イワナとヤマメの適水温の違い?と渓が違うと渓魚の個性がある

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イワナヤマメ適水温

 

前回ブログではKDWオフセットクラッチや渓流ベイトキャストについて長く書きすぎた。

 

その結果、今シーズン4回目の釣行ブログが書けなかったので今回書きます。

 

前回も書いたように、

釣り欲というか心が満ち足りていた。

 

なので今年初めての場所を幾つか回る偵察釣行をする事にしたのだ。

(のんびり釣行でもあります)

 

例年に比べて雪が多い今年の4月頭。

 

その現状確認の釣行なのだ。

 

赤いイワナの渓流!

 

今シーズン4回目の釣行日。

 

まず向かったのは、会いたいイワナがいる渓流なのだ。

 

その釣り場に到着して驚いた。

 

3月始めに僕の背丈の倍近く積もっていた雪が綺麗に消えていたのだ!

 

今年は雪が多かったので、3月始めのこの場所はすごく積もっていた。

(なので3月初めの釣行は諦めた)

 

あの雪の量ならまだ残っているかも?と思っていた。

 

だけど日当たりが良い場所だからか、雪はきれいさっぱり無くなっていたのだ。

 

雪が無くなって車が通れるようになると、釣り人が入りやすくなる。

 

しばらくすると渓魚が急激に減ったりスレたりする。

 

なのでもう少し前に来るべきだったかな?と思った。

 

だけど今年は今の所、週1日の釣行だ。

 

例年にない雪も積もった年だし、

  • イレギュラーな年の色んな場所の色んな状況。
  • その全てを週1日釣行で把握するのは無理なのだ。。。

(土日両方釣行すると情報量が増えるが良い子ポイントが減る)

 

とにかく入渓して釣り上がる。

 

釣り始めてすぐに20㎝半ばのイワナが釣れてくれた!

 

オレンジのお腹でヒレの赤色が濃い。

会いたかったイワナだ!

(注:赤クチビルイワナとは違う渓です)

 

イワナヤマメ適水温

 

尾ビレなども赤く色付いている!

 

イワナヤマメ適水温

 

胸ビレも赤い!

 

イワナヤマメ適水温

 

会いたかった色合いのイワナに会えて嬉しい。

 

だけど釣り上がると最初の場所だけが竿抜けだった事がわかった。

 

釣り人が入っているのが足跡や渓魚の反応からわかったのだ。

 

だってルアーのトゥイッチを見るとイワナが逃げるのだ!

 

この反応はかなり叩かれてプレッシャーが溜まっている気がする。。。

 

僕にはプレッシャーの溜まっている場所で釣る腕はないので場所を移動した。

 

それに今年まだ釣っていないヤマメが釣りたい気持ちもあった。

 

移動先は実績もある場所だ。

 

しかし入渓してすぐに足跡発見。。。

 

反応が無いなかで大場所の深さがある場所。

  • 縁(えにし)をダウンで沈めて、
  • ゆっくりと誘っていたらガツン!
  • ヤマメアマゴ特有のローリング!
  • バレるなバレるなとドキドキしながら何とかキャッチ!

久し振りのヤマメアマゴのローリングが嬉しかった。

 

だけどこのローリングの動きでよくバラしてしまうのも思い出した。。。

 

先行者は底を攻められてなかったのか、何とか良い色合いのヤマメが1匹釣れた!

(20㎝ちょい。越年魚かな)

 

イワナヤマメ適水温

 

不器用ルアー 縁(えにし)は、

  • ダウンで流れを受けても、
  • 無理に引かなければ飛び出しにくい。

そこは意識して作っているつもりなのだ。

 

↓この日もタックルはこの組み合わせ

KDWオフセットクラッチ

 

足跡の先行者は大場所の底以外は攻めていたようで反応が無くなった。

 

時刻も昼過ぎなので帰ろうかとも思った。

 

だけどまだ体力が余っているので移動して釣行する事にした。

  • もったいないので体力があるうちは帰らない、くたくたにならないと帰らない。
  • というのは渓流釣り師あるあるじゃないですか?

もしかして僕だけですか?

 

イワナとヤマメの適水温

 

移動したのは去年見つけた小渓流だ。

 

隔離水域のような良い感じのパーマークのヤマメが釣れる場所なのだ。

 

入渓してしばらく釣り上がる。

 

サイズは小さいが綺麗なイワナが釣れた。

 

イワナヤマメ適水温

 

赤いイワナの渓流からそんなに離れていないのにこの渓流のイワナは赤くない。

 

渓流が違えば違う個性の渓魚に会えるのが嬉しい。

 

釣り上がると続いても小さなイワナが釣れた。

(虫食い模様が印象的!)

 

イワナヤマメ適水温

 

そしてこの日1番の手応えも!

 

ドラグを鳴らしたのは29㎝の泣き尺イワナだ!

(もしや尺?と測ったら29㎝!)

 

イワナヤマメ適水温

 

だけど僕にはこの渓流でのここまでの釣果に違和感があった。

 

ヤマメはどこに行ったのだろうか?

