今回は偏光レンズの話である。
偏光レンズのレンズ交換をしたのだ。
タレックスのオーバーグラス
僕は2年前、偏光レンズの購入で悩みに悩んだ。
詳細はブログカテゴリ 偏光グラスをご覧下さい。
そしてタレックスのオーバーグラス、レンズはイーズグリーンを購入した。
念のためにご説明すると、
- オーバーグラスとは、
- 眼鏡の上からかけられる、
- 偏光グラスなのだ。
念のため、眼鏡がなくてもかけられます。
左がオーバーグラス、右が僕の眼鏡。
眼鏡の上からかけて、こんな感じになる。
僕は少し目が悪い。
なのでオーバーグラスを買うまでは、釣りに行く度に使い捨てのコンタクトを付けて偏光レンズをしていた。
しかしさすがにお金が勿体ない気がした。
そこで度付きの偏光レンズを作ろうかとも思った。
タレックスで度付きの偏光レンズを作ると5万円前後になったりする。
そこで悩んで、辿り着いたのがオーバーグラスなのだ。
結論から言うと、
- タレックス、
- オーバーグラス、
- イーズグリーン。
は買って良かったと思っている。
オーバーグラスのメリットは、
- 眼鏡の上からかけられる。
- いつもの眼鏡なので、
- 見え方は変わらない。
釣り場に付いたら眼鏡の上にオーバーグラスをかけるだけという手軽さだ。
もし視力が悪くなってしまった場合、度付き偏光レンズだと作り直しになってしまう。
だけどオーバーグラスなら眼鏡の度数が変わっても問題無いのだ。
僕が気になっていたのは、
『眼鏡とオーバーグラス。2つもかけると重たかったり疲れたりしないか?』
という事だ。
実際に使用して、全然重くないし疲れない。
タレックスのオーバーグラスが軽いのもあるが、まったく問題無いのだ。
使用して思ったのは、タレックスのレンズってやっぱりすごい。
『かけているのを忘れるような見え方』って本当なのだ。
例えば1日釣りをして、帰ろうとして車に乗る。
運転しようとした時に、こう思った事があった。
「そういえば、オーバーグラスかけてたっけ?」
(しっかりとかけている)
本当にかけているのを忘れそうになる。
それくらい自然な見え方をしているんだと思う。
魚太郎さんもタレックスのトゥルービュー(かトゥルービュースポーツ)と、ラスターオレンジの2つを持たれている。
そして見え方がすごく良いと言われていた。
そして僕のレンズはイーズグリーンだ。
鮎釣り師さんや本流釣り師さんのように開けた場所で釣りをするなら、違うレンズを勧める。
だけど渓流のように、日中でも太陽の光を木々が遮って影になっていたりする場所。
そこはイーズグリーンがオススメなのだ。
朝マズメなどでまだ完全に明るくなっていない時でも、イーズグリーンなら見やすい。
明るく見えるレンズなのだ。
偏光レンズ交換と注意事項
そんなオーバーグラスのレンズを交換した。
僕の不注意が交換の原因だった。
3月~4月の早朝に釣りに行くと、釣り始めはすごく寒い。
なので厚着している。
しかし渓流を釣り上がって息があがると、逆に熱くなってくる。
- 体温が上がるからか、
- 発汗しているからか、
体の胸元あたりから暖まった空気が出ているのか。
とにかく結果として、眼鏡や偏光レンズが曇ってしまう事がある。
僕は眼鏡や偏光レンズが曇るのが、すごく嫌なのだ。
というのも僕は、魚の反応やルアーの動きを見るのが好きなサイトフィッシャーである。
とにかく魚を、魚の反応を見たくて仕方がない。
なので小さな渓流なのに魚見たさでポイントに近付き過ぎて、
- 手前のカタにいた魚に気付かれて、
- 魚が奥に逃げて、
- 他の魚も警戒して、
- そのポイント終わり。
という『渓流ルアー1年目あるある』を、6年目の今でも頻繁にやってしまうくらいである。
話を戻すと、眼鏡や偏光レンズが曇ると魚やルアーの動きが見にくくなる。
だから曇るのが嫌なのだ。
僕は自分の心が汚れたり曇っているのは棚に上げて、レンズの汚れや曇りがとても気になる男なのだ。
なので今年3月~4月始めの釣行では『くもりどめ』を使った。
しかしこれが失敗だった。
今回ブログタイトルの『注意事項』はくもりどめの事だ。
タレックスのHPではくもりどめがダメだとかは書いていない。
それくらいは調べてから使った。
だけど落とし穴があったのだ。
タレックスの偏光レンズには薄いフィルムが貼ってある(らしい)。
そのフィルムは、
- 夏の車内に置きっ放しや、
- 水分をしっかり乾かさない。
- それが劣化の原因になる。
要は高温や、水分がずっと付いている事。
それらがレンズ表面や素材の劣化原因になるのだ。
また、砂埃や塩分などが付いているままレンズを拭くのも傷つきの原因になる。
まず砂埃などは流してから拭くのが良いらしい。
そしてフィルムが劣化していたり、傷が付いている状態で曇り止めを使うとする。
すると傷が広がるというか、フィルムの剥がれが起きたりするらしいのだ。
(眼鏡屋さんが教えてくれた)
ちなみに僕は道具の扱いが雑だし、レンズを拭いたりする時には他の方より力を入れて拭いてしまっていると思う。
曇りどめを付けて拭く時もかなりゴシゴシやってしまっていた。
結果、僕のレンズはこんな風になってしまった。
すごく見にくい。
これではサイトフィッシングを楽しめない。
オーバーグラスは気に入っているので、レンズを交換することにした。
レンズ代は11,000円ほどだった。
(オーバーグラス本体は8,400円くらいで、セットで買うと20,000円弱)
レンズは取り寄せらしいが、すぐに届いて2~3日で交換してくれた。
そして綺麗になった僕のイーズグリーン!
