県内共通遊漁券って鑑札は、ファンタジーの世界の話なのか?

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解禁を目前にして渓流釣りの鑑札を買ってきた。

僕は鑑札を2ヶ所買っていて、2ヶ所で計1万円弱だ。

自分のホームリバーと、違う県のを買っている。

 

そしてツイッタ-上で数日前、すごく気になる鑑札を見つけたのだ。

appendという有名なハンドメイドミノーを作られている、モローさんのツイッターだった。

 

ちなみにツイッターの使い方はまったく理解出来ていない。

なので以前ブログにコメントも頂いたことがきっかけでフォローはさせて頂いているが、このつぶやきを拝見したのは偶然なのだ。

 

勝手に画像使用は出来ないので載せないが、

 

『県下共通遊漁承認証』(山梨県で、鮎等を除く)

 

という鑑札なのだ。

この鑑札を見たときに、僕は外国人のようなリアクションをした。

 

「What? ケンカキョウツウ?」 

 

県下共通の遊漁証というのがあるらしい。

 

それ、ドラゴンボールでシェンロンからもらうみたいなやつやん。

ドラえもんのポケットから出てくる系のやつやん。

ドラクエだと歩く度に経験値が貰える『幸せの靴』レベルやん。

 

喉から手が出るほど欲しいやつやわ。

それがあったら県内どこでも渓流ルアー出来るんやろ?

ついつい関西弁が出てしまうほど、ほんまに羨ましい。

 

僕の中ではファンタジーの世界のアイテムだ。

イメージ的には、

 

『県下共通遊漁証と賢者の石』(元ネタ、ハリーポッター)

 

というタイトルの映画が撮れそうなくらいの衝撃だった。

 

そこで僕は調べた。そんな魔法のような遊漁証について。

というのは、

 

「そんなものが県内にあれば、絶対買うで!」

 

と引き続き関西弁になるくらい欲しい。

 

Google先生の力を駆使して検索した。

 




 

 

結果、、、

 

「そんなファンタジーの世界は、僕の県にはあらへんで!」

 

どうやら東北などではあったりするが、全国的には少数のようだ。

東北熱いな。

そして『テストに出るくらい重要』なのだが、僕の住んでいる県にはないのだ。

 

ちなみに僕の家から車で30分~1時間以内で行ける範囲で、8漁協くらいあるのだ。

県内でいうと10漁協は確実にある。

ちなみに渓流ルアー禁止の漁協もある。

 

ちょっと漁協の区切りが細かすぎないか?

同じ町内で3つの漁協とそれぞれ別の鑑札って何?

市町村は合併しているのに、これは何らかの既得権益的な大人の事情じゃ無いのか?

 

いや別に『県内共通遊漁証』というハリーポッター的なアイテムを作ってくれれば文句言わないけど。。。

 

「県内共通遊漁証、作って欲しい!」

 

はっきり言って、1~2万とかなら即買いなのだ。

新潟は12,600円くらいだし、東北は大体10,000円から15,000円だったし、僕の調べでは1番高いのが山梨で21,000円だった。

なので2万円と仮定する。

 

僕の地域では渓流解禁は3月1日~8月末までの6ヶ月間である。

(8月末終了で秋ヤマメが存在しないことにも言いたいことはあるが、今回は置いておく)

 

なので2万円を6ヶ月で割ると3,333円。

1ヶ月約3,300円。

1日にすると缶コーヒー1缶レベルの約110円だ。

 

たったこれだけで、県内どこの川でも釣っていいのだ。

これまで車を運転しながら、「あそこ魚居そうだな~」とか思っていた場所で釣ることが出来るのだ。

 

まあ月に約3,300円。

月に1回管理釣り場に行ったと考えればいいのかな。

 

だって2万円でも、県内で1箇所は自分のホームで5,000円ほど毎年払うと考えたら、結果的には15,000円である。

それで増える思い出や出会いを考えただけでもう。。。

なんか鑑札の営業マンみたいになってしまった。

 