 

去年の秋に見つけたこの渓流は、

  • 隔離水域のような良い感じのパーマークのヤマメが釣れる場所だった。
  • 去年の秋はほぼヤマメでイワナは1匹しか釣れてなかった。
  • それがこの日はイワナばかり釣れる。

ヤマメとイワナがいたらヤマメの方が優勢のはずなのに。

 

もしかして、水温の関係でこの日はイワナが優勢だったのかも!?

 

この日の日中の気温は20度近くまで上がっていたが、

  • 午後15時で水温は約6度。
  • この水温で動きやすいのは、
  • ヤマメよりイワナなのかも。

だからイワナばかり釣れているのかもしれない。

 

↓6度はそんなに低い水温ではない。

イワナヤマメ適水温

 

昨年初めてこの場所に来たのは秋口だったので水温も今より高かった。

 

昨年釣行した時の季節と水温の結果、ヤマメが多く釣れたのかも?

 

イワナヤマメの混生渓流では、

  • 同じ場所でも季節や水温で、
  • イワナとヤマメのどちらが釣れるか(優勢か)違うのかも。

冷水に強いのはイワナの方というイメージは僕も持っている。

(僕の釣り方狙い方も影響しているとは思う)

 

だけどイワナもヤマメアマゴも水温3度で爆釣した事もあるしな。。。

(水温以外にプレッシャーや活性の問題も大きい)

 

そんな事を考えながら釣り上がる。

 

最後に1匹だけ小さなヤマメが顔を見せてくれてこの日は終了となった。

 

イワナヤマメ適水温

 

僕は思った。

 

季節や水温で釣れやすい(優勢な)渓魚が変わるかもしれないなら、

 

季節がもう少し進んだら、この渓流に検証に来る必要があるのだ!

 

検証だとか適水温とか大袈裟な事を言っているが、要はこの場所でまた釣りをしたいだけである。

 

釣り人が釣りに行く理由は、

  • 酒飲みが酒を飲む理由くらい、
  • 何でも良いのである。

(僕は理由がなくても毎日飲んでます)

 

結局この日は、

  • イワナの渓やヤマメの渓を、
  • 4ヶ所ほどはしごした。
  • 飲み屋のはしごも楽しいが、
  • 渓流のはしごも楽しい。

どちらも帰宅時間が遅くなったり連絡をしないと嫁に怒られるのは同じである。

 

飲み屋のはしごはもう7年以上はしてないな。。。

 

実は今年初めて行ってみたいと思って目星を付けている小渓流も4ヶ所ほどあるのだ。

 

渓魚が居るか居ないかもわからないが、もう少し雪解けが進んだら行ってみよう。

 

色んな場所の色んな渓魚、

  • 季節や天候や水量によって、日によっても活性や状況が違う。
  • 季節の進みは早くて、1~2週間でも違いを感じる。

そんな渓流や渓魚を出来るだけ感じたい。

 

いや本当に、

 

僕の体が一つなのがもどかしい!

 

でもパーマンのコピーロボットのようにもう一つ体があったとしたら。

 

どちらが釣りに行ってどちらが仕事に行くかで毎回揉めそうだ。

 

そんな妄想をしながら季節が巡っているのを感じた僕なのであった。。。

 

(使用タックル)

ロッド:FSX-B382UL

リール:17カルカッタコンクエストBFS(左)

ライン:アーマードF+PRO 0.6号

リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号

ルアー:不器用ルアー縁(えにし)

 

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コメント

  1. ぬこ より:

    虫食い紋様の岩魚、それひょっとして「ゴギ」じゃないですか?

    http://www.naigyoren.or.jp/law1.html

    ゴギなら絶滅危惧種ですよ、その子w

  2. ぬこ より:

    中途半端な微妙なニュアンスになったので連投加筆失礼します

    ゴギなら超のつくレアキャラ。
    DQで言うと「メタルキング」。
    SSS級です。
    日本の岩魚全5種コンプを目指す自分の中では一番難しく、心の底から羨ましい釣果です。
    嗚呼羨ましい(T ^ T)

    1. しげる より:

      加筆頂きありがとうございます(^^)

      「ゴギ」、一度は釣ってみたいと思いますよね!(^^)!

      今回のイワナは近い感じはありますが「ゴギ」かどうかは僕にはわかりません(>_<) ゴギの可能性は無い訳ではないですが生息地かというと微妙かなと。。。 ゴギは関東からだとかなり遠いですし、レアキャラメタルキングSSS級の憧れ、わかります! ゴギを狙って探しての釣行も一度はやってみたいです(*^_^*)

  3. ラオウのご主人様 より:

    赤いイワナの原因はその水系で鉄分の多い温泉とか湧水なんかありそうな気がします。
    鉄鉱石が沢のまわりに眠っていたりするかもしれませんね!

    1. しげる より:

      水が原因!ありそうですね!

      イワナの地域によっての個性って楽しいですよね(*^_^*)

      渓流釣りの楽しみの一つです!(^^)!

