『ギムレットには早すぎる』
レイモンド・チャンドラーの小説『長いお別れ』の中の有名な台詞である。
そして今回の僕は、
『ギンギラギンには早すぎる?』
だったのだ。
「もう1度、遡上魚を狙いませんか?」と。
魚太郎さんから接待釣行のお誘いがあった。
僕は大体1年に2~3回程度しか他の人と釣行していない。
しかしこの1ヶ月でもう3回である。
1年分くらい人と釣行している気がするが、
前回の接待釣行で、魚太郎さんが釣ったギンギラギンの遡上魚。
その魚は僕の脳内と心の中でずっと泳いでいるのだ。
ちなみに下記が前回の接待釣行で、『僕が釣るはずなのに』魚太郎さんが釣った遡上魚である。(超しつこい)
こんなギンギラギンの遡上魚を狙っての接待釣行なのだ。
接待釣行 5月27日 日曜日
魚太郎さんと午前7時に待ち合わせ。
すでに太陽が昇っている。
そして早速1ヶ所目、反応無し。
2ヶ所目、恐らく本流ヤマメの反応はあったが針にかからず。。。
さらに3ヶ所目で致命的なミス。。。
かなりデカい、尺がありそうなヤマメ(?)がルアーを追ってきていたのだ。
しかもすごく近い距離になってようやく気付いたのだ。
ルアーをピックアップした瞬間、魚は勢い余って一瞬水面に顔を出して目があった。
デカかった。。。しかし針がかりさせられず。。。
魚太郎さんにも見えていたらしい。
デカい魚の姿が。。。
そして4ヶ所目、本流筋だが川幅はそんなに広くない。
なので僕はフローティングミノーを使おうと決めた。
そして下記を使うことにした。
55㎜フローティングミノーのピンクシルバー。ルアーのみで2.4g。
不器用ルアーPFG-2だ。ベリーフックは針が前向きに変えている。
すると流れが強いところにいた。
自分で投げたのになんだが、直アップで流れの中、この速さで魚喰うかなというくらいで巻いていた。
グッと手応えを感じて、アップなので足元近くにはすぐ寄ってくる。
しかし足元近くで暴れてドラグ出て、バレた。。。
魚影ははっきりと見れてはいないが、かなり良い引きだった。
そして釣り上がると、また流れのある瀬の中にいた。
かけて、バラす。。。
またかけて、バラす。。。
そしてやっと一匹釣りあげる。
25㎝くらいだが、体高が高いヤマメだ。
魚の反応は早く、引きは強くなっている。
これまで後ろから僕がバラすのを見ていた魚太郎さん。
やっと僕が1匹釣り上げたのでほっとされている。
その後、また1匹バラす。。。
移動して堰堤下を攻めたり、本流筋の支流を攻めたりするが反応無し。
そして僕の強い希望で、朝の尺ありそうな魚がおってきて喰わせられなかった場所にリベンジ。
しかし反応無し。。。
この辺りで移動して当たったポイントは7ヶ所ほどを数えた。
魚太郎さんのとっておきポイントも底を付く。
魚太郎さんから、
「対象魚を遡上魚から変更はダメでしょうか?」
という申し出がある。
しかし僕は、
「今日は遡上魚と心中です」
とブレない(迷惑な)男ぶりを発揮する。
発揮したは良いのだが、結果的にヤマメ1匹で終了した。。。
チェイスしてきて、ぎりぎりで喰わせられなかったのは2匹。
バラしたのは4匹ほど。
すべて良いサイズや引きの魚が出てきてくれていた。
釣り上げられなかったのは、僕の腕の問題なのだ。
今回連れて行って頂いた場所に、僕がリベンジに来てもOKになっている。
なので僕の渓流地図は広がったのだ。
遡上魚(サクラマス、サツキマス)がそう簡単に釣れるとは思っていない。
それは多くのアングラーの方の状況を見たり聞いたりしてそう思う。
昨年まで、狙ったことがなかった。
そしてどんなところに狙いを付けて釣りに行くかも分かってなかった。
しかし今年、2回狙って釣行した。
そして前回、実際に釣り上げたところを見たし、僕は40~50㎝くらいのをバラした。
僕の中での遡上魚までの道が、昨年の地図も無いところを歩くような状況から、
少しずつ遡上魚への自分なりの地図を書き込んで行くことは出来ているのだ。
しかし僕はそんなサポートと接待をして下さっている魚太郎さんに対して、
「ちゃんと前日に、遡上魚5匹ほど放流しといてくれましたか?」
とか、
「子供でも釣れるようにしといてくれないと、僕は釣れないですよ!」
などと言うあたり、人として仕分けをしたら確実にダメな箱に入るのだ。
そしてさらに、魚太郎さんが買ってらっしゃったチョコミント(カカオミント)味のコーヒーを全否定してすみませんでした。
でも、チョコミント味は僕の中では無いです。
