｢お知らせ｣と新しい川で銀化アマゴ？が初めて釣れた！

お知らせを最初に少しだけ書かせて下さい。

このブログに関する事です。

釣行ブログは、今回を最後にしばらくお休みします。

というか、ブログを書くのをしばらくお休みする事を決めました。

新型コロナウィルスや、それにともなう自粛の流れからです。

ご理解頂けるように書けるか分かりませんが、次回ブログで何らかのご説明はさせて頂きます。

今回の釣行ブログは早く書きたかったので、ブログ冒頭でこのような形を取らせて頂きました。

それでは書きたかった釣行ブログに入ります！

お楽しみ頂ければ幸いです！

釣行ブログ開始！

そろそろかな？

いやまだ早いだろう。

自分の胸の中だけで、そんなやり取りを何度も繰り返していた。

何を悩んでいたのか？

今年初めて鑑札を買った、通称『新しい川』への釣行のタイミングなのだ。

• これまでに2回釣行して、
• 初回がボウズ、
• 2回目でイワナとアマゴが1匹ずつ釣れた。

まだ早ければ、せっかく釣行してもボウズになる可能性が高い。

だけど釣りなのだ。

行ってみないと確かめようがない。

それに新しい川なので、ポイントも入渓地点もまだほとんど知らない。

調べておかないと本格シーズンになってから良いスタートが切れない。

｢これは下見なのだ。これは調査なのだ｣

などと釣行前からボウズの言い訳をしていたのが僕なのだ。。。

(男らしくない事には自信があります)

新しい川の釣行！

久し振りに新しい川にやってきた。

本流筋を狙うのだが、3月に少しだけ釣った時にはまったく反応が無かった。。。

だけどこの川の本流筋には期待をしている。

早朝から前回初めて釣ってみた場所に向かった。

1時間以上投げ続けたが何の反応もなかったポイントだ。

早朝に到着して驚いた。

前回立ってキャストしていた場所に水があって入れなかった。

最近雨が降ったからかもしれない。

新しい川なので、どの場所がどのくらい水位が上がるのかもまったく分からない。

移動して違う場所の入渓地点を探す。

• 初めて釣る場所だらけなので、
• 事前に調べていた場所や、
• 遠目で見つけた良さそうな場所も、
• 車を停められる場所や細かな入渓地点がわからない。

２ヶ所ほどめぼしい場所を釣ってみてこう思った。

本流って、釣り場にたどり着くまでにこんなに大変だったっけ？

移動して釣り場にたどり着いてキャストするという一連の流れの中で、かなり体力を消耗していた。

それもそのはずで、

• 勝手が分からない場所なので、
• 最短距離で釣り場に行けない。
• 無駄な移動距離が多くなったり、
• 歩いている所が正解か分からないまま藪を漕いだりしている。
• なので体力と精神力の消耗が激しい。

慣れた釣り場とは釣りを始める前からこんなに違うんだな。。。

しかも移動するのは良いが、移動先に魚がいるかどうかも分からない。

｢魚が居ないかもしれない｣

という不安が疲労を倍増させるのだ。

源流渓流本流問わず、新規の場所では１匹釣るか見るまで不安で仕方がない。

しかも｢まだ早いかも？｣と思いながら来ているので不安も大きいのだ。

不安を打ち消すようにキャストを繰り返す。

フルキャストしても対岸まで届かない場所は久し振りなのだ。

僕のキャスト力の問題もあるかもしれません。

今年はイワナとばかり遊んでもらっているから、小場所の小渓流が多かった。

• フルキャストも、
• 本流独特の押しの強い流れも、
• 全てが新鮮で楽しい。

ちなみに水温は10度ほどだった。

しかしこの10度が何を意味しているのかも分からない。

水温５度とかの小渓流でイワナと遊んでいたので、何かとギャップが凄いのだ。

そして何度目かの移動の後、釣り人らしき足跡を発見した。

草のあたりです。

いつもの渓流釣りで釣り人の足跡を発見するのは嬉しくない。

出来れば足跡は無い方がいい。

というか正直、僕以外誰も来ない方が嬉しい。

(と釣り人はみんな思いますよね？)

