渓流ルアーのポイント探しとドラクエとの共通点!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
渓流ルアーポイント

 

渓流ルアーで新規河川の開拓をしてこう思った。

「ドラクエと同じじゃないか!?」

 

僕は中学生くらいまでかなりのゲーム好きだった。

なのでドラクエも好きで、Ⅵ(シックス)まではプレイしている。

 

1番好きなのはドラクエⅤだ。

  • モンスターが仲間になったり、
  • 結婚したり子供が出来たり。
  • すごく印象に残っている。

当然だが最初はビアンカと結婚して、次にフローラと結婚するセーブデータを作った思い出がある。

 

話を戻すとこの三連休の初日に、

ブログに書いていた新しく鑑札を買った川の新規開拓に行ってきたのだ。

 

その1日はこれから書くのだが、ドラクエなどのRPGゲームとの共通点を凄く感じたのだ。

 

新規開拓の1日

 

新規開拓と書いておきながら、この日の朝一番は先週と同じ場所に行った。

 

というのも、前回ブログに書いた尺イワナをバラした場所にもう一度行きたくて仕方が無かったのだ。

 

まず朝一番、前回尺イワナをバラした場所に到着。

ドキドキしながらの第一投目。

 

ルアーが着水、トゥイッチしながら引いてくる。

ルアーを追っているイワナの影が見えた!

 

しかしその影は僕が思っていた影ではなかった。

それは見た瞬間に分かった。

 

イワナはルアーを喰って、ドラグも鳴らしてくれた。

でも違うのだ。

 

ネットイン。

 

25㎝くらいのイワナだ。

こんな写真しかないのは、、、

 

渓流ルアーポイント

 

すぐに脱走されたからだ!

 

脱走しているところが撮れた!

渓流ルアーポイント

 

すぐに脱走されたのでちゃんと撮れてないが、

  • 色が黒くて、
  • サイズは約25㎝。
  • 冬を乗り越えた、
  • 良いイワナだ。

だけど、だけど、だけど君じゃないんだ。

 

先週僕がバラしたイワナは、君よりもう一回り以上大きなイワナだった。

  • 君も良いサイズで良い引きで、
  • 文句の付けようのないイワナだ。

だけど僕の目に焼き付いているのは尺越えイワナで、その子は姿を現わさなかった。

 

わかってはいた。

先週バラした尺イワナをもう一回釣りに行ったからって、簡単に釣れるほど甘くはない。

 

それはわかってはいた。

だけどもう一回、この場所にルアーを投げないと気が済まなかったのだ。

 

僕はしつこいのでバラした尺イワナはまた狙うとして、とりあえずの気が済んだ。

 

なので遠距離ドライブで新しく鑑札を買った川に向かった。

 

新規開拓!

 

新しく鑑札を買った川は、

  • 初めて釣る川なので、
  • どこが良いポイントか分からない。

一つの鑑札の範囲って狭いようで結構広いのだ。

 

車では一瞬で過ぎる距離も、釣り上がったらすごく時間がかかる。

それにどこに行ったら釣れるかの確かな情報も何もない。

 

まずはグーグルマップや地図であたりを付けていたポイントに向かった。

しかし魚影も反応も無い。。。

 

幾つかのポイントを移動して回った。

釣りをしている時間より車に乗っている時間の方がかなり長かった。

 

新しい川でまず一匹釣りたい自分に、

 

「初めての川だし、まだハイシーズンではない。今は色々調べる事が必要なのだ」

 

そう言い聞かせながら車を走らせた。

 

13時過ぎに、とある狙っていたポイントに到着した。

すると先客さん(60歳近い?)がいたのだ。

 

先客さんの車にはロッドが立てかけてあり、その車の横でお湯を沸かしてカップラーメンを食べられていた。

 

僕は人見知りだが、思いきって声をかけた。

 

僕:「この場所はもう釣られましたか?これからですか?」

 

その先客さんは釣りの前の腹ごしらえで、のんびりとカップラーメンを食べていたところだった。

 

会話をして下さったので、僕はこの川に来るのがこの日が初めてだと伝えた。

すると先客さんは色々な事を教えてくれた。

 

先客さんと話していると、先客さんと知り合いの漁協関係の方も来られた。

 

先客さんと漁協さんは、僕の色んな質問に丁寧に答えてくれた。

さらに、ルアーで釣りやすい場所なども教えて下さった。

 

色んなお話も聞けたし、この場所は先客さんの場所だ。

 

移動する事にして、ある理由から狙いを付けていた上流に向かった。

 

到着して少し釣ったのだが、、、

まったく魚の反応がなかった!

