってやってください(*^^)v
もう一つの格言
逃した獲物は大きい。
これ、全員頷けるんじゃないですか
俺なんか、スゲェ大物いっぱい釣ってるぜぇ、みんな逃げちゃったけど!
その格言、一番心に沁みますね(>_<) 最近、メモリアルな大物をことごとくバラして凹んでいるので特に沁みます(>_<) 僕も逃がした大物は沢山います!(自慢になりませんが(^_^;)) 最近は開き直って、 「大物をかける事が出来たんだから以前よりは進歩している。いつかは釣れる!」 と自分で自分を慰めています(^_^;)