
数年前から、渓流ルアーで釣った渓魚はほぼリリースしている。
だけどリリースした後の渓魚がどうなっているのかは知らなかった。
今回初めて、キャッチ&リリースの効果をリアルに感じる事が出来たのだ。
釣れたアマゴは!?
とある増水の日の事だった。
先日ブログにも書いた場所に、2週間振りに釣りに行ったのだ。
(参考ブログ:尺アマゴが釣れた!その川で西日本豪雨の影響を考えた)
数日前に雨が降って、かなり増水していた。
普段なら魚が居るはずのポイントは増水で流れが強すぎる。
僕の腕では太刀打ち出来なかった。
やっぱ増水苦手だなぁ。。。などと考えながら、流れの強い場所から流れが落ち着くカタあたり移動した。
そしてあまり期待せずにルアーを投げた。
すると「ブルンッ」と手応えが!
良い感じの手応えで釣れたのは、29㎝の泣き尺アマゴだった。
アップの写真!
写真を見て気付いた方もいらっしゃるかもしれない。
このアマゴの体には傷が付いていて、鱗が剥げている部分もあるのだ。
鳥にやられたのかな?
そして視線をアマゴの傷跡からヒレに移した。
ヒレを見たところ放流魚のようだった。
そのヒレを見た瞬間に思い出した!
このアマゴ、
2週間前に釣ったアマゴだ!
マジか!?
同じアマゴが釣れた!?
サイズもほぼ同じだし、決定打はヒレの形なのだ!
2週間前に釣ったアマゴの写真!
その時に体の傷はなかった。
2週間前のアマゴ!
2週間前のヒレ!
もう一度、今回釣ったアマゴのヒレ!
絶対同じアマゴだ!
同じアマゴを2回釣ったのは初めてだ。。。
まあこんな特徴的なヒレがない限りは、釣っていても気付いてないだけかもしれない。
僕はネットの中で大人しくしているアマゴを眺めて、なんだか嬉しくなった。
このアマゴは、
- リリースしてから2週間、
- 増水や鳥や釣り人と闘いながら、
- 生きてくれていたのだ。
体の傷や剥げた鱗が、自然界で生き延びる事の厳しさを語っている。
キャッチ&リリースをした後のアマゴに出会えたのも、これが初めてだ。
リリース後に全てのアマゴが生き延びている訳ではないとは思う。
だけど確かな事実として、2週間前にリリースしたアマゴが生きてくれていた。
キャッチ&リリースの効果を初めて実感した。
僕がこれまでにリリースしてきたのは、無駄ではなかったのだ。
もう一つ驚いた事は、増水後にほぼ同じエリアにアマゴが居たことだ。
2週間前にこのアマゴを釣ってから、雨が降ったりして濁流(だくりゅう)というレベルの増水になっていた。
こんなに増水したのは久しぶりというレベルの増水だった。
それほど増水したのに、このアマゴは流されずにほぼ同じエリアに居たのだ。
付き場は少し変わっていて、2週間前の水が少ない時は流れのある瀬で釣れた。
増水していた今回は、その瀬から数十メートル下の流れが緩むカタにいた。
数十メートルなんてタックルにもよるが、フルキャスト2~3回分だ。
あれだけの増水に流されず、ほぼ同じエリアにいた事にも驚いた。
結局この日は増水に苦戦して、釣れたのはこの1匹だけだった。
だけどすごく満足だった。
自分がリリースしたアマゴにまた出会える。
これは嬉しい出来事なのだ。
今回釣れたアマゴの2度目のリリースの際に、
「次は尺アマゴになってから釣られてね♡」
そうアマゴに言い聞かせながらリリースした。
いつかまたあのアマゴに会えるかも。
そう思えるだけで、この川に釣りに来るのが今までよりもさらに楽しくなった僕なのであった。
(使用タックル)
ロッド:TXS-762ML
リール:シマノ 16ストラディックCI4+ C2000HGS
ライン:デュエルアーマード F+ Pro 200m0.8号ゴールデンイエロー
リーダー:モーリス ストリームショックリーダー30m 8lb
ルアー:ライトニングウォブラー 7g
「同じ渓魚を釣った事がある人もない人も!」ブログ応援クリックお願いします(^O^)/↓
にほんブログ村
同じアマゴにまた出会えるって嬉しいですね(^-^)3回目のときにはきっと尺アマゴになってますね!私も今日の朝行ってきてこの前釣ったニジマスと再会してきました(笑)本州かなり雨降って増水してると思いますが転倒等には気を付けてくださいね(^-^)/
あざらしさん
同じアマゴに出会えて嬉しかったです(*^_^*)
29㎝なのであとちょっと、3回目は尺アマゴに期待です(^^)
あざらしさんも同じニジマスと再会されたんですね!
奇遇ですね(^o^)
僕はあまり細かなところに気が付かないので、今回はヒレが特徴的で写真を撮っていたので思い出しました。
これまでも同じアマゴ釣っている可能性はありますね(^^)
ご心配ありがとうございます!
今週さらにまとまった雨が降りそうです。
アマゴだけに、雨後(アメゴ)に期待です(^_^)v
同じ魚とまた再会するなんてあるんですねぇ!?。
仰る通り、気が付いてないだけで同じ魚と再会してるのかもしれませんが、普通はわからないですもんね(^^;
リリース後もちゃんと生き抜いてくれてるのをこぉやって実感すると今まで以上に優しいリリースを心掛けないと!!って思いますね(^^)d
花屋のいちろーさん
僕もビックリしました!
ヒレが特徴的だったし、たまたま写真も撮っていたので「これは間違いなく同じ魚だ!」と思えました(^^)
そうじゃなかったら僕はにぶいし細かい違いに気付きにくいので、わかってなかったと思います(^^;)
でも気付く方はちゃんと気付くみたいで、同じブラウンや同じニジマスを釣られている話を読んだ事があります!
そうなんです!リリース後に生き抜いてくれていたので、出来るだけ魚に優しくリリースしたいという思いが強くなりました(*^_^*)