大イワナが釣ってみたい。
少し前から、そう思っていた。
『何㎝から大イワナか?』の基準は難しい。
ちなみに僕のイワナ自己記録は36㎝だ。
なので最低38~39㎝は欲しい。
40㎝以上だと(自分的には)文句なしに大イワナと言える。
(注:湖ではなく、渓流源流など川での釣りの話)
大イワナなんて中々釣れない。
中々釣れないから、余計に釣りたくなる。
と言う事でイワナ狙いの釣行に行ってきたのだ。
9月の初釣りはイワナ狙い!
9月になって初めての週末で、釣り場には午前6時前に到着。
釣り始めてから1~2時間の釣果は、ぱっとしなかった。
20㎝ちょいくらいのサイズがぽつぽつ釣れたくらいだ。
足跡もあったり、人が入っていたのか反応はあまり良くなかった。
だけど場所によってはイワナは残っていて、反応が良い場所もあった。
嬉しかったのは、プロトの40㎜ちょいワンフックで釣れたことだ。
このルアーの製作ブログ、まだ書けてません。。。
この40㎜ちょいワンフックルアーは当初、『使い物にならない』と思っていた。
僕が初めて作ったタイプだから仕方ないとも思ったが、リップの位置などを何度か調整したり試した。
結果、『全然使えないルアー』から『全然使えなくはないルアー』にまでなったのだ。
まだまだ使いにくいし使い方に癖があるし、全然ダメだ。
だけど1匹釣れてくれたのが嬉しかった。
プロトワンフックで釣れたイワナ。
新規開拓で尺イワナ連発!?
そしてどんどん釣り上がって行った。
途中で渓流が2つに別れる。
悩んだ結果、まだ行った事がない新規の方に行くことにした。
そしてこれが大当たりだった。
新規場所をしばらく釣り上がると、途中からイワナの反応が抜群に良くなった。
そしてそれ以降、イワナが釣れ続けたのだ。
パチンコで例えると、
まるで『イワナの確変状態』だった。
今年1番釣れた。
ちゃんと数えてはないが、20㎝以上のイワナが20匹くらい釣れた。
川の規模は小さく、大場所はなくて小場所が連続するようなところだった。
小さなポイントで水もクリアなので、泳いでいるイワナが目で見える事も度々あった。
僕は魚が見たくて魚の反応が見たくて仕方ない人間だ。
だけどイワナに存在がバレないように出来るだけ気を付けて釣った。
僕の存在がバレないままヒットになれば、がっつりとルアーを喰ってくれていたのでバレにくかった。
そしていかにもの場所で一際強い手応えがあり、釣り上げると尺イワナだった!
32㎝~33㎝くらいあった。
久し振りの尺イワナは嬉しい。
にやにやと尺イワナを眺めていると、僕の心の中の村西とおる監督が顔を出してこう言った。
「ナイスですね!」
うん。監督、ナイスなイワナでしょう。
嬉しいので同じ尺イワナでもう1枚!
尺イワナリリース動画
その後もイワナの反応が良く、釣れ続ける。
サイズは27㎝~28㎝だが(僕的に)綺麗なイワナも釣れた。
イワナの反応が良く、がっつり喰ってくれて針がかりが良いのでドラグをきつめにした。
ドラグを出にくくすると、イワナの力強い引きをロッドに感じやすくなるのだ。
そして釣り上がるとまたしても一際強い引きが!
ドラグきつめなのでイワナの引きや重さをロッドに感じて気持ちいい!
イワナとの力比べを楽しみながらネットイン。
この日、2匹目の尺イワナ!(31㎝)
2匹目の尺イワナが釣れたポイントで、やって見たかった事を試した。
それは時々ブログやツイッターで見る、ランディングネットの中に渓魚が2匹並んでいる写真を撮る事だ。
この反応なら出来るかもしれないと思った。
尺イワナをネットにいれたまま、逃げられないように弱らないように川に入れた。
イワナが弱らないように、勝負は数投だ。
尺イワナが釣れたポイントにルアー投げた。
一投目でイワナがかかった!
やっぱりまだ居た!
ネットイン!
目標達成!