だけどこの日の僕は足跡を発見して喜んだのだ。

釣り人らしき足跡を発見して喜んだのは久し振りだ！

なぜ喜んだのか？

新しい川で自分なりにポイントのあたりを付けている。

• あたりを付けたポイントが、
• 正解(魚が居る場所)か分からない。
• だけど釣り人らしき足跡があると言う事は、
• 魚が居る可能性が高いという裏付けになる。

だから喜んだのだ！

なんだかやる気の出てきた僕はキャストを繰り返した。

先日の雨で増水していたので、場所によっては流れの押しがすごく強い。

本格シーズンや夏場にはとても良さげな流れの強い場所や荒瀬もルアーを流した。

だけどまだ本格シーズンでは無いのだ。

少し緩いところを意識する事にした。

スプーンのサイドやダウンクロスを試す。

すると、スプーンがU字ターンするあたりで手応えが！

｢グンッ｣とロッドに伝わったこの日初めての手応え。

それはすぐにトラウトだと分かる手応えだった。

ダウンなので川の流れの力も加わってドラグが出る。

気持ち良いドラグ音と、気持ちの良いトラウトの引き！

新しい川で初めて本流でヒットした一匹。

この一匹は絶対バラしたくない！

少しロッドを持つ力を弱めて魚に合わせてあげる。

そうすると暴れるのが収まる事があるのだ。(あくまで僕の経験則です)

今回はうまくいったようで魚の暴れるのが止まった。

(ラインは絶対に張ったままです)

｢スーッ｣と静かに岸辺に誘導する。

最後に少し暴れかけたが、もう遅いのだ！

新しい川で初本流アマゴ、

釣れたど～～～！

サイズは27㎝ほどだが、嬉しい一匹だ。

まだ早いかもと思ってボウズ覚悟の中で釣れてくれた！

遡上系の銀化アマゴと呼ぶべきか本流アマゴと呼ぶべきか悩む。。。

ネットイン後に暴れたら銀の鱗が少し剥がれたりした。

そして背ビレは少し黒くなっていた。

(ツマグロ？詳しくないです。。。)

嬉しいので動画も撮った！

この一匹は、本当に嬉しい一匹だ。

去年からこの川に、ある可能性を感じていた。

(とある方のアドバイスも大きい)

その可能性の尻尾を掴んだ。

そんな一匹だったのだ。

ただの27㎝のアマゴかもしれない。

だけど僕にとっては尺アマゴよりも嬉しい一匹なのだ。

舞い上がった僕は、自分のタックルに｢ありがとう｣と言っていた。

本当はミノー用ロッドなのに、

• なぜかスプーンばかり、
• 投げさせられている、
• 天龍レイズRZ65ML

ありがとう。

(レイズは2020年にニューモデルが出たので僕のは旧モデルです)

操作性も良くてファイトの溜めや感度も良いロッドだ。

僕が本流ではスプーン使いだからスプーンばかり投げさせられているのだ。。。

2000番のリールなのに、

• 小渓流から本流まで、
• どこでも使われている、
• ストラディックC2000HGS、

ありがとう。

メンテして良かったし、ベアリングは入れる価値があると思った。

長い距離を巻くと巻き心地の違いがさらに分かるのだ。

スプーン歴が昨年からの僕を、

• いつも助けてくれている、
• ライトニングウォブラー７g、

ありがとう。

↓この色が好きだけど売り切れ率が高い気がします。。。

人気がある色なのかな？

ティムコ(TIEMCO) スプーン ライトニングウォブラー 56mm 7g ハンマードシルバー/レッド #202 310801007202

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釣り上げたアマゴを触った手は魚の匂いがした。

それがなんだか嬉しくて、何度も嗅いでしまった。

時刻はまだ朝という時間だが、正直もう乾杯のビールが飲みたいと思っていた。

とは言いながらもその後、２匹目のドジョウ(アマゴ)はいないかを抜け目なく探っていた。

だけどやっぱりいなくて、良い引きのニゴイがかかった。

今年初のニゴイ(60㎝くらい？)だ。

なんだかニゴイにもありがとうと言いたい気分だった。

ニゴイとドラグの良さ

ニゴイ(60㎝級)とファイトをしていた時に感じた事がある。

なんかドラグが良くなってる！

メンテしたりベアリング入れたり失敗したり色々あったドラグだ。

(メンテはこちら、失敗はこちらを参照下さい)