話は飛ぶのだが、僕の地域の漁協にはホームページすらないところも複数あるのだ。

事情はあると思うので(なければすぐ作って欲しい)申し訳ないが、この時代にそれはいかがなものかと思う。

 

謎組織で言うと『消防団』も謎である。

僕は外から移住してきた人間なので、消防団にも入った。

 

地域の青年団を兼ねているようだし、秋祭りで神輿を担いだり、夏祭りで焼きそばしたり焼き鳥したりかき氷したり。

僕には子供もいるし、地域の皆さん、ご近所さんのことも知る必要があると思って入った。

入ってしばらくして、思ったことがある。

 

『消防団』って必要か?

この飲み食いや旅行のお金はどこから出てるの?

 

という疑問である。

僕はタダ酒飲んで喜ぶ趣味はない。自分で飲みたいものは自分で買って、思い切り酔っ払えば良いのである。

ちなみに僕の住んでいるところは近くに消防署があるので、何かあれば数分で消防車が来る。

 

たしかに僻地で人が少ない地域なので、祭りの手伝いなどは非常に貴重な戦力だ。

しかし最近、上の世代の人がいなくなり、ポンプのエンジンのかけ方や接続の仕方すら分からない人も多数いる。

毎月の集合やその他、連絡無しで時間に遅れる人はいるわ、集まる人数はまばらだわ。夜警って酒飲んで食べてるだけじゃない?とか。

『消防団』として存在する必要は?と言われると。。。

 

しかしこれはあくまで『僕の所属している消防団』に限った話なので、消防団によっては活動内容や意識レベルやその他色々違いはあるとは思う。

また、近年実際に災害が起こった際の消防団の活動について、素晴らしい話や結果が幾つもあるのは知っているつもりだ。

 

釣りのブログだし、長くなるので止めるが『漁協』と『消防団』。

どちらも気になる。

 

僕の持論だが、

「1つの組織を理解するには、その組織のお金の流れを知るのが1番」

という考えがある。

 

『漁協』と『消防団』についてもお金の流れが知りたい。

補助金がどれだけどんな種類があって、何にお金を使っているのか。

 

何でも批判をするのは簡単だ。

だけどどんな活動も見ているだけと違って、実際に行うのは大変なのだ。

なのでまず、知りたいと思う。

 

安易に『漁協』や『消防団』に対して批判や文句ばかり言うつもりはないのだ。

皆さん、自分の本業(仕事)を持ちながら、漁協の活動や消防団の活動をしているのだし。

 

僕の地域などは天然の渓魚などはほぼいない。

なので『漁協』の方の活動のおかげで釣りが出来ているというのは確かなのだ。

 

まあ結局何が言いたいかというと、

 

「県内共通遊漁券作って下さい」

 

と言いたいだけなのだ。

 

最後に、県内共通遊漁券は県によって状況が違うようです。(色々と要確認です)

希望者全員が買える県や、数が限られていて誰かが手放さないと買えなかったり、前もっての予約が必要だったり。

皆様の県にあるかどうかわかりませんが、あれば宝くじなんかより夢が膨らみますよね。

 

僕の県には無いですが。。。(涙)

 

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コメント

  1. モロー より:

    共通年券本当にお得>^_^_<)

    1. しげる より:

      ブログ見て頂いていたんですね。
      ありがとうございます(^o^)
      山梨は冬の湖でも釣れるんですね。
      僕もあれば即購入なのですが、羨ましいです(>_<)

  2. シンジ より:

    こちらでは漁遊券というものがないので新鮮ですね、結構な額が掛かるんだなぁ

    1. しげる より:

      シンジさんは北海道にお住まいですね!
      僕は以前ブログコメントで、北海道にこちらで言う鑑札、遊漁券が基本的にはないと聞いて驚きました。
      鑑札代は必要経費というか、負担には思ってはないんです。(もちろん無しなら無しのほうがお財布に優しいですが)