 

こんな場所でした。

渓流ルアーポイント

 

上流でまったく反応がなく、下流に戻ったのだが時刻はもう15時過ぎ。

嫁には17時までに帰ってこいという指令を受けている。。。

 

次を最後にしようと、気になっていた場所に到着した。

初めての場所なので勝手が分からないままに数投した。

 

しかし反応は無い。。。

 

僕の頭の中にはエヴァンゲリオン風の今日のタイトルが浮かんでいた。

 

渓流ルアーポイント

 

新規開拓だし、初日はまあこんなものか。。。

そう思いながら河原に停めていた車に向かって歩いていた。

 

すると僕の車の横に一台の車が停まった。

 

その車から降りてきたのは、、、

 

先ほどの先客さんだったのだ!

 

まさか一日で二度も同じ人に会うとは思わなかった。

 

先客さんは、

「あれから釣れた?」

と声をかけて下さった。

 

僕は、

「一匹も釣れませんでした!」

と正直に答えた。

 

先客さんは一匹も釣れていない僕を不憫に思ったのか、先ほどよりさらに具体的で深い情報を教えてくれた。

  • 僕が今居る場所は、
  • 5月くらいから熱い。
  • だからまだ早い。

そう言いながら、時期毎に熱い場所を教えて下さったのだ。

 

驚いたことに、先客さんと話をしていると先ほどの漁協さんも現われたのだ!

 

まさか一日で、始めて出会った二人の二人ともに再度出会う事になるとは思わなかった。

 

漁協さんも僕の釣果を気にしてくれて、さらに情報を下さった。

  • 放流魚の釣れる場所や、
  • 本流で釣れる場所や時期、
  • それに居ないと思っていた、
  • イワナのいる川まで!

その情報量にも驚いたが、それを僕に教えて下さった事にすごく驚いた。

 

僕は渓流釣りの場所とか情報ってすごく大事だと思っている。

僕は色んな理由もあり、自分が見つけたり知った情報を人に言いたくはない。

 

だけどこのお二人は、初対面の僕に色々と教えて下さったのだ!

 

漁協さんはこう言った。

 

漁協さん:「こんな辺鄙(へんぴ)な場所の鑑札を買ってくれたんだから、少しでも楽しんで帰って欲しい」

 

そう言って貰えて、僕はとても嬉しかった

この言葉を頂けただけで、この川の鑑札を買って良かったと思えた

 

漁協さんは続けて、

 

「自分ならここじゃなくて〇〇川の鑑札を買う」

 

と笑いながらおっしゃって、理由も説明して下さった。

 

その川は僕も行ってみたいと思っている川だった。

 

先客さんと漁協さんに色んな情報のお礼を言ってから、家に向かって車を走らせた。

 

この日は朝一にイワナを釣っていたが、新しい川ではボウズだった。

 

だけど先客さんと漁協の方のおかげで、すごく収穫のあった一日に思えた。

 

昨日までは、

  • 新しい川で、
  • いつどこで釣ったら、
  • 釣れるか分からなかった。

でも今日の先客さんと漁協の方のおかげで狙う時期やポイントが少しは分かった。

 

なんだか少しは新しい川の渓魚に近付けた気がしたのだ。

 

『情報』って大事だ。

それも地元の方の経験による貴重な情報。

 

しみじみとそう思った。

そして続けて思った。

 

この日の僕の状況はドラクエに似ている。

  • 新しい川の冒険が始まったばかりで、
  • まずは町の外に出る前に、
  • 町の人の話を聞いて情報収集!

 

ドラクエに限らずRPGゲームは、

  • 行く先々の町の人に話しかけて、
  • 情報を得た場所に行って、
  • 物語が進んでいく。

 

例えるなら今日の僕は、

 

冒険を始めたところで、町の人の話を聞いて回っているレベル1の勇者(?)だったのだ!

 

イメージはこんな感じ!

渓流ルアーポイント

 

この日に出会った、先客さんと漁協さん。

もし僕と立場が逆だったら、僕は色んな情報を教えてあげられただろうか?

 

僕は普段から人見知りであまり積極的に誰かと会話をするタイプではない。

 

さらに釣り場に居るときの僕は、

  • 他の釣り人と出会った時も、
  • 挨拶程度の必要最低限しか会話せず、
  • さっさと自分の釣りに向かうような、

愛想のない男である。

 

むしろ『寄らば切る!』というような殺気立った雰囲気を出しているかもしれない。

 

僕は別に、誰かと仲良くなりたくて釣りをしているわけではない。

だけど今日の先客さんと漁協さんの温かなご対応に、普段の自分の姿を反省したのだ。

 

そして先客さんと漁協さんに僕が出来る恩返しは、

  • 頂いた情報を元に釣って、
  • 今度お会いした時に、
  • 「お聞きした場所で釣れました!」

と言う事だ。

 

そしてあと一つだけ恩返しの方法がある。

  • いつか僕の川に初めて来た、
  • まだ釣れていない釣り人さんと出会ったら。

その時には、今日出会ったお二人のように温かく教えてあげたいと思う。

 

新しい川に釣りに来た一日目で色んな事があった。

新しい川に行くということは、新しい出会いや発見があるのだ。

 

そしてひょんな事から三連休の二日目も釣りに行ける事になった僕。

教えてもらった情報を元に渓魚は釣れるのか?