写真を撮って、もといた場所に2匹をリリース。
僕の自己満足に付き合ってくれてありがとう。
2投で尺イワナと20㎝少しのイワナが釣れた。
どのくらい反応が良かったのか分かって頂けると思う。
この日、2匹の尺イワナを釣ってくれたのはプロトの不器用ルアー45㎜ちょいだ。
小渓流向けのルアーで、緑金(みどきん)カラーが夏に効くというので塗った。
このルアーの製作ブログもまだ書けてません。。。
この日はイワナの反応が良かったのにも助けられたのだが、プロト45㎜ちょいの動きなどにもまずまず満足したのだ。
その後、この調子だと『大イワナ』が出るのでは!?
と思って釣り上がったが、そこまではさすがに出なかった。
だけど新規に行った場所での尺イワナ2匹。
この場所を『イワナパラダイス3』と名付けて、満足して釣りを終える事が出来たのだ。
しげるは源流を目指す!?
釣り上がった道を下りながら、色々と考えた。
僕は源流にはまだ行った事がない。
(と思っている)
だけどこの日はもしかしたら、源流域に足を踏み入れていたのかもしれない。
と言うのがこの日は夏日で日中の気温は34度の予報だったのだが、
- 午前6時の入渓地点で、
- 水温17度。
- 釣り上がって午前10時半で、
- 水温14度。
釣り上がった場所は夏日なのに涼しくて水温も冷たくて、小場所が連続していた。
そしてイワナたちのあの反応。
活性が高いというよりは、プレッシャーがかかっていない。
だからすごく素直な反応を見せてくれたんだろう。
こちらの存在に気付かせずに喰わせられればがっつりとフッキングしてくれる。
あまりのイワナたちの反応の良さに、足跡のあるプレッシャーがかかった川で渓魚を狙うのが嫌になるくらいだった。
源流釣り師さんは、釣り場に到達するまでに多くの時間をかけ、険しい道のりや危険を乗り越えて源流に向かう。
その険しい道のりの結果がこのような素直なイワナの反応なら、源流に向かう方々の気持ちがわかるような気がした。
しかし課題もある。
僕は少し険しい場所でも、あまり後先考えずに体力にものを言わせて登って行く。
多少険しくても登れてしまうのが、逆に危ないと思った。
この日、ちょっと危険を感じた瞬間があった。
- 迷いかけたり、
- 滑り落ちたり、
- 登るのは登れても、
- 降りるのが困難な場所に出会ったり。
たぶん源流に向かうには、遡行に関しても色んな必須スキルがあるはずだ。
地図も持たずに釣りに行くような僕では、まだまだ学ばなくてはいけない事が沢山ある。
源流には去年から行きたいと思っているけれど、ハードルが高くて中々足を踏み入れる事が出来ずにいる。
だけどほんの少しは『源流』や『大イワナ』に一歩近づけたような、そんなこの日の釣行だったのだ。
僕が行くまで待っててくれよ。
『源流』そして『大イワナ』!
(使用タックル)
ロッド:カワセミラプソディ TULN-502L
リール:シマノ 16 ストラディックCI4+ C2000HGS
ライン:PL-M64R PITBULL4 0.8号ライムグリーン
リーダー:バリバス ライトゲーム ショックリーダー 30m 2号
ルアー:不器用ルアー(プロト含む)
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単独での奥地は色々考えますね!
自分も、単独釣行なので水分&行動食etcは多少気を付けてます。
40間近のおっさんなんで、無理はしないようにしてますw
最近は、退渓ポイントに折りたたみのチャリを置いといて、帰りは楽に車まで帰ってます…
基本ヤマメ域しか行かないので、イワナには今シーズンも出会えそうにないです(笑)
しかし、ナイスなイワナ連発ですね(*^▽^*)/
ヤングさん
僕も基本1人なので山奥で何かあったら、、、って考える時あります(^^;)
行動食というかカロリーメイトは常に背中に入れています(^^)
僕は38歳なので、ほぼ同い年ですね!