      北海道といっても広いと思いますが、トラウト王国北海道! 熱いですね。
      釣りの環境として羨ましいです(><)

  3. sun より:

    岩手もあります。
    とても便利で、必須と言っても良いです。
    ただ、岩手は全ての漁協が加盟?しているわけでは無いので、持ってても出来ない河川もあります。
    加盟する、しないの理由も色々聞こえてきますが…本当はこういう問題も考えていかないといけないと思いながらも、目の前の魚の事ばかり考えてしまいます。

    1. しげる より:

      今日は仕事だったのでご返信遅れてすみません。
      岩手もファンタジーアイテムがあるんですね(^o^)
      確かにHPみたら『共通遊漁加入の漁業協同組合』とか注意書きがありました。
      米代川とかダメなんですね。
      1個人で考えて、行動を起こすのって中々難しいです。
      でも、まず考える、問題意識を持つことが大事かと最近思いました。
      (僕はなにも出来ていないのに偉そうにすみません)

      僕も目の前の魚だけで、共通遊漁券に興味を持ちました。

      単純に欲しいと思ったのですが、そこから色んな事情があるだろうことが推測出来ました。
      漁協だけではないですが、その業界の人なら当たり前に認識していることが、他の人から見たらおかしいことってあると思います。
      まずはそれに気付いて頭の片隅に入れておくだけでも。。。と思います。
      そんな思いも少しはあるし、今回の鑑札とは話は違いますが、行動を起こされている去年の丹沢大反省会(サクラマスプロジェクト)に参加したかったのもあります。
      僕も自分のホームリバーは自分の川だと思っているのですが何も出来ず。。。
      長文失礼致しました。

      1. sun より:

        それ、凄く思いました。
        丹沢…昔神奈川に住んでいた時期があったので親近感もあり、是非参加したいと思っていたのですが都合がつけられず。
        それと、考えるよりも行動するというのも大切だと感じましたね、難しいですね。
        それより何よりしげるさんと獣道ブログ、どちらも拝見してましたので、只々興味本位で参加したかったのもあります(笑
        不器用ルアーでの釣果報告、首を長くしてお待ちしております^_^

        1. しげる より:

          考えるのも大事だし難しいし、行動するのも大事だし難しいと思います。
          僕の場合は『案ずるより産むが易し』でした。(偉そうにすみません)

          神奈川に住まれていたことがあるんですね!
          そして僕のと獣道ブログ見て頂いてありがとうございます(^^)
          興味本位ってすごく大事だし、どこに出しても恥ずかしくない動機だと思っています(^_^)v
          釣果報告、僕も他の方が釣って下さるのをお待ちしておりますし、僕も釣ります(^o^)
          コメントありがとうございます。

  4. 新横浜の佐々木 より:

    2016年には「山梨年券」を買いました。
    ホームグラウンドの道志川はもとより
    仕事で山梨行ったときに、ちょっと時間作って川に降りて
    釣り歩きました。あれは本当にお得でした。

    1. しげる より:

      噂の(?)山梨年券買われたことあるんですね!さすがです!
      本当に羨ましい年券です。
      買われて使った印象もお得だったんですね。
      僕がのび太ならドラえもんに出して貰うんですけど。。。(^^;)

  5. かわし より:

    私のホームの長野県はないですね。
    何とか遊漁料をセーブするため、他のところで工夫してます。
    でも親バカですが、ホームのイワナと渓が一番綺麗だと思っているので、やっぱりメインはホームですね(笑)

    1. しげる より:

      長野は共通券無いんですね。お仲間です(^^;)
      工夫ですか! なにか秘訣があればまた教えて頂きたいです(^o^)
      ホームの魚が1番と思うのは、すごく気持ちわかります。
      僕も自分のホームは自分の川だというくらいに(勝手に)思っています。
      気持ち入っちゃいますよね(^^)

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