最近はジョイントミノー製作にハマっている。
渓流用のジョイントミノー製作は良い感じの一方で、本流用は1回目の試作を失敗していた。
以前ブログにも書いたが、4個作ったが全滅だった。
↓全部ボツになった試作ミノー
リベンジのつもりで2回目の本流用ジョイントミノー製作を開始したのだ。
本流用試作2回目
1回目からの変更点は、
- 鉛(なまり)ではなく、
- タングステンを使う。
- 重量も前回よりも軽い重量や、
- フローティングも作る事にした。
ミノーの形は前回とほぼ変わらない。
ほんの少しスリムにしたくらいだ。
バルサを削って、ミノーの本体を作る。
↓プロトなのでウエイト量や位置は全て変える。
一気に飛ぶが、ドブ漬けを進めてアルミ貼りも終わった。
本流用でもあるので、鮎カラーも塗る事にした。
しかし僕は鮎カラーを塗り慣れていない。
理由は視認性が良くないからだ。
(塗装下手なのでリアル塗装が苦手でもある)
年に1回程度しか塗らないのでいつも前回を思い出しながら塗装している。
決まった塗装の工程がないので、鮎カラーの塗り方(手順)は毎回違う気がする。。。
本当はきちんとした工程を決めたいが、いつも手探りなのだ。
僕と嫁はYouTubeを見る習慣がないのだが、今度参考に鮎カラーの塗り方を検索してみようかなと思った。
(うちの子供(小学生)はずっとYouTube見てます。世代かな)
とにかく塗装を進める。
鮎カラーの命と言えば、白いくちびると追い星だと思う。
(あくまで個人的かつ不器用的意見です)
しかしそのくちびるがきれいに出来ていない。
足りない頭と拙い(つたない)経験を振り絞る。
無理矢理マスキングしてくちびるの形を整える事にした。
そして塗装!
ちゃんと綺麗とは言いにくいが、まずまずくちびるらしくなった事にほっとした。
本流用でも渓流用でも僕が不器用な事は変わらない。
変わらないのだけど、特に本流用は顔のバランスとか作り慣れていない感じが出てしまう。。。
顔の作り込みとかアイ(目)とか全体のバランス。
まだまだ改善の余地があると思った。
そんな事を思いながらアイ(目玉)付けも完了!
鮎カラーの2個は顔や目の配置を自分の中で決め切れてないのがわかる。
これからの課題なのだ。
↓顔がそれぞれ違います。。。
ヤマメ(アマゴ)カラー。
このカラーは少しずつ慣れてきた。
視認性最強の脹雀(フクラスズメ)カラー。
不器用ルアーの定番カラーだ。
↓僕のエアブラシ。(自分的には奮発して買いました)
プロトなので仮だが、リップ付けまで完了!
お風呂スイムテストを経て、近くの川にスイムテストに行った。
試作2回目の動きは!?
前回の本流用試作1回目の動きはまったくダメだった。
今回の2回目はちゃんと動くのか?
実は少し緊張していた。
ドキドキしながらスイムテストをした結果、、、
良い感じの動きだったのだ!
もちろんまだプロトの2回目で、完璧などと言うつもりはない。
だけどちゃんと動かなかった1回目を経て、
これは勝負になる!
魚も釣れる!
と思える動きだった。
1回目より軽く作った結果、
- フローティングと、
- どちらとも言いにくい感じと、
- スローシンキングなのだ。
↓フックとリング無しのルアー本体のみの重量。
今回のロットでは1番重い脹雀(フクラスズメ)カラーの6.4gも、スローシンキングで思ったより沈まなかった。
潜るタイプも欲しいのでリップを交換する。
強制的に潜らせる事にしたのだ。
(ディ-プダイバー化)
ディ-プダイバーにしてはリップ短いかも。
ディ-プダイバーは2回ほどリップの位置などを調整したら使える動きになった。
ラパラのリップ!
1番軽い5.0gのフローティング鮎カラー。
何度かお風呂や川でスイムテストした。
浮き姿勢はこんな感じ。
もう少し浮力があっても良かったかも。
動きは良い感じではあるが、まだ改良出来るはずだ。
そんな事を考えながら、僕が持っている唯一のラパラを眺めていた。
なんかラパラのリップ、凹んでる?
↓頂き物の古いラパラです。
うん。横から見ても凹んでる。
平面ではない。
なぜリップが凹んでいるのだろうか?
あのラパラが意味のない事をする訳がない。
リップの凹みには意味があるのでは?
そう思った僕はもうルーターを握っていた。
↓僕の愛用ルーターです。
そしてリップを削り始めた。
本流用なので渓流用よりは厚いリップを使ってはいる。
だけど不器用でスイッチが弱か強かしかない僕。
そんな僕がリップに凹みを付けようと彫ると、、、
穴が空くくらい彫ってしまうのだ!
穴が空いてしまったのでリップ交換をしようかと思ったが、一つ思い付いた。
穴の空いたリップの裏にマスキングテープを貼って、それからエポキシ接着剤で補強したら何とかなるのでは?