 

第二話、

『新しい川の中心でイワナを狙ったけもの』

をご期待下さい!

 

そして気になるので最後に一つだけ書きます。

 

渓流釣りの場所などは非常に大事な情報であり、人に伝えた事によってその川の渓魚が居なくなってしまう事すらありえます。

 

僕自身、人に教えて良い場所と教えてはいけない場所、教えて良い人と教えてはいけない人は厳しく判断するようにしています。

 

今回のブログは人に情報を教える事を肯定する意味ではなく、また人に釣れる場所を聞いて回る事を肯定する訳でもありません。

誤解のないように書かせて頂きました。

 

「次回新しい川で渓魚が釣れるのか!?」とブログ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 釣りブログ 本流・渓流ルアーフィッシングへ
にほんブログ村

 


SNSでもご購読できます。

コメント

  1. あざらし より:

    しげるさん解禁してから休日のほとんどを釣りに捧げてますね(^^)禁漁の間に相当良い子ポイント貯めたのかな(笑)狙っていたイワナに会うことが出来なくて悔しいと思いますがまた今度会えるよう頑張ってください!出会った方々が良い人でよかったですね(^-^)画像の新しい川良さげで、これから良い季節を迎えますし情報もあるので次はきっと釣れますよ!僕がしげるさんのホームリバー行ったときは色々教えてくださいよ(笑)

    1. しげる より:

      あざらしさん
      僕は土日が休みなので、解禁してから土曜か日曜のどちらか、つまり休日の半分を釣りに捧げています(^o^)
      土日どちらも行きたい時もあるのですが、嫁と子供がいるので休日の半分でもありがたいです(^^)

      この3連休は2日間行かせてくれたので、次回が2日目のブログになります(^^)

      初めての川なので、初日ボウズは悔しいですが仕方ないと思う事にします(^^;)
      この川の本命は別の魚なのですが、イワナもいると聞いて嬉しかったです(^^)

      初日に良い人に出会えて、また色々と教えて頂けてありがたかったです。
      もしあざらしさんが僕の川に来られることがあれば、不器用接待釣行させて頂きます(^o^)

  2. ヤング より:

    おつかれさまでした♨️

    釣り場で、攻略本を見つけてしまった感じですね(笑)

    平日がメインなので釣り場で釣り人と出会すことがほとんどないので、出会うと必ず話し掛けます!

    新しいミノーが完成したら、自分も新規の河川開拓に行って来ます。

    楽しみましょう♪

    1. しげる より:

      ヤングさん
      初日に色んな情報を頂けるとは思ってもいませんでした(^^)
      ほんと、攻略本的な感じですね(^o^)

      自分で色々と考えて試して、失敗しながら発見していくのが釣りの楽しみの一つではあると思いますが、ふいに頂けた貴重な情報、大事にしたいと思います(^^)

      釣り人に出会うと必ず話しかけられるんですね!
      その積極性、見習いたいです(>_<) ヤングさんも新規河川の開拓に行かれるんですね! お互い新しい川も知っている川も、どちらも楽しみましょう(^o^)

  3. 花屋のいちろー より:

    釣り場ポイントの件は結構デリケートな話しですょね(汗)

    僕なんかは釣り場であった人に話し掛けられれば情報交換したりしますが、中にはわざわざ嘘の情報とか言ってくる輩もいますょね…(._.)。教えたくない、知られたくないって気持ちもわからなくはないけど……そこまでするか!!。嘘の情報ながさなくてもと思わずにはいられません。( ´-ω-)
    そぉいうのを聞くと極力人には会いたくないなぁっと思ってしまいますね(._.)。

    しげるさんが出会った人達の様に気持ちのよい人ならいぃんだけどなぁ(*´ω`*)

    1. しげる より:

      花屋のいちろーさん
      渓流釣りの場所ってデリケートですよね。
      嘘の情報を言うような方もいらっしゃるんですね(>_<) 僕は普段、人と会わないし、まれに会っても人見知りで愛想がないので挨拶程度で情報交換などはあまりした事がないです(^^;) 今回出会った方々は、たぶん釣りが上手な方々で、さらに僕にこの川を楽しんで欲しいと色々と教えてくれました。 釣り場の事はデリケートなので、僕からは釣り場の事は質問してないのに教えてくれました(*^_^*) 激戦区の関東付近だと色んな方もいらっしゃるんですね。。。 僕は今回はいつもの愛想がない自分を反省しました(^^;)

しげる へ返信する コメントをキャンセル