退渓地点にチャリって盗られないか心配ですが、帰り楽そうで良いですね(^^)
ヤングさんはヤマメ域が主なんですね。
僕は無性にイワナが釣りたくなる時があります(^^)
イワナも可愛くて引きも強くて楽しいですよ。
コメントありがとうございます(^o^)
遂に源流マンしげるの誕生ですかd=(^o^)=b。
その沢はワイルド感漂う茶系のイワナなんですねぇ(*´ω`*)。
新作ミノーも今後が楽しみな感じで(^^)d
危険を感じた瞬間、そのくらい日常茶飯事ですよぉ(笑)。迷いかけ、滑り落ちは源流には付き物で(^_^;)、登ったはいいが降りるのが困難は、帰るには登り詰めて稜線まで出るのみ!!です(笑)。
花屋のいちろーさん
源流って、憧れますよね(^^)
源流の大イワナって、ロマンですよね(*^_^*)
源流マンになりたい気持ちはあるんですが、ハードルが高くて僕に飛べるかな(^^;)
新作ミノーはイワナに効果ありな気がするので僕も楽しみにしています(^^)
僕が危険を感じた瞬間は、いちろーさん(源流マン)にとっては日常茶飯事なんですね(>_<) 登り詰めて稜線って(^^;) やっぱり僕に飛べるハードルかなぁ(>_<) でも源流ってロマンがありますよね(コメント冒頭に戻ってエンドレス)
しげるさんーおはよーございますー(^^)/『イワナの確変状態』!また新しい格言出ましたねーーー! でも本当に気を付けましょうーー( ;∀;)! しげるさんのいってる通り、源流では注意が必要ですがーーやっぱり未知の世界を体験したいですよねーー! ナイスですーーも今また旬ですかねーーー(笑)!
しげさん
まさに『イワナの確変状態』でした(^^)
プレッシャーのかかってないイワナ、ルアーに素敵な反応をしてくれました(*^_^*)
ご心配ありがとうございます。ほんとに危険には気を付けます(^_^;)
しげさんも未知の世界に興味ありですね(^^)
人がまったく入ってないような場所は今はほぼないんだと思うんですが、やっぱり憧れてしまいます(^o^)
Netflix (ネットフリックス) で『全裸監督』って村西とおるさんモデルの映画を山田孝之さんが主演で放送されていたんです。
『全裸監督』見てみたいなあと思っているので、つい「ナイスです!」が頭に浮かびました(^^)
この名台詞をご存じの方がいてくれて安心しました(^o^)
私も源流チャレンジしたいですが、仕事絡みで釣りから帰ってクタクタの所、突如呼びつけられたりとか、緊急案件とかで携帯繫がる地区でないと、難しいとか…
なかなか踏み出せずにいます。
1日くらい任せては行けるのですが、魚ならば年齢の数値が今年ランカーになってしまったので体力的な心配が…
しかしながら、同世代の方が結構多いんですよね。
皆さん凄いですわ…
3110tkjさん
源流ってなんか憧れますよね(^o^)
お仕事柄、携帯の繋がるところじゃないと、、、となると難しいですね(>_<) 3110tkjさんの同世代の方も源流行かれているんですね! まだまだ行けますよ(^o^) しかし一方、その方々は色んな遡行技術や知識や経験があるから行けてるんだと思います。 甘く見ることはせずに、行くなら知識を増やして準備万端にして行きたいですね。 後半、自分に言い聞かせています(^^)
源流域近くまで行くと自然を満喫できるので楽しいですよ!(^o^)
緊急用にテーピング用の布テープと10メートル位の補助ロープ、崖登り用に簡易ピンアイゼンをザックに入れてます。
あと熊スプレーも!(^_^;)
ラオウのご主人様さん
源流域、自然満喫出来そうですね(^o^)
コメントに書いて頂いているアイテムでは、熊スプレーしか持っていません(^_^;)
やはり源流に行くには知識や装備から見直す必要がありますね(>_<) 源流だからとは限らないですが、最近テレスコのロッドが欲しくなりました。 色んな所登ったり降りたりかき分けたりするのに、ロッドが邪魔になるのが分かりました。 源流、行きたいなぁ(^^)
尺イワナを連発しちゃう人は源流に来ちゃダメです。
ハンデとして両腕に3㎏の重り付けて来てください。
イェーガーさん
源流域の先輩からまさかの源流立ち入り禁止が(^^;)
尺イワナはたまたまです(^_^;)
両腕に3㎏、、、
源流釣り師養成ギプスみたいですね(^^)
そのギプスで、星飛雄馬(ほし ひゅうま)のように『巨人の星』じゃなくて『源流の星』になれるかも。
いや、そんなギプス付けていたら源流で滑落して星になってしまうかも。。。
妄想が膨らみました(^o^)