嬉しいのでもう1枚!
これでまた、渓流サイトフィッシングが楽しめるのだ。
偏光レンズの種類など。
タレックスの偏光レンズは、実は色んなブランドで使われている。
例えばダイワも。
レンズはタレックスのイーズグリーンだ。
ティムコ サイトマスターもレンズはタレックスだ。
サイトマスター(Sight Master) キネティック グロスブラック
イーズグリーン以外に他のレンズもある。
そして有名なZEAL(ジール)も、レンズはタレックスだ。
下記クリックでナチュラムに飛びます。
僕はタレックスのオーバーグラス、イーズグリーンを買って良かったと思っている。
以前の僕のように、どのブランドのどのレンズを買おうか悩んでいる方に。
また僕のようにくもりどめをゴシゴシしてレンズを潰してしまわないように。
少しでも参考になれば幸いです。
本当は偏光レンズを綺麗な新品に交換する前に、
僕の汚れて曇っている心を、綺麗な新品の心に交換出来たら良いのだけど。。。
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このネタは、私にコメントさせてください!
実は今年の初めにOZNIS+トゥルービューを買いました。
以前からあるラスターオレンジとの比較です。
私は暗いレンズを毛嫌いし、できる限り明るいレンズと思い、ラスターオレンジにしました。
でも、周囲の色が変化し不満は少しありました。
今回トゥルービューを買い、明るさも申し分なく、色の変化もなく、満足しています。普段使いもしてます。
また注意事項として、ラスターオレンジは仕事で使っていました。
目に見えない埃がレンズに固着していたのか、拭いたらかなり傷がつきました。
レンズを綺麗にするときは、新しいクリーナー布で拭くことと、超音波クリーナーで洗うことだと思います。
洗ってもクリーナー布は傷つきやすくなる気がします。
汚れがひどかったら、眼鏡屋の無料クリーンです。どこでも無料ですし。
長文失礼しました。
かわしさん
タレックス所持者ですね!しかも2本(^^)
ラスターオレンジは輪郭がはっきり見えますが、確かに色は変わりますね。
トゥルービューは最初の1本に。とも言われますし、優等生の気がします(^o^)
僕のイーズグリーンも良いですよ(^^)
ホコリ、砂埃については本当に要注意だと思いました。
砂埃など付いたままレンズを拭くと、傷が付きやすいらしいです。
眼鏡屋さんも「無料でするのでいつでも超音波で洗いに来て下さい」と言われていました。
家ではまず砂埃を水などで流して取ってから拭くのがいいらしいです。
同じような経験していますね(*^_^*)
参考になるコメントありがとうございます(^o^)
水洗いしてから拭いても、ダメだっんですよー。専用の物が一番です。
目に見えないこびり付くレンズのゴミと、布に残るゴミが最大の敵ですよねー。
お店で大体5年くらいは保ちますと言われましたし、できる限り長く使いたいです。
レンズ代だけでも安くはないですし。
かわしさん
水洗いしてからでもダメだったんですか!