  4. あざらし より:

    あんなにたくさん積もってた雪ほとんど溶けたんですね!こちらもかなり溶けており、まもなく自宅近くの渓流に通えそうな感じになってきました(*^^*)今までランディングネット持ってなくて釣った魚は水中でプライヤーを使いリリースしてたのですが、ランディングネットを導入しました!これで縁と魚の2ショットが撮れます(笑)ぬこさんが言うように虫食い模様のイワナは小ぶりで頭まで斑点あるのでゴギっぽい!縁の快進撃まだまだ続きそうですね(^^)

    1. しげる より:

      雪は場所によってはすごい勢いで溶けています!

      週一釣行だと色んな場所の色んな変化が把握出来ないくらい季節が色々と進んでいます(^^;)

      あざらしさんのところもかなり溶けてきたんですね(^^)

      ランディングネット導入は縁(えにし)と渓魚との2ショットのためとは!(^^)!

      嬉しいです。ありがとうございます(*^_^*)

      特徴がゴギのように見えますよね!
      またこの渓に行った時にはよく観察して写真も多めに撮ろうと思います(^^)

      縁(えにし)を誰よりも気に入っているのは(親馬鹿の)僕かもしれません(*^_^*)

  5. くんじー より:

    しげるさんお疲れさまです!
    「もったいないので体力があるうちは帰らない、くたくたにならないと帰らない」
    渓流釣り師あるあるですね!
    僕も先週土曜日は日の出から日没近くまで、6カ所はしごしました。(3県に跨り4つの違う漁協の川を回り!)
    本当は午前中1カ所、午後1カ所じっくり釣行するつもりだったのですが、4月1日に解禁になったばかりの地元の川はどこも釣り人が多く、なるべく人が入ってなさそうな小さい支流を探してのはしごでした。こんな時は自分の釣り場マップを去年新規開拓して広げていたのが役に立ちます(^_^)v
    それと今の時期は草木が茂ってなくて道路から川の様子が見えるし入渓場所を探しやすいのもいいですね!
    イワナ7匹ヤマメ3匹の釣果でした(「縁」もワンポイント的に使って2匹のイワナをかけてくれました!大物狙いで投入したんですが出てきたのはお友だちサイズでしたけど(*^_^*)
    渓流のはしご、ホント楽しいですねー!

    1. しげる より:

      体力があるうちは帰らないあるある、共感頂けて嬉しいです(*^_^*)

      日の出から日没近くまで3県に跨がって6ヶ所はしごですか!

      ま、参りました(>_<) そうなんです!今の時期は新規開拓にはもってこいの時期なんです(^^) 僕もそろそろ目を付けていた場所の新規開拓に行ってみようと思っています(^o^) イワナ7匹ヤマメ3匹って良い釣果ですね(^^) 縁(えにし)、使って頂いてありがとうございます(^^) 渓流のはしご、楽しいですよね!(^^)!

  6. 魚太郎 より:

    ご無沙汰しております(^ ^)
    久々にコメント失礼します。

    いい魚釣られてますね!
    羨ましい限りです…

    自分が年何回か向かう源流でも、やたらお腹、ヒレ回りが鮮やかなオレンジ色の発色のイワナが生息しています。
    単なる個体差くらいに思ってましたが、背中の色の様に
    その環境に合わせた保護色、はたまた警戒色?の可能性も考えられますね^_^

    近づくと痛い目遭うぞー

    みたいな笑

    モブというより中、大ボス感
    を感じます笑

    1. しげる より:

      魚太郎さん、ほんとに久し振りのコメントじゃないですか!
      (付き合いが長いので魚太郎さんには遠慮の無い対応)

      お腹とかヒレ回りが鮮やかな色をしているイワナ、釣れたら何だか嬉しいですよね!(^^)!

      あまりオレンジや赤の色が濃くないイワナもいれば濃いイワナもいる。
      色んな個性が楽しいです。

      保護色か警戒色か、恐らくその色になった理由があるのだと思います!

      レアキャラ的な嬉しさがあります(^o^)

  7. おーるいん より:

    こんにちは、何時も楽しく拝見させて頂いてます。
    「体力無くなるまで釣ってしまう」にニヤけながら激しく
    同意しました。 僕は西中国山地を中心に釣ってますが
    還暦前にしてもヘロヘロになるまで釣ってしまいます(笑)
    ちなみに今季は渓魚イワナ アマゴ ヤマメ ハヤ ウグイ カワムツの
    1日グランドスラムを目指してやってますが未だに
    達成したことありません。

    週一釣行の人にとっては貴重な一日なんで
    渓流はしごはやめられませんよね(笑)
    また楽しい記事を待ってます。

    1. しげる より:

      いつもブログ読んで頂いてありがとうございます(#^^#)

      「体力無くなるまで釣ってしまう」に共感頂けて嬉しいです(^^)

      還暦前にしてもヘロヘロになるまで釣ってしまうなんて、渓流釣りをすごく楽しまれているのが想像出来て嬉しくなります!(^^)!

      そのグランドスラムはかなり釣り場所も移動しつつ決め打ちでいかないと自然には難しそうですね!

      ルアーよりフライの方が達成しやすそうな気がします(^^)

      そうなんですよ!3月は週一釣行だったので貴重な一日、体力があるうちははしごして楽しみます(^O^)

      コメントありがとうございました(#^^#)

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