エポキシ接着剤で裏表を補強。
接着剤が固まってから、リップを彫ったフローティングジョイント(鮎カラー)を泳がせてみた。
その結果、、、
う~ん。。。微妙!
少しは動きが変わった気もする。
するのだが、劇的に変わった訳ではない。
微妙な差はあると思う。
もっと厚いリップで顕著に凹みを付けないと違いはわからないのかもしれない。
ここからは実際に本流の分厚い流れを泳がせて試してみよう。
シーズンに入ってからのお楽しみなのだ。
本流用試作2回目が完成した結果、次に作りたいものが出来た。
- フローティングのディ-プダイバー。
- もっと重くて沈むシンキング。
- 顔や目も、もっと綺麗にしたい。
作れば作るほど、「次にこんなのはどうだろうか?」と思ってしまう。
僕のジョイントミノーを巡る冒険は続くのであった。。。
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フローティングラパラのリップは通常の物ではなく水面用の潜らないL字タイプもありますよ。
以前普通のリップタイプだと思って購入したら違ってショックでしたがブラックバスには好反応でした。
ラパラのリップは深いです。
L字タイプ参考にしたければもう使ってないので送りますよ!
ラオウのご主人様さん
潜らないL字タイプ!
ラパラは頂き物を1個しか持っておらず、自分で買ったことはまだないのですが興味を持っています(>_<) 大変申し訳ないのですがお言葉に甘えて頂いてもよろしいでしょうか。。。 個別ご連絡発動します!
ジョイントミノーって、友ルアーのよい囮鮎になりそうな気がする…
まだワンシーズンしか、キャスティング鮎やってないのでわからないですが。
全然トラウトや渓流と無関係で申し訳ないです。
9センチくらいのフローティングできたら欲しいです。
こっそり売って!
3110tkjさん
友ルアーされてましたね(^o^)
僕も鮎の友釣りルアーは少し興味があります!
9㎝くらいのフローティング!
7㎝ジョイントに数ヶ月かかっているのにさらに新しいバージョン!
まだまだ作りたいものが沢山あって嬉しい悲鳴です(^^)
しげるさん、
渓流試作第二弾ミノーの顔つき、上二個のマス系、下二個のアユ系、不揃いではありますが共に頭の特徴が出ていて良いと思います。 塗装に頼らずともシルエットでサカナの種が分かります。
スーパーリアルではないリアルさ、これはもう個性ですよ! その何かは上手く言えませんがその作風は大切にして下さい。何かそう、勝手ながら思います。
ビビッ!感じるbyアムロレイ(YouTube世代には分かるまい古い表現w)
きんくまさん
嬉しいお言葉ありがとうございます(*^_^*)
リアルにしようと思っても中々リアルにならない醸し出る不器用さ。
それをすごくいい風に表現頂いてありがとうございます(^o^)
このオフシーズンはこれまでで1番集中してルアー作りをしています。
ジョイントミノー編はあと2回ほどですが、まだまだ変化する不器用ルアーをご覧頂ければ嬉しいです。
(ジョイントミノー編は)「まだだ!まだ終わらんよ!」
byクワトロ・バジーナ(またの名をシャア・アズナブル)
「そう思った僕はもうルーターを握っていた。」これ見たとき絶対穴あけちゃうと思ったらやっぱりで笑っちゃいました(^-^)この前昔の不器用ルアー作成ブログみたんですけど、めちゃくちゃレベルアップしてますよね!今ならかつて戦ってやられたイトウクラフトのルアーとも良い勝負できそう(笑)
あざらしさん
「ルーターを握っていた」で穴あけフラグ立ってましたか(^^)
ご期待通りの行動が出来て嬉しいです(^o^)
僕のブログは笑って頂けるのが一番嬉しいので(*^_^*)
昔の不器用ルアー、僕も最近見たんですが確かにギャップがあります。
元のレベルが超低いところからのスタートなので、少し綺麗になればすごく綺麗になったように見える不器用マジックはありますが(^o^)
いえいえ、イトウクラフトさんとなんておこがましくてとんでもないです(>_<) ただ、不器用ルアーはまだ変わりますよ(^^) 今期の禁漁期間のルアー作りブログはあと2~3回ほどの予定ですが、最後まで楽しんで頂ければ嬉しいです(^o^)
慣れないとは言え、鮎カラーも着実に上手くなってますよお(^^)d。
やっぱ、本流と言ったら鮎カラーは外せないですよねぇ。僕は何処でも鮎カラーですけど(笑)
リップの凹みまで再現しようと試みるとは!?。リップ加工が下手な僕としては尊敬します!!
花屋のいちろーさん
鮎カラー、ありがとうございます(#^^#)
いちろーさん、鮎カラーお好きですもんね(^^)
本流と言えば鮎カラー説は、視認性が良くないのであまり鮎カラーを使わない僕ですら塗ってしまうほどの説得力のある説です(^O^)
本流と言えば鮎ですよね(*^^)v
リップの凹み、なにか秘密がありそうで気になっていたんです!
結果は穴をあけてしまいましたが、、、
リップ加工、難しいのわかります(>_<)