実体験を教えて下さってありがとうございます。
レンズ交換でも11,000円しましたのえ、かなり痛い出費でした(>_<) もし5年使えれば十分元を取った気がすると思います(^^) 僕の二代目イーズグリーンには長生きして貰おうと思います(^_^)v
私は今年からTALEXを投入しました。
フレームはZEALです。昨年まではSWANSの
イエローレンズを使用していましたが眼鏡店
で全てのレンズを何度も試着して決めました。
最後まで候補だったのはラスターブラウン、トゥルービュースポーツラスターオレンジでした。渓流で人気のイーズグリーンは私には少し明るすぎたので、最終的にはラスターオレンジ
にしました。SWANSでも不満はなかったのですが、
知らぬ間にフレームからレンズが紛失していました。
私はスキーを始めた頃からSWANS信者でしたので
偏光も代々swansを使用していましたが、今回TALEXに
してみて目からウロコでした。レンズカラーのせいもあるのだろうけど、ほんと良く見えるんです。高い買い物でしたが
TALEXにしてよかったです。
muraさん
こちらは渓流のハイシーズンに入っています。東北はあと少しでしょうか(^^)
タレックス、導入されたんですね(^o^)
SWANSも有名なメーカーですよね!
スキーからだと、muraさんはかなりの偏光レンズ歴だと想像します(^^)
タレックス、良く見えますよね!
見え方が自然だからか、付けているの忘れそうになってしまいます(^^;)
ラスター系、僕も候補に入っていました。
どんなレンズを選ぶかで、その人の釣り方や考え方が少しわかるような気がして面白いです(^^)
コメントありがとうございました!
ハイシーズンまではもう少しですね、浅瀬を必死にルアーを追ってくるのを見るとこちらもトランス状態です。(笑)
スキーでは偏光ではなかったけど、磯釣りで20年くらいはスワンズでした。磯では渓流ほど偏光に依存しないので、高価なタレックスまで必要としなかったんです。もしレンズを無くさなかったら今でもスワンズのままで満足してたんでしょうね。
muraさん
浅瀬でルアー追ってくるの楽しいですよね(^o^)
磯釣りで20年ですか!渓流って見え方、特に大事だと僕も思います。
購入の色んなきっかけってありますよね。
そしてイイモノを知らない間は知らないからいいのですが、知ってしまうと。。。
コメントありがとうございました(*^_^*)
管釣り始めて少しして、タレックスのアクションコパーを購入して使ってました!
コントラスト重視な感じですかね〜^_^
今は、渓流用はポラウイングSPXのシューターグリーン&管釣りサイト用にキャメルを使ってます!
タレックスは、今バス用になってます(笑)
目の保護&障害物&魚をハッキリと見る為に偏光レンズは釣りおいては武器ですね!
ヤングさん
タレックス経験者ですね(^^)
アクションコパーはコントラスト重視な感じがしますね!
ポラウイングSPXのシューターグリーンってなんだかイーズグリーンと近い気がします(^^)
ご指摘通り、目の保護&障害物&魚をハッキリと見る為に渓流では特に偏光レンズって大事な気がします。
僕はとにかく魚を見たかったので、良い偏光レンズを求めてタレックスを買って良かったと思っています(^_^)v
僕もタレックスのイーズグリーン使ってますが、相当荒い使い方なのでレンズの繊細さ勉強になりました。安いものではないので、大切に使わないとですね(汗)。
あと、オーバーグラス気になるなぁ。以前はコンタクト派だったのですが、段々とメガネの頻度が高くなり、今ではほぼメガネ。最近では偏光掛けずに釣りしてます(^^;
花屋のいちろーさん
お揃いじゃないですか(^o^)
僕も使い方が荒いのですが、今回の『くもりどめゴシゴシ』の件で反省しました。
よく見えるレンズですが、安くはないので出来るだけ長く使用したいですよね。
偏光かけずに釣りしているって僕の想像の枠外にいらっしゃいます(>_<) オーバーグラス、良いですよ! 釣りするまえに眼鏡の上からかけるだけで、水中が良く見えます(^^) 僕のように眼鏡の方にはオススメしたいです(^_^)v
こんばんは〜。
私も「良い偏光」を考えていたのですが、
ルアーやプラモ、その他日常に支障ありな
「年齢から来る手元の見えなさ」
の為に「リーディンググラス」(老眼鏡じゃない!!)を先に買うか迷っておりました。
が、以前眼球を痛めて、レーザー手術して半年、なんか目が霞むんで、今日眼科で検診してもらったら、そもそも視力が極端に衰えだしていたようで眼鏡そのものをまず作らなくてはいけないようです…
あ、怪我と視力の因果関係は全くありませんので。
眼鏡+偏光オーバーグラス
あんどリーディンググラスなんてなりますね〜。
3110tkjさん
『良い偏光』は良く見えますよ(^^)
「リーディンググラス」ってハズキルーペ的な感じでしょうか。
まず眼鏡を作られるんですね(>_<) オーバーグラスは眼鏡が変わっても、度が変わってもかけられるのでオススメです(^^) 僕は最近、グイッと目の前に突き出された書類を手に持って、距離を取って遠ざけて見るようになりました。 ヤバいですね。。。