言葉で説明するのは難しいのだが、

• メンテ前はドラグが出だすと、
• ｢シャー｣という感じで、
• 一気に滑るように出ていた。

それがメンテ後のリールでニゴイとファイトした感想は、

• なんというか、
• ドラグの粘りが効く。
• 魚の走りを止めるドラグ、
• 魚にドラグが負けていない。

そんな良い感じだった。

60㎝級のニゴイはすぐ近くのサイトで見える距離でかかった。

ニゴイだと分かっていたので、試しに走らせずに力勝負をしてみたのだ。

ドラグが出るとドラグを少しずつ締めた。

そして結局ニゴイを走らせずに、かかった場所からあまり動かさずにネットインまで持っていった。

ドラグの出方はメンテ前の一気に滑るような感じでは無く、溜めがある感じだった。

僕はふとこう思った。

• 昨年本流アマゴなどを、
• バラしまくった時があったのは、
• メンテ前の滑るように出ていたドラグも良くなかったのでは？

昨年で3年目(100釣行前後？)だった僕のストラディック。

すでにドラググリスなどが切れていた可能性がある。

だけどもう分からないし、今更どうこう考えても仕方がない。

僕は好きな映画の好きな台詞を口にした。

｢過去は振り返らないの。今が見えなくなるから｣

ディズニーピクサー、『Mr.インクレディブル』のエドナ・モードの素敵な言葉なのだ。

↓GWに家族で見るのにも良い映画です。

Mr.インクレディブル (吹替版)

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メンテしたドラグがどれだけバラし率を下げてくれるか。

それはドラグを鳴らしてくれる渓魚たちを何匹もかけて確認するしかないのだ。

だけどもし、僕と同じようにノーメンテで激しくリールを使い倒している人がいたら。

一度メンテナンスをするのをオススメするのだ。

あとタックルと渓魚を撮るのは場所を考えた方が良いと思った。

• 今回砂地にタックルを置いて、
• 写真を撮ったら、
• リールに砂が入って、
• 少しゴリ感が出てしまった。。。

それに水に漬けたからか少しの間ドラグも滑る感じがした。

(後で元に戻った)

お気に入りのタックルと渓魚を撮るのは凄く素敵な絵だしサイズ感も分かる。

だけど砂とか水は気を付けた方が良いと改めて思ったのだ。

結局この日は体力と集中力の限界もきて、

• お昼に釣行終了。
• 釣果はアマゴ1匹、ニゴイ1匹、
• ウォブラーを1個ロスト。

で幕を閉じた。

だけど繰り返すが、

可能性の尻尾を掴めたような釣行だったのだ！

今はまだ、

• ラピュタでパズーが、
• お父さんが撮った写真を眺めているような、
• そんな距離感かもしれない。

だけどまずはここからなのだ。

一枚の写真から天空の城ラピュタに辿り着いたパズーのように。

夢見ている大物渓魚をこの川で釣るために。

その第一歩がこの日の釣行なのだと、中二病の僕は物語るのである。

嬉しいこの日は、奮発して好きな白ビールを1本だけ買った。

(それ以外は発泡酒)

白ビール好きです。

釣行日のビールは美味しくて、ついつい飲み過ぎてしまった。

たくさん飲んで酔って乱れてしまった僕。

翌日の朝、嫁からビールの1日の本数制限を言い渡されてしまったのだ。。。

だけどそれはまた、別の話。。。

(王様のレストラン風に締めました)

(使用タックル)

ロッド：レイズRZ65ML

リール：シマノ　 16ストラディックCI4+ C2000HGS

ライン：デュエルアーマード F+ Pro　200ｍ0.8号ゴールデンイエロー

リーダー：モーリス　ストリームショックリーダー30m　8lb

ルアー：ライトニングウォブラー　7g

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