チョコミント味のレーゾンデートル(存在理由、存在意義)が分かりません。
飲んだこと無いので、超食わず嫌いで申し訳ないですが。
魚太郎さんとこれまで釣行をしていて、唯一お互いの意見が別れて激論を交わしたのは、
『チョコミント味がアリかナシか』でしたね。
しかし色んな食べ物にチョコミント味があることを考えると、一定の需要はあるとは思います。
僕は飲みませんが。
チョコミント味の衝撃が強すぎたのですが、良いポイントの接待釣行ありがとうございました。
僕の前で良い魚を釣ると、
「それ、僕の釣るはずだった魚ですよね?」
となるため、ずっと星明子(星飛雄馬の姉)のように後ろから見守って頂いてありがとうございました。
本当に僕ばかり先に釣って良いのかなと思っていました。
それでも先に釣るのを辞めないのが僕という人間の業であり、釣りというものの魅力だと言い訳をしておきます。
またしても帰りにお土産まで頂いて本当にありがとうございます。
年上の僕がひたすら接待釣行されて何もせず、あまつさえお土産を頂いたり、、、
「今時の若者は、、、」ではなくて、
「今時のおっさんは、、、」
と言われてしまうような体たらくでした。
いつも接待釣行ありがとうございます。
僕のご恩返しは、ここ2回で教えて頂いたポイントで良い魚を釣ることだと、都合の良い解釈をして終わりたいと思います。
接待釣行、ありがとうございました!
おかげさまで、僕の遡上魚への地図は書き込まれています!
タックルデータ
- ロッド:カワセミラプソディ TULN-502L
- リール:シマノ 16 ストラディックCI4+ C2000HGS
- ライン:サンライン トラウティスト WILD 6lb
- リーダー:シーガー エース 1.5号
- ルアー:不器用ルアーPFG-2
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こんにちは。
グラマラスなヤマメ釣られてますねぇ(*^^*)。本流ヤマメいぃなぁ♪。
バラシ等は残念でしたね。でも、リベンジOKなら、次回がありますょ!。釣れるまで行き続ける!!。これに勝るものはありません(笑)。
花屋のいちろーさん
魚の引き、強くなってきてますよ~(^^)
バラしと追ってきて目が合った奴にリベンジです!
釣れるまでやめないのは得意技なので、下手な鉄砲も数打って当てます(^o^)
やはりミノーが洗練されてきた結果じゃないですか!私なんてバラしてばかりですから、たまたまです。
しかし良いヤマメです!
丹沢極釣会さん
ありがとうございます!
塗装はまだまだですが、このフローティングミノーの動きとかヒラウチ感は気に行っているんです(^^)
バラシ打率はなんとか少しずつ下げて行きたいです(^^;)
リベンジして、もっとデカいの釣り上げられるように頑張ります!
先日は、ありがとうございました(^ ^)!
当日は日差しが強くて
帰って鏡を見てみたら
鼻の先や唇が日焼けて
まるで酒でのぼせたアナゴさんみたいになってました笑
後日にはカサカサ&皮もめくれて…( ; ; )
しげるさん、日焼けは
大丈夫でしたか?
今回は個人的に色々と課題の多い釣行でございました( ; ; )
案内する側として身につけるべきものがまだまだあると思った次第であります…
ただ、今回もしげるさんの
鱒地図にポイントが書き込まれたのは
嬉しく思います(^ ^)!
是非、リベンジしてやって下さい!
案内した僕も報われます笑
そしていい魚に巡り会えたその時はチョコミント味で祝杯をあげましょう!笑
1日ありがとうございました!
来年もし機会があるなら
またご案内させて下さい!
前日放流して、チョコミント味も調達して
お待ちしております(^ ^)笑
魚太郎さん
こちらこそ、先日はありがとうございました!
日差し強かったですよね!
僕は皮こそ剥けませんでしたが、日焼けはしました(^^;)
今回のポイント、良かったですよ!
僕がバラシやチェイスに気付かずで申し訳なかったです(>_<)
リベンジして、デカい本流や遡上を狙います!
そしてチョコミント味に関してだけは全力拒否の姿勢を貫きます!
新しい味に対して保守派で、殻を破れていないかもしませんが。チョコミントに関しては一生口にしない所存です。
遡上魚釣れたら頂いて気に行った、美味しい地ビール買って乾杯します(^o^)
いつも接待で申し訳ないですが、またよろしくお願い致します!