昨日は日曜日である。朝から釣りに行って来た。
といっても渓流ロッド、ファインテールが折れているので海に行ったのである。
そろそろ鳥取の海ではアジが釣れているらしい。
何事にも(?)本気の僕は、朝3時半に起きて、am5:00には既に海にいた。
しかし、すでに先行者は何人かいた。
ルアーの人、サビキの人。
しかしそれらの人のロッドはまったくしならない。
嫌な予感がした。
というのも、前にも書いたがアジは時合いを釣るというか、回っていれば爆釣するし、回ってなければ名人でも釣れないと思っているのである。
遠投サビキをし続けるがまったく釣れない。
まわりのサビキやルアーの人もまったく釣れていない。
1時間を超えた辺りから眠くなっていた。
そして決心したのは7時半くらいである。もう2時間半釣っていた。
ちょっとゆっくり目の釣り人が釣り場に来る時間にはすでに2時間半釣っていて坊主なのである。
もう帰ろうと思った。
でもせっかくだから、すごく近くにある港ものぞいて帰ろう。
そう思って車を出す。
その港も、朝早く何台か車が来ていたはずだが、僕がいったときには一人しかいなかった。
その一人は、白髪まじりのおじさんで、ルアーだった。
そして僕が見ている前でデカイ何かを釣り上げた。
僕は近寄った。
デカイアジである! 尺アジのサイズだ。
僕は思わず聞いた!
「アジ釣れるんですか!?」
おじさんは答えた。
「あの黒いの全部アジだよ」
僕には黒いのがまったくわからなかった。
おじさんは続けた。
「餌では釣れないよ」
アジを釣るのにサビキ釣りや餌釣りでは釣れない?
咥え煙草のおじさんはそういってルアーを投げた。
ちょっと抱かれてもいいと思った。いや嘘です。
でもおじさんの車にはロッドが3本あって、手返しはきびきびしていた。
僕が試しにサビキをすると、一投目で寝ているウキを見て、
「底が長すぎるよ!」
と言ってから颯爽と車に乗ってどこかに移動していった。
僕はサビキを何投かした。
しかしピクリともかからなかった。
サビキをしていると小さなジグと糸がかかった。
これ幸いにシーバス用ルアーロッドを出して投げたが、何投かして釣れなかった。
それどころか、何投目かでプチんとリーダーが切れて飛んで行った。
結局坊主だったのである。
しかし、僕は初めての意見を聞いた。
湾内で、餌には喰わないが、アジングには反応する大型アジがいるのだ。
アマゴでは、確かに餌に反応しなくてもルアーで釣れるようなのはいる。
アジも一緒なのかな。
やっぱり現場で話を聞くと勉強になるのである。
釣りは会議室でおきているんじゃない、現場でおきているんだ!
とかいうとおっさんなのが世代的にバレるのであった。
ランキングにご協力下さい!
押してくれるとブログ更新するやる気が上がります(^O^)/↓